私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、ウォーキング(散歩)の記録などを書いている趣味ブログです!

【心霊スポット】戸山公園・箱根山の写真に写った黒いオーブを分析

私の名前はジロギン。

 

昨年、プロハンターのライセンスを買った取得した私ですが、これといった活動もしておりませんでした。

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さすがにそろそろ何かしないとヤバイと思い、先日、活動を開始。

そう、幽霊ハンターとしての活動を!

 今回は活動報告として、東京都内の心霊スポットと噂される「戸山公園の箱根山」に行ってきた様子をお伝えします。

 

不可解な写真も撮れたので、最後までお読みいただけるとうれしいです。

 

 

心霊スポット?都立戸山公園の箱根山

インターネットで「都内 心霊スポット」などと検索すると、ほぼ確実に出てくるのが、新宿区にある「東京都立戸山公園の箱根山(地区)」

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一応「山」なのですが、標高44.6mとかなり低め。

小さなお子さんでも登れる気軽さで、周囲に住む人たちの憩いの場にもなっているのだとか。

 

そんなかわいらしい箱根山ですが、

・頂上で人のうめき声が聞こえる
・写真を撮ると幽霊や発光体が映る

 

といった噂があるようです。

 

もしこの噂が本当ならば、幽霊ハンターとして行かないわけにはいきません。

ということで、山中の写真をスマホで撮影してきました。

 

箱根山に登ってみた

箱根山は、東京メトロ副都心線「西早稲田」駅から歩いて5〜6分ほどの場所にあります。

今回の調査中、幽霊が私に襲いかかってくる危険性もあるでしょう。

非常に難易度の高い調査です。

 

そこでボディーガードを2人15人雇い、調査隊を組んで箱根山へと向かいました。

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調査日はとても暑かったですが、快晴で幽霊ハント日和でした。

 

「えっ?幽霊ハントって昼にするの?深夜2時とかじゃないの?」

と疑問に感じた方もいるでしょう。

 

時間帯は別にいいんです。

幽霊は何時でも出るときは出るし、出ないときは出ない。宝くじのようなもの。

快適に調査できる時間帯に心霊スポットにいけるなら、そっちの方がいいんです。

夜の箱根山はちょっと危険です。その言葉の意味は後ほどわかるでしょう…

逃げ腰に見える調査隊の前に、しょっぱなから衝撃的なものが現れました。

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セミの羽。

この羽の持ち主に何かがあり、その残骸がガードレールに張り付いていたのでしょう。

 

まるで我々調査隊の結末を暗示させるような…そんな羽だなぁと思いました(コナミ感)。

 

急な涼しさが体を包む

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こちらが箱根山の入り口。

木々が生い茂り、中は昼間でも薄暗いです。

心霊スポットと噂されるだけあり、少し近寄りがたい雰囲気があります。

 

しかし、暗くて近寄りがたいのは私も同じ。

学生時代の暗さはこの箱根山の比ではありません。

 

「この薄暗さは我々の人間性にピッタリだ」と臆することなく、調査隊は箱根山に突入しました。

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園内に入ると、私たちの体を妙な涼しさが包みました。

「幽霊がいる場所は気温が下がる」

こんな話を聞いたことはありませんか?

 

箱根山の涼しさは、おそらく霊的なものではありません。

日陰だから涼しい。普通に涼しい。夏場はすごくいい。

 

ただ、人はあまりいませんでした。

「心霊現象が起きる場所は、霊感のない人でも無意識に避けてしまう」

そんな話を聞いたことがあるかもしれません。

 

今回の場合、それは関係ありません。

撮影時はコロナの影響もあり、外出を控えている方が多かったのが人の少ない理由だと思われます。

何でもかんでも幽霊のせいにするのは良くありませんね

「足元を見ろ!」油断が危険を招く

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箱根山は階段が設置されているので、登山グッズは不要です。

スイスイ登れます。

 

コロナの影響で家に引きこもり、1日100歩くらいしか歩かない運動不足な私でも、この通り。

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ただ、階段はけっこう急です!

手すりがあるといえど要注意!

