私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

有名ジャンプ漫画家さんたちの知られざる「マンガ短編集」を紹介する!

 

私の名前はジロギン。

 

私は毎日ハンターハンターの記事を書くほどハンターハンターファンであり、昔から週刊少年ジャンプファンでもあります。小学校低学年の頃から、なんだかんだで20年近く読み続けています。

週刊少年ジャンプに連載されているマンガは、「連載」という言葉通り長編のストーリー物がほとんどです。ジャンプ作家さんたちの代表作と言えばどれも長編マンガが挙げられると思います。

しかし、ジャンプ作家さんたちの中には自身が書いた読み切りや短編のマンガが「短編集」という形で単行本化している方もいらっしゃいます。そこで今回は普段あまり日の目を見ない

有名ジャンプ漫画家さんたちの知られざる「マンガ短編集」

を紹介していこうと思います!

 

 

 

WANTED!:尾田栄一郎

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まずはジャンプの看板を張り続けている「ONEPIECE」の作者・尾田栄一郎先生の読み切り集「WANTED!(ウォンテッド)」です。

ワンピースを連載する以前、尾田先生が若かりし頃に書いた作品が載っています。まだ連載前の作品だというのに、めちゃくちゃ面白んですよね・・・中には侍・リューマなどワンピース本編の設定にそのまま応用されたマンガまであります。まだ10代かそこらでこんな作品書いてたんだとしたら、そりゃ天才ですわ。

概要

 史上最大の賞金首ギル・バスターに、幽霊がとりついた!? 幻の処女作『WANTED!』、大人気作品『ONE PIECE』の原点、もう一人のルフィがここに!『ROMANCE DAWN』ほか3編を収録!!

(引用:Amazon説明文)

 

 

 

狼なんて怖くない!!:冨樫義博

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知らなかった・・・私の大好きな「HUNTER×HUNTER」の作者・冨樫先生の漫画家デビュー初期の短編集です。こんな代物があるなんて知らなかった!冨樫先生の短編集と言えば「レベルE」だと思っていましたが、もう1つあったんですね。

 ただ、この「狼なんて怖くない!!」も冨樫先生の作品ですから、レベルEに近いような、SF系の不思議な短編集のようです。むしろ、「狼なんて怖くない!!」の中の作品から、レベルEの設定につながったものもあるみたいですね。表紙のイメージからは冨樫先生の画風を読み取ることはできませんが、果たして・・・

冨樫ファンなら見逃せないですね!若かりし冨樫先生の作品が6話収録!

概要

拓狼は転校続きの高校生。かわいいさやかちゃん目当てでバスケ部に入ったものの、体の事情で夏の合宿は無念の不参加。満月のため参加できない彼は実は人狼だったのです!表題作ほか5編を収録。

(引用:Amazon説明文)

 

 

 トリコ外伝:島袋光年

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「トリコ」や「世紀末リーダー伝たけし」を連載してきた「しまぶー」こと島袋光年先生の短編集です。トリコ外伝と銘打っていますが、掲載されているトリコは読み切り時代のトリコです。本編と設定がちょっと違うんですよね。トリコは同じ感じですが。

その他しまぶー先生のギャグマンガなど合わせて6作品が収録されています!

しまぶーはギャグマンガもめちゃくちゃ面白いんですよね。個人的にはトリコより面白いかもしれない・・・

 

 岸辺露伴は動かない:荒木飛呂彦

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数ある漫画家さんの短編集の中で私が最も好きなのが「ジョジョの奇妙な冒険シリーズ」作者の荒木飛呂彦先生の短編集「岸辺露伴は動かない」です。4部に登場する漫画家・岸辺露伴が取材先で体験した恐怖のエピソードを収録しています。

ジョジョの世界で繰り広げられる奇妙な出来事が1話に収まった感じです。テンポよく読めますし、奇妙な事件を独自の観点から考察する露伴先生がかっこいいんです。設定は本編と若干異なります。パラレルワールド的な作品ですね。

