自称・プロハンターである私、ジロギン。
富み、名声、力、何もかもを手に入れた象徴とも言えるプロハンターではありますが、それでもなお欲しいものがあります。それは・・・髪の毛です。
私は髪が薄く・・・常に髪を求めている「ヘアハンター」でもあります。
なんとかして髪を生やしたい・・・髪を手に入れたい・・・
と思っていたのですが、ハンターハンターの作中に登場するプロハンター達を見てみると、意外とハゲているプロハンターって結構いるんですよね。
今回はプロハンター、意外とハゲ多い説というテーマで、ハゲているハンターたちを紹介してみたいと思います。
ネテロ(加齢によるハゲ)
まずは、最強の念能力者であったアイザック=ネテロ!
(引用:HUNTER×HUNTER 27巻159P/冨樫義博)
ネテロは頭頂部のみ髪が残っているという珍しいタイプのハゲでした。
もしかしたら、あえて頭頂部だけ残し、チョンマゲのような髪型にしていた可能性もありますね。
息子(と自称している)ビヨンド=ネテロが、割と年を食っているにもかかわらず凄まじい毛量であることを考えると、ネテロもハゲではなかったのかもしれません。
ただネテロは齢120歳(自称)ほどとのことでした。ネテロの薄毛が体質的なものだとしたら、原因は加齢によるものでしょうね。
120年も自分の髪を維持し続けるのは難しいです。まず枯れ果てるでしょう。
むしろネテロはかなり髪が残っていた方とも言えます。うまく維持したものです。
ネテロは最強の念能力者であり、最強のハゲだったかもしれません。
師匠として崇めたいほどです。
ハンゾー(スキンヘッド)
ハンターハンターを代表するハゲといえばハンゾーがいます。
(引用:HUNTER×HUNTER 4巻161P/冨樫義博)
初登場時点で18歳、現在20〜21歳ほどのハンゾーがハゲるのはかなり早いです。
作中で言及はなかったですが、おそらくハンゾーは意図的に髪を剃っただけでしょう。体質的なハゲではないと思います。
忍者という仕事の関係上、髪があると邪魔だっったので剃ったのかもしれません。
確かに身動き取るにも髪がない方が動きやすそうですからね。
センリツ(事故によるハゲ)
センリツは「闇のソナタ」という楽曲を演奏した際に、現在の見た目になってしまったそうです。
「闇のソナタ」の詳細は明かされていませんが、演奏したり、聞いたりしたものを死に追いやる危険な楽曲のようですね。
(引用:HUNTER×HUNTER 8巻181P/冨樫義博)
センリツは体質的なハゲではなく、「闇のソナタ」を演奏したことで発生した事故によるハゲだと推測されます。経緯が非常に悲しいものなのです。
ハゲた原因はハゲの数だけあります。センリツのような場合はあまりハゲハゲいうのはやめてあげて欲しいですね・・・私のハゲは完全に遺伝と不摂生などによるものだから身から出た錆なのですが・・・
センリツさんは実は超美人説に期待!
ノヴ(ストレスによるハゲ)
忘れてはならないハゲのプロハンターといえばそう、ノヴさんですね。
(引用:HUNTER×HUNTER 27巻191P/冨樫義博)
ノヴは作中時間の経過とともに急速にハゲてしまいました。進行形のハゲでしたね。
ノヴはキメラ=アント護衛軍プフの「円」に接近した際、そのオーラの異常さを感じ心が折れてしまい、参加中であったキメラ=アント討伐任務の続行が不可能になってしまいました。
心が折れた直後に髪がすべて白髪になってしまうほど、強いストレスを感じてしまっていたようです。
確かにキメラ=アント護衛軍のオーラは人間では考えられない異質なものでしたので、ノヴほどの熟練のハンターといえど、直面すれば心的外傷を折ってしまいかねないものだったのです。PTSDと呼ばれるものに近いと思います。
戦争体験者などが、当時の経験がトラウマとなって生活が困難いなったり心身に異常をきたしたりしてしまう症状をPTSDと呼びます。
討伐作戦中は前線を離れサポートに回っていたノヴでしたが、終盤に負傷したシュートとナックルを救助しに、討伐隊と護衛軍が戦闘中の前線に顔を出しました。
しかし戦闘真っ最中の空気はノヴにさらなる心的負荷をかけ、結果すべての髪が抜け落ちることになってしまいました。
ノヴは完全にストレスによるハゲです。ノヴのように強烈なストレスがかかると精神の状態などから髪が急激に抜けてしまうこともありますが、日常的にちょっとずつストレスがたまるのも髪が抜ける原因になります。
イライラすると男性ホルモンが多く分泌され、それが毛細血管を細くする物質へと変わり、髪に栄養が送られなくなってしまうのだそうです。
意外と強キャラが多い?
プロハンターの中で「ハゲといえばこのキャラ!」と思いつくキャラをあげてみました。
正直自分も薄毛であるため、ハゲをネタにするのは心苦しいです。が、あえてネタにすることで、前向きに捉えられるようにしたいのです(キリッ)
でも今回挙げたハゲキャラを見てみると、意外と強キャラが多くないですか?
ネテロは言わずと知れた最強の念能力者です。ネテロに勝てるキャラはキメラアントの王・メルエムくらいだったことでしょう。
ハンゾーはハンター試験時点で、ゴンやキルアでも敵わない(キルアが本気を出せば別)ほどの実力者でした。念を学んでさらに強くなっていることは間違いなしです。
センリツは戦闘面での強さはないものの、遥か遠くの物音を聞き分けたり、声のトーンや心音からその人物が嘘をついているかどうか聞き分けられたりと、かなり有用な能力を保持しています。
ノヴは、ノヴ以外侵入不可能(ノヴが許可すれば入れる)である無敵の念空間を作り出せる、ぶっ壊れ性能な能力を使います(能力が強力すぎるがゆえに心が折れて強制退場となった説があるほどです)。
今回挙げたハゲたプロハンター達は、皆かなりの使い手だと思います。
プロハンターといっても協専ハンターなど、正直プロハンターとは思えないほど低い実力のハンターも多いです。
その中でこのハゲの優秀さ・・・っていうかハゲキャラがかなり強いのがハンターハンターの世界観だと思います。ハゲが優遇されている世界、ハゲに優しい世界です。私も行きたい。
と考えると、私もハゲであることはプロハンターとして全く恥じることではない気がしてきました。
ハゲが進行するほどプロハンター、そして念能力者としての実力が上がっていくわけですか・・・
いや、やっぱり実力より髪が欲しいです。