私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、ウォーキング(散歩)の記録などを書いている趣味ブログです!

カマドウマに遭遇する前に駆除・対策を考えておくことにした!

 

私の苗はジロギン。

2016.12.19追記

↑苗になってましたが、名前です。

私の苗なんてないよ…もう育つ余地のないいい大人です。

 

あなたは

カマドウマ

という生命体に出会ったことがあるだろうか?

便所コオロギ

とも呼ばれる虫だ。

私は出会ったことがないのだが、もしこのカマドウマに出会ったら実際かなり焦ると思うのだ。

私は虫系は得意な方で、夏場はよく人に呼ばれてゴキブリ駆除に行くこともある。

 

www.g913-jiro.com

 

しかしカマドウマに対して初対面であるため、おそらく出会ったら

「ああ・・・どうも・・・」

と初めての営業先に行った時くらい焦ると思うのだ。

 

そこで今のうちから、カマドウマと遭遇した時の駆除・対策を今のうちから考えておこうと思うのだ。

対策を意識頭に入れておけば本番でも焦らない。受験と同じだ。

ちなみにここで考える対策は決してカマドウマの命を奪うだけではないということをあらかじめ断っておく。

 

 

カマドウマとは?

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まずカマドウマの生態について分析しておこう。カマドウマの画像、フォルムについては賛否あるのでイラストにしたが、いかがだろうか?こんな奴だとお考えいただきたい。

カマドウマとは、バッタ目カマドウマ科の生き物。先述の通り、便所コオロギという呼び方が広まっている。昔のようなボットントイレによく出現したらしい。そこから便所コオロギと呼ばれることになった。

 

注意したいのはこの「便所コオロギ」との呼び方から、「カマドウマってトイレにしか出てこないんでしょ?」という先入観だ。インドア派の私でもコンビニに行ったり、ラーメン屋さんに行ったりするように、便所コオロギだって便所以外に出現するのだ。

「オカマコオロギ」という言い方もあり、これは「両性具有」みたいな意味ではなく、昔の「かまど」にも出現したためである。カマドウマという呼び方も、かまどに出現するぴょんぴょん馬のように飛び跳ねる虫であることから名付けられたとされている。要はカマドウマは、暗くて狭いところを好むのだ。基本的にはゴキブリと同じ。

都会などでは屋内に出現することはほとんどないが、山の中だったり、海岸の岩の隙間だったり、古墳の中に住んでいたりする。古墳の中とは…豪族を守っているのかな?スカラベっぽい。

また群生しているので、カマドウマの大軍と出会った時の衝撃は、トラウマものと聞く。

 

カマドウマの大きさは2〜3cm。ゴキブリくらいだろう。

しかしゴキブリに比べて飛び跳ねる確率が高いので、立体的な動きをしてくる。ゴキブリも飛ぶが基本的に床や壁を這う2次元的な動きに限れらている。カマドウマの動きはかなり読みにくいと思われる。

 

 

 

カマドウマの基礎知識としてはこれくらいあればいいだろう。

では、カマドウマ対策を考えていく。状況としては、「家の中にカマドウマが1匹出現した」という時を想定する。

 

 

 

殺虫剤を用いた王道駆除

 

これは基本的な害虫駆除方法だ。ゴキブリやその他の害虫に対しても有効な方法。

殺虫剤を吹きかけてカマドウマを毒殺する。人間の化学技術を最大限に使った対策。

これは説明するまでもない。カマドウマが出現したらカマドウマに殺虫剤を吹きかけるだけだ。

注意点としては、だいたいこういう害虫が出現した時に限って近くに殺虫剤がないということ。こういう時は、害虫を発見した際に声を出さず、静かに気がついていないふりをして殺虫剤を取りに行こう。やつらは音でも勘づくし、なんなら雰囲気でも気がつく。まるで街で出会いたくない知人を見かけてしまった時のように見て見ぬ振りをするのだ。

 

 

 

カビキラーで代用

 

殺虫剤がなければカビキラーでも良い。これが効く。

カビキラーはお風呂に散布していると我々人間でも「この空間に長時間いるのはまずい!」と感じるくらい強力な酸性の薬品だ。

 

2016.12.21追記

カビキラーは賛成ではなくアルカリ性の薬品でした。無知で申し訳ないです。

 

人間でもそれだけ影響があるのだから虫にとってはひとたまりもない。確実に命を取れる。しかもカビキラーは泡状であるため、カマドウマなど動きの激しい害虫でも捉えられるはずだ。

もちろんカビキラーを吹きかけたらきちんと拭き取ること、人に向かって吹きかけないことに注意してほしい。

 

 

 

打つ

 

