ハンターハンターの主人公・ゴンは、様々なキャラクターに助けられながらハンターとして活躍していきます。
ハンターハンターは、そんなゴンの成長を描いた作品です。
作中でたくさん登場するキャラの中でも、特に「頼りになるわぁ…」と感じるキャラがいます。
この時点では何を言っているのかわからないかもしれませんが、もう少しだけ読み進めてください!
この記事では、
ハンターハンター「3大頼りになる存在」
を考えてみます。
「頼りになるわぁ…」って思ったキャラとそのシーン
頼りになる存在とは、すなわち主人公やメインキャラ達を助けてくれるキャラのことです。
頼りになるキャラはその登場シーンによっても変わります。
例えば、少年漫画ではよくある、普段は強敵として主人公と争っているキャラが味方になってくれるシーン。
読者である私たちも、ものすごく頼もしいと感じてしまいませんか?
このように「このキャラ頼りになるわぁ…」と感じるシーンが、ハンターハンターにはたくさんあります!
その中から3つを選びたいのです!
…とはいえタイトルにもある通り、私の中で2つは決まっています(勝手にすみません)。
まずはその2つのキャラとシーンについて簡単に説明します。
ジョネス戦のキルア
287期ハンター試験の三次試験「トリックタワー」。
超長期服役囚たちが試験官となるこの試験は、ゴン達にとっても大きな難所となり、大苦戦を強いられました。
そんな中、終始余裕を見せていたのがキルア。
特に「解体屋ジョネス」との一戦では、キルアの圧倒的な強さが垣間見れましたね。
少なくとも146人を素手で引き裂いた、ザバン市史上最悪の殺人鬼・ジョネスを相手に、キルアは一瞬にして心臓をえぐり出す暗殺術を披露。
おそらくキルアがいなければ、ゴン、クラピカ、レオリオ(あとトンパ)はこの時点で試験脱落となっていたでしょう。
強さと冷静さを兼ね備え、遊び感覚で難敵を倒すキルアに頼もしさ(あと怖さ)を感じずにはいられないシーンです。
ちなみに、私はキルアVSジョネスの一戦を見て以来、ハンターハンターにどハマりしました。
やっぱりキルアはいつ見てもかっこええ〜っ!!
関連記事:【ハンターハンター】キルア以外のメンバーでジョネスを突破できたかな?(図説付き)
ドッジボールのヒソカ
念能力者しか遊べない幻のゲーム「グリードアイランド 」。
見た目はただのゲームですが、その中には「ゲームオーバー=死」となる数多くのイベントが待ち受けていました。
中でも大きな壁としてゴン達に立ちはだかったのがレイザーでしょう。
レイザー本人と14体の念獣とのドッジボールは、ボールが当たれば致命傷になりかねない地獄のルールで行われました。
この時にゴン達の味方になってくれたのが、ゴンの宿敵でもあるヒソカ!
念能力「伸縮自在の愛(バンジーガム)」を駆使し、ゴンとキルアをサポート。
最後は、「完璧に勝つ!だろ?ゴン」の名ゼリフとともに、レイザーチームに決定打を与えました。
このシーンは強敵であるヒソカが味方になってくれる、胸熱な場面!
この時のヒソカさんは、作中通して最高に輝いていたと思います!
関連記事:【ハンターハンター】グリードアイランド編でヒソカが細マッチョになっていたのはなぜか?
あともう1つ「頼りになるわぁ…」キャラとそのシーンを見つけたい
ここからが本題!
あと1つ「頼りになるわぁ…」キャラとそのシーンを見つけたいです。
やっぱり3つそろわないとしっくりきません!
ということで、候補となりそうなキャラとシーンをピックアップしてみました!
ベーチタクルホテルのレオリオ
普段おちゃらけていることも多いレオリオですが、なんだかんだで頼りになる存在だなと思います。
そう強く感じたのが、ヨークシンシティ編の後半です。
クラピカをかばって幻影旅団に捕まり、ピンチに追い込まれたゴンとキルア。
なんとか脱出を狙う2人でしたが、プロハンターですら手を出せない旅団達には一寸のスキもなし。
そんな時に現れたのが、レオリオ!
ケータイで怒鳴るフリをしながらゴンとキルアに「夜7時ちょうどにホテルが停電になり、逃げ出すスキを作る作戦」を伝えました。
ゴンとキルアにとっては、この上ない救いの手だったと思います!
緊張感あふれる状況に颯爽と現れ、怒鳴り散らすレオリオ…
これはまさしく、ゴン達の頼れる兄貴分ですね!
