私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

【ハンターハンター】フランクリンとヒソカはどっちが強いのか?

 

ブラックホエール1号内に潜伏しているヒソカを探している幻影旅団のメンバー。

団員全員がヒソカの殺害を狙っています。

  

基本的に各自の自由行動で、「先にヒソカを見つけた者が戦う」以外のルールはないようです。

シズクやボノレノフのように、ヒソカとの能力の相性の悪さから、他の団員と手を組んで探している者もいます。

 

そんな団員の中で、フランクリンは単独でヒソカを待ち構えているようです。

フランクリンは初登場時にヒソカのことを「大したことねーよ、あんなやつ」とディスっていましたね。

かなりなめているようで、一人でも倒せると考えているのでしょう。

 

では、フランクリンとヒソカはどちらが強いのでしょうか?

考察してみたいと思います。

 

 

 

 

フランクリンとは?

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出典:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ2018年17号/冨樫義博

 

本名:フランクリン=ボルドー。団員ナンバー7。旅団の腕相撲強さランキング4位。

フランケンシュタインのような風貌をした男性です。

体は大柄で、幻影旅団で最も大きかったウボォーギンに次いで2番目に大きかったです(今は一番大きい)。

 

初登場時はノブナガと突然殴り合いのケンカをするなど、非常に血の気の多そうな感じでした。

しかし、ヨークシンシティ編でのクロロをめぐるクラピカとの駆け引きの場面では、熱くなって仲間割れを起こしそうな旅団メンバーたちを冷静に止めていました。

 

まるで副団長かのような振る舞いで、読んでいる側としては「あれ?フランクリンってこんなに冷静な頭脳派だったっけ?脳筋キャラじゃなかったっけ?」と疑問に思うほどでした。

 

ヨークシンシティ編以降は、グリードアイランド内で姿を見せましたが、活躍は特になし。それからの出番は全くありませんでした。

ブラックホエール1号内で久しぶりの登場です。

 

念能力は「俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)」。

放出系に属します。フランクリンが自ら切り落とした指から、無数の念弾を連射する能力です。

 

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出典:HUNTER×HUNTER 8189P/冨樫義博

 

念弾の威力は普通のマシンガンをはるかに上回るようで、念能力者といえど、連続で当たれば命はないでしょう。

 

フランクリンが指を切り落とした理由は、そうした方が威力が上がる気がしたからだそうです。

無意識ではありますが、能力に制約をかけることで威力も上がったのだと見られます。

 

 

ヒソカとは? 

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出典:HUNTER×HUNTER 31136P/冨樫義博

 

本名:ヒソカ=モロー。元団員ナンバー4。旅団の腕相撲強さランキング3位。

奇術師を自称する殺人鬼です。トランプと体術を基本として戦い、さらに持ち前の念能力を使って敵をおちょくるような戦い方をします。

 

幻影旅団には、団長のクロロと戦うために入ったフリをしていました。

ヨークシンシティ編の終盤に幻影旅団を離脱。その後、クラピカがクロロにかけた念を解除できる除念師を探し、その報酬としてクロロとタイマンで勝負することを約束していたようです。

 

ヒソカはついに念願のクロロと、天空闘技場で戦いました。しかしヒソカ対策を完全に練っていたクロロに敗北。

ヒソカはクロロに能力を貸していた旅団員のシャルナークとコルトピを殺害し、クロロの戦力を削ぐ作戦に出たのでした。

 

しかしこの行動がクロロをはじめとする旅団の怒りを買ってしまいました。

ブラックホエール1号内に潜んでいるヒソカと旅団の死のかくれんぼが始まりました。

 

ヒソカの念能力は、自分のオーラをゴムとガムの性質に変化させる「伸縮自在の愛(バンジーガム)」。

この性質を利用して、ヒソカは相手の動きを捉えたり、自分に貼り付けたゴムの勢いで高速移動したりします。

また、ヒソカの足も一部がバンジーガムになっており、ゴムの弾力を使ったダッシュで超高速の動きが可能となったようです(治療している可能性もあり)。

 

能力はもう1つあります。「薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)」です。

平面上に、肌やインクなど1000以上の質感を再現できる能力です。

ヒソカが何か隠したいものがあるときによく使います。

ドッキリテクスチャーの存在を知っているのはヒソカ以外に、旅団のマチくらいです。

が、マチも「肌の質感を再現する能力」としか認知してません。

 

2人の情報はこんな感じでいいでしょう。

では、フランクリンとヒソカが戦ったらどちらが勝つのか考えてみます。

 

 

 

接近戦ではヒソカが有利か?

