私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

深川お化け縁日2023に行ってきた!

私の名前はジロギン。

 

オカルトを愛する私としては「マストで行きたい!」と以前から思っていたものの、なかなか日程が合わずにお見送りしてきたお祭りに、ついに行ってきました。

それが『深川お化け縁日2023』です!

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東京の都営大江戸線『清澄白河駅』から歩いて5分くらいの場所に深川資料館通り商店街という場所があり、その一部が深川お化け縁日の舞台。

数百メートルにわたって数多くのクリエイターやアーティストたちが、お化けをモチーフにしたグッズ販売、イベントなどを年に一度行なっています。

普段は「祭りなんて陽キャどもがバカ騒ぎするための建前みたいなものなのだろう?私のような陰側の人間には無縁じゃい!」と考えている私ですが、お化けがテーマのお祭りなら話は別。

オカルト好きの血が沸騰し、ふくらはぎの血流が増進する!足が自然とお化け縁日へと向かう!この衝動、もう止められない!

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お祭りといえば人混みがつきもの。

とはいえ、「お化けがテーマのマニアックな祭りだし、そんなに人はいないだろう」とたかを括っていたのですが、写真のとおりたくさんの人が!

しかもこの写真、縁日がスタートした直後の11時半ごろに撮影したもの。お昼過ぎくらいにはもっと大勢の人がいたと思います。

5月3日の1日だけ開催ということも多くの人が集中した理由かもしれませんが、改めてオカルト・お化けファンの多さに驚かされました。

やっぱりオカルト人気は根強いですね〜

それもそのはずで、古代の人間って、理解できないことを神だの悪魔だの幽霊だの妖怪だののせいだと考えてきたわけですから。全人類に「LOVE・オカルト」のDNAが組み込まれていても不思議ではありません。

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写真を撮ると参加者の方が写り込んでしまう盛況っぷりだったため、モザイク加工が面倒プライバシーに配慮し、あまり撮影はしていません。

けれど、少しだけでも縁日の様子を伝えたいので、写真撮影可の方の画像を!

メイク中のボディペインターMayuraさんと、メイクをしているソらと晴れ女さん。

ヘビ女へと変身中……!

まだメイク中とはいえ、すごいクオリティですよこれは……!

夜の路地裏などでメイクしたMayuraさんを見たら、「ヘビ女は実在した!」みたいな都市伝説が生まれそうです!

 

他にも多くのアーティストの方がイベントを行なっており、オカルトや怪談がそんなに好きではない方でも楽しめるお祭りになっていました。

私のようにソロで参加しているオカルトに魂を売った人間だけでなく、家族連れや恋人、友人と参加している人などさまざま。

次回の開催はまた来年だと思われますが、気が向いたらぜひ足を運んでみてください!

そしてオカルトの底なし沼にハマりましょう!

2023年5月23日追記

好評につき、2023年秋にも深川お化け縁日が開催されるとのことです!

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家に帰ってきてから、縁日で買ったグッズをまじまじと眺めました。

ね?本当にお化けをテーマにしたグッズばかりでしょう?

もちろんこれはごく一部。全部を買って紹介するには、実物のお化けを捕まえてテレビ局や有名なWebメディア、トップYouTuberなどに売り捌かないと無理だと思うので、ここでは私の財力を限界まで尽くして買ったものと、その製作者さんを紹介できればと思います。

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まずはこちらの「キツネ面」。

白地に描かれた孔雀の羽のようなデザインとピンク色が映えて、とても興味を惹かれました。

春っぽい色合いも今の季節(5月)とピッタリ!

「私のようなオッサンより、もっと若い女の子とか純粋無垢な少年少女とかが買うべき品じゃないか?」と自分でも思ってしまうほど、オシャレ&カワイイお面です。

 

私の好きなアニメに『モノノ怪』という作品があります。薬売りと名乗る謎の男が、人間たちの情念から生まれたモノノ怪を暴き出し、斬っていくお話です。

中学生の頃に見ていました。

その話の中で、顔のないモノノ怪・のっぺらぼうが出てくるのですが、こののっぺらぼうがキツネ面をつけているんですよね。顔がないから。

その面がカッコよくて「いつか欲しいな」と思っていました。

でもキツネ面が売られている場所なんてなかなかありませんから、手に入れられずにいたのです。

それから十数年経ってしまいましたが、ようやく気に入ったキツネ面を見つけたので、迷わず購入しました。

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面の裏側もすごくキレイ。

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そんなキレイな裏面を私の汚らしい顔面と密着させるのは忍びなかったのですが、やはり付けずにはいられない!

