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国枝慎吾選手敗退⁉︎車椅子テニス王者もパラリンピック3連覇の道は遠かったのか⁉︎

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個人的にかなり衝撃的なニュースが舞い込んできました。


現在行われているリオパラリンピック男子車椅子テニスシングルス準々決勝で、あの国枝慎吾選手が敗退しました。


相手選手は第2シードのヨアキム・ジェラール(ベルギー)選手。スコアは0-2(3-6、3-6)と、まさかのストレート負けでした。


試合は突風による中断などがあり、両選手非常にペースが握りにくい展開となりました。
国枝慎吾選手は、ジェラール選手の高速サーブに押され、ストレート負けを喫することとなりました。

 

 


今年のパラリンピックは、国枝選手にとって3連覇のかかる試合でした。かなりのプレッシャーがかかる大会だったとも思います。もし今大会で優勝したら、約12年間も1位にい続けたってことになるわけですから、化け物じみた記録に挑戦しようとしていたということです。

 


国枝慎吾選手は、1984年生まれで今年32歳になります。男子選手で歴代最多の40回優勝、年間グランドスラム(全仏・全英・全米・全豪の4大会全て優勝すること)を5回達成するという脅威の記録を保持しています。
おそらく今後国枝選手の記録を抜かせる選手は現れるのかどうか…ってくらいのレジェンド選手です。

 

 


かつて、史上最高のテニスプレーヤーとも言われている男子テニス世界ランク1位の最長期間記録保持者ロジャー・フェデラー選手は
「日本には国枝選手がいる。決して日本のテニスのレベルが低いとは思わない」
と、国枝選手の実力を非常に評価しているという逸話があります。まだ錦織圭選手が活躍する前の話です。
海外のトップクラスの選手からも国枝選手は間違いなく一目置かれています。記録からすると国枝選手の功績はフェデラー選手でも達成できないレベルの功績ですからね。

 

 


国枝選手が負けたというのは、私が好きなマンガハンターハンターに例えると、ハンター協会会長にして最高のハンターと言われたネテロが敗北し、死亡した時と同じ衝撃です!
もちろん国枝選手もこれまでに敗北したことはありますが、やはり国枝選手が大会で敗れたというニュースを聞くと、その度に私は「えっ!?マジかよ!?」とニュースを食い入るように見てしまいます。その度にネテロが死んだ時のようなショックを受けます。


車椅子テニス界においては間違いなく絶対王者の国枝選手。もちろん国枝選手も人間ですから、負けてしまうことはあります。でも…なんというか…勝って当然みたいなイメージがあるから…やっぱりパラリンピック3連覇は成し遂げて欲しかったなぁという気持ちがなくもないです。

 

 


しかし、車椅子テニスのみならず、テニス界的にはオリンピック優勝ってそんなに評価されないんです。世界ランクは大会を勝ち進むごとに各選手ポイントを獲得し、合計ポイントが多い選手がランキングを上げていきます。大会も大きくなればなるほど獲得ポイントが増え、ランキングも大幅に上昇します。
オリンピック、パラリンピックは勝っても世界ランクに反映されないのです。本当に名誉を手に入れるためだけの戦いなのです。


ですので参加を辞退し、9月以降に待ち受ける全米オープンなどに向けての準備を優先する選手も多いです。テニスって1試合2時間3時間当たり前に動くので、疲労のレベルが尋常ではないのです。ポイントにならない試合で疲弊し、そのまま大切な大会に臨むくらいなら参加しませんっていう考えをしている選手もいます。

 

 


国枝選手の敗退を前向きに捉えるなら、次回以降の大会に向けての休息期間、準備期間が延びたという感じでしょうか。
パラリンピックでの結果はあまり考えず、今後の大会で優勝してほしいです。
多分国枝選手は4年後の東京パラリンピックでも現役選手として出場してるんじゃないかな?その時に優勝して頂ければと思います!

 

 

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