私の名前はジロギン。
キルアの兄で、暗殺一家・ゾルディック家のために仕事で忙しそうなイルミ。
イルミの能力は、針を刺した人間を操作する能力ですね。
わかっている発動条件は「オーラを込めた針を人間に刺すこと」。それだけで他人を操れる針だなんて・・・現実にもほしくなっちゃいますよね。
ということで今回は、
イルミの針を作ってみました!
もちろん、人を操作することはできません。コスプレ用としてお楽しみください。
もし作るなら、記事後半の注意点も必ず読んでくださいね
イルミの針(特製?)
今回作る針は、イルミがギタラクルに変装するためなどに使っている針ではありません。
アルカ暗殺の家族内任務(インナーミッション)で、ヒソカ以外の人手が必要となったイルミが使った針です。
(出典:HUNTER×HUNTER31巻159P/冨樫義博/集英社)
(出典:HUNTER×HUNTER31巻159P/冨樫義博/集英社)
(出典:HUNTER×HUNTER31巻159P/冨樫義博/集英社)
これですね。
針を刺された人間は、イルミの強力なオーラが注入され廃人化。イルミの指示に従って動く「針人間」となってしまいます。
針人間は頑張りすぎて死ぬそうです。この針に名前をつけるならば「社畜針」とでもするべきでしょうか。
この画像のイルミの針をマネして作ってみます。
イルミの針の材料
まず、材料の紹介をします。以下のものをそろえてください。
①細い鉄の棒(太さ1mm、長さ10cmほど)
②ティッシュ
③ビー玉(用意した針の数と同じだけ)
④黒のペン
細い棒はアマゾンで購入できます。DIYなど、モノを作ったり加工したりするときに使うものだそうです。
長さや太さは、上記のものだとイルミの針っぽくなります。
ティッシュは、1枚あれば足りるでしょう。
ビー玉は、100円均一などで売ってると思います。
イルミの針に込められたオーラを表現するために、画像のような模様の入ったビー玉だと良いです。
ペンは、使うと指が汚れるので水性のものにしておくと良いでしょう(私はポスカを使いました)。
では、これらを使ってイルミの針を作ってみます・・・が、その前に!
このような工作にめちゃくちゃ役立つ道具を買いました!それが、
グルーガンです。
簡単に言うと、接着剤のようなものです。
上の画像右側にあるスティックが、接着剤の元(グルー)です。このグルーを熱で溶かしながら、グルーガン(左側のピストルのようなもの)を使って接着したい部分につけていきます。
画像にある三角形の金属は、グルーガンを立てるために使います。
グルーガン自体を温めるので、モノに触れて溶けたりしないようにするためのものです。
グルーガンにはコードが付いています。コードを電源に接続することで、グルーガンを温めることができます。
3〜5分くらい温めれば使えるようになりますね。
温まったグルーガンの後ろの方にグルーを差し込んで、引き金を引くと、グルーガンの先端から溶けたグルーが出てきます。
グルーを接着剤として使うメリットは、「なんでもくっつけられる」こと。
素材を選ばず使えるので、これさえあれば、いくつも接着剤やボンドを買う必要はないでしょう。
今回の針は、接着剤でも大丈夫だと思いますが、グルーガンがあると超作りやすいです
では次に、作り方を紹介します。そんなに難しくありません。
イルミの針の作り方
まずは、ティッシュを使います。
2枚重ねになっているティッシュの1枚だけをはがしてください。
次に、ティッシュを細長くちぎってください。下の画像のような感じです。
次に、鉄の棒を使います。棒の先端5mm〜1cmくらいにグルー(接着剤)をつけます。
(指が汚いのは見逃して!すでに3本くらい作った後なの!)
