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『デッドマンズQ』の感想!ジョジョの荒木飛呂彦先生書き下ろし短編!

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買いました!
『死刑執行中脱獄進行中』

 

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『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの作者、荒木飛呂彦先生書き下ろしの短編集です!


ちなみに当ブログの「疑問増殖中 只今解決中」というタイトルはこの短編集のタイトルのパクリです。語感が良いなと思いました。…パクるにしてももうちょっとカッコよくパクリたかったなぁ。

 

 


荒木飛呂彦先生の短編4作が収録されています。ジョジョも面白いんですけど、荒木先生はもしかしたら短編の方が向いているんじゃないでしょうか?簡潔な作品であるほど荒木先生のホラーチックな世界観が出てくる気がします。
ホラーは「一瞬のインパクト」が大切だと思いますので、あまりに長いと冗長になってしまうんですよね。
それもあってかジョジョも、とりあえずシリーズものではありますが、1〜8部に区切られており、各部で主人公や舞台がガラッと変わります。1巻から全部通して読まなくても、各部ごとの面白さがあります。こういうことができるのも荒木先生らしさだと思います。

 

 

 

収録されている話の中で、『岸部露伴は動かない〜エピソード16:懺悔室〜』はすでに読んだことがありました。こちらも荒木先生の短編集『岸部露伴は動かない』に収録されています。

 

 

 

 

 

収録作品の中で個人的に1番面白かったのは、


『デッドマンズQ』

 

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です!ジョジョ4部「ダイヤモンドは砕けない」の敵キャラクター、『吉良吉影』が、東方仗助、空条承太郎らとの戦闘後、死亡したあとの世界を描いた作品です。

 

吉良は死後、幽霊になっています。見た目は川尻浩作に整形後、バイツァダストが発現した時の姿に見えますが、服装がド派手すぎます。
幽霊になった吉良はスタンド能力「キラークイーン」は使えなくなっているようです。吉良の親父はスタンド使えてましたけどね。多分作品的にキラークイーンを使えたら、作品として成立しないくらい問題解決出来てしまうからでしょう。…っていうのはちょっと冷めた意見ですね。吉良は最後「振り向いてはいけない小道」の幽霊みたいなやつらにあの世に引きずられていきます。その際にキラークイーンはバラバラに砕かれてしまいました。

 

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この時にキラークイーンは完全消滅してしまったのかもしれません。よく見ると吉良も砕かれてますが…そこらへんは色々あって大丈夫だったのでしょう!

 

 

 


『デッドマンズQ』の吉良は生前の記憶をほとんど失っています。幽霊となった吉良はとある尼さんの依頼を受けて、指名手配犯の暗殺などを「仕事」として暮らしていました。


作中通して吉良は「自分の暮らせる家」を探していました。でも幽霊なのでなかなか部屋を借りることができず苦労していました。


幽霊になったとはいえ、何でもできるということではありません。いろんな条件があります。


・吉良が他人の家に入る時は、入居者の「魂の許可(入って良いよという許可)」が必要(中に誰もいない建物は無断で入れる)


・生きている魂に触れると、腕や足がもぎ取れてしまう。


・移動は人間同様電車などを使う。


・現金は持てない


などなど…
これは荒木先生が「幽霊には幽霊ならではの苦労がある」という様子を描きたかったためだそうです。何となくわかります。怪談話とか聞いてると、幽霊が瞬間移動できたり、人を自在に操れたり、災害を引き起こせたりなど、「自由過ぎるだろ!」と思うことがありましたが、さすが荒木先生、そこんところはキチンと解決してくれているんですよね。だから面白いと感じた!

 


作中の吉良は、尼さんの依頼で「屋敷幽霊」という、建物そのものが幽霊という特殊な幽霊の調査に向かいます。屋敷の中ではこんな吉良の様子も見れます。

 

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こんなハイテンションなキャラじゃなかったはずだが…死んだことでいろんな価値観が変わったんですかね?でも竹久夢二ではしゃぐあたり、なかなか頭良さそうですね。


この屋敷に存在するものは全て幽霊なのですが、屋敷で吉良が見つけた卵が実は吉良をこの世から消し去る「掃除屋」という存在でした。
吉良は気がつきます。なぜ尼さんが自分を幽霊屋敷に差し向け、そこに自分を消す「掃除屋」がいたのか…すなわち、そういうことです。

 


文章だけでは伝わらない。
やっぱり荒木先生の作品は絵も伴って一つの作品です!ちょっと古い作品なので本屋さんには売ってないかもしれません。ブックオフかAmazonで買うのが良いでしょうね!
退屈な日常に少しスパイスを加える作品になるでしょう!

 

 

死刑執行中脱獄進行中 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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