私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、ウォーキング(散歩)の記録などを書いている趣味ブログです!

【テニスの王子様】石田銀「不動峰の大将(橘さん)は千歳以外では抑えられなかった」←本当?

全国大会準々決勝で対戦した、四天宝寺と不動峰。結果は3-0で四天宝寺のストレート勝ち。不動峰側は棄権者続出で、最後まで試合を続けられないほどの実力差がありました。

唯一棄権せずに試合を完遂したのが、部長の橘桔平さん。相手は獅子学中時代の盟友である千歳千里くん。お互いハンデを抱えた戦いでしたが、7-5で千歳くんが勝利しました。

かつて九州二翼と呼ばれた2人の激戦。その試合後、四天宝寺の師範こと石田銀くんが、こんなことを言ったのです。

 

「千歳やなかったらあの不動峰の大将は抑えられへんかったしな…」

 

確かに橘さんは強いものの、四天宝寺もかなりの猛者揃い。何なら銀さん本人も橘さんと戦えば、勝ち筋があったのではないかと思います。

はたして、千歳くん以外の四天宝寺メンバーでは橘さんに勝つことはできなかったのでしょうか?考えていきます。

中学トップクラスの実力がないと橘さんには歯がたたない

銀さんの橘さんに対する評価は、全くの検討はずれというわけではありません。橘さんは昨年度全国ベスト4の獅子学中でエースだった選手。全国区プレーヤーとして、その名は広く知られています。

ただ、橘さんの試合描写は少ない上、ガッツリ描写された千歳くんとの試合も「千歳くんのフォア側(視力が落ちた右目により死角になるコース)には打たない」という縛り付きでプレーしていたため、本当のところどれくらい強いのかは謎。

それでも、判明している限りで以下のような強豪選手を相手に勝利を挙げています。

  • 都大会で氷帝の宍戸さん(イキリ中)に6-0
  • 関東大会で六角の佐伯さんに6-2
  • 全国大会で昨年の準優勝校・牧之藤学院のエース萩くんに6-0

特に萩くんを相手に6-0は、えぐいレベルの大勝利だと思います。萩くんも強さが一切不明のプレーヤーですが、 全国準優勝校のエースです。肩書きだけ見れば、弱いわけがない。そんな萩くんを、1ゲームも与えずに倒すって……橘さん、やり過ぎじゃないですかね?

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そんな橘さんが具体的にどのような強みを持つプレーヤーなのか、見ていきましょう。

まずは超攻撃的なプレー「暴れ獅子」。相手に反撃の隙を与えない脅威のバコリで、ポイントを重ねていきます。その攻撃力は、全国区プレーヤーの千歳くんが「無我の境地」を発動していたにも関わらず、一方的に攻め込まれてしまうほど。

そして橘さんはパワーも凄まじい。全国大会前に不二先輩と草試合をした際は、スマッシュの威力を利用して返球するカウンターの「羆落とし」を、ガットを突き破ることで破壊していました。そんなパワーでバコる「暴れ獅子」。そんじょそこらのプレーヤーでは、ラリーすることすら困難でしょう。

このパワーの根源にあるのが「猛獣のオーラ」。詳細は不明ですが、獣のような雰囲気で相手を威圧しつつ、身体能力を高めることができるようです。神尾くんと石田鉄くんも猛獣のオーラを纏い、それぞれスピードとパワーを飛躍的に向上させていました。

 

さらに橘さんには、奥の手である「あばれ球」があります。ボールをラケットのフレームで打つことで無数に分身させる技です。

千歳くん曰く、「橘さんがフォアサイドに打ってこない」ということに気づかなければ返球できなかったそう。しかも、相手が打ってくるコースを先読みできる「才気煥発の極み」を使ってる状態で、ですからね。無我の奥の扉でも対応できない橘さんの奥義、それが「あばれ球」なのです。

これほど強力な技なら何かしらのデメリットがありそうなものですが、特になし。橘さんは「あばれ球」で千歳くんを怪我させて以来封印していたようですが、使おうと思えばいつでも、何発でも使えます。

 

もう1つ、橘さんの強さについて忘れてはならないのが、洞察力の高さ。

橘さんは敵味方問わず、必殺ショットや試合運びなどを正確に分析する能力に長けています。

  • 石田鉄くんの「波動球」の危険性を察知し、使用を禁じる
  • 不二先輩の「つばめ返し」の仕組みを見切る
  • 海堂くんと戦っている神尾くんのリズムが普段より早く、ペースが乱れていることに気づく
  • 伊武くんの「スポット」の仕組みを見切る
  • 都大会で山吹中と戦う部員たちの動きの悪さを察知する(一部の部員が試合前に交通事故に巻き込まれていた)
  • 千石さんが動体視力で神尾くんの動きを読んでいることを見切る
  • 神尾くんの「音速弾(ソニックブリット)」の仕組みを見切る
  • 千歳くんの「神隠し」の仕組みを見切る

などなど……パワーでゴリ押すだけでなく、相手を冷静に分析して最善策を練ることができる。この洞察力も橘さんの強みなのです!

