私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

【アンパンマン】カバオくんやちびぞうくんの精神力は異常

 

私の名前はジロギン。

 

アンパンマンワールドには、カバオくんやちびぞうくんといった子供たちがたくさん暮らしています。

彼らの食事のためにジャムおじさんはパンを作っているわけです。

 

そのパンを食べたいがためにばいきんまんは、子供たちを人質にとってアンパンマンを攻撃してきます。

頼れる正義のアンパンマンが戦っているとはいえど、人質に取られている間、子供たちの恐怖は計り知れないはず。しかし、このような怖い経験をしても、カバオくんやちびぞうくんは今日も笑顔に暮らしています。

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彼らの精神力が異常に強いのはなぜか?

今回、考察していきます。

 

 

 

 

カバオくん最大の悩みは「空腹」

何度もばいきんまんに襲われた過去を持つカバオくん。毎回とても怖い思いをしていることでしょう。

ばいきんまんは変装して近寄ってきますから、カバオくんにとっては、いつどこから誰に襲われるかわからない毎日…そう考えると、家をで歩くことすら怖くなってしまいそうです。

 

しかし、カバオくんは何事もなかったかのように外出しています。まるで、コンビニにシャケ弁当を買いに行くかのように。

そして彼は「お腹が空いた」と今日もアンパンマンに助けを求めるのです。

 

カバオくんにとって最大の悩みは「空腹」なのでしょう。外出するとばいきんまん襲われる危険性はあるものの、それ以上に「腹を満たしたい=アンパンマンの顔面を食べたい」と考えているのだと思われます。

 

カバオくんからしたら、ばいきんまんに襲われることなど大した問題ではないのかもしれません。

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ばいきんまんを挑発するちびぞうくん

食べ物を手に入れるためなら、ばいきんまんはどんなことをするかわかりません。命を奪うことだってやりかねないかも。

 

実際、ばいきんUFOに備え付けられてる武器って、巨大なハンマーとかノコギリとか、「命を刈り奪る形」をしているものもあるんですよね。

こういった武器で攻撃されたらひとたまりもないはず・・・アンパンマンなど常日頃から戦いを繰り返す戦闘マシーンならともかく、ただの子供たちでは命を落としてしまうでしょう。

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こんなばいきんまんを怒らせる言動を取れば、自分の身が危ない・・・いかに子供といえど、その状況は理解できるはず。

 

しかし、子供たちの中でも強気なちびぞうくんはばいきんまんを積極的に挑発します。

本当に危険な行為です。

 

このちびぞうくんによる挑発がばいきんまんの気を引き、アンパンマンに逆転のチャンスを与えることもしばしば。役立っているとはいえど、一か八かすぎます。

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自分の命を握っている相手を挑発するとは・・・いったいどんな生き方をすれば、幼いゾウがこんな芸当をできるようになるのでしょうか。異常な精神力です。

 

アンパンマンが敗北しかけ恐怖も倍増

アンパンマンとばいきんまんの戦いの流れはだいたい、

 

アンパンマンがやってくる

ばいきんまんがアンパンマンの顔をぬらす

バタコさんが新しい顔を投げる

 

となりますね。一度アンパンマンが全くパワーの出せない絶望的な状況に追い込まれます。

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人質に取られた子供たちにとって、頼みの綱であるアンパンマンが敗北寸前まで追い込まれてしまう・・・この上ない恐怖でしょう。

 

最後はアンパンマンが勝つと言っても、こんなハラハラした勝負を命がけで見せられている方は、たまったもんじゃないはず。トラウマになっちゃいますよ。

それでもなお、彼らは笑顔を忘れない。ばいきんまんに襲われたことなんてなかったかのように。怖い過去を笑顔で上書きしてしまいます。

 

この精神的なタフさの原因は何なのでしょう?

 

 

 

幼い頃から積んだ経験のたまもの

ばいきんまんに人質に取られる経験を繰り返していたらトラウマになってしまう・・・ここまでの私はそう考えてきました。

 

でもカバオくんやちびぞうくんたちは全くその様子を見せていません。私の考えと真逆のことが起きているということですね。

 

つまり私も逆に考えた方が良さそうです。

 

カバオくんやちびぞうくんはトラウマになっていない。むしろ、度重なるばいきんまんの襲撃を受けて、恐怖に耐性がついてしまったのだと。

毎日少量の毒を飲んで耐性をつける暗殺者のように。

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アンパンマンへの信頼も影響

アンパンマンはどんなに追い込まれても、最後は勝ちます。カバオくんもちびぞうくんも「アンパンマンの勝利」を期待しているからこそ、ばいきんまんの襲撃を屁でもないと感じられるのでしょう。

 

ばいきんまんには何度も襲われていますが、それと同じだけアンパンマンやその仲間たちに救ってもらっているわけですからね。信頼感もそれだけ上がります。

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・・・こんなに怪しい考え方はしていないとは思います。

きっと、

 

「自分たちには正義の味方がいる。悪人を恐れる必要はない」

 

と考えていることでしょう!なんという覚悟!素晴らしい勇気!

こんな心意気を持つ少年少女がいるだろうか?いや、いるはずがない!

 

「ばいきんまんへの耐性」

「アンパンマンへの信頼感」

 

これらが積み重なったカバオくんやちびぞうくんなどアンパンマンワールドに住む子供たちの笑顔を守るのは、それほど難しくないのかもしれませんね。

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