私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

ワンピースのクロコダイルカッコよすぎ!その魅力をまとめてみた!

今朝、アニメ「ワンピース」を見ました!

もうしばらく見てなかったんですけど、だいぶストーリー進んでますね!あ、ジャンプでは読んでますよ!アニメもだいぶ原作に追いついてきましたね。

作者の尾田栄一郎先生も最近お忙しいせいか休載が多くなっていますので、アニメが接近中のようですね。

 

ジャンプ作品ではハンターハンターが好きなのですが、私が小学生の頃にジャンプを読むきっかけとなったのがワンピースだったため、思い入れの深い作品です!相当ハマりましたねぇ。マンガもアニメも好きでしたが、友達とプレイステーションのゲーム「グランドバトル」をやりまくってました!いい思い出です。

 

そんなワンピースで私が一番好きなキャラクターは、海賊『サー・クロコダイル』さんです。

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かなり悪い悪役でしたが、悪役らしい存在感とカリスマ性が私は好きです!

もしかしたら賛同していただける方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、そんなクロコダイル派を増やすべく、クロコダイルの魅力を紹介しようと思います!

サー・クロコダイルとは?

政府公認の海賊・王下七武海の1人だった海賊です。政府に仇なすであろう海賊を数多く打倒し、特に砂漠の国・アラバスタ王国では英雄とされていた(表向きは)正義の海賊でした。


しかしその裏では、「バロックワークス」と呼ばれる犯罪会社を運営。アラバスタ王国のどこかに眠るとされる古代兵器「プルトン」を手に入れるため、暗躍していました。


見た目はオールバックの大男。
顔には横一文字に走る傷、左手には金色の鉤爪をつけた海賊です。


悪魔のみの一つ、ロギア系「スナスナの実」を食べた砂人間で、全身を砂に変えて攻撃したり、相手の水分を吸収してミイラのようにしてしまうこともできるという脅威の能力を持っています!

クロコダイルの魅力

その1「圧倒的経営力とカリスマ性」

先述の通り、クロコダイルは犯罪会社バロックワークスを経営する社長でした。
業務内容は賞金首を殺害する賞金稼ぎや、要人の暗殺などを始め、巨大なカジノ運営まで様々。ビジネス書などには書いていないような経営力が必要となりそうなビジネスをうまいこと運営していました。


しかも社員数はなんと2000人!!かなりの大企業ですよ!

それを元海賊だった男が切り盛りしていたというのだから驚きですね!海賊以上に経営の才能があったということでしょう!


さらに!クロコダイルは、アラバスタ乗っ取りの計画を本格的に開始する直前まで、側近のニコ・ロビン以外には自分がバロックワークスの社長であることを隠していました。誰もクロコダイルが社長だとは知らなかったのです。
クロコダイルは七武海として裏社会では知らぬ者なしの大海賊の1人です。そのネームバリューを使わずしてバロックワークスのならず者たちをまとめ上げたカリスマ性!もう溢れ出てますね!作中最強のカリスマじゃないでしょうか?

その2「元懸賞金8100万ベリー」

クロコダイルの元懸賞金は8100万ベリーです。元なのは七武海に加入するとそれまでの懸賞金が白紙になるので、元という扱いです。


クロコダイルと戦う前にルフィが戦ったイーストブルー最強の海賊が魚人海賊団「ノコギリのアーロン」で懸賞金2000万ベリーでした。ルフィですら苦戦したアーロンが2000万、その4倍以上の懸賞金であるクロコダイルは当時の私を含めた少年少女たちにとっては衝撃でした!


ちなみにアーロンも裏では海軍とつかながっていたため、懸賞金額を操作していたという説もありますが、詳しくは判明していません。なんとなく強さ的には懸賞金5000万ベリーくらいあっても良さそうですが、懸賞金は強さだけでは決まらないので、政府への危険度からしても2000万が妥当だったのかもしれません。

そしてクロコダイルは元8100万ベリーでしたが、尾田先生曰く、アラバスタの事件が表沙汰になっていたら倍額でもおかしくないとのこと。

 

もっと言うと、クロコダイルは懸賞金が8100万ベリーの時に七武海の勧誘を受け、受理したということになります。

七武海は「他の海賊に影響力を持つ実力のある海賊」が選ばれます。クロコダイルは懸賞金が8100万の段階でその影響力と実力を認められたということです。

他の七武海のドンキホーテ・ドフラミンゴは元3億4000万ベリー、バーソロミュー・くまは元2億9800万ベリー、おそらく海賊としてかなり名を馳せてから勧誘を受けたと思われます。

比べてクロコダイルはかなり早い段階で政府に認められた海賊なのです!

