私の名前はジロギン。
前回のブログネタ探し散歩では、中野駅から旧岩淵水門(赤水門)まで、約16.7km歩きました。
今回はどこを目指そうかインターネットで探していたところ、豊島区に通称「カブトムシ公園」という公園があることを発見。
なんでも、園内にカブトムシの形をした大きな滑り台があるのだそう。
とても珍しいスポットだと思い、今回の目的地にしました。
道中で気になったものの写真も撮ったので、歩いた距離・時間・歩数などと共にまとめます。
東中野駅を出発
AM5:10
東中野駅に到着。
なぜ出発地点を東中野駅にしたかというと……これといった理由が思い付かない……
私の住んでいるところから割と近めで、カブトムシ公園まで歩けばそこそこのウォーキングになりそうな場所として、なんとなく東中野駅を選びました。
カブトムシ公園の正式な名前は「西巣鴨公園」。
東中野から北東へ、約1時間半歩くとたどり着けるそう。
もちろん今回も、ぶらぶらと寄り道しながら向かいます。
東中野に着いた時点ですでに900mほど歩いていました。が、家からちょっと離れたコンビニまでを往復すれば900mくらい歩いちゃうもの。900mというのはそれくらい些細な距離。つまり勘定に入れる必要のない、誤差というべき距離ですね。
では、ここからは道中で興味をひかれたものの写真を紹介していきます。
道中で気になったもの
東中野駅の北側に、「MOONROAD(ムーンロード)」という通りがありました。
「昭和の街」という看板も見えます。
まだ朝方ということもあってお店は閉まっていましたが、昭和を思わせるような、古くからありそうな飲食店が並んでいます……懐かしいなぁ、この雰囲気……あっ、ボク平成生まれだった。昭和こと全然知らん。
現在のムーンロードは、通りの半分くらいにバリケードが並び、改装中の様子。
昭和の街から令和の街に変わってしまうのでしょうか……?
「ワンコインちゃん」という名前のくせに、大量のコインに囲まれてご満悦な表情を浮かべるイッヌ。100円玉といえど、これだけのお金があったらそりゃ笑顔にもなりますよね。欲望に忠実なあたりも犬らしい、そんな感想を抱いたイラストです。
何この建物の壁面と監視カメラを通じたコミュニケーション!?怖いよっ!
映画『シャイニング』の続編『ドクター・スリープ』で、別々のところにいる2人が壁と超能力を使って意思疎通するシーンがあったなぁ!それもこんな感じだった!
文章もAIが考えたような無機質な感じで怖いっ!
二日酔い(HANGOVER)確定のバー。
歯医者さんのイラスト。かわいらしいですね。海の中で暮らす生き物たちが描かれています。
でもこの生き物たちほとんど歯なさそう……
頭隠して何とやらですなぁ。
しかも、こんなにケツを突き出しちゃって……このハレンチ!!!
オカマに注意?!
冗談じゃないわよぉ〜〜〜う!
どうやって注意すればいいのよぉ〜〜〜う!
「いけふくろう」と化した交番。
ガチガチのオタクである私には見逃せない看板。
オタクの方向けの美容室……たしかにオタクは美容室を苦手としている傾向が強い……美容師さんはおしゃれで、自分と対極の、光の中を生きてそうな人ばかりだし。髪を切ってもらっている間、なんの話をすればいいか分からないし。
私も高校生までママに髪を切ってもらっていたくらいの美容室嫌い。
「漫画は壱〇〇〇冊以上」「働くスタッフ全員オタク」「背景楽曲、全、アニソン」
フォントや文字の配置はアニメ版『新世紀エヴァンゲリオン』のタイトルを意識している。この看板だけを見れば、間違いなくオタク向け……
アニメや漫画の話をすれば、美容師さんとの会話にも困らなそうだ……行かずにはいられないッ!
お店の名前は「OFF-KAi!!(オフカイ!!)」。
店名も確実にオタクを意識している。
美容師さんのイメージも、オタク女子ホイホイとでも言うべき絵柄じゃあないかッ!
公式サイトによると、このキャラクターは美容師兼アイドル、名前はヴェテロク・オフカ。
- 身長:178cm
- 体重:64kg
- 趣味:宝探し(主に立ち入り禁止になっている政府用地のガラクタ置き場に忍び込んで探す)
- 特技 :鉱物や植物を使ってカラフルなカラーリング剤を作り出す、曲作り(絶対音感があるので、日常のいろんな音から曲を作り出す)
- 性癖:どんな物でもとりあえず匂いをかぐ癖がある
などなど。
高身長で細身、美容師になれるくらい髪を切る技術があって、曲作りもできて、どんなものでも匂いをかぐ癖があるだとぉ?
狙ってやがる……!
何このペニーワイズ!?怖いよっ!
この土地、売れるのだろうか……?でも刺さる人には刺さりそうなセンスだと思います。
ん猫ちゃん猫ちゃん!
ん猫ちゃん猫ちゃん!
ん猫ちゃん猫ちゃん!
西巣鴨公園(カブトムシ公園)に到着
そんなこんなで、西巣鴨公園に到着。
一見するとどこにでもありそうな公園ですが……
カブトムシの滑り台がありました!そう、これこそが、西巣鴨公園がカブトムシ公園と呼ばれる理由です!
全長5m、高さ3m(ツノ含む)といったところでしょうか。
滑り台としては小さいですが、デザインがカブトムシなだけで、数字よりも大きく見えます。
「昆虫が人間サイズになったら地球最強の生物になる」なんて話を聞いたことがありますが、たしかにこんな生き物がいたら人間なんて秒殺ですね。アフリカゾウとも互角以上に戦えそう。
カブトムシのケツから上に登ることができます。
上からの眺めはこんな感じ。
大きいといえど子ども向けの遊具のため、身長174.5cm、体重65.5kgという、ヴェテロク・オフカに匹敵する肉体を持つ私では滑れそうにありませんでした。
それに、成人男性が一人ではしゃぎながら遊んでると、警察に通報されちゃうかもしれませんからね。カブトムシ滑り台は、上に登るだけにしておきましょう。
西巣鴨公園に到着したのがAM7:18
2時間ちょっとのウォーキングになりました。
歩き始めてから40分くらい、西巣鴨公園とは全然違う方向に進んでいたので、必要以上に遠回りしちゃったことはヒミツ……
距離は10.5km、歩数は14,584歩。無理なく歩くなら、これくらいの距離がちょうどいい気がします。さほど疲れないので、歩いた後も活動する余裕があります。
西巣鴨公園でカブトムシを見ていて、ふと「人間がカブトムシと同じ体の作りで、足が6本あったら、もっと速く歩けるのだろうか?」なんて妄想をしてしまいました。
……いや、体がカブトムシなら、歩かずに飛んだほうが速いか。