私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、ウォーキング(散歩)の記録などを書いている趣味ブログです!

スプリングアニマルズという社会の闇

夕方から用事があったので、外出しました。日曜の午後は外に出たくないんですけど、仕方ないですね、用事ですので。
とはいえちょっと時間があったので家の近所を散歩することにしました。
…ちょっとじゃないや。予定時間より1時間40分も早く家を出てしまったので、めちゃくちゃ時間に余裕がありました。
もっとゆっくりしていても良かったなぁ。

 

私はとにかく時間を潰すことが苦手です。
喫茶店とかに行くのも正直嫌です。
あまり飲食店に長居したくないのです。
パッと食べてパッと出る。そういうポリシーがあるので目的もなく長居するために喫茶店などに入るのは出来ませんね。アイスコーヒー飲んだらすぐ出ちゃいます。


…あぁそうか、ブログ書いてればいいのか!
でも私はブログ書くときはだいたいウロウロしながら書いてます。そうじゃないと文章が思い浮かばないのです。
かなり奇妙な光景ですが、それが私が一番リラックスして書く方法です。もちろん書いた後はそこそこ足が疲れています。
でもこの修正を応用して、つま先立ちでブログを書いていると、軽く1時間くらいはつま先立ちを維持できるので、知らず知らずのうちにダイエットにもなるという二重の効果があるのです。


科学的にも、動きながら勉強したりするほうが良いそうです。動くと脳にも血液が多く送られて、活性化するのだとか。私も動くことで脳を活性化させ、文章を書いています(適当)。


ということで私はジッとしてブログを書くこともできないので、時間潰しの方法なんてなく、ただただ浪費してしまうことが多いのです。
ブログ以外の趣味もないとダメだなぁ〜。

 

 

そんなこんなで歩いていたのですが今日は暑いですね。歩いているだけでもう、太陽に土下座してもらいたいくらい暑いです。
嫌になったので、電車に乗ってブログ書くことにしました。あっ、電車内ではウロウロしませんよ。もう電車が動いているので。自分でウロウロする必要はないです。動いていれば何でも良いのです。


で、歩いている途中に小さな公園にたどり着きました。本当に小さな公園です。
あの動物を象った、バネのついた上に乗れるやつしかないほど小さな公園です。
あれってスプリングアニマルズっていうんですね。単独でもアニマルズです。あれはもう量産されているということを認めているネーミングをしています。隠さないんですね。普通量産してますよ感って隠すもんですけど、隠さないんですね。

昔私はビョンビョン動物って呼んでました。


スプリングアニマルズを見て思ったのですが、スプリングアニマルズを夜見たとしたら結構不気味ですよね。
遠目度見ると形はなんかバネがついて気持ち悪いし、しかも動物の顔が笑っています。
何が楽しくて笑っているのか。胴体からバネが生えていて、人間の子供たちに跨られてグイングイン反動をつけられるという生活を何年も送って、何を笑っているのか。その笑顔が夜になるともう不気味なマヂキチスマイルにしか見えないです。


あと製作者もかなり追い詰められた結果スプリングアニマルを作っているような気がします。
馬とかのスプリングアニマルならまだ分かるんです、馬の上に乗りたいって願望は多くの人が持ってますから。
ただ、ネコのスプリングアニマルはどうなのかと。ネコに乗りたいって欲あります?ないですよ!むしろネコならお腹の上とか膝の上に乗せたいという、スプリングアニマルとは逆の欲求を向けられている生き物だと思うんです。
企画会議などで何日も良い案が思いつかず、お相当追い詰められた結果、


「そうだ!ねぇ?みんなネコに乗ってみたくない?」


という担当者の限界点から生まれたのがネコのスプリングアニマルではないかと思うのです。
夜の公園という闇、開発者の闇、それらを内包しているのがスプリングアニマルのような気がします。

 

もはやスプリングアニマルズは社会の闇!

 

そう思うと、もう生半可な気持ちでスプリングアニマルに跨ることはできませんよ。

 


…いやダメだ。私はまたがっちゃダメなんだ!
今年24になる男がスプリングアニマルに跨っているなんて、それこそ闇じゃないか!私もスプリングアニマルが抱える闇を助長する闇の使者的なポジションになってしまう!
ダメだ!私はもう、スプリングアニマルに跨ってはいけない体なんだ!

 

もし皆さんも公園でスプリングアニマルを見かけたときは、この世の闇に触れることがありますので気をつけてください。
子供のうちはそういった闇を浄化することが出来ますが、大人たちは飲み込まれてしまいます。安易な気持ちで跨らないにしてください。跨がれば、そこにはただ深く静かで底知れぬ闇が広がっていることでしょう。

 

 


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