まず接近戦の場合を考えてみましょう。

私の考えだと、ヒソカが有利だと思います。

 

まず、パワーの面から考えます。実はヒソカの方がフランクリンよりパワーは上なんですよね。腕相撲ランキングを見る限り。

どれくらいの差があるかはわかりませんが、接近戦のパワーはヒソカの方が上回りそうです。

 

もちろん攻撃は当たらなければ意味がありません。

フランクリンがヒソカの攻撃を避ける、あるいはオーラでガードできれば、同等に戦えるでしょう。

 

ただ、ヒソカにはスピードがあります。

「伸縮自在の愛(バンジーガム)」を使った反動で、ヒソカは目で追えないスピードで移動できます。

以前は素早く移動するために、自分の体につけたゴムを、他の場所に貼り付けるという準備が必要でした。

しかし、クロロ戦で足を失ったヒソカは、ゴムの足を作り出し、ゴムの反動を使ったダッシュが可能となりました。

 

フランクリンのスピードに関しては・・・速いと思えないんですよね。

巨体だからっていうのもありますが、「俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)」はフランクリンのスピードを補うために作り出された能力じゃないかと思うのです。

 

フランクリンは移動速度が遅いからこそ、マシンガンのような高速の念弾を飛ばして攻撃するのではないかと。

そもそも接近されたくないんでしょうね、フランクリンとしては。

巨体を生かした戦闘をしないのは、スピードの面で敵に劣ることが多いからではないかと思います。

 

一方で巨体を生かした戦闘をしていたウボォーギン。

でもフランクリンとウボォーギンの体に違いとして、フランクリンは姿勢が悪いですね笑

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出典:HUNTER×HUNTER 8150P/冨樫義博

 

動きにくそうな気がします。

 

パワー、およびスピードの点でヒソカに劣るフランクリンは、接近戦では負けてしまうでしょう。

接近戦でパワーもスピードも上回られたらほぼ勝ち目ないですね。

 

 

遠距離戦ではフランクリンの方が有利か?

フランクリンは遠距離戦だと強いですね。念弾を連射できるので、攻撃する隙を与えません。

ヒソカも遠距離戦に対応できないわけではありません。トランプを手裏剣のように使うことで斬撃を与えられます。

ただ、攻撃力の差が段違いだと思います。フランクリンの念弾の方が威力は高いでしょう。

 

フランクリンの念弾は図太い指から発射されます。

威力はライフルのような感じですかね?戦車についている重機関銃って感じかもしれません。

とにかく1発当たるだけでも危険です。

最近、念能力者といえども銃は危険なのだと明らかになりましたね。クラピカが警戒していました。

 

ウボォーギンみたいに、もともと異常な身体の強度を持っていて、かつ強化系の念能力者ならばバズーカにも耐えられるみたいです。

しかし本来、念能力者にとって銃はダメージにつながるようですね。

 ヒソカといえどもフランクリンの念弾を食らえば、致命傷は避けられないでしょう。

 

一方でフランクリンは、ヒソカのトランプで致命傷は食らわなそうです。一応巨体ですからね。

しかも強化系に近い放出系を得意としてますので、体の強化もできるでしょう(ヒソカも強化系に近い変化系ですが、変化系は放出からやや遠いので、手元からオーラを離したまま維持するのが苦手です。トランプを強化しても、距離によっては無意味になってしまうかもしれません)。

 

遠距離戦ではフランクリンが有利になりそうです。

ただ、欠点もあると思います。

 

 

 

ヒソカに念弾を当てられるのか?

