空を自由に飛び回り、パトロールや戦いをこなすアンパンマンなどのパン戦士たち。
彼らが飛べるのには、全員が身につけている「マント」が関係していそうです。
ではもし、
アンパンマンたちのマントが破れたり、なくなったりしても同じように空を飛べるのでしょうか?
調査してみました。
アンパンマンはマントなしでも飛べる
アンパンマンはマントをつけた状態で生まれており、当時から飛べていました。
しかし、アンパンマンが飛べるのは、マントのおかげではない模様。
生まれ持った不思議な力によって飛んでいます。
アンパンマンがそうなのであれば、カレーパンマンやしょくぱんまん、メロンパンナちゃんも、同じように不思議な力で飛んでいる可能性が高いです。
アンパンマンのマントはバタコさんの手作り
アンパンマンは生まれた時につけていたマントは外しており、バタコさんが作ってくれたマントに変えています。
赤ちゃん用ですから、成長とともに小さくなってしまったのかも。
ということで、アンパンマンのマントはごく普通のマント。
何か特別な素材でできているわけでも、ジャムおじさんが作ったスーパーメカでもありません。
では、なぜマントがなくても飛べるのに、わざわざバタコさんが作ったマントをつけているのでしょうか?
これにも理由があります。
アンパンマンはマントなしで飛べるものの、そのままではうまく操縦ができません。
思い通りに飛ぶにはマントが必要なのです。
マントが風を受け、船についている帆のような働きをして操縦しやすくなるのかも。
アンパンマンとばいきんまんとの戦闘は空中戦が多いです。
マントがないとうまく戦えず、的確にアンパンチを当てることも難しくなってしまうでしょう。
これでは本当に、アンパンチがただの暴力になってしまう…
空を主戦場とするアンパンマンにとって、マントも強さの源となっているようです。
マントが破れただけでも飛びにくくなる
もしアンパンマンが敵の攻撃を受けてマントが破れてしまうと、それだけでもうまく飛べなくなってしまいます。
風をうまく受けられなくなるのが原因でしょう。
そして、マントが破損した場合、作った本人であるバタコさんが直している模様。
戦闘が日常茶飯事であるアンパンマン。
マントを破って帰ってくることも珍しくないはず。
その度にバタコさんが直しているのだと考えると、苦労は絶えなさそうです。
パンも作らないといけないのに、大変ですね…
しょくぱんまんはマントが弱点に…
ちなみに、アンパンマンはマントが破損したとしても、飛びにくくなるくらいで全く戦えないわけではありません。
一方、白き貴公子・しょくぱんまんは、マントが汚れただけで力を出せなくなってしまいます。
潔癖症の節があるようです。
顔だけでなく、マントまで弱点になってしまうしょくぱんまん。
しょくぱんまんが戦いを好まない性格をしているのは、優しいのはもちろん「汚れるのがイヤだから」という理由もあるかもしれません。
空を自由に飛べる存在は貴重?
以前、「ばいきんまんは背中についている羽で飛べるのか?」という記事を書きました。
結論は、「飛べないことはないけど、長時間飛び続けるのは無理」。
そのため、普段は自分の力は必要ないばいきんUFOで飛んでいます。
そう考えると、アンパンマンワールドにおいても自力で自由自在に空を飛べる存在はかなり珍しそうですね。
不思議な力が当たり前のように存在する世界でも、空を飛ぶことのハードルはなかなか高めのようです。