私の名前はジロギン。
否
ジロロ=ルシルフルだ!
体調は大丈夫かな?夜更かしはしないようにな!
今回もオレの能力
考察の極意(HUNTER×HUNTERハンター)
を使って、考察していきたいと思う!
今回の考察は
イルミはミルキが殺されてもブチ切れるのか?
というテーマだ!
ヒソカがキルアに冗談交じりで殺意を見せたとき、イルミは静かに怒り、ヒソカに圧力をかけたシーンがあったよね?
それほどキルアが大切だったんだろう。
もしミルキが同じように誰かに命を狙われた場合、イル兄はキルアの時のようにブチ切れてくれるのだろうか・・・?
この点を考えてみたいと思う!
- イルミ=ゾルディックとは?
- ミルキ=ゾルディックとは
- キルアには異常な愛と期待を注いでいたイルミ
- 仕事漬けのイルミと引きこもりなミルキ
- ミルキは家族からの期待値が低い?
- ミルキはサイバー担当?
- ミルキが殺されたらイルミはブチ切れるのか?
- 復讐には行ってくれそう
- イルミが自己犠牲的な考え方も影響しそう
- まとめ
イルミ=ゾルディックとは?
伝説の暗殺一家・ゾルディック家の長男で、キルアの兄にあたります。
黒くて長い髪と、感情を感じさせない大きな瞳が特徴的です。
イルミも一流の暗殺者であり、世界各地で暗殺の依頼を請けて仕事をしている様子。
作中では、ヒソカやクロロといった裏社会の人間たちと取引し、仕事をするシーンが描かれました。
イルミが初登場したのは、ゴンたちが受験したハンター試験の時。
「ギタラクル」という偽名を名乗り、自分の針で顔や髪型まで変装して受験していました。
受験のきっかけは「ハンターライセンスが仕事で必要になったから」で、プロハンターになること自体にはほとんど意欲はなかった様子でした。
イルミの行動原理は全て「ゾルディック家のため」だと思われます。
ゾルディック家のさらなる繁栄や、家族に迫る危険を排除することに関しては、いびつとも言えるほど感情的かつ行動的です。
特にキルアに対しては、過保護すぎるほど暗殺の教育を仕込んでいたようで、ビスケも問題視していました(頭に刺さっていた針を抜いたらほとんど解決しました)。
将来的にゾルディック家を支えるであろうキルアはイルミからすると大切な存在。そんなキルアを暗殺者の道から遠ざけようとするゴンや、冗談でも「殺す」と口にしたヒソカなどに対して、イルミは排除しようという気持ちになっていました。
例えば、自分の弟(妹?)に当たるアルカに宿った「ナニカ」。
何でも願いを叶えてくれる代わりに、お願いの大きさ分の対価を別の人に背負わせる「ナニカ」の能力を危険と判断したイルミは、本気でアルカごとナニカを暗殺しようとしていました。
よく言えば家族思いなのですが、イルミの行動には犠牲が伴ったり、悲しい思いをする人を作り出したりしがちです。
イルミの念能力は「針を刺した人間を操作する」能力(名称不明)。
操作系に属すると思われる能力で、針を刺された人間はイルミの思いのままに動く「針人間」となります。
一度針を刺された人間は、イルミの強力なオーラによって廃人となってしまい、針を抜いても助からないようです。
ミルキ=ゾルディックとは
イルミと同じく、ゾルディック家の家族です。肥満体型の男性(痩せたらイケメンっぽそう)です。
家の外に出ることはほとんどないようで、部屋でパソコンをしていたりゲームをしたいたりという、引きこもり生活をしています。
部屋にはフィギュアなども大量に置かれています。
ゾルディック家の一員なので、幼少期から親のシルバ、祖父のゼノなどから暗殺の訓練を積まされていると思われます。
しかし、家からほとんど出ていないので、暗殺の仕事をしていない様子です。
作中では、ヨークシンシティのオークションで出品される「グリードアイランド」を競り落とすため、シルバに「15人暗殺するから150億ほど金を貸して欲しい」という提案をしていました。
ミルキの暗殺の腕前がどれほどかわかりませんが、1人あたり10億ジェニーが動くほどの案件をこなせるレベルではあるようです(シルバが甘やかして、お小遣い感覚で成功報酬を高めに設定している可能性もありますが)。
ミルキの念能力は明らかになっていません。暗殺の手法もわかりません。
ミルキの暗殺方法っぽいものはハンター試験後にキルアが家に帰ってきた際に本人が語っていましたね。
祖父のゼノに「メスの蚊に小型の爆弾をつけてターゲットにとまった瞬間爆発させる」という暗殺方法をアピールしていました。
しかし、これには「蚊がターゲットを判別できない」という致命的な弱点があり、ゼノからは「頭はいいがバカなのが玉に瑕」と評されていました。
弟のキルアからも「ブタくん」と呼ばれ、あまり家族から期待はされていないように思えます。ただ、能力や力は未だ不明なので、実力は未知数です。
それでは考察していきます。
イルミはミルキが殺害されてもブチ切れるのでしょうか?
