私の名前はジロギン。
今日もまた暇つぶしになる遊びを考えましたので、紹介していこうと思います。
せっかくだからゲームの名前も考えてみました。多分世にないゲームだと思うのですが・・・いや同じようなゲームを誰かが考えているでしょうけど。けど気にせず名前を付けちゃいます!さもオリジナルゲームかのように!
名前は
「66(ダブルシックス)ターゲット」
です!
やはりネーミングには中二病は欠かせないです。こういう名前にしました。正式な由来は後ほど説明しますっていうか、ゲーム内容を見れば大体分かります。
どういうゲームか解説していこうと思います。
ルール
「66ターゲット」に必要なものは
サイコロ 1個
よく切ったトランプ(ジョーカーを除く) 36枚
です。必ずカードの枚数は36枚にしてください。
まずは36枚のトランプを縦6枚、横6枚に並べ、6×6で36枚全てを置きます。
こんな感じで。
そしてプレイヤーは2回続けてサイコロを振ります。
1回目に出た数字は縦列の数字を表し、2回目に出た数字は横列を表します。
例えば1回目に出た数字が3、2回目に出た数字が4だった場合。
プレイヤーは上から3列目、左から横に4番目のカードをめくります。
今回は2が出ました。この場合2点がプレイヤーの持ち点となります。めくったカードの数字がそのまま点数になるので、最大で13点、最小で1点です。
これを2人のプレイヤーが先攻、後攻を決めて3回戦まで行います。3回戦行った数字の合計が多いプレイヤーの勝ちです。
注意点として、先ほど例に挙げたサイコロの数字、1回目が3、2回目が4をもう一度出してしまった場合、そのポイントにあるカード(スペードの2)はすでに前のプレイヤーがとってしまっているので、カードがありません。よって獲得ポイントは0点となります。
基本的に2人以上で行うゲームですが、私はエブリデイ一人ぼっちですので、今回も自らの幻影こと「ファントムジロギン」との勝負になります。
前回のゲームでは私が勝っています。
関連記事:バイオ7を参考に一人でトランプの「ブラックジャック」をやってみた! - 私の名前はジロギン。
それではどんなゲームになるか実際にやってみましょう!
第1回戦
私が先攻で、ファントムジロギンが後攻です。
まずは私から、サイコロを振ったところ
1回目 5
2回目 3
なので、上から5番目、左から3番目の数字をめくります。
カードは10なので10点!かなり有利になりそうな大きな数字です!ファントムジロギンの引いたカードによっては大きく差をつけることができそうです。
次はファントムジロギンのターン!
ファントムの出た数字は
1回目 5
2回目 3
なんと!立て続けに同じ数字が!
5−3はすでに私が獲得しておりますので、ファントムジロギンの1回戦目の点数は0点!
こんな感じで進めていきます。あと2回行います
ここまでの合計点
ジロギン 10点
ファントムジロギン 0点
2回戦
それでは私のターン!サイコロを振ります。1回戦ですでに10点もの差がついていますので、もしここでまた10以上の大きな点数のカードを引ければかなり勝ちに近づきます!
出た数字は
1回目 6
2回目 2
でしたので、上から6番目、左から2番目の数字をめくります。
出たカードは1・・・う〜ん最低点か。世の中それほどうまくはいかないですね・・・これで私の合計点は11点。
もしファントムが12、13を引き当てれば一気に逆転されてしまう状況。そして11点差しかないので、もしまたファントムが私と同じ位置のカードを引き当てたとしても3回戦目で逆転可能な点数差なので勝負はわからない状況です。
ではファントムジロギンのターン!ファントムの出した数字は
1回目 2
2回目 4
でした。上から2番目、左から4番目のカードをめくります。
カードは9!!うぉぉ・・・ファントムのやつ・・・かなり持ってるな・・・ここで9を引き当てるとは・・・
これで私とフェントムとの差は2点。これは勝負がわからなくなってきましたね!
勝負は最終戦までお預けとなりました!
ここまでの合計点
ジロギン 11点
ファントムジロギン 9点
3回戦
これで最終戦となるでしょう。その前に一旦状況を整理してみましょう。
ファントムがこの勝負で最高点の13点を出した場合、合計点は
9+13=22点
ということは、私は12点以上を出すことができれば、ファントムのターンを待たずして勝利が決まるということです。11点の場合は同点でもう1回戦行わなければなりません。もし10点以下ならば勝負はファントムのターンまでわからないということですね。
私としては12以上のカードを引き当て勝負を決めたいところ。ですが、そもそもこのゲームに使用するカードは36枚しかないので、12以上のカードが入っていない可能性もあります。
また最悪の場合、これまでに引いてしまっているカードと同じ位置のサイコロの目を出してしまい0点になってしまうかもしれません。
常に求められるのは度胸と勝負強さってわけか・・・それは家で一人遊んでいる時でも変わらない・・・時には先の見えない闇に、一か八か突っ込まなければならない時もある。
だがそんな闇も、俺のカードと、サイコロと、運を信じて切り開くぜ!
行くぞ御伽!俺のターン!ダイスロール!!
1回目 5
2回目 2
・・・うん、まぁ、微妙。3ね・・・3。人生いつもこうだったよ。何やらせても中途半端だったよ。最下位でもないけど1位でもない。そんな結果を連発し続けた人生だったよ。それはいつでも変わらない。休日の朝っぱらから自分で考えたゲームをやっている時でさえも・・・
ということで私の3回戦までの合計点は
10+1+3=14
ということになりました。
14ってことは・・・ファントムジロギンが6以上のカードを引いた場合、私の負け。5なら引き分け、4以下ならば私の勝ち・・・
これはいい勝負になってきましたねぇ!おもしれぇ!こういうスリル(全然ないけど)を私は求めていたのさ!
さぁ!ファントム!ダイスをロールしろ!勝負をつけよう!!
ファントムの出した目は・・・
1回目 2
2回目 5
ではめくってみましょう。これで勝負が決まります。
なにぃぃぃぃ!?
13だとぉぉぉ!?
ファントムの合計点はこれで
0+9+13=22
すなわち今回の勝負は、
ジロギン 14点
ファントムジロギン 22点
ということで8点差でファントムジロギンの勝利となりました。
完・全・敗・北!!
過去に3回ほどファントムジロギンと勝負していますが、私は2回負けてるんですよね。このままだと私の幻影に自らの心身共々乗っ取られ、私自身がファントムとなってしまうかもしれません。
いや、自らの幻影と自分自身、一体何の差があるのだろうか?幻影も含め自分なのだ。この勝負を通して、本体と幻影が一体となる。本体は幻影という名の母体に、幻影は本体という名の母体に還るだけなのだ。全てが私を構成する要素なのだ。そう考えると・・・って私は一体何を言っているのだろうか・・・
ということでやってきました「66ターゲット」
サイコロを2回振ること、すなわち6×6、カードの並べ方が6×6ということで66(ダブルシックス)という名前をつけました。ターゲットというのは・・・なんかかっこいいからです。
トランプとサイコロがあれば簡単にできるゲームです。そんなに頭も使わない運頼りのゲームですから。大人も子供も一緒に楽しむことができます。プレイヤーの数としては2〜4人くらいがいいですかね。それほど使うカードが多いゲームでもないですので。家族や友達、恋人と、あと修学旅行の時の暇な時間などにお楽しみください。