おれは人間をやめるぞ!ジョジョーッ!

なんて叫んだりはしませんでしたが、ひとしきり堪能したので、家宝の1つとして部屋に飾らせていただきます。

製作者:こかとり堂さん

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こちらは妖怪研究レポート。妖怪に関する著書を多数執筆されている、妖怪研究家の多田克己さん制作。

いくつか販売されていたうちの1つを購入しました。

写真のレポート20では、巨大な妖怪・デイダラボッチについて調査・研究された内容がまとめられています。

多田さん曰く、「『進撃の巨人』の作者の地元には巨人伝説は少なく、その周りには結構多い」とのこと。

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サインとカッパのイラストまでいただいちゃいました!

Facebookページ:『鬼神舎』

https://www.facebook.com/katsumitada.yokai/

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こちらは1回100円の妖怪おみくじ!

妖怪が描かれたおみくじで運勢を占えます!

私が引いたのは、小吉の「猿鬼(さるおに)」。

小吉……何とも微妙な結果で、おみくじを売っていた東雲騎人さんがリアクションに困ってました。あの表情が忘れられない……運がなくてすみません……

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猿鬼という妖怪は初耳でしたが、妖怪の情報も詳しく記載されていました!

石川県に出没し、悪さを働く猿っぽい鬼なのだそう。

そして占い結果は猿にまつわる内容!一番気になったのは「商売」の「猿回しで大儲け!さぁ君なりの猿軍団を作ろう!」というもの。

猿回しか…軍団を作るのは難しいから、自らが猿になることでセルフ猿回しをするのはアリかな?私、申年だし

製作者:東雲騎人さん

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そしてこちらは消しゴムで製作された妖怪スタンプ!

いろんな種類の妖怪が掘られており、私は尻尾が2つに別れた猫ちゃん「猫又(ねこまた)」のスタンプを購入しました。

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妖怪うんぬん関係なく、普通に超かわいい……

猫好きでもある私には、猫&妖怪の組み合わせは165km/hどストライクですよ!

先ほど紹介した『モノノ怪』というアニメは元々、『怪〜ayakashi〜化猫』という前身の短編アニメがありまして、その作品に登場したモノノ怪(作中では「あやかし」)がタイトル通り「化猫」でした。

猫又は長生きしまくって尻尾が二股に分かれた猫ちゃんで、化猫は死んだ猫ちゃんの念から生まれた妖怪と、ちょっと違いがあるようなのですが、まぁ近い存在でしょう。

ということで、『怪〜ayakashi〜化猫』の思い出も感じられる品として購入しました。

スタンプだけど、朱肉につけるのはもったいないなぁ…

製作者:小梅雑貨店さん

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最後に紹介するのが、刀の鍔をモチーフにしたこちらのグッズ!

キーチェーンが付いていますが、昔、刀の鍔は男性用装束の帯留やアクセサリーとして使われたそう。

描かれている妖怪は「土蜘蛛(つちぐも)」。源頼朝と四天王たちが退治したとされる蜘蛛の妖怪です。

目がギョロッとした感じや足の関節部分、頭と胴のつなぎ目のボコボコ感が不気味で最高!一目惚れしました!

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鍔の裏側には、土蜘蛛を退治した際に体から飛び出てきた人骨がデザインされています。

蜘蛛と骨、なんてロックな組み合わせなんだ!!!

男の子は蜘蛛と骨が好きっていうのは、鎌倉時代ごろも同じ価値観だったのかな?

製作者:梅月夜さん

こんな感じで、妖怪まみれの時間を満喫した1日でした!

お化け縁日自体の参加料は不要で、フラッと立ち寄ることもできます。

出展されているグッズやイベントを見て回るだけでも楽しいのですが、もしお気に入りのグッズやクリエイターさんを見つけたら、応援の意味で買うのもおすすめ!

あなたの応援によってクリエイターさんの活動の幅が広がるかもしれませんし、何より製作者の血が通った、いい意味で生々しい創作品に触れるチャンスです!

オカルトに興味がある方なら1000%、興味がない方でも999%楽しめること間違いなし!

さぁあなたも、次回の百鬼夜行に乗りましょう!

fukagawakaidan.tumblr.com