GANTZ[ガンツ]の大阪編がフルCG映画として公開予定ですね〜。GANTZ:O(ガンツ:オー)というタイトルです。
CMを見ましたがクオリティ高そうっ!
俳優を使って実写化しなくても、CGだけの方が良いんじゃないですかねぇ…って思ってしまいます。
ジョジョ4部も実写化されるようですが、うーん…暗雲立ち込めてきている気が…
私はガンツ大好きなのですが、特に大阪編が大好きで、何度も読み返しています。
20巻くらいまでガンツで描かれて来たのは、東京都内くらいでの出来事でした。
しかし、突如として東京で戦い続けてきたメンバーが大阪に飛ばされ、妖怪をモチーフにした星人達と戦います。
星人には点数がつけられており、倒すのが難しい星人ほど点数が高いです。
大阪編での強敵で点数が明らかになっているのは、
ボスのぬらりひょんが100点
側近の天狗が71点
もう一体の側近、犬神が68点
となっておりました。
これまでの敵より単体での点数が跳ね上がり、ボスでない天狗や犬神でもボス級の力がありましたよね。
しかし、大阪編の星人の中で、強いのに数字が明らかになっていない星人がいます。
「牛鬼(ぎゅうき)」という星人です。
点数が明かされることなく倒されてしまいました。
GANTZ:O公開を前に、ちょいとネタバレかもしれませんが、牛鬼の点数が何点だったのか考察したいと思います!!
GANTZ[ガンツ]とは?
念のためガンツの作品の説明をザックリとします。GANTZ[ガンツ]は、奥浩哉先生のSF?漫画です。
主人公・玄野計は、かつての友人加藤勝と共に電車事故で死んでしまいます。
しかし、死んだと思ってたどり着いた先は、大きな黒い玉が置かれたマンションの一室。
部屋には玄野たちと同様、何らかの事故で死んだはずの人々が集められていました。
黒い玉には「星人」と呼ばれる宇宙人の抹殺指令が浮かび上がり、各自が星人と戦うための装備が中に入っていました。
星人には点数がつけられており、倒せばその点数が手に入ります。合計100点を集めると、
・ガンツから解放される
・死んだ人を生き返らせる
・もっと強い武器をもらう
の選択肢の中から1つを選ぶことができます(選ぶと点数はリセットされます)。
何故ガンツに召集されたのか、わけがわからないまま、玄野たちは黒い玉の指示の下、地球に潜む星人達と戦っていくのでした。
こんな感じのストーリーです。
大阪編とは?
主人公の玄野は、吸血鬼と呼ばれる星人との戦闘で命を失ってしまいます。
そして友人の加藤は、玄野を生き返らせるためにガンツで100点を取ることを誓います。
しかし、次のミッションでメンバーが転送されたのは、これまでの東京都内ではなく、大阪の道頓堀。
状況が飲み込めない加藤たちでしうたが、さらに驚くことに、大阪にも自分たち同様ガンツに召集され、星人と戦っていた人たちがいる事が発覚します。
星人と戦わねばならない状況や、命を奪う事に葛藤していた加藤たち東京メンバーと打って変わり、大阪メンバーは星人を殺戮することを楽しんでいる様子。
覚せい剤でトリップした状態になりながら星人を虐殺する姿は、加藤たちにとって異常そのものでした。
大阪編は、大阪メンバーと東京メンバーが入り乱れての戦いになりますが、この回から敵の数と強さが明らかに上がり、いわゆるインフレが起こります。
でも新しい武器なども多数登場し、個人的にはガンツの面白さのピークではないかと思います。
前説はこんな感じにしておきましょう。
それでは肝心の「牛鬼」の点数を考察していきます。
…って言っておいて、また説明が必要だと判明しました。
「牛鬼」なんて突然言われてもわからない方、いらっしゃいますよね?
牛鬼(ぎゅうき)とは?
