私の名前はジロギン。
履歴書の趣味の欄に「妄想」と書いてしまうくらい日々妄想に耽っている妄想族の私。
多くの妄想族の方に共通するのではないかと思っているのですが、私はよく街中ゾンビだらけになったらというシチュエーションを妄想してしまいます。
妄想族なら一度はこの妄想をしたことがあるでしょう。
朝起きて、会社に出かけようとしたら街行く人々がみんなゾンビになっていた・・・っていう、バイオハザードに影響された妄想です。
そんな下らない妄想について今回は深掘りしていきます。
街中ゾンビだらけになっていたらどこに逃げるのがベストか?について考えてみたいと思います。
もし自分以外の人間がみんなゾンビになっていたら、あなたならどこに逃げるでしょうか?
前提条件
まずは今回の妄想の前提条件を決めておきたいと思います。こんな条件下でゾンビから逃げるための場所を妄想します。
- スタートは日本にある自宅。学校や会社に行こうとしたら街中ゾンビだらけ。謎のゾンビウイルスが蔓延した世界になっていた。
- ゾンビウイルスは空気感染はしないものの、粘膜や傷口から感染する。ゾンビ及びゾンビウイルスに感染している人間の粘膜に触れたり、爪や歯などで傷をつけられると24時間後に自身もゾンビ化しゲームオーバー。ワクチンなどはない。
- ゾンビは首から上を損傷することで絶命するが、それ以外の箇所をいくら傷つけても死なない。
- ゾンビは歩く、ひっかく、噛むことはできるが、走る、泳ぐ、しゃべる、武器や物を使うことなどはできない。
- 家族と同居している人は家を出るまで家族は普通の人間だが、ドアを開け、敷地外に出た瞬間から家族もゾンビ化する。一人暮らしの人は外に出た瞬間ゾンビが自宅に侵入するため、自宅に戻ることはできない。
- 1週間逃げることができれば救助のヘリコプターがやってきて、ゾンビのいない「安全な土地」に避難できる。
- 連絡が取れる友人・知人はみんなゾンビ化している。
- 武器などでゾンビに対抗してもいいが、武器は日本国内で手に入れられる可能性のあるもののみ。
- 動物はゾンビ化していない。
- 交通機関は全て止まっていて、お店なども全て営業停止中。しかし建物や車、電車などの中に入ることは可能。
- 電気、ガス、水道は全て停止している。
- 自分と同じく生存者も少なからずいるが、会うためにはゾンビの群れをかいくぐって行動しなければならず、また遭遇できる可能性も極めて低い。
という感じにしましょう。
以上の条件下でゾンビから1週間逃げ切るのに最適な場所を考えたいと思います。
コンビニ
1週間飲まず食わずでいるのはさすがに無理があります。ゾンビにならずとも餓死してしまうでしょう。
となるとまずは食料の確保が最優先。一番手軽に食料が確保できそうなところというとコンビニでしょうね。田舎でもない限り大体そこらへんを歩けば必ずあります。「コンビニに行って食料を確保する」というのはいいアイデアではあり、食料が豊富にあるという点でコンビニは逃げ場としては悪くないです。が、コンビニは大体建物の1階にあり、しかもガラス張りですので、ガラスを割ってゾンビが侵入してきちゃいそうです。
籠城するには防御面で不安が残るコンビニ。必要な分の食料を確保し、別の場所を探すのが最良でしょう。
ショッピングセンター
これは定番ですよね。ショッピングセンター!
