私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

【下品注意】男ジロギン、24歳にして・・・

 

私の名前はジロギン。

 

昨日はこんな記事を書いた。

 

www.g913-jiro.com

先週末に大学時代の後輩たちと飲み会をしていた。昨日の記事では仲良く話して、楽しい飲み会ができたように綴ったのだが、実はこの飲み会の後にこそ「格好のブログネタ」になる出来事が起きていた。

しかし非常に品のないネタで書こうかどうか迷ったほどなのだが・・・私には守るべきものなんて何もない!だから書くことにしたぜ!

 

 

後輩たちとは池袋で土曜日の夜に飲んでおり、0時頃まで話し込んでいた。

終電ギリギリで電車に乗った私。家の最寄り駅まではそこから1回乗り換えをしなければならないのだが、経由駅から20〜30分くらい歩けば乗り換えなくても帰ることはできるので、カッコつけて夜風に当たりながら酔いを覚まして帰ることにした。

 

改札を出てしばらく歩いていたところで、急に尿意が襲ってきた。お酒を飲んだ後だったので、当然と言えば当然である。

さらにその日は日本中が寒波に見舞われ、都内でも非常に冷え込んでいた。

飲酒と寒さ、この2つが相まって尿意は異常なまでに膨れ上がっていた。漏らしちゃう可能性も視野に入れておかねばならないほど、異常な速度で尿意は加速していた。

 

 

周りにはコンビニや公衆トイレもないし、家までは歩いてもまだ15分近くかかる。

おそらく15分歩いたのでは私の膀胱が保たない。破裂しそうだった。なんというか、直接的な言い方は避けたいのだが、私の拳銃には完全に弾が装填されきっており、「いつでも発射できますぜ!」状態になってしまっていたのだ。しかも、相当な量の弾が詰め込まれている気がした。いや正確には、銃の規格に合わない弾を詰めているような感じだ。例えると、ニューナンブにロケットランチャーの弾を装填しようとしているような、ありえない量の尿が膀胱にセットされていた。

 

とにかく家まで走ることにした。これでも中学高校大学と運動をしてきた私、体力にはそこそこ自信はある。歩いて15分の距離ということは大体1キロほど。「1キロなんて余裕で走りきってやるぜ!」と決意し、私は猛ダッシュを開始した。

 

夜の街を真っ赤なコートを着て走る私は、まるで血管の中を高速で流れる赤血球のようだったと思う。かなり目立ったはずだ。しかし人の目なんて関係ない。もし止まったら、漏らしてしまって、街中を走るよりもっと恥ずかしい事態になってしまうからだ。止まったら即ち死。マグロなどの回遊魚になったような気分だった。

 

しかし1キロという道のりは、意外にも遠かった。私の足は次第に重くなり、息が切れ、ついに走れなくなってしまった。

「おいおいおいおい、マイボディ!デスクワークのしすぎで鈍っちまったか?お前たちが機能しなかったらよぉ、膀胱に仕掛けられた時限爆弾が爆発しちまうんだぜ!時間がねぇ!走るんだよ!さぁ!」

と体に言い聞かせ、なんとか走ったものの、その走りは歩いているのとさほど変わらないほどにまで体力の限界が来ていた。

 

家まであと300m。まだ全然距離があるが、尿意はとどまるところを知らない。こうなってくるともう目に見えるもの何もかもが絶望の象徴のように見えた。

そんな時、視線を感じた。その方向を見ると、塀の上からネコが私のことを見ていた。

普段なら「うわぁネコだぁ可愛いなぁ。ネコ飼いたいなぁ。」などと思う私ではあるが、絶望に駆られた状況であったため、そんな素直な感情にはなれなかった。

 

「ネコ・・・ネコよ!お前に今の私の気持ちがわかるか?いや、わかるわけがないよなぁ。だからそうやって『社会的な地位や体裁などを気にして、自分の自由なタイミングでおしっこもできないなんて、人間っていうのは愚かだニャ〜』みたいな目をして私を見ているのだろう。そうさ、人間様は君たち野良猫と違って、そこらで糞尿を垂れるわけにはいかんのだ!

・・・でも、ネコの糞とか尿ってものを街の中で見たことがないなぁ。誰かが掃除しているのかもしれないが、もしかしたら野良猫たちにもトイレとして決まった場所があって、そこでしかしないのかもしれない。だとしたら結構偉いなぁ。疑ってゴメンね。」

 

などということを思いながらも、なんとか家に着いた。ある意味このネコの存在が、一時的に尿意を感じなくさせてくれていたとも思う。ネコに感謝だ。

 

しかしここからが本当の難所だ。尿意の裏で「家に着いたという安心感」が芽生えてくる。この安心感は味方ではなく、敵だ!安心感はいつも味方をしてくれるが今回ばかりは敵なのだ!言うなればこの安心感は尿意側のスパイだ!

真の安心感は「家に着いたこと」ではなく、「無事にトイレで排尿できたこと」から芽生えなければならない。まだ玄関の鍵を開け、トイレまでたどり着くという行程が残されている状態で、安心感を招き入れてはいけないのだ!この安心感は確実に尿を発射させるスイッチのようなものだ!

 

私は一度落ち着いて家の鍵を開け、トイレにたどり着いた。よし、大丈夫!間に合う!

しかしこの時私は重要なことを忘れていた!

それはズボンを下ろすこと!その日履いていたパンツは、下ろさないと銃口を外に出せないタイプのボクサーパンツであったため、ズボンごと下ろさなければならなかった。

そこに手間取った。小学生でもできることなのに。お酒を飲むと、大の大人も小学生の能力を下回ってしまうのだ。

 

まだ発射準備が整っていないというのに、「撃てー!」という命令が下ってしまった。

男ジロギン、24歳にしてトイレ目前にておしっこを漏らす!

凄まじいほどの量!これまでの我慢がいかに厳しかったのかを象徴する量!

もしこの時のおしっこと同じ量の水を水槽に入れたとしたら、ドクターフィッシュなら200匹くらい飼育できるくらいの量だったと思う。

夜中の1時に自らのおしっこを掃除し、穢れた体をシャワーで洗い流した。

シャワーの水に紛れて涙が流れていた気がする。体の上からも下からも水が出てくる、奇妙な夜だった。

 

 

 

最近は女性ウケの良い記事を書いて、女性読者をもっと増やしたいと考えていたため、この記事は書こうかどうか非常に迷った。こういう汚い話は女性ウケが悪いはず。そして私自身の品位を下げることにもなるので、本来書くのを控えるべき記事だろう。

 

しかし、ブログのネタとして「24歳にもなっておしっこを漏らした」というのは一級のネタだ!私はブロガーの端くれ。自分の女性ウケや、女性からモテたいなんて気持ちではなく、当ブログをご覧いただいている方に少しでも「面白かった」と思ってもらうことを最優先にするべき!

ならば、このネタ、ブログに書かずにはいられない!

ということで書いてしまった。ブロガーとしてのプライドを優先させてしまった。

 

でもそれだと悲しいから、一応私自身のフォローもしておこう。

私は毎度飲み会のたびに漏らしているなんてことはないのだ。ただ今回だけ、今回だけは不慮の事故的な感じでお漏らししてしまったのだ。私自身かなりショックを受けている。私はお漏らし男じゃあないということはご理解いただきたい。誰でもミスすることはある。

でもここに決意する。

もうおしっこ漏らさないなんて、言わないよ絶対〜!

あれ?これだとまた漏らすことになっちゃうのか・・・?