私の名前はジロギン。
ポーカーというトランプゲームをご存知でしょうか?
5枚のカードを引き、決まった役になるようカードを捨てたり引いたりして、複数名で勝敗を競います。
役は揃えにくいほど強くなります。一番強い役を揃えた人が勝ちになります。
賭け事に用いられる代表的なゲームです。
ただ、強い役は本当に揃えにくいです。自分の意思でカードを残したり捨てたりできるものの、それでも揃う確率は非常に低いです。
そこで今回は、
ポーカーの各役が1発で揃う確率は何%なのか?
カードを500回引いて調べてみました!
以下、各役ごとの紹介と500回引いた時に揃う確率の検証結果になります。
検証方法
・ポーカーのルールに則り使用するカードはジョーカーを除く52枚のトランプです。
・カードをシャッフルし、山札の一番上から5枚引き、役を確認します。
その時点で役が揃っていた場合、「1回揃った」とカウントします。
・引いたカードは再度山札に戻しシャッフル。改めて上から5枚引き、役が揃っているか確認します。
・この作業を500回繰り返します。
ワンペア
絵柄に構わず、同じ数字の組が1組できるのがワンペアです。
1番弱い役になりますが、最も揃えやすいです。ワンペアが勝てるのは、自分以外のプレーヤーの役が揃ってない場合のみです。
500回引いた時にワンペアが1発で揃う確率は・・・
200回/500回(40%)
でした。3回引けば2回、運が良ければ3回ともワンペアになる計算ですね。
ツーペア
絵柄にかかわらず、ワンペアの組み合わせが2組できるのがツーペアです。
ワンペアの上位に当たる役です。ツーペアも比較的揃いやすい役なので弱い方になります。
500回引いた時、ツーペアが1発で揃う確率は・・・
14回/200回(2.8%)
でした。激減しましたね。ワンペアに比べてツーペアが揃う確率は3%弱でかなり低いです。
カードが配られた段階でツーペアが揃っているのは実は期待薄です。
スリーカード
絵柄にかかわらず、同じ数字のカードが3枚揃う役がスリーカードです。ツーペアに勝つことができます。
500回引いた時、スリーカードが揃う確率は・・・
9回/500回(1.8%)
でした。意外とツーペアと大きく変わらない結果になりました。ツーペアを引くよりスリーカードを引けた方が強いですからね。実はそれほど確率的に差のないツーペアとスリーカードでした。
ストレート
絵柄にかかわらず、数字が5つ連続する役がストレートです。画像は1〜5になっていますが、例えば6〜10などでもストレートになります。スリーカードの上位に当たる役です。
500回引いた時、ストレートが1発で揃う確率は・・・
2回/500回(0.4%)
でした。まぁまず引くことはないですね。カードを交換していくことで揃えるしかないでしょう。1発で引き当てたら相当ラッキーだと思います。
ちなみに今回の検証では、
75回目と196回目でストレートを引きました。
フラッシュ
今度は数字にかかわらず、5枚同じ絵柄が揃った場合、フラッシュという役になります。フラッシュは役の強さでいうと真ん中くらいになりますね。
500回引いた時、フラッシュが1発で揃う確率は
1回/500回(0.2%)
でした。ストレートよりさらに低い確率・・・フラッシュが1発で揃うことはほぼないでしょう。人生で500回以上ポーカーをする人は非常に限られていると思いますので、生きてきて1発でフラッシュが揃うことに巡り会える人は、運命の出会いを果たしていると言えます。
今回は408回目でフラッシュが揃いました。
それ以上の役は1回もそろわず0%
フラッシュ以上の役が1発で揃うことはありませんでした。
今回は500回と回数を絞ったので、それ以上の回数を検証すれば出るかもしれませんが、もはや何万分の1という確率になってしまうかもしれません。
特に一番強い役のロイヤルストレートフラッシュが揃う確率は限りなく0に近いと思います。
ここからは各役の紹介だけにとどめておきます。
フルハウス
絵柄にかかわらず、ワンペアとスリーカードを揃えるとフルハウスになります。
揃いやすい役2組を揃えるので、比較的揃いやすく、役としても上位に当たる強い役です。コスパのいい役のイメージがあります。
0回/500回(0%)
フォーカード
同じ数字のカードが4枚揃うとフォーカードです。
揃いやすいようで意外と揃わないフォーカード。フォーカードまで揃えられたらもう高確率でその勝負は勝てるでしょう。
しかし1発目で揃えるとなると、不可能に近いと思います。
0回/500回(0%)
ストレートフラッシュ
同じ絵柄で、数字が連番にいなっている役がストレートフラッシュです。その名の通り、ストレートとフラッシュが合わさった役です。
上から2番目に強い役ですが、ストレートとフラッシュの揃いにくさは先述の通りです。ストレートフラッシュが1発目で揃うのを期待するのは、無駄でしょう。
地道に手札を交換しながら作らなければ揃わない役だと思います。
0回/500回(0%)
ロイヤルストレートフラッシュ
同じ絵柄で、数字も10〜Aまでが連番になっている役がロイヤルストレートフラッシュです。「ロイヤル」ですので、ジャック、クイーン、キングの王族を含まなければならなりません。
非常に限定的な役ですが、ロイヤルストレートフラッシュは最強の役となります。揃えれば勝ち確です。が・・・ロイヤルストレートフラッシュを揃えるのは至難の技。ポーカーのルールで手札を交換しながら揃えようとしてもまず揃わないですし、1発目で揃えようなんていうのは虫が良すぎる話でしょう。
0回/500回(0%)
まとめ
では各役が1発で揃う確率をまとめます。
ワンペア=200回/500回(40%)
ツーペア=14回/500回(2.8%)
スリーカード=9回/500回(1.8%)
ストレート=2回/500回(0.4%)
フラッシュ=1回/500回(0.2%)
フルハウス以上の役=0回/500回(0%)
という結果になりました。
いや〜、暇ですねぇ私。でもいい暇つぶしになりました。暇つぶしにも最適ですね。
検証には3時間要しました。カードをシャッフルしまくりました。
検証しすぎて腱鞘炎になっちまいました。なんてね。
これを1000回、2000回と回数を増やしていけば、フルハウス以上の役が揃う確率も導きだせると思いますが・・・正直死を覚悟するような検証になると思います。単純作業で精神が死にますね。
今度は
「ロイヤルストレートフラッシュが1発で揃う確率」
も検証してみましょうかね・・・何日かかるかわかりませんが。