それが「ドラゴン」ですよね。
ヨーロッパに伝わる「サラマンダー」のようなでかいトカゲのようなヤツとか…
しかし、鱗のような硬い皮膚、大きな羽、鋭い爪というのが、多くの方のイメージにあるドラゴンに共通しているかなと思います。
そしてこれも共通しているでしょう。
ドラゴンは「口から火を吐く」ということです。ファンタジー作品に登場するドラゴンの9割くらいが火を吐くのでは無いでしょか?
多分世の中の右利きの割合寄り多い気がします。
ここで、一つ疑問が湧いてきます。
「ドラゴンはどういう理屈で火を吐いているのか?」
という疑問です。
火を吐く生き物は現実にはいませんから、火を吐く理屈が気になります。
そこで本気で考えてみました。
有力なのは
「火を作り出す臓器が体の中にあって、火を吐き出せる」
という説でしょうね。
特殊な臓器で火を作り、吐き出す…吐き出すってことは嘔吐物なのか?火はドラゴンの嘔吐物なのか?
多分この火を作る臓器説を成り立たせるには、「ドラゴンの息は火がつきやすい」という説も併せなければなりませんね。
例えばアンモニアの息とか…すっごい臭そう。ドラゴンの魅力が激減ですね。
他には…実はドラゴンは二酸化炭素を吸って酸素を吐き出してる植物みたいな呼吸をしていたとか…これならドラゴンのイメージも上がりますね。環境を考えてる良いやつみたいな。
油を作り出す臓器もあって、その油を吐き出すと同時に火をつけるという火炎放射器のように火を吐く説もありますが、これは完全に嘔吐物に着火パターンなのでカッコ悪いですね。
魔法で口元に火を発生させているという説もありますが、魔法とか言っちゃうと現実的ではないですからね、却下!私が却下!
他にはこんな説が考えられますね。
ミイデラゴミムシという虫が現実に存在しています。
この虫は外敵などに襲われたときのための、自衛の技を持っています。
それが高温のオナラです。
つまりめっちゃ熱いガスを相手に浴びせます。その温度は100度になるとか…凄まじい温度です。
ミイデラゴミムシ自体小さいので、小動物相手ならばこのガスで火傷を負わせることもできるそうです。人間相手だとそうもいきませんが、皮膚の角質のタンパク質とベンゾキノンが反応して褐色のシミになり、臭くなります。
もしかしたらこの原理を利用していたのがドラゴンの吐く火だったのかもしれません!
高温のガスを炎と呼んだのかも!
ゴミムシの大きさでは人間に致命傷を与えることはできませんが、体長数メートルのドラゴンがこのガスを吹きかけてきたら、人間もひとたまりもないでしょうね!100度ですから!
…ということはドラゴンはお尻から火を吐いていた?ダッサ!これもドラゴンのイメージダウンだぁ…
という感じで、ドラゴンが火を吐く理論を考えてきました。他にも納得のいく理論があるかもしれませんので、引き続き考察していきたいと思います。
ただ一つ言えることはまずドラゴンを見つけることから始めないとこの考察はいつまでたっても答えにはたどり着かないということです!