キルアには異常な愛と期待を注いでいたイルミ
イルミがキルアのことを大切に思っていたのは、作中の序盤から明らかでしたね。
キルアはイルミだけでなく、ゼノやシルバも期待する、暗殺者としての才能を持った子供です。
皮肉屋のミルキさえも、キルアの才能は歴代のゾルディック家の中でもピカイチと認めていました。
イルミはキルアが幼い頃に、父のシルバとともに暗殺の技術や心得を叩き込んできた様子。
「不可解な攻撃を受けたら距離を取れ」
「敵わない相手からは逃げろ」
といった考えをキルアに教えたのはイルミ自身で、それらを強制させるため、キルアの頭に針を仕込んでまでいました。
キルアにとってイルミはトラウマそのもののような存在で、向かい合うだけで萎縮していました(針の影響もあったと思います)。
ただ、イルミはキルアに嫌がらせをしていたわけではありません
全てはキルアと、ゾルディック家のためなのです。
キルアは今後、確実にゾルディック家の当主となって、将来的な一族を反映させていく存在。
どんな手を使ってでもキルアを守ることが、ゾルディック家の反映につながり、イルミが最優先で果たすべき目的だと、イルミ自身は考えているようです。
イルミのキルアに対する行動は、異常な愛と期待の形と言えます。
(キルアがナニカの能力をノーリスクで扱えることが分かった途端、イルミはキルアを完全に木偶人形にしようと考えていました。イルミにとってはキルアが大切というより、ゾルディック家の維持と反映の方が大切と考えているのでしょう。)
仕事漬けのイルミと引きこもりなミルキ
作中でのイルミの登場シーンはというと、ハンター試験編を除くとほとんどが仕事中でしたよね。
アルカ暗殺の場面は依頼された仕事というより、ヒソカに仕事を依頼する側でしたが。一応、やっていることは普段の暗殺業務に近い形でした。
イルミは仕事漬けで、多忙そうなイメージがあります。
仕事をこなせばゾルディック家にお金が入ってきますし、イルミほどの腕前ならば、次もその次も仕事につながりそうです。
でも、なぜこんなにイルミが仕事をしているかというと・・・
たぶん、弟たちのせい!
だと思うのです。
キルアは家出中で、暗殺者になることも拒否している。
アルカは家の外に出すのは危険な上、暗殺の技術は持っていないただの子供。
カルトは将来的にゾルディック家の役に立ってくれそうですが、まだ実力は未熟(しかも幻影旅団で修行中)。
肝心のミルキは・・・グリードアイランドを手に入れるなどの強い動機がない限り、自分から仕事はしなさそう・・・
アルカとカルトは仕方ないとして、キルアやミルキの分の仕事は、イルミとゼノ、シルバで分担してそうですね。
ただでさえ仕事の多そうなゾルディック家。3人で案件を回すのは人手不足になりそうです。
その原因の1人となっているミルキ・・・だとすると、イルミはミルキにいい印象を持っていないかも?
ミルキは家族からの期待値が低い?
先ほど紹介した、ミルキに対するゼノの評価を見る限り、ミルキの家族からの期待値はそれほど高くなさそうです。
ミルキを嫌っているというわけではないですが、暗殺者としての才能は高くないという評価をしているのでしょう。
イルミやシルバがキルアにこだわる理由の一つには、ミルキの暗殺者としての将来に期待できないということも含まれていそうです。
確かに、キルアはわずか12歳でプロの暗殺者として働き、念能力も短期間で習得、針を取った後はユピーやプフ(の分身)に正面から立ち向かう実力にまで育ちました。
これだけの素質を持っているキルアは何としても暗殺者として育てたいところでしょう。
だとしても、どこかに行ってしまったキルアを探し出して強制するよりも、いっつも家にいるミルキを鍛え上げた方が、とりあえず人手不足は解消できそうです。
ミルキもやる気を出せば暗殺はできますし、ゾルディック家には念能力者もたくさんいるので、念の修行もできるはず。
それでもキルアを探し出そうとしているあたり、ミルキに暗殺の仕事で成果を出すことはあまり期待していないのかもしれませんね。
向き不向きはありますし、ミルキは別の分野で才能を発揮してそうです。
ミルキはサイバー担当?
