先日とある駅の階段を下りていた時のことです。
私の前を夫婦が降っておりました。
正面から見たわけではありませんので正確にはわかりませんでしたが、恐らく40〜50代くらい。どこかで買い物をした帰りだと思われます。
私の両親もこのご夫婦と同じくらいの世代ですが、まず2人で買い物に行くなんてことはないでしょう。結婚して40代50代まで仲良くするっていうのは、ある意味「好き」という感情とは別に「仲が良い」とか「親友」みたいな、2つ目3つ目の相手に対する感情がないといけないのかもしれませんね。
なんてハートウォーミングな気分に浸っておりましたが、よーくご夫婦を見てみると、
あれぇぇ?奥様の着ている服、表裏逆ですよねぇ…?
ということに気がついてしまいました。
完全に襟首のタグが外に出ているし、縫い目が表面に来ています。
もしかしたらそういうファッションの服なのかなとも思いました。
私はファッションのファの字どころかfの字すらわからない男なので、もしかしたら今こういう表裏逆ファッションが流行っているのかもしれない。ほらファッションって突如として突拍子もないスタイルが流行ったりするじゃないですか?もうマスコミの思うがままじゃないですかファッションって、だからこの表裏逆の服も、渋谷のギャルたち的には
「表って、すなわち裏だと思うんだすよねぇ。表裏一体っていうかぁ。だからあえて裏面を表面にすることでぇ、自分の内面をさらけだしてぇ、信頼感とか、そういうのを周りにも認識してもらうっていうコンセプトで着るんすよぉ〜。」
みたいなことを言っているのかなと思ってしまいました。
だから私がこの奥さんに
「服の表裏逆になってますよ」
と言おうものなら
「はぁ?ファッションなんですけど?わからないの?ファッションわからないくせによぉ、人の服に文句つけてんじゃあねーぜ!!」
と言い返されてしまいます。
それに私が表裏指摘したところで、その場で着替えるわけにもいきませんからね。
旦那さんが指摘してくれることを祈り、私は服の裏表が逆のことを奥様には言えませんでした。…多分旦那さんも気がついてるけど言い出せなかったのかもしれませんね。
まぁ服には変わりません。知らぬが仏。1日恥ずかしい思いをするくらいなら、そっとしてあげた方が良いこともあるのかも。
まぁ本当に冗談抜きで服の表裏逆に着ることがファッションだとしたら知らないのは結構恥ずかしいことだなと思い、一応調べてみました。
調べたところファッション的にあえて表裏逆に着るということはないようです。ふぅ、良かったー。
しかし!調べる中で面白いものを見つけてしまいました!
「服」「表裏」「逆」
とGoogle先生で調べると、予測変換で「ジンクス」というものが出てきました。
何のことか気になるので検索してみると
服の表裏を逆に着てしまうことは幸運が訪れるの証
というのです!
故意的に表裏逆に着ても意味はないそうですが、無意識に間違えて着てしまうと、思いもよらぬ授かりものをしたり、運気が悪い人が突如として良くなったりすると考えられているのだとか。
…正直こんなジンクス初めて聞いたんですけど、局所的にはこういう風に信じられているようですね。知らなかったー。
今までの人生振り返ってみますと、私の記憶には服の表裏逆に着て外に行ったというの経験はありません。必ず気がついて着直していました。あぁ、だから人生良いことがないのか!
といっても故意的に表裏逆に着ても無意味ですので、本当に疲れて無意識に間違えてしまうまで待つしかないですね。
頑張って間違えてくれよー、私の潜在意識!ちょっと恥ずかしいけど。
あの奥様も、今日は恥ずかしい思いをしたかもしれませんが、ジンクスが正しければ何らかの幸運が訪れているかもしれません。
もしかしたら今の旦那様と40代50代になっても2人で買い物に行ける関係を気付けていること、それこそが幸運なのかもしれませんね。
たまには良い言葉で締めくくってみたり…。
こちらの記事もどうぞ!!!