私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

主人公の敵対組織にいる実力No.4くらいのキャラがめっちゃ好き

 

私の名前はジロギン。

 

バトルマンガに欠かせない要素として、「主人公と敵対する10人前後の組織」の存在があります。

主人公たちの前に立ちはだかる強キャラ集団です。

人数は少ないものの、メンバー1人あたりの強さが作中トップクラスのため、超絶危険視されています。

 

具体的に例を挙げるとしたら、

・『HUNTER×HUNTER』の「幻影旅団」

・『NARUTO』の「暁」

・『BLEACH』の「十刃(エスパーダ)」

 などですね。

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 8155P/冨樫義博)

 

私はこういう組織が大好物で、将来的には自分でも結成したいと考えています(組織の目的は未定!)

 

さらに、こういう組織に所属している

「実力No.4くらいのキャラ」

がめっちゃ好きなんです!

 

これだけではちょっと何言っているのかわからないかもしれません。

ですので詳しく、無駄に熱心に説明していきます!

 

 

 

 

具体的なキャラはヒソカ、イタチ、ウルキオラ、仁王

組織のNo.4くらいのキャラが具体的に誰かという話からしましょう!

先ほど挙げた組織の中だと、

 

幻影旅団のヒソカ

(ヒソカは団員No.4でしたが、旅団の番号に強さは関係ありません。ただ実力的に見てヒソカは、クロロやウボォーギン、フェイタンあたりに次ぐ強さだと思います)

 

暁のうちはイタチ

(暁にも強さの序列はありません。ただ強さを見ると、オビト、長門、の次にイタチか鬼鮫がランクインすると思います)

 

十刃(エスパーダ)のウルキオラ

(エスパーダの番号は強さ順で、ウルキオラは4番。ヤミーが0番だと発覚したので本当は5番なのですが、ヤミーはそんなに強くなく、ウルキオラが4番でいいのではないかと思います)

 

それから、『テニスの王子様』の立海大付属中3年、仁王雅治も好きです!

(仁王は立海最強の3人に次ぐ強さと見せかけて、トップクラスの強さでした)

 

彼らは私にとって大好物なのです!

冒頭で自分の組織を作りたいとか言いましたが、私は彼らのようなNo.4くらいになりたいです。

No.4くらいのキャラたちに、魅力を感じずには入られません!

 

実力はボスと同等か少し劣るくらいだけど隠してる

実力No.4と言いましたが、それは形式的な順番で4番である場合が多いです。

本当の力を隠していたり、何らかの事情があって目立たないようにするために、4番くらいに位置しているのです。

 

ガチで戦闘したら組織のボスと同等か少し劣るくらいの強キャラ!

でもその力は隠している・・・この「能ある鷹は爪をかくす」感がたまらない!

 

序盤は絶望的な強さ

No.4くらいのキャラは、組織の全容が明らかになる前に、主人公の敵として立ちはだかります。

で、戦うことになるのですが、その時点の主人公では全く歯が立ちません。

殺されそうになる寸前に仲間が助けてくれるか、相手の事情で見逃してもらいます。

 

「こんな奴に勝てるわけないじゃん!」という絶望感を主人公と読者たちに与えてくれるのがNo.4くらいのキャラの役割でもありますね。

 

まぁNo.4くらいのキャラが登場したということは、主人公も同じくらいかそれ以上の強さになることは確定なのですが・・・子供の頃に見ると、妙に印象的で、恐怖すら感じる存在なのです(昔のヒソカさんは怖かった。昔のヒソカさんは)。

 

その後ストーリーが進み、No.4くらいのキャラがとある組織のメンバーであることが発覚。しかもメンバー全員がNo.4くらいのキャラと同等の強さを持つことまで判明しちゃうのがお決まりのパターンです。

 

すると私たち読者は

「No.4くらいのやつと同じレベルのやつが10人もいんのかよ!!」

と大興奮しちゃうわけですね!

 

 

 

何か事情があって組織にいるだけ

No.4くらいのキャラは、組織において強く頼れる重要な役割を担っていることが多いです。が、実は何らかの事情があって組織にいるだけのパターンもあります。

スパイで本当は主人公の仲間だったり、そもそも組織を裏切って脱退するつもりだったり。

 

この「組織にどっぷり浸かっていない」感じがキャラの余裕につながって、またカッコよく見えるんですよね。

 

「まぁ、オレはこの組織抜けても一人でやっていけるし。組織の目的にも全然興味ねぇし。 」

 

みたいな余裕ね。この感じに憧れる!