 

先ほど「箱根山の夜は危ない」と書いたのは、階段が原因です。

暗い中だと、足を踏み外してしまうかも…

幽霊よりも、暗闇の中で十数メートル滑落することの方が怖いですよね。

 

「低い山だから大丈夫」という油断が、怪我につながりかねません。

箱根山を登る際は、足元にご注意ください。

 

ついに頂上へ!そこで見たモノとは…

階段を登り、我々はついに頂上へ到着。

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標高44.6mからの眺めです。

木が生い茂りすぎてよくわかりませんね。

 

箱根山を登ったことで、軽い達成感が生まれた調査隊。

すぐ降りて飲みにでも行こうかと思いましたが、それではここに来た意味がありません。

 

この頂上こそ「人のうめき声が聞こえる」などの心霊現象が起きるスポットのはず。

 

しかし、耳をすましても何も聞こえません。

特に嫌な感じもしません。

強いていうなら蚊に刺されたところがカユいくらい。

 

「やはり噂にすぎない。幽霊なんていなかったんだ」

そう思い、山を降りようとしたその時!

我々は、とんでもないものを発見しました。

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ストロングゼロ!

 

「悪魔の飲み物」として名高いストロングゼロの空き缶が転がっていました。

 

山の上で飲むお酒は美味しいのかもしれませんが、かなり低い箱根山で、ストロングゼロをチョイスするといういうのは、常人では理解しがたい行動です。

 

このストロングゼロを飲んだ人物の身に、一体何があったのか…

きっと憑かれていたのでしょう。いや、疲れていたと言うべきでしょうか…

 

もしかして「人のうめき声が聞こえる」という噂は、ストロングゼロを飲んで悪酔いした人が苦しんでいる声だったのかも…?

とりあえず人だろうが幽霊だろうが缶のポイ捨てはアカン。

ちなみに、下りの階段はこれくらい急でした。

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ストロングゼロを飲んだ人は、この階段を無事に降りられたのでしょうか…?

それが頭から離れず、箱根山を訪れてから夜しか眠れません。

 

写真に黒いオーブ?

こうして、我々の調査は終了。

心霊現象は特に起こらず少し残念な気持ちもありましたが、私含めボディガードたちにも危険がなかったのは喜ぶべきことだったのかもしれません。

 

安堵して帰路に着いた我々でしたが、本当の恐怖は帰りの電車内で現れました。

 

箱根山で撮影した写真を確認していたところ、妙な1枚を発見。

それがこちら。

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全体的に白くなっていますが、これは日差しが強い場所で撮影したからだと思われます。

幽霊の仕業ではありません。

 

それよりも注目していただきたいのが写真の右上。

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なにこれ…?

黒いカタマリが写っています。

 

最初はカラスの影かと思いましたが、それにしては形をとどめていないといいますか…写り方が不自然。

 

カラス以外にこんな黒い物体あるかというと、まっくろくろすけか松崎しげるくらいしか思いつきません。

 

あらゆる可能性を考える我々の脳裏を、3文字の言葉がよぎりました。

「 オーブ」

そういえば、箱根山の噂にこんなものもありましたよね。

写真を撮ると幽霊や発光体が映る

 

まさかこの写真に写ったものは、噂の発光体(オーブ)…?

 

オーブとは

オーブは「幽霊の魂」とされ、写真に写りこむことの多い球体です。

オーブが写った写真も、いわゆる「心霊写真」の一種とされます。

 

オーブは色によって意味が異なり、無害なものから危険なものまで様々。

色ごとのオーブの意味は、大まかに以下の通りです。

  • 白…土地のエネルギーが強い、無害
  • 赤…危険なことが起こる警告
  • 青…高貴な幽霊や守護霊が守ってくれている
  • 緑…幸運が舞い込む、守護霊が守ってくれている
  • 茶…悪霊の存在を示す
  • 黒…邪悪な念、危険な場所を示す

 

今回私たちが撮影した写真をもう一度見てみましょう。

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 黒ですね! ありがとうございました。

 

特に霊の存在は感じなかった我々でしたが、写真はその片鱗をとらえてしまっていたのかもしれません。

 

「危険な空間に足を運んでしまったのか…?」

調査隊の帰り道は、不穏な空気に包まれていました。

 

写真家によるオーブの分析

写真にオーブらしきものが写っていました!