カマドウマは跳ねる。おそらく数十センチ〜1メートル以上ほどの高さまで跳ねるだろう。

それは脅威ではあるが、逆に考えれば、いかにカマドウマといえど、空中にいる間は身動きが取れないはず。カマドウマには羽がないので、跳ねることはできても、飛ぶことはできない。この跳躍ポイントを狙う。

私は学生時代をテニス、スカッシュに注いできた人間。こういう跳ねるものを見ると打ちたくなってくる。ラケット競技の血が騒ぐのだ。

例えばティッシュの箱のような軽くて、カマドウマをヒットさせる面積の広いものであれば、ラケット経験がなくてもいけるだろう。カマドウマを打って壁か床に叩きつけるのだ。

カマドウマをヒットさせるタイミングは3点。

 

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まずはカマドウマの跳ね際(①)。跳ねた瞬間を叩く。あまりのヒットの速さにカマドウマは対応できないだろう。テニスでは跳ね際のボールを打つショットのことをライジングショットという。これにはカマドウマの跳ねる方向、高さ、タイミングを見極めなければならないので、高い技術が要される。

 

次はカマドウマのジャンプの最高到達点(②)。この時ならカマドウマはあとは落ちるしかなく何もできないはず。しかし、カマドウマのジャンプは3メートルに及ぶこともあるそうだから、天井付近まで飛び上がる可能性もある。こうなると届かない。スマッシュの要領で打つ必要があるが、照明の光が目に入ると空振りする可能性がある。

 

最後はカマドウマの落ち際(③)。これがチャンスだろう。カマドウマのジャンプが減速していて打ちごろになっている。ここで思いっきり打ち抜くのがベストだと思われる。カマドウマの落下地点も読みやすいので、打つポイントも予想しやすい。

 

 

 

自分の考え方を変える

 

カマドウマは確かに害虫とされていて、見た目もキモい。

しかしカマドウマはバッタ目の虫。つまりバッタの仲間だ。

家にバッタが出たらどうするだろうか?おそらく外に逃がすと思うのだ。手でつかんで逃がせる人もいるだろう。私もつかんで逃がす。

カマドウマもバッタの仲間であると考えれば逃せないこともないのではないだろうか。自分の考え方、認識を一旦変えてしまうのだ。

色が茶色でギトギトしているバッタだと思えば、できなくも・・・ないかなあまりオススメしないが。

 

 

 

 

飼う

 

家族として迎え入れてしまうのもありだろう。

虫かごがあればカゴで捕まえ、おがくずや隠れられる木片を入れてあげればもう住処の完成だ。

それがめんどくさければもうそのまま放し飼いにしておいてもいいかもしれない。まぁ元々どっかに住んでいたわけだし、「引き続きどうぞ」みたいな形で。

でも残念なことにやつらは家賃を払っていかないので、その問題はお互い相談の上解決したほうがいい。「いきなり殺すのはカマドウマといえどかわいそう」という方はまず一緒に住んでみて、大丈夫かどうか考えた上で決めてもいいだろう。可愛くなってくるかもしれない。私はやらないが。

 

だがカマドウマもそれなりの繁殖力を持っているはず。飼おうものなら、かなりの大世帯になることも考慮しておかなければならない。

 

 

 

引っ越す

 

もうこっちが引っ越すというのも手だ。

もともとカマドウマのほうが先に住んでいた可能性もある。カマドウマ的には

「うわっ!人間きた!気持ち悪いわー・・・」

と思っているかもしれない。これはもうこちらにも責任がある気がする。だからこちらから出て行ってしまうのもありだろう。

しかしこれが戸建てになるとそうもいかない。すぐに引っ越すわけにもいかない。

そんな時はきちんとカマドウマと協議の上決めてほしい。だいたい実力行使になるだろう。

 

 

 

困ったら業者

 

もう業者に頼るのが一番だろう。何も打つ手がなければ。プロに任せよう。

なんだかんだプロが一番。しかし業者に頼んでも業者が家に来るまでの時間は自分で対処しなければならない。自分で殺傷できるならその方が安上がりだと思うが、おそらくカマドウマもかなりの繁殖力を持っているだろうから、1匹出たら他の奴らが出ないようプロに駆除剤などを使って殲滅してもらう方がいいだろう。

 

 

 

 

私が思いついた対策をまとめると

 

殺虫剤で始末

カビキラーでもいいよ

打つ

自分の考えを変える

飼う

引っ越す

プロを呼ぶ

 

これらだ。カマドウマ以外の害虫にも使える対策もある。が、カマドウマ専用の対策も考えた、打つとかはカマドウマ専用かも。

これらを頭に入れておけばカマドウマが出現した時も大丈夫だ。

いつでもかかってこいカマドウマ!いや、かかってこないほうがいいんだけど。

 

 

補足として、屋外だと群生しているカマドウマの、修学旅行生のごとき一団にに遭遇することもあるかもしれない。そんな時にできる対策は一つ。

逃げるんだよぉ〜!!