私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

厳しい環境は人を優秀にする?サラリーマンであることに自信が持てた!

 

私の名前はジロギン。

 

先日私は、現在勤めている会社で取引のある企業様の「事例発表会」のような会に参加しました。

 

「うちの会社ではこんなことをやってますよ!」とか「こんな結果が出ましたよ!」とかを社外の人たちに発表する会ですね。

 

そもそも会社の規模として、その企業様と私の勤める会社を比べると、ゴリラVSアリくらいの差があるのですが、

私はその会場で衝撃を受けたのです。

 

数名の社員さんが交代で登壇していたのですが、発表を聞くと「私は新卒で入社して2年目です」「3年目になりますが」などという言葉が聞こえました。

私も新卒で今の会社に入社し3年目。ほぼ同世代の人たちですね。

 

その人たちがですね、

200人以上の社会人の前で、各自約30分ほどのプレゼンを、発表原稿などほぼ見ずに堂々とこなしていたのです。

 

さらに、会場の観客からは質問も飛んできます。

正直「もっとまとめてから質問しようよ」と思ってしまうくらいアヤフヤな質問もあったのですが、それに対しても

「〜ということで、回答としてよろしいでしょうか?」

と的確に答えていたのです。

 

それを見て私は

ファッ!?本当に同い年の子たちかよ!?入社20年目の間違いじゃないの!?

 と、驚愕してしまったのです。

あまりにも自分と差がありすぎるなと・・・

 

 

で、今日。

その企業様の営業の方がうちの会社にいらっしゃったんですね。

女性で、私より年齢は上なのですが(もちろん具体的には伺ってませんよ!)、とても腰が低く、優しい方です。

人と話すのが大嫌いで、雑談すらしたくない私が、その方と話すと毎回軽く1時間以上話し込んでしまいます。

 

で、今日はその会の様子を話していたのですが

この前の会、いかがでした?

いやはや、いい意味で衝撃的でしたよ!私と同世代の方が大人数の前で堂々と発表なさっていて!

そうでしたか!彼らが聞いたらとても喜ぶと思います!

 ・・・ん?

私はこの会話に違和感を覚えました。

 

この方はとても腰の低い方なので、私の答えに対して

いえいえ、お聞き苦しい発表でなかったのなら良かったです!

的な、謙遜した返しをしてくると思ったのですが、違いました。

むしろ「やっぱりそうですよね〜」くらいのスタンスでした。

 

ああ、なるほどな、これはあれだ、

あの会で登壇した若手社員たちはおそらく・・・

相当な訓練を積まされていたんだろうな!

黒い、黒い訓練をな。 

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実際見れば一目瞭然なのですが、一朝一夕でできる発表のクオリティではなかったです。

何ヶ月も練習を重ねたと思いますし、なんなら日常の業務から徹底的に指導が行き届いているんじゃないかとさえ思いました。

アヤフアな質問に対して的確に答えられていたのは、自分たちが取り組んでいる仕事や事業の目的、進捗などを隅々まで把握しているからだと思います。

 

仕事という名の訓練ですねこれは。

 

 

 

一方で私が勤めている会社は、ゆるゆるです。

20代の若手社員が半数以上の会社なので、悪い意味で「恐い大人」がいないのです。

だから、仲良く仕事をしている感じはありますが、他社の同世代の社員と比べると実力は低いと思います。

その企業様の社員さんたちとは比較になりませんね。

 

例えるならば、

会を開催した企業様の社員さんたちは

ゾルディック家の訓練された狩猟犬・ミケ

ですよ。

f:id:g913:20171003193738j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 5巻99P/冨樫義博)

 

私たちはさしづめ、ぬるま湯で育てられた

スクワラが操作する犬たち

ですね。

f:id:g913:20171003193822j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 12巻89P/冨樫義博)

 

100%殺されますよ!

スクワラのワンちゃんたちは可愛いですけど、ただの犬なんで!

ミケ相手だったら100%殺されますよ!

私は牙の抜けたチワワだったんだなと実感しました。

 

 

では私も実力を高めるべく厳しい職場に入りたいかというと、嫌です。

そんな職場だったら入社して4秒で退職してます。

 

だからこそ、

厳しい環境下に耐えて働いている人ってハンパないな

と思うわけです。

優秀っていうか、優秀にならざるをえないですよね・・・

実際に経験していない私が言うので他人事のようですが、少なからず私も働くことのつらい面は見てきています。

その数段つらい状況だとすると、想像に難くないです。

 

会場にいた当時の私は、ゾルディック家にやってきたゴン・クラピカ・レオリオみたいな気分でした。

えっ!?最低でも2トンの門を開けないと入れないんですか?

えっ!?執事見習いの女子が1人でハンター100人をボコっちゃうんですか?

って感じの衝撃が走りました。

そりゃ優秀になるわ・・・って感じでしたね。

 

 

 

以前こんな記事を書きましたが、

www.g913-jiro.com

今回の件でも、改めてサラリーマンとして働くことのすごさがわかりました。

直視してはいないものの、世の中には厳しい環境で着実に能力を高めているサラリーマンたちがいるんだと。

 

会社を辞めて独立する方ももちろんすごいです。

それと違うベクトルで、つらい会社員生活を何年も耐えきるすごさもあるなと思い知りました。

 

昔は、「ブログで独立してやる!」なんて息巻いていた私でしたが、

最近はサラリーマンとブログ、両立させる方向を目指しています。

 

それに対して正直「夢を諦めている」感じがして、後ろめたい気分になっていました。

が、改めてサラリーマンとして働くことのすごさを実感することで、

サラリーマンであることにも自信を持てそうな気がしました。

 

・・・まぁ今の私は毎日定時帰りしているサラリーマンなので、

まだ胸張って「自分はサラリーマンとしてすごいことをしている!」とは言えませんけどね・・・これからですこれから。

 

今回はこの辺で!

それでは〜!