 

特に、組織で最初にやられるキャラが

「〇〇(組織名)の一員であるこのオレが!こんなガキどもにぃぃぃ!」

みたいな組織へのこだわりを見せながら死んでいくと、No.4くらいのキャラのかっこよさがより際立ちます。

 

責任がなくて一番いいポジション

No.4の何がいいかって、責任があまり降りかかって来ないポジションってことですよ。

上にはリーダーや副リーダーがいるので、組織で問題が起きてもNo.4にまで責任が回ってくることはまずないでしょう。

 

それでいて下っ端でもない。これも見逃せないです!

半分よりは上の立場なので、面倒なことは格下のやつがやってくれます。自分が先陣切って大変なことに挑む必要もありません。

 

No.4は最高のポジションですよ。

学校の部活や委員会、会社などでもNo.4を目指したいですね。

No.4は私自身が実生活でもなりたいポジションなので、漫画やアニメでも憧れてしまいます。

 

仲間からも実力を認められている

実力No.4なので、組織内では確実に上位。仲間たちもその強さを認めています。

それがよくわかるのが、組織で会議をしてるシーンですね(これも漫画でよくあるシーンです)。

だいたいこんな感じになります。

 

スピードタイプキャラ

「〇〇(パワータイプの雑魚)がやられたか!あんなパワー馬鹿、死んで当然!俺なら2秒とかからず主人公を殺れるぜ!」

 

頭脳キャラ

「あまり仲間のことを悪く言うもんじゃありませんよ。ま、私からすると、彼もあなたも知性のない猿同然ですが・・・」

 

スピードキャラ

「んだとテメェ!!首の骨へし折られてぇのか!?」

 

無気力な少年キャラ

「はいは〜い、ちょっと意見。ぼくたちってぇ、仲間だったんすかぁ?ぼくはあんたらのことぉ、仲間なんて思ったことねぇんすけどぉ?」

 

No.4くらいのキャラ

「・・・・・・」

 

こんな感じ!自分からはレベルの低い会話にかかわらず、それでいて仲間たちから悪口を言われることもない!

強キャラ集団の中でも一目置かれ、組織を冷静に観察している感じが地味に興奮しちゃうんです!

 

 

 

冷酷に見えて主人公をリスペクトしてくれる

一見冷酷で、敵に全く興味を示さなそうなNo.4くらいのキャラ。

でも主人公と戦う時になると、自分と同じくらいにまで強くなったことにリスペクトを示します。

 

それはつまり、本気で戦ってくれたり、これまで隠していた本性を見せてくれたりということですね。

冷静だったNo.4キャラが見せる熱い姿に、読者はさらに大興奮なわけです!

 

組織の中には、単純に殺戮を楽しんでいるやつや、主人公の仲間を殺したやつなど、漫画とわかっていながらも腹が立つようなキャラもいます。

 

でも、No.4くらいのキャラは全力で主人公と戦ってくれるので、読んでいる時に全然悪い気がしないんですよね。

まるで、正々堂々戦うスポーツでも見ているかのうような、気持ちいい気分で読めるものです。

 

それゆえか、No.4くらいのキャラはどの作品でも高い人気を誇ります。

No.4くらいのキャラと主人公の戦いがベストバウトと言われていることも珍しくないですね。 

 

終盤でも強キャラ

結局、No.4くらいのキャラはラスボスにはならないので、中盤頃に実力が明らかになってしまいます。

その後、組織のボスや、真に組織を操っていた人物などの実力が明らかになるパターンですね。

 

でも、作中全体を通して見ると組織のNo.4くらいのキャラは、なんだかんだ強キャラに分類されることが多いです。

人気のキャラなので、作者さんとしても弱くは描けないという事情はあるでしょう。

でも、主人公の目指す壁、そしてライバルであったキャラには最後まで強キャラであってほしいという願望が読者誰には必ずあると思います。

 

作品が終盤に差し掛かって、改めて見ても強かったと思えることで、No.4くらいのキャラの魅力を再度見出してしまうんですよね。

 

さいごに

ということで、主人公の敵対組織にいる実力No.4くらいのキャラの魅力について語ってきました。

 

子供の頃は、よくこういう強キャラ組織に自分が入る妄想をしたものです。

でも、何回妄想しても私のポジションは決まってNo.4キャラ。

 

組織の会議も何回もやりましたよ、脳内で。でも私は脳内でもNo.4キャラ。仲間たちの怒号が飛び交う会議を黙って眺めているのが役割です。

自分の脳内会議なのに自分は発言しないという意味不明な状況が、こんな記事を書く私の脳みそを作り上げたのでした・・・