私の名前はジロギン。
否、
アイザック=ネジロじゃ。
初めましてじゃのぅ。
気合い入れすぎて「心」Tシャツ着て来ちまったわい。
今後は、ワシもブログに登場することがあるから、よろしく頼むぞ。
今回なぜワシが出てきたかというと、ハンター(になりたい人)協会会長として見逃せないニュースがあったからなんじゃ。
それが
オーストラリアの巨大ワニ捕獲ニュース
このニュースは、ワシを含むハンターになりたい人たちにとって刺激になるニュースだと思ってな。
この場を借りて、紹介していくとする。
体長4.7m 体重600キロのイリエワニ捕獲のニュース
ワシが朝出勤している時にYahoo!ニュースを見ていたら、このニュースを見つけたのじゃ。
ん?どこに出勤してるのかって?会社じゃないぞ!
もちろんハンター(になりたい人)協会じゃよ。ワシ、会長じゃし。
会長が会社に出勤してるなんて夢がないじゃろ?
でも、電車通勤じゃ。都内は電車の方が便利じゃからな。
そんなことはどうでも良い!本題に移ろう。
このニュースを簡単に説明すると、
✔︎オーストラリア北部で巨大ワニが捕まった
✔︎体長4.7m 体重600kg 年齢は人間でいうと60歳のイリエワニ
イリエワニとは、オーストラリアやパプアニューギニアに生息する大型のワニのことじゃ。体長は最大で7m近くになることもある。
イリエワニの巣に近づいた人間がおそわれて死亡した事件もあるようじゃな。
危険の多い生物じゃから、近づくべきではないのぅ。
今回捕まったイリエワニの体長は4.7m・・・
ふむふむ。まだまだ大きいイリエワニはいそうじゃな。
そして体重は600キロ・・・
ほうほう。もっと重いイリエワニがいてもおかしくはないの。
イリエワニのプロフィールだけの判断じゃが・・・
こいつ、ワシより強くねー?
直接対峙しなくてもわかるのぅ。
こんな巨体のワニと戦おうものなら、全盛期の半分以下の力しかない、今のワシでは丸飲みにされてしまうじゃろうな・・・
山ごもりの修行をして、牙を研ぎ直したとしても、やられてしまうじゃろ。
ニュースの画像を見るに、キメラ=アント討伐の時に行方不明になったワニ型のキメラ=アントではないようじゃ。
その点はまだ安心できるの(あいつマジでどこ行ったんじゃろか?)
しかし、こんな巨大ワニを捕まえるのとは・・・捕まえたのは、きっとプロハンターじゃろ。
しかもシングル、あるいはダブルハンターか。非常に高い実力をもっておる。
どうじゃ?
こういうニュースを聞くと、ハンター(になりたい人)協会員であるお主も、最もとおハンターになりたくなってくるじゃろ?
もちろん危険が伴うから、おすすめはしないがのぅ。
どれくらい危険かは、会長が一番わかっておる。
ハンターという職業は、あこがれてる時が一番楽しいんじゃ!
実はこのニュース、まだ続きがある。
我々ハンター(になりたい人)にとって、ワニだけに食いつかざるを得ない部分がまだあるのだ!
捕獲までに8年間かかった
この巨大なイリエワニ、捕獲までになんと8年もの時間がかかったそうじゃ!
イリエワニは8年間人間から逃げ続け・・・人間は8年間ワニを追い続けた・・・
人間とワニの鬼ごっこじゃのぅ。
8年・・・生まれたばかりのウサギが寿命をむかえるくらい長い時間じゃ。
これだけの時間を捕獲に費やしたワニハンターは、すでに念を異常なレベルにまで研ぎ澄ましているはずじゃ。
ワニを見つけ出し捕獲するための念となると、操作、放出あたりが効率的かのぅ。
ワニを遠隔で攻撃し、攻撃が当たれば操作ができる・・・
「ワニにしか使わない、もし使った場合自分にリスクがある」というような制約をかければ、このような能力を作り出せるはずじゃ・・・
実際は、罠にかかったワニを捕獲したようじゃ・・・
念使わなかったみたいじゃのぅ・・・
・・・いや!あれじゃ!オーラで具現化した罠だったのかもしれんな!
だとしたら現化系だ!放出と操作も使う具現化系か!
あっ!でもこのイリエワニはチームで捕まえたらしいから、ジョイント型の念かもしれんな!
具現化の苦手な「念を手元からはなして維持する」のを他の能力者がカバーしてたとかありそうじゃ!
いやぁ、ワシもにぶったもんじゃな!本格的に牙を研ぎ直さなければならんの!
しかしまぁ、8年間もワニを追い回してたハンターがいるんだぜ?
こんな活動してる者がいるなんて知っちまったら・・・
血沸く血沸く♪
なぜイリエワニを捕まえたのか?
そもそも、なぜこんな巨大なイリエワニを8年もかけて捕まえたんじゃろうな?
いろいろ調べたが、理由は民間人や旅行者に危険が及ばないようにするためだったようじゃの。
このイリエワニは、生きたままワニの施設に入れられるそうじゃ。
何も、生き物の命を狩るだけがハントではない。生態調査などを行うために、生け捕りすることもある。
今回のイリエワニは、人に危害を加えないよう再教育されるのかもしれんな。
これだけ大型のワニを捕まえるのは珍しいことだろうし、命を奪ってしまうはもったいない気もするしのぅ。
ただ、イリエワニはかつて、乱獲されていた生き物なのじゃ。
目的は、財布やベルトに使われる「ワニ革」。ワニの革を使ったものがよく売れる時代があって、その材料としてイリエワニをハントする者が多かったようじゃのぅ。
イリエワニは法律で守られている生き物のようじゃが、絶滅しそうな状態ではないらしい。
もちろん無許可でハンティングするのは禁止じゃろうし、そもそも人間が近寄るのは危険な生き物だということを忘れてはならん。
プロハンターであり研究者だからできたこと
繰り返すが、今回大型のワニを捕まえられたのは、捕獲した人が長年ワニを調べ続け、捕獲のためにいろんな対策を練ってきたプロのハンターであり研究者だったからじゃ。
プロハンターでも研究者でもないワシらが、こんな大型のワニに手を出せば、念を発動する間もなくあの世行きじゃ。
時を圧縮したとしても、ワニが獲物に食いつき、口を閉じるスピードを見切ることは無理じゃろう。
しかも、ワニのアゴの力は1トン以上!そんな力で噛みつかれたら、並みの強化系念能力者では防ぎきれまい。
ワニを捕まえようなんてマネ絶対してはいかんぞ!
これはフリじゃない!本当にやるんじゃないぞ!
ワニじゃなければいいというわけでもない!動物にはやさしくするんじゃ!
いいハンターは動物に好かれる!それは動物にやさしいからでもあるんじゃ!
・・・まぁ、今回ワニを捕まえた人たちは、このイリエワニからは嫌われとったじゃろうけど・・・
ワニを捕まえる執念に賞賛を送りたい
ワニを捕獲することには賛否あるじゃろう。
生け捕りにしたとはいえども、ワニの体には負担がかかっているはずじゃ。
住む場所が変わったことで環境になじめず、弱ってしまうこともあるじゃろう。
だがワシはハンター(になりたい人)として、今回イリエワニを捕まえた者たちの、8年間の執念に賞賛を送りたい。
「長い間続けた努力は必ず実を結ぶ」と、思わせてくれるニュースじゃった!
感謝するぜ、このニュースに出会えた・・・