私に名前はジロギン。
6月に入り、これからは梅雨のシーズンですね。さらに気温が高まり暑くなってきたこともあり、気温上昇に伴うゲリラ豪雨などの可能性も考えなければならなくなりました。いつ降るかわからないので。困るんですよね。特に仕事中の出先などで降られるとかなり参ります。私は営業職で、基本移動する際もスーツです。スーツは気軽に洗濯できないですから、濡れると困ります。ですのでこれからのシーズン、折りたたみ傘は必需品です。
しかも私がこれまで使っていた折りたたみ傘も壊れてしまい、新しい傘が欲しいところでした。ということで折りたたみ傘を買うことにしたのですが、せっかくならかっこいい傘を買いたいですよね。そこで購入したのが、
刀型の折りたたみ傘!
前々から気になってはいたんですけど、手を出せずにいました。まだ使っている傘もありましたし。ただこの度折りたたみ傘が絶賛壊れてしまたので、ついに買うことにしました。結構ドキドキです。
剣士たるものいかなる雨にも備えておかねばならない
抜刀!
というわけで届きました。この中に刀型折りたたみ傘が入っています・・・やっぱり箱デカイよね?ダンボールで我が家が埋め尽くされちまいそうです。
開封!そしてご対面!これが刀型折りたたみ傘です!いいですねぇ、このブラック!黒はもうかっこいい色の代表ですからね。迷ったら黒!男は迷ったら黒にしておけばいい、それくらい安定感のあるかっこよさです。
この刀型折りたたみ傘は「忍者刀」と呼ばれる忍者が使っていたとされる刀をモチーフとしています。
現在「忍刀(忍者刀)」として伝えられているものは、普通の打刀と脇差の中間の長さ、長脇差と分類されるサイズのものが大半である。日本刀独自の反りは少なく、「直刀」に分類される刀身形状である。
鍔は大き目で角張っており、下緒は普通の刀のものより長く、鞘は光を反射して目立たないように艶消しに仕上げられ、先端の鐺(こじり)は金属製で鋭角に仕上げられている。
Wikipediaの記載にもあるように、持ち手部分の反りがなくまっすぐな「直刀」です。鍔の部分は四角くなっており、これは忍者が刀を壁などに立てかけてよじ登るための足場として使用することを目的としているとされています。何気に言い伝えにある忍者刀に則して作られているんですよね。
フォルムは私としてはすごい満足!満足なのですが・・・
結構でかいな・・・
私の拳の大きさがどんなもんでしょうね、10cmくらいでしょうか?目算ですが大体拳5つ分くらいあります。ってことは全長50cmくらいってところでしょうか。いやはやだいぶでかいですよ。小さめの大根くらいありますね。
青べこと比べても一目瞭然!青べこの2倍くらいああります。青べこの体長が20cmちょっとくらいなので、やはり刀型折りたたみ傘は50cmはありそうです。
身の丈以上の刀っていうのも厨二病だよね
しかも重量も400g〜500gくらいありまして、本当に武器として使えそうでもあるんですよ。この傘で殴られたらかなり痛いですよ。本当に痛いですので、危ない使い方は控えましょう。
では抜刀してみましょう。この剣を抜くにはモノノ怪の形と真と理が必要・・・ではないです。
袋という名の鞘から刀を抜きました。やっぱり鞘あっての刀みたいなところもありますから、袋も失くさずに大切にしたいところです。袋部分にフックも付いているので、ベルトを通すところに引っかければまさに刀を腰に帯びている感じも演出できますよ。
それではフォルム部分はここまでにして、傘としての機能性を見ていきましょう。
やはりデカイ
傘と鍔の間部分にスイッチがあります、ここを押すと傘が開きます。現代と江戸時代の技術がせめぎあっている、そんな「歴史」を語っているような気がしなくもないのがこの刀型折りたたみ傘なのです。
開いてみましたがやはりデカイ!
みなさんが想像する折りたたみ傘の1.7倍くらいデカイですよ。普通の傘と折りたたみ傘の間くらいの大きさです。
これだけの大きさがあれば、好きな女の子と相合傘をしても余裕です。まぁ、こんな刀見たいな傘をさしている厨二病全開の男と相合傘をしてくれる女の人がいればの話ですけどね。
再度折りたたむ際は、開いた傘の根元にあるプラスチックの部分をグゥ〜っとした引っ張って折り畳みます。スイッチで折りたたむことはできません。この辺はね、ほら、刀って古の技術によって作られてますから、アナログだからって文句言わない。
スーツとの親和性
そもそも私はこの傘を「仕事先で急に雨がふられた際に使う」ために買いました。家の中で
こんな風にかっこつけるために買ったわけではありません!・・・かっこつけている・・・?いやダセェな!我ながらダサすぎるわ!かっこよさ微塵もないな!これならラクダなどの方がかっこいいよ!
ちょっと話が逸れましたが、この刀型傘を仕事中に持ち歩かなければならないわけです。
ビジネスバッグの幅と比較するとちょうど同じくらいって感じですね。まぁカバンの大きさによるとは思いますが、中に入っているものによっては傘が入らないかも。しかも先述の通り傘自体がかなり重たいので、パソコン名や資料などをカバンに入れた状態だとより重く感じると思います。刀が足を引っ張ってしまうかもしれません。
ただですね、私はこの刀型折りたたみ傘に一つ大きな期待をしているのです。それは「刀とスーツの親和性」です。刀とスーツってまず間違いなく交わらないであろう別ジャンルのものです。和と洋って感じで。でもですね、漫画やアニメなどでスーツを着たキャラが刀を持っている姿がすごくかっこいいのです。この違和感がかっこいいのです。
(引用:GANTZ 22巻99P/奥浩哉)
仕事用ではありますが、スーツを着た状態でこの傘を持てばなかなか様になるのではないか?かっこよく見えるのではないか?と思っているわけです。
ということで早速私もスーツを着て刀傘を持ってみました・・・
・・・だめだやっぱりダサいな。あれだわ、刀とスーツの親和性があるのは漫画とアニメの中だけだ多分。それからあれだ、私自体クソダサいんだ。そうだ。うん、私自身に問題があるぞ。仕事中に使うのはやめとこう。
こんなやつクビだよ!クビィィ!
ということで刀型折りたたみ傘のレビューでした!これはですね、間違いなく仕事中には使うべきではない傘だと思います。持ち運ぶにはかなり重いですし、スーツ姿で使うにも相当なセンスの良さとスタイルの良さがなければ相当ダサいことになっちゃいますからね。お勧めしません・・・っていうかやめておきましょう。プライベートで使う分にはいいとは思います。かっこいいですからね!
私もこの傘を仕事中に使うのはやめておこうと思います。ただそれ以外のプライベートの場では使うかもしれません。確かに周りの人からの視線は恥ずかしいかもしれないけど、柄の部分が刀になっている傘を使ってはいけないなんていうルールや法律はないですから、堂々と使っていきます。
もし刀型の折りたたみ傘を使っている人を見かけたら私の可能性がありますが、話しかけたりはしないでください・・・間合いに入ったら斬りますよ。太刀の間合い、半径4m以内にね。
(引用:HUNTER×HUNTER 11巻17P/冨樫義博)