私の名前はジロギン。

ハンターハンターをはじめとした漫画の考察や、1000円以内で出来る懐かしい遊びなど、幼かったあの頃に帰れるブログです!

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パチンコ屋の「アームハンマーババア」の話

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先々週の土曜日に大学時代の友人たちと飲むことになりました。
しかし集合時間よりかなり早く到着してしまい、あまりにも暇だったのでパチンコをしていました。


何回かやったことはあるんですけど、全くと言って良いほど当たったことがないので、多分私にはこういうギャンブルの才能はないな。お金が欲しければ地道に稼げとマネーの神・ジョセフィーヌが言っているのだろうと考えてしばらくやっていませんでした。

 

今回も時間潰しですから、当たる当たらないではなく単純にパチンコ台に流れる映像を楽しんでいようくらいに思って始めました。
私はエヴァンゲリヲン大好きなので、エヴァの台で売っていました。


ちなみに一番好きなエヴァは「弐号機獣化第二形態」です。発動の掛け声、「The beast」は神に抗う者という意味があり、完全に厨二病なので、やはり私にヒットしました。


旧アニメ版ですと、アニメじゃないですが「量産機」が好きです。弱いですけどあの不気味さがなんとも言えませんね。ウナギみたいで好きです。

 

 

 


話を戻します。
エヴァの台を見つけて打ち始めた私。とりあえず1000円分くらい遊ぶつもりでしたが、突然当たりました!800円分くらい笑
あまりにも早く当たってしまったので、この800円分も遊ぼうと思ってましたが、そのあとも2回くらい当たって、さすがに待ち合わせの時間に遅れそうになってきました。


だった何百円程度じゃあジュースとかと交換してもらうのがせいぜいだから、このまま全額使い切ることにし、私は打ち続けました。

 


打ち始めてから10分くらい経ったころ、私の隣の台に小柄なおばあさんが座り、打ち始めました。年齢は70代くらいだと思います。


「こんなおばあさんでもパチンコやるのか。年金などを軍資金にやっているのかな?だとしたらあまり褒められたことじゃあないけど…」


と思いながら私は打っていました。

 

パチンコはただハンドルを握っていれば良いわけでなく、タイミングに合わせて台の真ん中についているボタンを押したり、連打したりすることがあるんです。
正直それをうまく押せたところで当たりやすくなるのかどうかわかりませんが、ギミックのひとつとして付いています。


隣のおばあさんもボタンを押すのですが、


バンッ!バンッ!!バンッ!!!


とボタンを押す威力がハンパじゃないのです。
押すというか、拳をハンマーのようにして、アームハンマーの要領で叩いているのです。


「何があったんだろう?このおばあさんは?
パチンコに親でも殺されたのか?
それとも孫のお年玉などを年金だけでは払いきれないから、夏からパチンコに行って金策を図らなければならない自分に嫌気がさしているのか?ババアの力のアームハンマーとはいえ、パチンコ台壊れちゃうよ!!?」


その後も、そのアームハンマーババア」は台を殴打し続けました。
しかし大当たりしているのです。
相当当たってました。
でも殴打することはやめません。


「何か不満があるのか?当たってるじゃん!当たってるんだからそんなパチンコにアームハンマーを喰らわせ続けるなよ!ババア、愛を持ってパチンコ台に接しろよ!!不満があるなら私でも良いからいってくれよ!」


と思っていました。
アームハンマーババアは確変が終わったと同時に席を立ち、その場を去りました。
何故あんなにもバンバンパチンコ台にアームハンマーを喰らわせ続けるのか、謎が残りました。やはり当たるにはボタンを押す強さも影響しているのかとも思いましたが、多分そんなことはないと思うんですよね。


「どういう経緯でババアがパチンコをしていたかは知らないが、恐らく年金をパチンコにつぎ込み、数千円稼いだ程度で満足げに去っていったに違いない。その数千円稼ぐために一体いくらの年金を、パチンコ台の横についているあの札を入れるところに飲み込ませたんだ?
その金は、真面目に働いた人々からせしめた金だろう?あんたの生活を支えるための金であって、あんたがパチンコ台にアームハンマーを喰らわすための金じゃあねぇ!!!」


とババアに対して嫌悪感を募らせていた私の背後に誰かの気配がしました。
コトッと音がして、ふと視線を落とすと、私の台に缶コーヒーが置かれていました。


そのババアが戻ってきて


「コレ、当たったからおすそ分けね


と私に缶コーヒーをくれたのでした。
ババアは笑顔で立ち去りました。


「…なんだよ…缶コーヒーひとつで…そんなんでこの俺があんたに対する嫌悪感を捨てられると思うなよ…なぁババア…長生きしろよ。」

 

と私は思い、そろそろ集合時間なのでパチンコを終わりにしました。

 

 

アームハンマーババアは確かにパチンコ台を大切にはしていませんでしたが、貧しい時代を生きてきた人なので、「人との関係を大切にする」ということは大切にしていたのかもしれません。
情けは人の為ならずで、人に温情をかければやがて自分にも帰ってくる…そう思っていたのかもしれません。


ん?ということは、また次パチンコで当たる可能性を高めるために私に缶コーヒーを渡し、運を呼び寄せようとしていたのか?
抜け目のないババアだぜ…!

 

 


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