 また、同じく岸辺露伴先生の不思議な体験を描いた「岸辺露伴 ルーブルへ行く」もあります。こちらも短編読み切りです。ルーブル博物館へ行った露伴先生が奇妙な出来事に巻き込まれます。実際に荒木先生がルーブル美術館へ赴いて描いたことでも有名な作品です。

 あと個人的にこの短編集も好きです。「デッドマンズQ」!4部に登場した吉良吉影が、死後幽霊となり、殺し屋として活躍する短編がとても面白いです。吉良がめちゃくちゃかっこいいいのです。

 などなど・・・荒木先生はたくさん短編を書いています。個人的に荒木先生の作品が生み出す奇妙な世界観が大好きです。

 

 

 

チクサクコール:うすた京介

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これはもう絶対面白いはず!「ピュ〜と吹くジャガー」や「すごいよマサルさん」を連載してきたうすた京介先生の短編集です。あのシュールでダラダラした世界観は多くの人々を魅了?してきました。ダメ人間を描かせたらうすた先生の右に出る者はいない!

私は「ピュ〜と吹くジャガー」を初めて読んで、笑い死にそうになりました。確か主人公のジャガーさんが歯医者に行く話だったな。めっちゃ怖いおじいちゃんの歯医者さんが意地でも治療しようとしてくる話です。私の感性の根本にはうすた先生の世界があると言っても過言ではありません。

うすた先生の短編集ならば面白いはずです!

 謎のヒーロー・UFOマン! 悪をくじき、正義を守る、その超ミラクルな行動っぷりとは!? 第34回赤塚賞佳作受賞作「それゆけ! 未確認飛行物体男」他、珠玉の蔵出し読切9本を収録した、ファン必見の短編集! 

(引用:Amazon説明文)

 

 ギャグマンガ日和:増田こうすけ

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短編集かとういとちょっと微妙なのですが、ほとんどのストーリーが1話完結型なので短編集としましょう!というか単純に紹介したい!「ギャグマンガ日和」!

作者の増田こうすけ先生は、ずっと月間のジャンプの方で連載されていた方です。代表作はこの「ギャグマンガ日和」です。主に歴史上の人物(松尾芭蕉や聖徳太子)をモチーフに、増田先生の空想と発想が織りなすギャグで微妙に史実に沿って話が展開していきます。

ただ注意点としては、この「ギャグマンガ日和」ですが、電車やバスなどで読まないことをお勧めします。面白くて噴き出しちゃうので。私は電車で「ブフォッ!」ってなる恥ずかしい経験2〜3回してしまいました。

このシュールさはうすた先生にも通じる部分がありますね。超おすすめのギャグマンガです!私は「ギャグマンガ日和」より笑った漫画はないですね。

 

 

 

各漫画家さんたちの代表作も紹介

ということで以上が私がおすすめする短編集(と普通に長期連載している作品)です。

短編集の良いところは、1話1話が読みきりなので、すぐに読めるということと、今から単行本を何十巻も買い直さなくて済むというところですかね。

今回紹介した漫画家さんたちの代表作も一応紹介したいと思います。超有名作ばかりなので、説明は不要ですよね?

 

「ONEPIECE」:尾田栄一郎

 

 「HUNTER×HUNTER」:冨樫義博

 

「トリコ」:島袋光年

 

「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」:荒木飛呂彦

 

 「ピュ〜と吹くジャガー」:うすた京介

 

「ギャグマンガ日和」は既に紹介したので、良いでしょう!

ジャンプ作家さんたちの長編ストーリー以外の物語も非常に面白いものばかりです!また違った一面を見るいい機会だと思いますので、ぜひ読んでみてください。

また、今回紹介したマンガ以外でもオススメの作品がありましたら、教えていただけると助かります(随時追記していきます)。

 

 オススメの長編マンガも紹介していますので、こちらの記事も参考にしてみてください!

ハンターハンターが好きなら絶対ハマるオススメ漫画15選!