グルーをつけた部分にちぎったティッシュをグルグルと巻きつけていきます。
グルーは20〜30秒くらいで固まってしまうので、少し急いで巻きましょう。
棒の先っぽに近い方は、ちょっとだけ太くなるように巻くと、イルミの針らしさが出ます。
巻いたら、解けないようにグルーで仮止めしておくとこの後の作業がしやすいです。
できたら、今度は黒のペンを使ってティッシュを黒くぬります。
ティッシュはやわらかいので、普通にぬろうとすると形がくずれてしまいます。
ペンで軽くたたくようにぬると、いいでしょう。
多少ぬり残しがあっても大丈夫です。
できたら、ティッシュの上からグルーをうすくぬって固めます。すると、次に使うビー玉と棒のつなぎ目が安定するのです。
ビー玉に小さくグルーをぬって、棒とくっつけましょう。
つなぎ目の部分は弱いので、グルーを多めに使って、しっかりとはりつけます。
グルーは上から色もぬれます。
黒くない部分は、さらに上からペンで色つけしましょう。
これでイルミの針が完成です!
グルーでしっかりくっつけているので、重いビー玉の方を上にしても取れません。(本当にグルーガンすごい!)
もちろん、ビー玉は細い棒とティッシュでつながっているので、結構もろいです。
力を入れすぎると、取れてしまうので気を気をつけましょう。
作りたい本数分、この作業をくり返してください!
イルミの針完成!
せっかく作ったので、イルミっぽく針を持ってみましょう!
かなりカラフルになってしまいましたが、針がオーラをまとっている感じが出ているんじゃないでしょうか。
青いビー玉だと、イルミのまがまがしいオーラを再現できそうですね。
形はだいぶ、原作っぽくなったと思います。
・・・勘の良い方はお気づきかもしれませんが、私は針の材料として5本の棒と5個のビー玉を用意しました。
でも指の間の数は4つです。
ということでですね、1本余分に作ってしまいました・・・
ここまでだいたい計算通りに進んでいたのですが、まさか針の本数と指の本数の計算を間違えるとは・・・幼稚園からやり直しかな。
この余った1本は・・・もったいないけど、誰かに使うかぁ。
死ぬまで働いてもらいましょ!
注意点
誰かに使うなどと冗談を言いましたが、この針は使い方によってかなり危ないものになります。
鉄の棒は細いので、ほぼ針に近いです。体に刺さる危険性もあります。
作る時はケガをしなよう注意するのはもちろん、人に向かって投げたり刺したりするのは絶対にやめてください!
あくまでも、コスプレをする時の小物として使うことを考えて作ったものです。
もし作るならば、扱い方や保管方法に気をつけてください。
特にお子さんがいる方などは、手渡さないようにしましょう。
あと、グルーガンの使い方についても注意が必要です。
グルーガンは高温になります。本体は握れないほど熱くなることはないものの、グルーが出る先端部分などはヤケドの危険性があるくらい熱くなってます。
絶対に触れないようにしてください。
また、グルーガンはコードを電源に刺したと同時に温まります。気がつかずに触るとヤケドする可能性がありますので、温めている時は目をはなさないようにしてください。
使い割ったらコードを電源から抜いて、十分に冷ましてから片付けるようにしましょう。
グルーガンの取り扱いについては、こちらの記事が参考になります。
グルーガンの使い方講座!垂れずに上手に行うコツやくっつかない素材は何? | 暮らし~の[クラシーノ]
おまけ
イルミの針を作ったとしても、保管に困りますよね?
鋭いので床や机に置いておくわけにもいきませんし、棚に入れても取り出そうとした拍子に指をケガしそうです。
そんな時にも、グルーガンが役立ちます!
まず、ペットボトルのキャップを用意してください。
このふたの中にグルーを流しこみます。
半分くらいが埋まれば充分でしょう。
グルーが固まったら、ここにイルミの針を刺します!
グルーは固まっても、イルミの針くらいなら少し力をいれるだけで刺さってしまうのです。
剣山のように使いましょう!
・・・なんかねぇ、インテリアっぽくなりましたよね?
こうやって針の保管もしつつインテリアにもできるのです!
友達が家にこんなインテリア飾ってたらイヤだな…
あっ!殺し屋に友達はいらないんだった!
イルミのコスプレをする時にぜひ!
イルミの針は5本くらいなら数百円で作れ、だいぶリーズナブルです!
この前作った、フェイタンの傘はお金かけすぎましたね(汗)
イルミのコスプレをする際に、ぜひ作ってみてください!
ただ、危ない使い方は絶対しないようにしましょう!