ありとあらゆる工具が揃っており、「一番身近な武器庫」とも言えるでしょう。
チェーンソーを持ってブンブン振り回したらゾンビに対して無双できそうですね。刃こぼれしそうですが。
スコップも耐久力があって強いと思います。
しかしショッピングセンターは大きすぎると入口がたくさんあって、ゾンビの侵入経路をふさぎきれない可能性があります。
そしてこれを言うと元も子もないのですが、ショッピングセンターって日中は必ず誰かいますので、すでに中はゾンビだらけの可能性が高いですよね。
意外と危険な場所でもあると思います。
開店時間前に行って、武装して、入り口全てをふさぐのが得策でしょうか。
屋上があれば屋上に行って屋上へつながる入り口を閉鎖すればいいのでなんとかなりそうですが、もしかしたら前日から帰宅せずに働いていた社畜ゾンビがいるかも・・・
ちなみにゾンビ対策になりそうな武器ということで、以前こんな記事も書いています。ショッピングセンターではなく家にあるもの限定ですが・・・
関連記事:我が家にある「ゾンビと戦う武器になりそうな道具」12選 - 私の名前はジロギン。
学校
普段から避難場所としても利用される学校。あたり一面も見渡せてゾンビが侵入してくるのも一目瞭然です。
そして学校の始業時間は大体8時半〜9時ごろだとわかるので、それ以前に行けば生徒たちはいないし、いても先生や職員さんくらいです。
もっと早い時間、朝5時とかに行けばさすがに誰もいないのではないでしょうか?
いつも朝早く出社している社畜さんは非常に有利です。早起きは三文の徳っていうのはまさにこのことでしょう。
早朝の隙にコンビニなどから食料を持ち出し、学校の屋上に避難。屋上への入り口に教室の机などを使ってバリケードを作ってしまう。これならばゾンビも侵入できずに生き残れそうです。
街中にゾンビが溢れていた場合でも学校は避難場所として最適のようです。
しかも屋上ならヘリコプターに乗った救助隊員としても助けやすいですし、一石二鳥です。
無人島
日本の本土からはるか離れた無人島ならば人はいませんので、ソンビもいません。
そして前提条件で挙げた通りソンビは泳げないので、ゾンビが泳いでが島に渡ってくることもありません。無人島に逃げて1週間サバイバル生活ができれば、救助されます。
サバイバルに関しては島にある木の実を食べたり、魚や動物を獲ったりしていればなんとかなるはず。動物はゾンビウイルスに感染していないので食べても大丈夫です。捕獲が難しいかもしれませんが。
問題はどうやって無人島まで行くかです。泳いで行くにもあまりにも距離がありすぎて疲れ果てて溺死してしまう可能性が非常に高いでしょう。
船で行くにも、操縦の仕方なんて普通の人ではわからない…島へのアクセスの方法がないという意味で無人島に逃げるのは現実的ではないですね。まぁそもそも妄想の中の話ではありますが。
高いビルの屋上
高いビルの屋上も、学校の屋上同様入り口を塞いでしまえさえすれば安全な避難場所になりそうです。しかし高いビルともあれば中には大量の人、すなわちゾンビがいるでしょうし、ビルのオープン前に侵入しようにも防犯装置が作動し、警報が鳴り響きそれを聞いたゾンビが集まってきてしまうことが考えられます。
24時間オープンしている高層ビルというのは聞いたことがありませんので、ビルに忍び込むのはリスキーです。ショッピングセンターも同様のことが言えますが、ビルはビル街や駅前など人が多いところにあるので、ショッピングセンターに侵入して警報がなった場合以上に大量のゾンビが集まってきてしまうことが予想されます。
大量のゾンビと戦う腕前に自信があるのならばいいですが、そんなレオン・S・ケネディみたいな人はまずいないと思います。
車に乗って運転し続ける
車に乗ってしまえば、ゾンビに対して鉄の砦にもなり、鉄の突進兵器にもなります。
適当にそこらへんの車に乗り込み運転を続けゾンビをひき殺しまくる。これを救助が来るまでの1週間続ける・・・なかなかクレイジーな生存方法です。
普通の乗用車ではなくバスや大型トラックなどに乗れば、ゾンビをひいてもなかなか壊れない耐久力を持つ最強の武器になりそうです。
1週間運転し続けるとするとガソリン切れの恐れがありますので、次々車を乗り換えて、お気に入りの一台が見つかったらガソリンスタンドでセルフで給油し、再びゾンビをひき殺すドライブを続けるという生活になるかと思います。
かなり安全にゾンビに攻撃も行えるので 、車の中に逃げ込むというのも悪くないですね。
ただ、ゾンビとはいえど1週間ひき殺し続けるとういうのはドライバーの精神がイカれちゃいそうです。
あまり具体的には書きませんがフロントガラスに臓物が飛び散りそれをワイパーでぐちゃぐちゃにしながら・・・ってやめましょうこれ以上は。
自衛隊の基地
自衛隊の基地に忍び込めば、間違いなく銃器があります。銃の携帯が認められていない日本で拳銃を手に入れるのは難しいですが、自衛隊基地にならば確実にあるでしょう。
銃を手に入れればバイオハザードさながらのサバイバルができるというわけです。
自衛隊の基地に逃げ込む、というより武器の調達にいくという方法もあります。
しかし問題が2点あります。1点目は「そもそも私たち一般人が銃を使えるのか?」ということ。
知識や経験がある人が使うからこそ銃が生きてくるわけで、素人がゾンビ目がけて撃っても反動が強すぎて狙いが定まらず、全然当たらないのではないでしょうか。
2点目は、「自衛隊のゾンビがめちゃくちゃ強そう」ということ。
毎日訓練を積み、体を鍛えている自衛隊の皆さんはゾンビ化しても強いはず。普通に暮らしている一般人がそんなゾンビと接触して勝てるでしょうか?