牛と蜘蛛が合わさっている妖怪の一種です。
西日本に生息したとされ、人を食い殺す獰猛な妖怪だとされています。
ガンツでの牛鬼は上半身が牛と人間が混ざったような混合獣、下半身が蜘蛛というフォルムをした星人でした。
大阪編の星人の中でもかなり強いのにしれっと登場してしれっと倒されてしまいました。
牛鬼の強さ
牛鬼の点数を推測するには、その強さを把握する必要があります。
作中での牛鬼の特徴や強さなどを見ていきましょう。
とにかくデカイ!
ガンツの牛鬼はビルと同じくらいの大きさがありました。
推定40〜50mくらいでしょうか?
これまでに登場した星人の中では、群を抜く巨大さです。
桁外れの巨体に、Zガンでの攻撃は効いていたものの、
XガンやYガンでは明らかに倒しきれないサイズです。
東京メンバーの持っていた装備だけでは、倒すのは無理だったと思われます。
小さい蜘蛛を飛ばしてくる
見た目の大きさとは裏腹、小さい蜘蛛を無数に飛ばす攻撃も持っています。
この蜘蛛に当たると死にます。
ダイナミックな攻撃のみならず、遠距離での精密な攻撃も可能です。
岡八郎の武器を破壊
岡八郎とは、大阪メンバーの1人。
100点を7回取ったことがあるという、当時間違いなく最強だった人間です。
岡八郎は、1人で牛鬼に挑みます。
最初は巨大なロボットを操作しての接近戦。
初見時は、「ガンツをクリアし続けるとこんなに強い武器をもらえるのか!」と驚きました!
が、初登場にも関わらず、巨大ロボットは牛鬼に力負け。
そのままボロボロにされてしまいました。
岡はロボットに搭載していた飛行ユニットに乗って脱出。
空中からZガンで牛鬼を狙撃しますが、飛行ユニットも叩き落とされてしまいました。
初登場の武器2つがあえなく牛鬼によって破壊されるという…牛鬼さん快挙過ぎ!
巨大な図体で通常攻撃はほぼ効かず、即死する蜘蛛を飛ばし、ガンツを複数回クリアしてもらえる強力な武器をも破壊する牛鬼さん。
相当点数が高いと思います。
牛鬼の点数は何点か?
大阪編の星人で最強は、やはりボスのぬらりひょんでしょう。
ぬらりひょんの「意識の外」から残骸を残さないほど攻撃しなければ何度でも復活し、さらに体の形状を変化させたり、新しい能力を身につけたりして同じ手は通用しなくなります。
この厄介さから100点は納得。
牛鬼には、ぬらりひょんのような生命力はなかったことから、100点はないと思います。
ではぬらりひょんの側近、天狗と犬神と比較するとどうでしょう。
双方とも大阪メンバーの放ったZガンで死にはしなかったものの、致命傷を負っていました。
何十発も打ち込まれていましたが、耐久力こそあれど、2体とも結局はXガンとソードでやられたことを考えると、初期装備でも倒せないことはない星人かと思います。
牛鬼は初期装備だけでは明らかにどうにもならなそうですので、天狗の71点と犬神67点より点数が上ではないでしょうか。
ぬらりひょんと天狗、犬神の間くらいの点数が、牛鬼の点数と私は予想します。
そうすると、天狗と犬神の点数の平均が、
(71+68)÷2=69.5点…69点としましょう!
ぬらりひょんと天狗、犬神の平均の真ん中くらいが牛鬼の点数とすると、(100+69)÷2=84.5点
84.5点…だと中途半端だから
85点!!!
ということにしておきましょう!
牛鬼の点数は85点!私の中ではそこそこ妥当な点数になりました!
結局、牛鬼は岡のハードスーツで頭をガンガン殴られ、脳みそが吹っ飛んで死にます。
岡はぬらりひょんにやられてしまうものの、東京メンバーの装備では牛鬼を倒せなかった可能性が高いので、岡には牛鬼を先に倒しておいてもらってラッキーって感じでしたね。
ガンツには明かされていない謎がたくさんあるので、考察がはかどります!
牛鬼VS岡の戦いが見もの!ガンツ24巻!
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