(実際に2人を救出できたのは、クラピカのおかげでしたが…)
関連記事:【ハンターハンター】レオリオは雑魚扱いされがちだけど普通に常人離れしてる件
ビノールト戦のビスケ
グリードアイランドに入ったばかりのゴンとキルアは、まだ念の基礎と発展途上の「発」を習得しただけの状態。
ベテランの念能力者で、カードの仕組みを知るプレイヤーから見れば「カモ」同然でした。
すぐにビスケと知り合ったものの、見かけはただの少女。
賞金首兼ブラックリストハンターであるビノールトにとって、3人は格好の獲物でした。
当時のビノールトはゴン、キルアにとってはかなりの強敵で、普通に戦ったのではまず殺されていたでしょう。
しかし、若い女性の肉が大好物のビノールトはビスケの元へ。
それが最大の誤算とも知らずに…
「切り裂き美容師(シザーハンズ)」の能力ですぐにビスケの強さを悟ったビノールトでしたが、相手が悪かった!
ビスケの目にも留まらぬ早業で瀕死に…
かわいい見た目から想像を絶する強さを見せつけた、ビスケの頼もしさは異常です!
ビスケはグリードアイランド編で出てきたキャラの中でもトップクラスに強かったので、ゴンとキルアは最強の仲間とかなり序盤で出会っちゃったんですよね。
ゲームで例えるなら、レベル15くらいのパーティにレベル90くらいのキャラが仲間入りした感じでしょうか…
頼りにならないわけがない!
関連記事:【ハンターハンター】ビノールトは敵がスキンヘッドだったら能力が使えないの?
キメラ=アント編前半のカイト
グリードアイランド終了後、ゴンは初めて出会った思い出のハンター、カイトと再開しました。
カイトの仕事を手伝うことにしたゴンとキルアでしたが、通常とは比較にならない大きさの「キメラ=アント」の残骸を見つけたことで状況は一転。
人間と結びつき、高い知能と身体能力を持ったキメラ=アント軍団との戦いが始まりました。
前例のない大型キメラ=アントとの戦いでも、熟練のプロハンターであるカイトは冷静でした。
念能力「気狂いピエロ(クレイジースロット)」を駆使して、迫り来るキメラ=アントを次々となぎ倒す!
大量のキメラ=アントを一瞬で始末した「死神の円舞曲(サイレントワルツ)」を放つシーンは、いい意味で鳥肌ものです!
ゴンとキルアにとって、カイトは戦闘力だけでなく、精神的にも成長させてくれる存在でした。
関連記事:【ハンターハンター】カイトは両腕ならばピトーに勝てたのか?考察してみた!
キメラ=アント編後半のネテロ
もともと、キメラ=アントに取り込まれる人間を最小限に抑えるため少数精鋭で動いていた討伐隊。
・カイトなど犠牲者も発生
・ノヴは精神をやられ途中離脱
・モラウは連戦で全力の35%ほどしか力が出せない
と、かなり追い込まれた状況で、作中最強であろうメルエム&護衛軍との決戦に臨みました。
そこで空から降ってきたネテロとゼノ。
「最強のキメラ=アントに勝てるのは、最強の念能力者(半世紀前)だけ…」
そんな読者の想いを知ってか知らずかやってきたネテロに、興奮してしまいます!
メルエムとの決着には賛否あるものの、最後までハンターとして、武闘家として戦ったネテロの姿を見ると、頼もしさを通り越した「感謝」の念が湧いてきます。
関連記事:【ハンターハンター】アイザック=ネテロ元会長の強さや魅力について紹介する!
王位継承戦のベレレインテ
最後に紹介したいのがベレレインテさん!
誰だかわからないという人は、ぜひ36巻をお読みください!
カキン帝国第13王子マラヤームを護衛するプロハンターの一人がベレレインテ。
おかまっぽい口調が特徴的な大男です(男でいいんだよね…?)。
ベレレインテに頼もしさを感じるシーンというのが、クラピカが他の護衛達に念を教える場面。
クラピカが護衛する第14王子・わぶるの部屋に呼び出された護衛達は、何者かに攻撃を受けて死者が多数発生。
「他の王子の護衛を減らすためにクラピカが罠を仕掛けた」と疑われる状況に。
そんな中でクラピカをかばってくれたのがベレレインテでした。
論理的な説明で、クラピカに疑いを向けていた護衛達も納得。
ただでさえ味方が少ないクラピカにとっては、小さいながらも手助けとなったことでしょう。
追い詰められているところを助けてくれるキャラの頼もしさ…ベレレインテからひしひしと感じます。
マラヤームの念獣の能力を分析していたところからも、念の知識も豊富そうです。
これからもっと頼り甲斐のあるキャラになる…かも?
個人的には「ビノールト戦のビスケ」
3大頼りになるキャラとそのシーン…
これは意見が分かれ決めるのは難しいと思われます。
私個人の意見として、3つを決めるならば
「ジョネス戦のキルア」「ドッジボールのヒソカ」「ビノールト戦のビスケ」
という感じです。
まだゴンが実力を十分につけていない時ほど、周りのキャラの頼もしさがより目立つと思います。
あなたにとって「頼りになる」と感じるキャラとそのシーンは何でしょうか?
もしよければ下の方にあるコメント欄に書いていただけるとありがたいです。