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千歳くん以外で橘さんに対抗できそうな四天宝寺の選手

心・技・体、すべてが揃った橘さんとまともに試合ができるのは、同じ全国区プレーヤーか、U-17W杯の代表に選ばれた選手くらいでしょう。

四天宝寺なら、千歳くん、白石くん、銀さん、金ちゃんが該当しますね。

千歳くんは橘さんと実際に戦って勝利したので除外するとして、白石くん、銀さん、金ちゃんが戦った場合、試合結果はどうなっていたのか考えてみます。

白石蔵之介くんVS橘さん

「聖書(バイブル)」の異名をほしいままにする完璧人間・白石蔵之介くん。超個性派集団である四天宝寺をまとめる、しっかり者の部長です。

団体戦でシングルス1を務めることが多い白石くんは、他の部員たちが先に勝利を挙げてしまうため、これまで出番がかなり少なかった様子。それゆえに実力は他校にほとんど知られていません。データマンの乾くんですら「ベールに包まれた男」と評していました。

 

そんな白石くんの実力が判明したのが、全国大会準決勝の青学戦シングルス3。白石くんは天才・不二先輩と対戦。接戦になるかと思われましたが、なんと白石くんは、不二先輩の消えるサーブを初見でリターン。トリプルカウンター+蜉蝣包みも全て完璧に対処し、5-0と一気にリードを広げました。

試合後半で負けん気全開になった不二先輩に逆転を許すも、最終的に逃げ切り、勝利。ここまでシングルスで負けなしだった不二先輩に黒星をつけました。

 

当時の不二先輩に勝てる中学生は、おそらく全国区プレーヤーたちくらいでしょう。白石くんは実力が未知数だったため評価されていなかったものの、全国区プレーヤーに比肩する実力者だったと見て間違いありません。U-17W杯の日本代表にも選ばれてましたから、日本の中学生ではトップランクの選手でしょう。

 

では、全国大会時点で白石くんが橘さんと試合をしたらどうだったか……かなり良い勝負になると思いますが、橘さんに軍配が上がると思います。

猛獣のオーラによる身体能力アップ、そしてガットを突き破るパワー……さすがの白石くんでも、橘さんの猛攻を抑えるのは厳しいのではないかと。白石くんもパワーがあり、不二先輩の「羆落とし」を破っていました。が、ラケットを弾くだけで、橘さんのようにガットを突き破ってはいません。パワーの差で橘さんが白石くんを上回るというのが私の考えです。

石田銀さんVS橘さん

橘さんを高く評価していた張本人、石田銀さん。彼も日本代表選手に選ばれていました。

銀さんといえば、中学最強であろうそのパワー。超重量級ショット「波動球」の発案者であり、「波動球」を使いこなす鉄くん、タカさんさえ真っ向勝負では力負けしてしまうほど。

鉄くんの「波動球」の倍以上の威力がある、タカさんの「ダッシュ波動球」。これが銀さんの「壱式波動球」と同等程度の威力でした。そして銀さんの「波動球」は全国大会の時点で108式、W杯では216式まである……常人では一発喰らうだけで地平線の彼方へと飛ばされてしまうでしょう。

 

橘さんもパワー自慢ではありますが、さすがに銀さんには敵いません。力でぶつかり合えば、粉砕されてしまうと思われます。それこそ「108式波動球」をぶちかまされたら、ひとたまりもありません。

ただ、「波動球」には決定的な弱点があります。左右に走りながらだとハードヒットできず、打てないという点です。橘さんが勝つには、銀さんを走り回らせて「波動球」を封じるのが上策となるでしょう。が……「波動球」はサーブでも打てるんですよね。サーブは相手の打球に影響されず、止まったまま打てます。つまり、銀さんは「波動球サーブ」なら打ち放題。これは封じようがありません。

 

銀さんは、橘さんが心身ともに折れるまで「波動球サーブ」を連打する。これで勝てます。というか、銀さんがこんな無茶苦茶な試合をしたら、橘さんでなくても敵いませんね……

金ちゃん(遠山金太郎)VS橘さん

最後は西のスーパールーキー、金ちゃんこと遠山金太郎くん。中学に入ってからテニスを始めた初心者ですが、夏の全国大会時点ですでに四天宝寺最強に上り詰めていました。

パワー、スタミナ、スピード、メンタル……テニスプレーヤーに必要な要素は、すべて怪物級です。具体例を挙げると、

  • 伊武くんの両手首を一瞬で破壊する
  • 静岡から東京まで走って移動する
  • 走るバスを40分間追いかけ、追いつく
  • 何人にも分身する
  • アラメノマの催眠が効かない

など。ポテンシャルは間違いなく世界の頂点を狙えるレベル……こんなバケモノのような天才を相手にするのは、さすがの橘さんでもキツいでしょう。

現に金ちゃんは、リョーマが「無我の境地」状態で放った「あばれ球」を初見で攻略しています。すなわち、橘さんの奥の手も通用しないということです。

そして金ちゃんの必殺技「超ウルトラグレートデリシャス大車輪山嵐」は、「108式波動球」より危険な打球とのこと。

……無理ですね。金ちゃん、強すぎます。

金ちゃん&銀さんなら勝てたんじゃない?

私の個人的な見解にはなりますが、四天宝寺のメンバーのうち、千歳くん以外に金ちゃんと銀さんなら、橘さんに勝てたのではないかと思います。

金ちゃん&銀さんは、人間をやめちゃってる怪物。橘さんはオーラで擬似的に猛獣化できるものの、まだまだ人間の領域で戦っている選手。本物の怪物には勝てないでしょう。

 

ここで気になるのが、橘さんに勝てる実力を持っているであろう銀さんが、なぜ「千歳やなかったらあの不動峰の大将は抑えられへんかったしな…」と言ったのか。

それは、橘さん、そして不動峰を賞賛する意図があったからだと思います。

銀さんは、弟の鉄くんから不動峰の状況を聞いていたはず。かつての不動峰中テニス部は腐り切っており、転校してきた橘さんを中心に部を再建。たった7人で全国まで駒を進めた……そんなギリギリの状況で、名門である四天宝寺と最後まで戦った不動峰を讃えようとしたのだと、私は思います。

銀さんは大人やからなぁ。そういう気遣いもできるんやで。

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