私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

【ハンターハンター】幻影旅団はどうやって念能力を習得したのか?

  

幻影旅団のメンバーは、全員が念能力を身につけています。

しかし、誰からどうやって念を教わったのかは不明です。

 

レオリオのように独学で身につけた可能性もありますが、それにしてはかなり高いレベルで習得しています。

 

この疑問の答えを知るには、「幻影旅団の結成秘話」みたいなストーリーを冨樫義博先生に書いていただく他ありません。

 

が、「こんな感じだったんじゃないかな?」と想像することはできます。

 

そこで今回は、幻影旅団が念能力を習得した背景を想像してみました!

 

 

流星街の念能力者に教えてもらった?

幻影旅団が誕生した地・流星街。ここにはあらゆる国の流れ者たちが集まってきます。

その中には念を使える者もいるでしょう。プロハンターも紛れ込んでいるかもしれません。

 

このような流星街にいる念能力者に、旅団メンバーは念を教えてもらった可能性があります。

例えば、こんな流れで。

 

幻影旅団の念の師匠は…

結成後、外の世界で盗みを働き始めた幻影旅団メンバーたち。

 

しかし、ごく稀に人知を超えた謎の能力を使う者が防犯対策をしており、盗みが成功しないこともちらほら・・・

 

そこで団長のクロロは謎の能力について調査し、自分たちも同じ力を身につけねばと考えました。

f:id:g913:20190704193534j:plain

f:id:g913:20190704193524j:plain

f:id:g913:20190704193526j:plain

f:id:g913:20190704193531j:plain

f:id:g913:20190704193520j:plain

幻影旅団の念の師匠となったのは…流星街の長老!?

 

クロロはヒソカとの戦闘中、長老から「番いの破壊者(サンアンドムーン)」を盗んだと話していました。

 

つまり長老は確実に念能力者であり、クロロが接触して能力を盗めるくらいには接点があったということ。

 

もし幻影旅団が念を身につけたのが流星街にいた時代だとしたら、長老から念の指導を受けていた…と想像できなくもないです(かなり無理やり)。

 

作中で、流星街の住民で念能力者だと言及されたが長老くらいなので、彼を旅団の師匠と仮定しました…(実際はもっと指導のうまい能力者がいたかもしれません)。

 

 

 

基本を学んだ後はクロロが指導?

長老などから念の基本を学んだ後、各団員の「発」の開発はクロロが指導していたのではないかと思います。

 

理由は2つ

1.クロロは団員同士が隠している能力を全て知っている

→開発するところを見ていたから知っている?

2.マチとシズクに「凝を怠るな」と指示していた

→修行当時の名残が出た?

 

それぞれについて考えていきます。

 

能力を知っているのは開発に携わったから?

1は単純にクロロが団員それぞれに能力を聞いただけの可能性も高いです(盗む条件を満たすためでもあり)。

 

ただ、創設メンバーについては子供の頃から一緒に育ってきた中で、もし先ほどの考察のように流星街で念を学んだなら、お互いに少しくらい「発」を知っていてもいいはず。

 

しかし創設メンバーのノブナガもフィンクスも、同じく創設メンバーであるパクノダの「記憶弾(メモリーボム)」のことをヨークシンシティ編まで全く知らないようでした。

 

一方でクロロは知っていたことを考えると、クロロが各団員の能力開発に関わっていた可能性も0ではないかと。

 

どの団員よりも早く念を身につけ指導者になった?

2のマチとシズクに「凝を怠るな」と教えた姿については、まるでゴンとキルアに念に指導をするビスケのようでした。

 

クロロもビスケのように、修行当時は指導者側だったのかもしれません(途中加入のシズクにも指導していたか不明です)。

 

普段からて体術を鍛えたり、戦う相手に合わせて戦略を練ったりするクロロの性格を考えると、念についても徹底的に学び、メンバーの誰よりも修行をし、早い段階で指導者レベルの力を身につけていたのかも?

 

クロロの指導はどんな感じだったのか?

・・・正直に言うとこれまでの考察、「クロロが旅団メンバーの修行を指導していた」という流れに持って行きたいがためにやってきました・・・

 

そのため、だいぶ無理やりな考察になっていると認めざるをえません。

 ただこの流れの方が、ここから先の想像がはかどりそうなので、ご容赦ください(涙)

 

ではクロロの指導はどんな感じだったのでしょうか?

今回は、「フランクリン」「フィンクス」の修行時代を想像してみたいと思います。

 

フランクリンの場合

f:id:g913:20190704193507j:plain

f:id:g913:20190704193516j:plain

f:id:g913:20190704193504j:plain

f:id:g913:20190704193510j:plain

f:id:g913:20190704193513j:plain

f:id:g913:20190704193858j:plain

フランクリンは「指を切り落とせば威力が上がるのでは?」と感じて指を切断し、 「俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)」の制約にした様子。

 

もしかしたらそのアドバイスをしたのはクロロだったかもしれません。

 

ただ、さすがのクロロといえど、指を切り落とすまでは想像していなかったと思いますが…

 

 

 

フィンクスの場合

f:id:g913:20190704193540j:plain

f:id:g913:20190704193546j:plain

f:id:g913:20190704193537j:plain

f:id:g913:20190704193543j:plain

パワー自慢のフィンクスですが、幻影旅団にはさらなるパワーを持つウボォーギンがいます。

 

身長258cmという人間離れした巨体を持つウボォーに、パワーで勝つのはほぼ不可能でしょう。

 

そこで、フィンクスも能力に制約をかける必要があったと思います。

しかし「廻天(リッパーサイクロトロン)」の制約は「腕を回す(その分だけパンチの威力が上がる)」というもの。

「腕を回す」なんて簡単にできますし、制約としても弱そうです。

 

ただ、ハンターハンターの戦闘は0.1秒を争う世界。

腕を回すなんて無意味な行動は、大きな隙を生み、命に関わります。

単純に見えますが、戦闘において実はかなり重い制約です。

 

クロロはそれを見抜き、あえて「腕を回す」という制約をフィンクスにかけさせたのでしょう。

きっとそうです。適当だったわけじゃありません(それでもフィンクスよりウボォーの方がパワーは上でしたが)。
 

他の団員の能力開発シーンも想像してみたい。

今回はフランクリンとフィンクスだけにしましたが、他の団員についても能力開発シーンを想像してイラストにしたいです!

 

もちろん、クロロが能力のアドバイスをしていたという想定で!

 

幻影旅団の能力は個性豊かで想像しがいがあります。

特に、かなり強い制約をかけているフェイタンと、「円」にこだわっているノブナガあたりを考えるのは面白そうです!

 

それはまた別の機会に!

 

今回は、考察というより想像に近い記事でした!