私の名前はジロギン。

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【ハンター修行】馬鹿野郎!こんな時期にヒキガエルの群生地に入るヤツがあるか!

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私の名前はジロギン。

 

私はプロハンターではあるが、最近自分の修行不足を感じ、改めて修行をし直している身だ。今朝も4時半からジョギングをしてきた。持久力のトレーニングは全ての基本になる。今日は軽めに、5kmほど走った。

ジョギングはちょうど1週間前から始めた修行だ。先週は色々とハプニングがあり、念を使いながらのジョギングとなってしまったため、だいぶ疲労が残った。

www.g913-jiro.com

常人ならばここで挫折していたかもしれない、しかし、念能力者である私は、

「走行距離を半分程度にし、土日限定で走る」

という制約をつけることでこの課題をクリアし、今週もジョギングに取り組めた。念で解決できないことは世の中にほとんどないのである。

ただ、今日のジョギングは前回と違った意味でハプニングというか、自分のハンターとしての未熟さを思い知らされた出来事が発生した。今回はそのことについて書いていこうと思う。

 

 

 

我が家の近くには川が流れており、その両サイドがジョギングコースになっている。正直川は汚く、どことなく異臭がするのだが、走ることと音楽を聴くことに全オーラを集中させることで嗅覚を一時的に鈍らせれば、走るのにはうってつけの環境だ。約2.5kmほど走って対岸に渡り、折り返してきた。その復路で今回の出来事は起きた。

ジョギングコースに大きなカエルがいたのだ!しかも2匹!おそらくヒキガエルと呼ばれる種類のカエルだろう。

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引用:ニホンヒキガエル - Wikipedia

写真を撮ろうかと思ったが、カエルが苦手という人もいるのでやめておいた。詳細はウィキペディアを読んでもらいたい。

可愛いイラストを使ったが、カエルと聞いて多くの人が想像する、緑色で小さいアマガエルと比べて、ヒキガエルはかなり大きい。今回私が目撃したヒキガエルもかなりでかかった。きちんと測ったわけではないが、これくらいはあったと思う。

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(引用:HUNTER×HUNTER 8巻49P/冨樫義博)

 

私はカエルなどの両生類に対してそれほど抵抗感を抱かないタイプの人間で、子供の頃は片田舎に住んでいたこともあり、カエルはよくハント(狩り)していた。しかし、ジョギング中に急に現れたので今回はさすがに驚いてしまった。その驚嘆からくるわずかながらの恐怖心が、私にヒキガエルをより巨大に思わせてしまったのだろう。実際は体長10cm(足を伸ばした状態で20〜25cm)ほどだったと思う。色は黄土色・・・いやわかりにくいな、例えると「体調の良くない日のう○ち」の色をしていた。

 

 

 

最初に発見したヒキガエルは、向こうも私を見て驚いていたようですぐにどこかに逃げてしまった。おそらく私のオーラを見て「勝ち目はない」と踏んだのだろう。正解。正しい判断だ。私はガリガリではあるが、カエルには負けないと自負している。しかし2匹目のヒキガエルは、私の前に立ちはだかり、なんなら胸を張って、堂々と勇しい姿をキープしたままだった。逃げも隠れもしない、覚悟ある佇まいだった。

その時の私は、ヒキガエルを見かけたことに警戒心など抱かず、完全に童心に帰っていた。

「うわぁ〜!ヒキガエルだ〜!かわいいなぁ〜!東京にもいるんだなぁ!ちょっと触わってみよう!」

と、まるで久しぶりに会った親戚の子供に触ろうとするおじさんのように、ヒキガエルに触ろうとしていた。

だが、この時、私のハンターとしての勘が働いた!

このヒキガエルに触っちゃならん!

このヒキガエルの勇ましい佇まいというのは、いわば臨戦態勢とも取れる。私という外敵に対して戦う意思を示していると考えられるのだ。念のため「凝」(目にオーラを集中し、隠された念能力などを看破する技術)を使って見てみたところ、案の定このヒキガエルは「円」を使っていた。「円」の中に入った者を即座に捉え、一瞬で攻撃しようとしているのだ。このカエルの心情を汲み取るとするならば、

「俺の『円』は舌が伸びる間合い(半径20cm)までで十分!(つーかこれが限界)」

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(引用:HUNTER×HUNTER 11巻17P/冨樫義博)

 

といったところだろう。もし私が「円」に気がつかずヒキガエルに触ろうとしていたら・・・今頃指の2〜3本は失っていたかもしれない。「凝」を怠っていたことが原因だ。

そしてもっと基本的なことを言うならば、ハンターとしては好奇心や探究心を持ち合わせることは大切だが、だからと言ってあまりにも不用心に行動していいというわけではないのだ。

 

 

 

これは後ほどハンターサイトで調べたことなのだが、ヒキガエルはを持つカエルらしい。後頭部あたりから毒を分泌し、その毒に触れると皮膚が炎症を起こす可能性があるそうだ。非常に危なかった。私は指先をオーラとハンドクリームで守らなければ、冬場はひどいあかぎれになってしまうほどデリケートな皮膚をしている。ヒキガエルの毒に触れようものならば私の指は・・・考えるだけで恐ろしいことだ。どのみち触れないで正解だった。いやはや、「円」と毒の二段構えとは恐れ入る。

7月に入り日本全域でかなり気温が上がってきた。気温の上昇に伴い、生き物たちの活動も活発化しているようだ。中には私が出会ったヒキガエルのような毒(と念能力)を持つ生き物もいる。無知であることは迂闊な行動を生み、その行動が自らを危険に追い込む。熟練のハンターからすれば、今朝の私の行動は、

馬鹿野郎!こんな時期にヒキガエルの群生地に入るヤツがあるか!

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(引用:HUNTER×HUNTER 1巻22P/冨樫義博)

 

と一喝したくなったに違いない。

挙げ句の果てに私は、毒(と念能力)を持つヒキガエルに「可愛いから」という理由だけで触ろうとしていた。これもあってはならない行動だ。例えば、可愛い女性を見かけて

「あなたちょっと可愛いですねぇ、触らせてもらってもいいかなぁぁ〜?」

などという行動をとることは、ハンターとかそういうの以前にやってはいけない犯罪だ。それと同じことを私はヒキガエルに対して行おうとしていた。ヒキガエルを触っただけでは罪には問われないが、ヒキガエルにも「人間の手で触られたくなどない」という警戒心がある、プライドがある。そんなヒキガエルに触れば、罪にはならない、経歴に傷は付かないが、皮膚には傷が付いていたかもしれない。

・「凝」を怠りヒキガエルの「円」に気がつけなかった。

・ヒキガエルが毒を持つという生態について知らなかった。

ハンターとして、私はまだまだ未熟なようだ。