その3「砂人間なのに海賊やっちゃう」

クロコダイルの食べたスナスナの実は砂になることで攻撃を全て無効化することが出来ます。

無敵のように思える能力ですが、実は「水に濡れると砂になれない」という弱点があります。

この弱点を見抜かれ、ルフィにやられました。


水が苦手なクロコダイルですが、あえて海賊をやってました!ということは海という周り中弱点だらけの環境で生活したり戦っていたということになります!


大時化で雨が降ったり、波が立って船に海水が入ってきたりしてしまっては、クロコダイルにとっては圧倒的に不利です。

アラバスタのような乾燥した砂漠地帯であればルフィを圧倒したようにほぼ無敵に近い力を発揮できるのに、あえて海に出たクロコダイル。

その心情としては、

「俺の弱点である海でも勝てるからね!」

というハンデ戦を挑んでいたということでしょう。それでも七武海に加入するほどの実力を示したクロコダイル。謎の強さがありますね。

その4「再登場がカッコよすぎる!」

ルフィに負けたクロコダイル始めとするバロックワークスの幹部たちは、世界中の極悪な海賊たちが収監されている海中の大監獄「インペルダウン」に投獄されます。


クロコダイルはそのインペルダウンの中でも、「起こした事件が凶悪過ぎて世間から揉み消されたほどの犯罪者」が入るLevel6にいました。


Level6に閉じ込められたルフィたちの前に現れたクロコダイルはルフィに一時的に協力し、敵を薙ぎ払っていきます。

読者たちにとってはとても強かった記憶のあるクロコダイルがルフィのピンチに助けになるという展開に燃えた方もいらっしゃるかと思います!その強さも健在で、とても頼りになる存在になりました(マゼランには逃げてましたけどね)。

かつての敵が味方になる展開は王道ですが、クロコダイルほど強いキャラが味方になるととても面白いです。

 

また脱獄の際に、クロコダイルは元部下・Mr.1ことダズ・ボーネスを改めて勧誘しています。
その誘いにダズは


「着いて行きましょう、あんたになら。」


と言いました。捕まったにもかかわらず、しかもバロックワークス時代にはほとんど互いに面識がなかったにも関わらず、この信頼関係!

ビジネスだけのつながりだったはずが、いつの間にか本当の信頼関係になっている、多くのサラリーマン系漫画さながらの関係性が垣間見れ、「こんな関係性気づけたら、カッコいいなぁ」と思いました。

その5「社長だけど最前線で戦っちゃう!」

脱獄後に白ひげ海賊団vs海軍の戦争に参加したルフィたち。もちろんクロコダイルも一緒です。しかしクロコダイルの目的はルフィとは異なり「白ひげを討ち取ること」でした。

もちろん白ひげ海賊団は白ひげを守るためにクロコダイルを襲います。さらに脱獄したルフィに加担し、自らも脱獄囚であるクロコダイルは海軍にも狙われます。クロコダイルの見方は実質Mr.1のみ。


この不利な状況下で、クロコダイルは

  • 一人ひとりが相当な実力を持つとされる白ひげ海賊団たちを砂嵐でなぎ払う。
  • 白ひげ海賊団3番隊隊長ダイヤモンド・ジョズと戦う。
  • ドンキホーテ・ドフラミンゴの勧誘を蹴って2度戦闘。
  • 鷹の目のミホークと左手の鉤爪で斬り結ぶ。
  • 海軍大将・赤犬に一撃を加える。

など、本来部下に仕事をさせるはずの社長ですが、戦争の時は自ら最前線に立ち、戦争の中でも確実に上位の実力があるであろう敵と交戦していました。

偉い立場にあってもきちんと前線に立つ姿は社長の鑑ですね。


バロックワークス時代は「俺は最初から誰1人として信用しちゃいない」などと言う、

冷酷な上司でしたが、いざピンチとなれば自ら腰を上げて戦う上司。なかなか理想的な上司だと思います。まぁ怖いですけどね。

それがMr.1がクロコダイルについて行くことを決めた理由かもしれません。

クロコダイルは魅力の塊

クロコダイルは高い経営力、カリスマ性、若手のうちからの実力、部下との信頼関係、いざとなったら自ら戦うという男が憧れる要素が詰まったキャラクターです。

初登場時のインパクトが強すぎて、冷酷非道なキャラクターと思われがちですが、改めて読み返すと「あれ?なんだろう?クロコダイルみたいな男になりたい!!」と思わせる魅力あるキャラクターであると気付かされます。

まぁ、再登場してからかなり優遇された感じはありますけどね。

 

クロコダイルは戦争後に行方をくらましましたが、今後再々登場する可能性が高いです。

その時はもっと魅力のあるキャラクターになっているか、それとももっと悪いキャラクターになっているか…どちらにせよ楽しみです!!

 

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