私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、ウォーキング(散歩)の記録などを書いている趣味ブログです!

【ハンターハンター】ミザイストムの念能力「密室裁判(クロスゲーム)」の念系統は何系か考察してみた!

私はハンターハンターの中でもヨークシンシティ編とキメラアント編が好きなもので、考察記事に時間してもついその関連のテーマになってしまうことが多かったです。

もう少し他のテーマやキャラクターに触れてみようと思います。

 

やはり気になるところは、まだ連載の途中となっている暗黒大陸編に登場するキャラクター達に関してですよね。

まだ本編で描写の少ないキャラクターが多数いるので少々考察もしにくいのですが、今回はやってみようと思います。

 

今回取り上げるのは、「十二支ん」のメンバー・ミザイストムさん。

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彼の念能力「密室裁判(クロスゲーム)」が何系の念能力かを考察したいと思います。

ミザイストムとは?

ハンター協会の元会長ネテロがその才能や能力を認めた12人のハンター「十二支ん」。

そのメンバーの1人にミザイストムがいます。十二支んは有事の際に会長に代わりハンター協会を運営する権力を持つ(あとはネテロの遊び相手などもする)ハンター協会の上層部に値します。

 

メンバーはそれぞれ十二支に応じたコードネームが与えられ、メンバーによってはその動物のような服装をしたり、顔や体を整形したりしている。これはネテロ会長に好かれるための努力であり、十二支んのメンバーのほとんどは文句を言いながらもネテロのことが大好きであった。

 

ミザイストムは「丑(うし)」のコードネームを与えられている。その名の通り服装は牛柄。コーヒーに入れるミルクは自分で出せるという徹底っぷり。どこから出るんでしょうかねぇ・・・

 

ミザイストムは「クライムハンター」という犯罪を取り締まるハンター。性格からもかなり正義感が強そうでもあり、会長選挙で最終候補4人に選抜される信頼性もあります。

民間警備会社も経営していてかなり犯罪に対して厳しい考え方をしていそうですが、一方で弁護士でもあり犯罪者を守る立場でもある・・・検事じゃないんですかね。

 

彼の念能力は「密室裁判(クロスゲーム)」という能力。

能力の詳細は作中で明らかになりました。

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3色のカードを相手に提示して行動を制限させます。青で入廷させ、黄で拘束し、赤で退場させる。

作中ではクラピカを十二支んに勧誘する際、ノストラードファミリーの下っ端たちに対して能力を使っていました。カードを提示し、ミザイストムが口にした命令に反すると見えない念の檻に閉じ込め、動けなくさせる能力のようです。クラピカの「律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)」に少し似ている能力ですね。

 

能力の詳細は明らかになりましたが、系統は何なのかまでミザイストムは語ってくれませんでした。

「密室裁判(クロスゲーム)」は何系の念能力か?

不明点の多い「密室裁判(クロスゲーム)」ですが、何系の能力に該当するのか、作中の描写から考えていきます。

「密室裁判(クロスゲーム)」の系統としてまず考えにくいもの

まずは「密室裁判(クロスゲーム)」の特徴やミザイストムの人柄などから、該当しないであろう念系統を挙げていきます。

強化系

強化系は単純一途な性格をしています。ゴンやウボォーギンが代表的ですね。

ミザイストムはそのような性格ではなく、相手を疑ったり、冷静に論理的に考えている描写が多いので、強化系の可能性は少ないかと。

何かを強化している描写もないですし。強化系は同じ十二支んの中でもカンザイあたりですかね。

 

具現化系

ミザイストムがクロスゲームの時に使うカードは実際のカードであって念能力で具現化させてものではないようです。

さらに、クロスゲームによって作り出された念の檻はノストラードファミリーの下っ端には見えず、リンセンが「凝」で見なければ見えませんでした。

具現化したものはたとえ念能力であっても念能力者以外にも見えるはずですので、具現化ではないと思われます。

「密室裁判(クロスゲーム)」が該当する可能性の高い系統

次に、「密室裁判(クロスゲーム)」が該当しそうな念系統を挙げていきます。

変化系

例えばミザイストムが「オーラの性質を硬い鉄、そして形を檻にしている」ことで相手の動きを奪うのだとしたら変化系であることが考えられます。

オーラを変化しただけのものは一般人には視認できませんので、リンセンだけが凝で見えたのも辻褄が合います。

 