先ほどの通り、ヒソカは足の「伸縮自在の愛(バンジーガム)」の反動で、超高速移動をします。

そんなヒソカに対してフランクリンは念弾を当てられるのか?という問題もあります。

 

大勢の敵を掃射するならば「俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)」は非常に強いと思います。しかし、ある特定の人間に当てるのは難しいかもしれません。

弾数は多いので、「数撃ちゃ当たる」理論で当たるかもしれませんが・・・ヒソカはゴトーの発射するコインも見切っていたので、避けてしまうかも。

 

「俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)」は能力発動までのタメの時間がほぼなさそうなので、発射スピードは速そうです。

それでも「指の発射口を解放する→発射」までの間にヒソカに逃げられてしまいそうです。

 

ヒソカは念弾を避けられれば、フランクリンの懐に一気に距離を詰めて、得意な接近戦に持ち込めてしまいます。

遠距離戦のままで勝負を決められなければ、フランクリンの勝ちは薄いでしょう。

 

ヒソカと戦うならば遠距離戦に持ち込まなければいけないフランクリンですが、今のフランクリンの「待ち」の状態は負けフラグなんですよね・・・

 

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出典:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ2018年17号/冨樫義博

 

 

ヒソカが近づき放題

遠距離戦を仕掛けるのであれば、遠くから攻撃相手をいち早く見つけ、相手が気がつかないうちに攻撃するのがセオリーだと思います。

離れたところから先手を打てるのが遠距離戦を得意とする者の強みなはずです。

しかし、フランクリンは今、待ち伏せ状態です。自分からヒソカを探そうとしていません。

 

これではヒソカにとって近づき放題になってしまいそうです。

「絶」でオーラを消しながら近づけば、バレにくくなるのではないかと。

 

フランクリン的には「ヒソカから近づいてくるなら探す必要はない」みたいな考えのようですが、「俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)」で倒すのならば、自分から探して攻撃を仕掛けた方がいいはずです。

 

もしかしたら、フランクリンはさらなる奥の手として、接近戦用の能力もあるのかも・・・この可能性は十分にありますが、まだ作中で描かれてませんので、考察したらきりがないですね。

 

 

フランクリンがヒソカに勝つには?

フランクリンとヒソカが戦うことになった場合、特に今のブラックホエール1号内だとしたら、ヒソカが有利だと私は思います。

 

フランクリンがヒソカに勝つには・・・

「俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)」をとにかくぶっ放す!

のがいいと思います。

 

標的は定めず!とにかく撃ちまくる!

船の乗客もろとも射殺してしまえば、そのうちヒソカにも当たるかもしれません。

フランクリンからの先制攻撃にもなりますので、ヒソカも近づけない可能性が高まります。

 

フランクリンも幻影旅団のメンバー。人の命に対して無頓着でしょう。

大量の人間を撃ち殺しても、ヒソカに当たるのならばなんとも思わないはずです。

 

非人道的なやり方ですが、ブラックホエール1号内の状況でフランクリン有利に戦うにはこれが1番かと。

暗黒大陸に向かう船の中。ヒソカも、自分では泳いで帰れないであろう位置にある船から、海に飛び込むわけにもいかないでしょう。逃げるにも限界があります。

 

 

 

まとめ:ヒソカが勝つ

私が考えるところでは、フランクリンとヒソカが戦った場合、勝つのは

ヒソカ

だと思います。特にブラックホエール1号の中という今の状況では。

 

フランクリンは遠距離戦なら勝機もあるでしょうが、近づかれた時のリスクを考えると、不利でしょうね。今のように待ち伏せているとなおさら。

 

自分から攻撃すればフランクリンにも勝てる可能性はありますが・・・ヒソカは旅団に出会った時点で、その場で手段を選ばず殺すと宣言してます。

相手が気づかないうちに暗殺することもいとわないでしょう。

 

フランクリンさんは作戦を変えた方が良さそうです。

それかマチあたりがきちんと教えてあげて欲しいです。

「あんたこのままだと・・・死ぬよ!」

みたいにね。