私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

【ハンター活動記】ヒアリ?外来種?ニュース見てなかったから知らなかったよ◆(震え声)

 

私の名前はジロギン。

 

現在ハンターとしての活動を一時休止している私ではあるが、必要に応じて任務に就くこともある。出動要請があった時はもちろん、緊急事態を感じた時は自ら動くことも稀にある。それに私もハンターの端くれである以上、自分の目的のためだけでなく、多少の治安維持のために危険因子の排除のすべく活動しなければならないと日々感じてもいる・・・が、最近はこれといって緊急事態というもの発生していない。平穏なものだ。

 

ヒマなの?

なんか久しぶりだな青べこ!何の用?

ジロギンってさー、ニュース見ないでしょ?今、外来種のアリ、『ヒアリ』が世間を賑わせているんだよ

ヒアリ?外来種?知らないなぁ◆

君もハンターなら、ちょっとは外来種対策を考えておくべきじゃないのかい?

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(引用:HUNTER×HUNTER 30巻204P/冨樫義博)

 

確かに私は全然ニュースを見ない。と言うより普段テレビをつけることもかなり少ない。唯一見ているニュース番組といえば日本テレビの「ZIP」くらいだ。しかも司会の川島海荷ちゃんばかり見ている。

ヒアリ・・・青べこの話ではかなり危険な生物のようだが・・・少し調査が必要なようだ。

 

 

最近のヒアリのニュースとしてはこのニュースが大きかっただろう。

news.yahoo.co.jp

東京の港に着いたコンテナの中からヒアリの死骸が100匹分以上見つかったそうだ。東京にまでヒアリが侵入するルートがあるということである。この一連のヒアリ事件の発端は5月に兵庫県で発見されたヒアリからで、その後も名古屋や大阪でもヒアリが確認されているようだ。

アリ・・・キメラアント!このヒアリ騒動はハンターハンターのキメラアント事件と酷似している。キメラアントも暗黒大陸という、人間が暮らす世界の外側にある世界からやってきた外来種だった。その後キメラアントは人間との交配を繰り返し爆発的に増え、大量の人間が犠牲になる世界的な危機へと発展していた。

7月の頭時点ではまだヒアリによる被害は確認されていないようだが・・・どうやらこのヒアリ、もし大量に発生すると非常に危険な生物のようである。

 

 

 

ザックリとではあるが、ヒアリについて調べたことをまとめてみた。

ヒアリが住んでいるのはアメリカや中国、オーストラリアなどの一部地域。「殺人アリ」とも呼ばれており、各個体が持つ毒針で刺されると火傷のような痛みに見舞われ、重度の症状が出ることもあり、めまいや吐き気、さらにはアナフィラキシーショックで死に至こともあるそうだ。

雑食で、植物も花の蜜も生き物の死骸などもなんでも食べる。外来種の強いところはこういった異常なまでの環境適応力だ。

人間の命に直接影響を及ぼす危険なヒアリではあるが、牧草地を荒らしたり、野生生物を死傷させることもある。またヒアリが都市部の構造物の下に巣を作ったことが原因で建物が倒壊したり道に穴があいたりと、間接的に人間の生活を脅かすこともある。さらにヒアリは磁気に反応する性質があるようで、電子機器の中に侵入・破壊し、漏電による火災を起こすこともあるそうだ。

参考:ヒアリ - Wikipedia

 

ヒアリの個体が持つ毒も非常に強力で、人間を死に至らしめる他、人間の生活そのものも脅かすアリなのだそうだ。これは危険だ、非常に。

まさかこんなに強く恐ろしいアリがいるとはね♣︎

ニュース見てなかったから知らなかったよ◆

ニュース見ていれば、僕が倒しに行ったんだけどね♠︎

でも発見されたヒアリはすでに死んでいたみたいだし、僕が出る幕じゃないね❤︎

僕が興味あるのは、美味しく実る青い果実だけ・・・❤︎(震え声)

 

 

 

というのは冗談。こんなにも危険なアリに挑むのは命を落とす可能性が高い。キメラアント編でネテロ会長は、ネフェルピトーと接触したことで完全に臆してしまっていたキルアに、「猫の手はいらぬ」と語っていた。これは、中途半端な強さしか持たないハンターが駆除に協力したところで、ただ犠牲になるだけでなく、キメラアントに吸収されて敵の戦力を強化させるだけになってしまうからだ。必要なのはキメラアントにでも勝ち得る強者のみということである。

今の私は、正直ハンターとしてはかなり「腕ナマてるね」な状況だ。動きもだいぶ悪い。そのため修行し直している。こんな私がヒアリ駆除などに乗り出したところで、

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(引用:HUNTER×HUNTER 19巻168P/冨樫義博)

 

となるのがオチだ。犠牲になってしまう。

もしヒアリ問題が本格化したとしても、駆除活動は害虫駆除のプロハンターに任せたほうがいい。彼らは適切な知識と道具、そして念能力によって対策を立ててくれるはずだ。私のような「猫の手」が手を出すのは余計なお世話になってしまうだろう。

腕がナマっているが念能力者である私ですら手を出すべきではないと感じているのだから、一般の方々は絶対に自分だけでヒアリを駆除するような真似はしないほうがいい。発見したら自治体などにすぐ連絡しよう。

 

 

 

場合によっては人間がヒアリの直接駆除に乗り出す必要も出てくるかもしれないが、ヒアリにも天敵がいて、そいつらが駆除してくれる可能性がある。アリは他の種のアリが縄張りに入ってくると攻撃を仕掛けるそうなので、日本在来のアリの巣近くにヒアリが寄ってこようものならば彼らが始末してくれるだろう。人間が乗り出さなくてもヒアリにとっての脅威はすでに日本に存在しているというわけだ。

またクモ類もヒアリを捕食するそうだ(全てのクモが食べるわけではないと思うが)。我が家ではクモは殺さずに見逃す代わりに害虫駆除を依頼するという取引を交わしているため、もし我が家にヒアリが侵入しきてもクモ・・・いや、蜘蛛がなんとかしてくれるはずだ。

さすが蜘蛛、幻影旅団!ヒアリの駆除は頼んだぜ。

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(引用:HUNTER×HUNTER 22巻83P/冨樫義博)

 

非常に危険なヒアリ。これからは虫が活動的にある夏のシーズンであるため、こういった毒を持つ虫などには特に注意したい。

いやぁ、まさかこんなことになっていたなんてね♣︎

ニュース見なくちゃ❤︎