暗殺の仕事をしないミルキですが、科学力やITに関するスキルは非常に高そうです。
作中では、グリードアイランドの解析をするために、真っ先にキルアがミルキに相談していました。
結果、ミルキは解析できませんでしたが、グリードアイランドは念が関わってくるもの。そもそもテクノロジーだけで解析できる代物ではなかったので仕方なかったですね。
さらに、ミルキは手練れのベテラン執事・ツボネが数日間気づかないような仕込みカメラも作り出していました。
ミルキは暗殺をしない代わりに、ゾルディック家に関わるテクノロジー系、サイバー系の部門を担当している感じでしょうかね。
そちらの方面では、他の家族の誰よりも才能があるのでしょう。
ゾルディック家は観光地になっているものの、中に立ち入ることはできません(ミケがいますし、常人では試しの門を開けられませんからね)。
ただ、ゾルディック家の中で使用しているパソコンなどにハッキングしようとする連中は多そうです。
暗殺するターゲットの情報も管理してそうですし、ターゲットのリストが手に入ったら、ボディーガード業などははかどりそうです。
そういったハッカーたちから、ミルキはゾルディック家を守る役割を果たしているかもしれません!
・・・蚊に小型爆弾を仕込むという謎の技術も持ってますし。
と考えると、もしミルキが誰かに殺される事態になったら、ゾルディック家としてはかなり大きな損失となりそうですね。
ミルキが殺されたらイルミはブチ切れるのか?
では、これまでのことを踏まえて、もしミルキが殺された場合、イルミはブチ切れるのかを考えてみます。
想像になってしまいますが、ブチ切れはしないんじゃないでしょうかね?
ミルキは大切な家族ではありますが、イルミとしてはそれほど重視してない感じがします。
キルアがミルキのことを刺して家出した時も、全く感情的になっていませんでした。
犯人がキルアでミルキの命に別状がなかったことから、特に怒る必要もなかったためかもしれません。
でも、冗談でキルアへの殺意を示したヒソカに対するイルミのキレ具合からすると、もしミルキがキルアを刺して家出したとしたら、血なまこになって探し出していた気がします。
イルミの目的はあくまでゾルディック家の発展。だとしたら、やはり暗殺の仕事をメインでこなしてくれる可能性の高いキルアが最優先になるのではないでしょうか。
ミルキは役に立つ存在ではありますが、暗殺の仕事はさほどしてないし、一族を繁栄させられるかというと・・・なかなか難しそうですからね。
復讐には行ってくれそう
ゾルディック家は、家族の絆は非常に深そうです(キルアとアルカを除く)。
イルミとゼノ、シルバはビジネスライクな関係のようですが、なんだかんだでイルミは親の指示に忠実ですし、絆は深いと思われます。
イルミが殺されたとあったら、やはり家族が殺されたわけですから、イルミは復讐には行ってくれそうです。
さすがに
「ミルキ死んだんだ。へぇ。母さん、今日の晩ごはん何?」
とはならないでしょうね。さすがにイルミもここまで薄情ではないかと。
キルアが殺害された場合ほど感情的にはならないとしても、ミルキを殺害した犯人を始末するために動いてくれそうです。
ちょっと行動が過激なだけで、イルミは兄貴としてしっかりしているイメージがあります。
イルミが自己犠牲的な考え方も影響しそう
イルミは非常に自己犠牲的な考え方をしています。
ナニカの力でイルミがキルアに消される可能性があった際も、その結果、ナニカの能力の条件がわかって、ゾルディック家への被害がなければ良しとしていました。
自分が生きていようが死んでいようが、イルミ的にはゾルディック家が存続していればOKなんでしょうね。
イルミがどうしてこのような考え方に至ったのかは謎です。
イルミたちは5兄弟で一緒に暮らしていますが、シルバやゼノの兄弟がいない点にヒントがあるかもしれません。
そもそも一人っ子だった可能性もありますが、ゾルディック家は兄弟の中で才能のある1人が家を継いで、他の兄弟は独り立ちする・・・みたいなルールがあるのかも?
この点は作中で明らかになっていないので、私の憶測に過ぎません。
ただ、イルミが異常なまでに自己犠牲的なことを考えると、ゾルディック家に代々伝わる考え方の可能性があります。
兄弟が何人命を失っても、最悪キルアだけが生き残って、ゾルディック家を継いでくれればいい。
イルミが自分以外の兄弟に対してもこのような考え方を強いるのであれば、ミルキが死んだとしても感情的にはならなそうですね。
まとめ
ということで今回の考察をまとめると・・・
イルミはミルキが何者かに殺害されたとしても
ブチ切れたりはしないが、復讐はしてくれる
という感じだろう。
イルミは謎の多い男だ・・・
友人はほとんどおらず、仕事ばかりの生活を送っている。
だいぶ稼げるんだろうな、ゾルディック家ともなると。
表情もなく、何を考えているかわからないが、家族思いだと聞いている。
身長は高い、収入も多い、そして家族思い・・・
イルミ、めっちゃいい男じゃね?