私の名前はジロギン。
恐竜が好きで、ジョジョのスタンド能力でも、恐竜になれる「ディエゴ・ブランドー」、通称「DIO」の「スケアリー・モンスターズ」が好きな私には、好奇心を刺激されるニュースが入ってきた。
モンゴル・ゴビ砂漠南東部の白亜紀後期(7000万~9000万年前)の地層から、長さが1メートル6センチある恐竜の左後ろ足の跡の化石が見つかったと、岡山理科大学が発表したそうだ。1メートル超の足跡の化石は世界でも報告例が少なく、非常に珍しいという。
サイズとしては世界最大級の大きさの足跡となる。
同大の石垣忍教授(61)らは8月、モンゴル科学アカデミー古生物学地質学研究所と共同調査を実施。
形状から四足歩行で首や尾が長いのが特徴のティタノサウルスの仲間とみられ、体長は20~30メートルと推定されている。
1メートル6センチといえば、幼稚園の年中さん、年長さんレベルの大きさだ。
忘れてはならないのが、それが足跡に過ぎないということ。足のサイズだけで幼稚園のからだくらいの大きさがあるということは、クマやゾウとは比較にならない大きさの恐竜のものだということだ。
恐らく聞きなれないワードが出てきただろう。ティタノサウルスというワード。
ティタノサウルスとは、チタノサウルスとも呼ばれる恐竜の一種である。
中生代白亜紀前期に生息していた竜脚類恐竜である。全長18メートル。ティタノサウルス類の1属である。その名はギリシア神話の巨神、「ティーターン」に由来する(但し、竜脚類としては大型ではない)。表記によっては「チタノサウルス」、あるいは英語式に「タイタノサウルス」とされることもある。
発見されたのは胴体後部の椎骨及び肋骨の部分骨格のみであり、詳しい形態は判明していない。近縁の属からの推定では、おそらくは体長12 - 19メートル程で四肢は短く、背中に皮骨からなる装甲を持っていたと推定されている。
wikipediaより引用
普通の首長竜よりチタノサウルスは頭部が小さいのが特徴的だ。
また聞きなれないワード「ティーターン」が出てきたが、「タイタン」と聞けばわかる方も多いだろう。ギリシャ神話に登場する巨大な神様のことだ。その巨大さからチタノサウルスの名前の由来になっている。大きくないとwikipediaではディスられているが、じゃあタイタンなんて名前をつけるなという話だ。
今回発見されたチタノサウルスの足跡は、体長20〜30mの個体のものとされているが、チタノサウルスは18m前後の恐竜とwikipediaで解説されている。20mの個体の足跡と考えればそれほど誤差はないが、30mだと話が変わってくる。
私たち人間も人それぞれ身長が異なるように、チタノサウルスにもノッポさんがいるはずだ。大きな個体の足跡が今回見つかったのかもしれない。
2014年には、アルゼンチンでチタノサウルスの骨と思われる化石が見つかってる。
この骨から推察されるチタノサウルスの体長は40mほど、体重は100トンにも及んだとされ、ゾウ14頭分の重さがあったとみられている。40mといえば、史上最大の生物とされているシロナガスクジラの平均体長33mを上回るサイズだ。
存在していたことが判明している生物の中でシロナガスクジラを超える大きさの生物はいないとされている。しかしこれには諸説あり、35m以上の生物が地上にも存在していたのではないかという見方もされている。まさにチタノサウルスのような生物だ。地上最大の生物といえばゾウだが、ゾウでも5〜6mほどの体長であるから、7倍くらいの大きさの生物が私たちと同じ土地を闊歩していたことになる。恐ろしい…出会ったら卒倒しそうだ。
チタノサウルスについてはさらに大型の個体の痕跡が発見されてもおかしくなさそうだ。まさにタイタンにふさわしい。ブラキオサウルスなども超える大きさは、私たち人間をワクワクさせてくれる。
恐竜が大好きなちびっ子諸君も、今はチタノサウルスの足跡くらいの大きさしかないだろうが、やがてはチタノサウルス本体並みに大きくなれるよう、早寝早起きをし、運動習慣のある健康的な生活を送ってほしい。チタノサウルスお兄さんからのお願いを言伝しておく。
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