夜道を歩いていると、道路の黒と夜の黒は少し違う黒なんだと思うことがあります。
そんな夜の道の先をずーっと見ていくと大きな月が見えて、あぁ、いいなぁなんて思うような夜が訪れてほしいものです。
そんな「月」ですが、私たちが見ている月はだいたい「黄色・金色」に見えますよね。
日によっては赤く見えたりすることもありますが、基本黄色か金色です。
しかしとある星に「黒い月」があることが、ハッブル宇宙望遠鏡によって明らかになりました。
- MK2
- 黒い月といえば…
- ハッブル宇宙望遠鏡って?
MK2
太陽の周りを回る星の中で、「準惑星」と呼ばれる星があります。数年前に太陽系から外された冥王星もこの準惑星に含まれるそうです。
準惑星の中に「マケマケ」と呼ばれる惑星があります。なんだか可愛い名前ですね。
由来はイースター島の神様の名前なのだとか。
マケマケは冥王星の50〜75%ほどの大きさで、このマケマケの周りを回る衛星こそ、黒い月こと「MK2」なのです。
衛星の方が名前かっこよくないか…?
MK2の大きさは直径160kmほど。東京〜静岡間が200kmほどですから、星としてはだいぶ小さいですよね。
マケマケは2005年に発見された比較的新しい星で、まだまだ調査中の星です。MK2も、マケマケの裏側にあり、発見まで時間がかかったそうです。うーん、やはりまだまだ世の中には謎が多い…
黒い月といえば…
知っている人は知っている。「新世紀エヴァンゲリヲン」に黒い月と呼ばれるものが登場します。私も何度も繰り返し調べたのですが、この黒い月がなんだかイマイチわからないんですよね。
ジオフロントそれ事態が黒い月で、第二使徒リリスの卵とか、人類が帰るべき場所とかなんとか…複雑でうまく説明できないですね。
まぁこのようにアニメ作品でも取り上げられる黒い月。実際に存在しているというだけでもワクワクしてきますよね!
ハッブル宇宙望遠鏡って?
冒頭でサラッと書きましたが、ハッブル宇宙望遠鏡って何でしょうね?
調べてみました。
ハッブル宇宙望遠鏡は簡単に言うと「宇宙にある天体望遠鏡」のことです。
長さ13mほどの筒状の天体望遠鏡で、宇宙空間に打ち上げられ、宇宙から直接天体を観察しています。地球上から約600kmほどの地点に滞在しているとのこと。
ハッブル宇宙望遠鏡の利点としては、大気や光の歪みなどの影響を受けることなく観察が可能で、地球上から観察するよりより正確な記録が取れることがあるそうです。
天体望遠鏡を宇宙にぶっ飛ばしちゃったわけですね。すげ〜。
ハッブル宇宙望遠鏡の功績は多く、宇宙に暗黒物質(ダークマター)が存在することを明らかにしたのもハッブル宇宙望遠鏡のおかげだそうです。
ハッブル宇宙望遠鏡にはスペースシャトルが数回訪れて、カメラの回収やメンテナンスなどを行っているそうです。
昨日書いたこの記事
このようにまだまだ世界や宇宙には発見が潜んでいます。世の中の不思議が解き明かされていくのは面白いですね。