しかも基地内に自衛隊のゾンビはたくさんいますので、そんな状況で果たして銃を奪って逃げることができるでしょうか?
私は自信ないですね。普段鍛えている自衛隊の皆様の実力が、ゾンビ世界の生存者にとっては裏目にでてしまいます。
下水道
マンホールの蓋を開けて、下水道に逃げ込むという方法もあります。下水道に人がいるとしたら、点検をしている人たちか、映画の中で追ってから逃げている人たちくらいなものです。まず人がいないので、ゾンビと遭遇することはないでしょう。
ゾンビにはマンホールの蓋を開ける力はないので、下水道に入ってしまえばゾンビがマンホールから侵入してくることはないですし、下水道はいたるところにつながっているので、もしゾンビが下水道の中にいたとしても逃げることも容易いです。
ただ、生活排水が流れる下水道、かなりの悪臭がすることを我慢しなければなりません。救助されても救助隊の人から、
「くっさ!くさすぎるだろお前!ゾンビよりくせーよ!」
と言われるかもしれませんが、背に腹は代えられませんよね。
逃げない。戦う。
「もう逃げ場なん思いつかねぇ!」という人たちは、一か八か「ゾンビ無双」に挑戦するのもアリだと思います。装備を整え、1週間不眠不休でゾンビと戦い続ける。これはかっこいい!憧れます!「ゾンビジェノサイダー」の誕生です!
私の好きだったホラーゲームで「SIREN」というゲームが昔ありました。主人公は最終的に「屍人」と呼ばれるゾンビのような存在を全滅させて異界を回る「異界ジェノサイダー」になるんです。主人公のSDKこと須田恭也くんが屍人と戦いながら聞いている「THE BUSTER!」という曲がめっちゃかっこいいんですよ!私のスマホにも入ってます!
これは中二病としては最高峰です!実際のところ、妄想の世界での私は「ゾンビジェノサイダー」としてゾンビと戦っています。逃げることは考えません。が、もし現実なら無理ですね、逃げてます。ゾンビ怖いです。
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結論:私が逃げるとしたら・・・
もし私が逃げるとしたら、確実に下水道ですね。
もうね、臭いなんて気にしないですよ。もしかしたら自分の体臭の方がきつい可能性もありますからね、ゾンビから生き残れるのであれば下水道に喜んで逃げ込みます。
私は陰キャラですので、日陰が似合ってます。下水道は日陰だけの世界。案外悪くないんじゃないかしら?
本当は装備を整えて1週間ゾンビと戦い続けるっていう、いつも寝る前にしている妄想通りのことをしてみたいところではあります。
カッコよくゾンビを蹴散らし、絶望的な状況下で生存者の女性と出会い、一緒に戦い、生き残って最後その女性と恋に落ち、救助用のヘリコプターの中でキスをする・・・的なね!ゾンビ映画にありがちな展開に憧れますね!
ただ私は何かと運が悪い人間なので、キスした後に女性から、
「あ!そういえば私、あなたと会う前ゾンビに噛まれてた!いっけねー!これであなたもウイルスに感染しちゃうと思うけど・・・ごめんね!」
って言われるバッドエンドが待っていそうです。
前提条件で挙げた通り、今回の妄想のゾンビウイルスは粘膜からも感染しますので・・・泣けるぜ。