私の名前はジロギン。

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【アンパンマン】ばいきんまんは背中の羽で飛べるのか?

 

私の名前はジロギン。

 

アンパンマンは自由に空を飛べることから、空中戦を得意としています。

それに対応するためか、ライバルであるばいきんまんも「ばいきんUFO」に乗って空中戦を挑むことが多いです。

 

ここで一つ疑問があります。

ばいきんまんの背中には羽は生えているのですが、彼はわざわざ高度な科学技術を使ってUFOを作り、飛んでいます。

 

ばいきんまんは背中の羽では飛べないのでしょうか?

考察していこうと思います。

 

 

ばいきんまんは背中の羽で飛べる

調べたところ、ばいきんまんは背中の羽を使って飛べます。

作中でも何度か羽で飛んだことがあり、ただの飾りではないようです。

 

しかし、いつもばいきんUFOを使って飛んでいるばいきんまんは、たまに羽がついていることすら忘れてしまうそう。

ばいきんまん自身、あまり意識していない体の部位なんでしょうね。

 

使おうと思えば使えるけど、意識して使うことの少ない体の部位・・・

ばいきんまんの羽は私たち人間に置き換えると、足の小指みたいな感じでしょうか。

 

なぜ羽を使って飛ばないのか?

飛べる羽がついているのに、UFOなどのメカを作って飛んでいるばいきんまん。

 

では、なぜ羽を使わないのでしょうか?

それにはいくつか理由があります。

 

疲れてしまうから

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ばいきんまんは羽でも飛べると言っても、アンパンマンのようにスイスイと飛ぶことは難しいのです。

 

小さい羽を一生懸命羽ばたかせて何とか飛べるレベルのため、ばいきんまん的にもとても疲れてしまうのだそう。

 

羽を使って誰かと一緒に飛ぼうにも、ばいきんまん自身以外に誰か一人を抱えて飛ぶのが限界。

 

飛行能力はとても低いと言えます。

 

ばいきんUFOの方が速く飛べて快適だから

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ばいきんまんの羽は、もちろん素早く飛ぶこともできません。

 

普段乗っているばいきんUFOの方が速く飛べるし、小回りも利くし、体の負担もないし・・・

ということで、ばいきんまんは自分の羽にはあまり頼らないとのこと。

 

ばいきんまんのアジトはジャムおじさんのパン工場から遠く離れたところにあります。

そこから弱々しい羽で毎回飛んでくるのはしんどいでしょうね。 

 

人間も歩いて移動できますが、長い距離を移動する時には電車や車を使います。

それと似た感覚なのでしょう。

 

なぜばいきんまんに羽がついているのか?

あまり役立っているとは思えないばいきんまんの羽ですが、そもそもばいきんまんは、なぜ羽を持って生まれてきたのでしょうか。

 

こちらについても調べてみましたが、公式の理由は見当たりませんでした。

 

そのため、ここからは私自身の考えになります。

3つの仮説を考えてみました。

 

その1:退化した名残?

この記事の最初の方で、ばいきんまんの羽を人間の足の小指に例えました。

足の小指なら私たちはまだ意識して動かせますが、人間には進化の中で不要となり、退化していった体の部位もあるのです。

 

例えば、人間はお尻に尾てい骨と呼ばれる骨があります。

この骨は人間の祖先がおサルさんのように「しっぽ」を持っていて、それが退化した名残だとされています。

 

ばいきんまんも、というよりばいきんまんの種族も、進化していく中で羽を使わなくなり、退化していったのかもしれません。

その名残が、小さな羽としていまだ背中にくっついているのではないでしょうか。

 

その2:成長して立派な羽になる?

反対に、ばいきんまんが成長していく中で羽も大きく立派になっていく可能性もあります。

 

アンパンマンワールドには年齢という概念がなく、ばいきんまんは大人のか子供なのか不明です。

もし、実はまだ若ければ、羽が成長することも考えられるでしょう。 

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その根拠としては弱いですが、ばいきんまんの故郷でもある「ばいきん星」出身者には立派な羽を持つ者もいるのです。

 

その例が「バイキンだいまおう」

アンパン・しょくぱん・カレーパンの3人が力を合わせてもボコボコに返り討ちにされてしまう、作中屈指の強キャラです。 

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ばいきんだいまおうには大きな羽がついており、ばいきんまんのようにメカに頼らずとも自由自在に飛び回れます。

 

ばいきんまんも成長して、将来的にばいきんだいまおうのようになる可能性もゼロではないでしょう。

 

関連記事:【アンパンマン】バイキン大魔王という最強の男

 

その3:ばいきんまんは「ばいきん仙人」と同じ種族?

ばいきんだいまおうのように大きな羽を持つ者もいれば、ばいきんまん同様羽を使わない者もいます。

 

例えば、「ばいきんせんにん」

ばいきんまんの師匠ポジションキャラです。

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バイキンせんにんの移動手段は「雲」。

雲に乗ったり、魔法?で雲を車に変えたりします。

 

彼は服を着ているので、羽がついているかどうかはわかりません。

しかし、自分の羽に頼らず飛んでいる点は、ばいきんまんと共通しています。

 

そこで思いついたのが、

ばいきん星には、羽を使って自由に飛べる種族と飛べない種族がいるのかもしれない

ということ。

 

飛べる種族(ばいきんだいまおうなど)は圧倒的な身体能力を持ち、飛べない種族(ばいきんまんなど)は高い知能や魔法を使って飛行手段を作る…

 

というような設定があるのではないか?

 

ばいきんまんは飛べない種族説を推したい

私が考えた3つの仮説。

もしこの中にあたりがあるとすれば、私は3番目の「ばいきんまんは飛べない種族」説ではないかなと思いました。

 

「バイキンだいまおう」と「バイキンせんにん」は、ばいきんまんより長く生き、成長しきっている成人です。

 

その2人の飛行手段が全く別物ということは、「ばいきん星」には自力で飛べるようになる種族と飛べない種族の2種族が少なからず存在していると考えるべきかなと思います。

 

自力で飛ぶのは苦手で、将来的にも飛べるようになるかわからないばいきんまん。

 

もしUFOなしでアンパンマンと空中戦をやったら、全く歯が立たずやられてしまうでしょうね…

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