箱根山には霊的な何かがいるのかもしれません!

 

こんな量産型アフィリエイトサイトみたいな結末を、活動報告のオチにできようか…いや無理!

幽霊ハンターの肩書きが泣きます。

 

このオーブの正体を突き止めてこそ幽霊ハンターでしょう!

しかし、私は写真の専門家ではありません。心霊写真の分析をするには知識不足です。

 

やはり写真の分析は写真のプロにお願いするのが一番。

調査隊の一人が「知り合いに写真家がいる」とのことで、後日この写真を見せてご意見をいただきました。 

心霊写真だと判断するのは尚早です

写真家さんの回答
  • オーブのように見えるのはゴミ
  • カメラのイメージセンサーにゴミがつき、写真に写ってしまうことがある
  • センサーだけでなく、レンズの表面にゴミがついた場合も同じようなことが起きる

 

ということで、写真のプロ曰く、黒いオーブの正体は「ゴミ」でした。

ゴミですよゴミ。これはゴミです

そんなにゴミゴミ言わんでください…これにビビってたボクらが恥ずかしい…

思い返せば、調査中スマホをカバンの中から出し入れして撮影していました。

カバンの中のゴミやホコリがレンズにつき、そのまま撮影してしまったことで、オーブのように写った可能性が高そうです。

 

実のところ、オーブの正体は判明しています。

写真家の方がおっしゃっていたように、オーブは「空気中のホコリやレンズについたゴミ、光の反射」なのだそうです。

  

オーブの色は、光の加減やレンズに着いたゴミの色によって変わるため、特に意味はないとのこと。

 

つまり我々が撮影した写真は、心霊写真ではなくただのゴミの写真だったということですね。

 

ちなみに、今回のように写真にゴミが写った場合の対処法も教えてくださいました。

ゴミが写った時の対処法
  • カメラのメニュー内にある「センサークリーニング」を使う
  • レンズを外してカメラを下向きに振る
  • レンズを拭く(ゴミを吹き飛ばす)

撮影中はよくあることなので、レンズのゴミを吹き飛ばす道具は欠かせません

おもに 一眼レフの対処法ですが、3つ目の「レンズを拭く」はスマホやデジカメでも役立ちそうですね。

 

これらの対策をしてもゴミが写ってしまう場合は、カメラの修理や買い替えを検討した方がいいかもしれません。

はぇ〜勉強になる!サンガツ!

噂と不可解な写真を結びつけて考えがち

ただのゴミが写った写真を「心霊写真か…?」と疑ってしまった我々調査隊。

この原因は、箱根山の噂を知っていたことによる先入観にあったと考えられます。

 

心霊スポットなんて噂を聞いていたら、ちょっとした出来事でも「幽霊の仕業だ!」なんて大げさに捉えてしまいがち。

今回のように冷静に分析したり、専門家が見たりすると心霊現象でもなんでもない場合があるものです。

 

少なくとも私たちが足を運んだ限りでは、戸山公園・箱根山の心霊現象に遭遇することはありませんでした。

 

その後…

この記事を書いている現在、箱根山に行ってから数日が経っています。

怪談だと、「心霊スポットに行った後はその場の幽霊を連れてきてしまって、家で心霊現象が起きる…」ってのが定番ですよね。

 

残念なことに幸いなことに、私の身の回りで心霊現象のようなものは確認できておりません。

後日譚みたいなのがあればそれも書きたかったのですが…

ないです。

 

今回の心霊ハントは平和に終わったということで、また次回のハントに期待したいと思います。

幽霊なんて出会わない方がいいのよ、正直なところ

晴れた日に行けば清々しい山

幽霊ハンターを名乗る私ですが、実のところ霊感は皆無。

霊感のある人が箱根山に行くと、もしかしたら奇妙な存在を感じ取れるのかもしれません。

 

そうでない人にとっては、晴れた日は清々しい青空の写真が撮れる「都会の大自然」。それが戸山公園の箱根山です。

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急な階段があるから夜に行くのは危ないというだけで、実のところ心霊現象は滅多に起きないんじゃないかな…なんて思います。

霊は出なかったけど、夏場は蚊が出るからムヒ持っていこうね、ムヒ