しかし、変化系はミザイストムの性格的に当てはまらなそうです。ミザイストムは十二支ん同士の信頼強化のために念能力を全員の前で真っ先に明かしました。変化系は嘘つきです。キルア・ヒソカ・ビスケみたいなタイプが変化系であることが多いです。やはりミザイストムは性格的に当てはまらなそう。

 

ただ、ミザイストムは実はビヨンド=ネテロのスパイではないかと怪しまれてもいますので、もしそうなら一気に変化系説が濃厚になりますね。

 

放出系と操作系

放出系と操作系は合わせてしまいますが、これには理由があります。

先ほど私は、クロスゲームがクラピカのジャッジメントチェーンに似ていると言いました。これは、「相手に命令を出し、それを破った場合能力が発動する」という点が似ていると考えたためです。

ジャッジメントチェーンはクラピカ曰く、「具現化、操作、放出を全て使っている」と語っていました。

具現化は鎖を作り出す上で必要となるものです。ということは「命令を出し、それを破ったら能力が発動する」というのは放出と操作の力を必要とすると想定できます。

ミザイストムは鎖を具現化する必要はないため、放出と操作を使っている可能性がかなり高いです。

カードという現実にあるもので、愛着のある道具を使うと念の効力も高まるという点も操作系の特徴と合います。

「密室裁判(クロスゲーム)」は変化・放出・操作の併用?

「密室裁判(クロスゲーム)」は変化・放出・操作を併用した能力である可能性が高いかなと、個人的に思います。

放出、操作の能力で相手がミザイストムの命令を破った時に発動。オーラを鉄の檻に変化させ、相手を拘束する。・・・どうでしょうか?

 

ミザイストムはもともと操作系あたりで、実物のカードを使います。

遠隔で離れた的にも作用するように放出系も使い魔。操作系にとって隣り合う放出系は得意系統であるため、修行すればかなり高いレベルで扱えるようになるでしょう。

 

しかし、操作系と変化系は対極にあり互いに苦手系統としています。本来念の精度が落ちてしまうところを「カードと命令を提示して相手が破ったら能力が発動する」という制約をつけることで、変化系の精度を上げていると考えらえれます。

もしミザイストムが変化系なら、問答無用でオーラを鉄の檻に変化させて捉えてしまえばいいわけですから、ミザイストムはもともと操作、または放出系で、変化系も冷えようしていると思います。得意系統は操作系っぽいですね。

 

ミザイストムは仮にもハンター協会の上部にいる存在です。かなり念の修行も積んでそうですし、苦手系統をも使いこなせるように工夫していると思います。

特質系の可能性は?

ミザイストムのような複雑な能力は「特質系」にしてしまえば片が付くんですよね。何でもありですから、特質は。

確かにクラピカのジャッジメントチェーンも、クラピカが特質系になることで操作、放出、具現化を使えるようになったからこそできるわけで、特質系といえば特質系なんですよね。

しかし特質系にするとそれで終わりなので、できればしたくないというのが本音・・・

でも可能性としてミザイストムが特質系であることは十分にありえます。

 

今回の考察のまとめるとしては、ミザイストムの「密室裁判(クロスゲーム)」は

 

変化形、放出系、操作系、の併用

または

特質系

 

だと思います。

ミザイストムは主要メンバーのクラピカとも絡みが多く、暗黒大陸にも乗り込む予定ですので、今後かなり活躍が描かれそうです。クロスゲーム以外の能力も出てくるかも。

ミザイストムは一応ハンターとしてトップ層ですので、暗黒大陸ではモラウやノヴ以上の働きをしてもらいたいところです。

 

 

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