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カナブンに潜む悪夢…野良の生き物を拾ったら、一度病院で診てもらいましょう!

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8月も残りわずかですが、まだまだ暑いですね。あと1ヶ月くらいは暑いですよね。本当に参りますよ。


私が暮らすマンションの共用部分の廊下や階段にはたくさん「カナブン」の亡骸が転がっています。それはもう戦場のようです。カナブンの戦場。
この暑さにやられてしまっているのかもしれませんね。成虫になったカナブンたちもこの暑さには「聞いてないよ〜」と言わんばかりに命を奪われているようです。カナブン世界も厳しい世界ですね。たまに生きているカナブンもいるのですが、ちょっと過去に苦い思い出がありまして、助けてあげるのが怖いんですよね。

 

  

確か私が小学校高学年だった時のことだと思います。夏でした。やはり当時からカナブンの死骸は転がっていました。近年ほどではなかったと思いますが。
そんな中、私の母親が生きている1匹を見つけたらしく、部屋に連れてきました。ひとまず虫カゴに移してみたのですが、見るからに元気がないんですよね。まさに虫の息って感じでした、虫だけに。


カナブンって虫の中でもそんなにグロテスクなフォルムをしていませんよね。てんとう虫とか蝶々とかのように、女子にもそこまで毛嫌いされない方の虫だと思います。
虫が嫌いな私の妹も、カナブンの体調心配し、虫カゴの中を眺めていました。


翌日、もうカナブンは死んでしまったかなと思い、虫カゴの中を眺めてみると、確かにカナブンは死んでいました。
しかし、ただ死んでいたのではなく、かなり気持ち悪いので注意して読んで欲しいのですが、

恐らくコバエの幼虫だと思われる白くて細長い虫が無数にカナブンの体から飛び出してきていたのです!!!
カナブンは体内にハエの卵を産み付けられ、寄生されていたのでした!

暑さで弱っていたというより、この体内に潜む虫によって弱っていたのかもなと思いました。

 

かなりショッキングな光景で、たかがカナブン1匹のことなのですが、なんか思い出すと未だに食欲がなくなってくるような出来事です。
人間だって、ほんの数ミリのアニサキス(牡蠣などに潜んでいる紐状の寄生虫で、人間の体内に入ると腹痛や嘔吐などを引き起こします)1匹に寄生されるだけで病院に行かなければならないほどの影響が出るのに、カナブンの2〜3cmしかない体に無数の寄生虫がいたら、それはもう苦痛とかいうレベルではなかったでしょう。「俺を殺してくれ!」って懇願するレベルだったかもしれません。かわいそうだったなぁ、あのカナブン。名前すらつける前に悲惨な死を迎えてしまった。寄生虫が飛び出てきていたあの傷は、カナブン世界の悲惨の線だったってわけですね。

 

 

この出来事があってから、生きているカナブンを助けてあげるってことが出来ないでいます。本当に怖い…子供だったというのもあり、脳裏にめちゃくちゃ焼き付いています。
カナブンに限らず、例えば犬とか猫とかも、野良の生き物は、やはり感染症などを持っている可能性があります。その子が悪いわけではないのですが、もし拾った時はキチンと飼える体制を整えるという意味で一度動物病院で診察してもらった方がいいと思います。
ただ、虫はなぁ…虫を診察してくれる動物病院、いや虫病院なんてあるのかな…虫を拾ってくる場合は気をつけてください。さらに虫が潜んでいる場合がありますから。

 

 

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