ハンターハンターの男性読者の憧れであり、女性読者からの指示が熱いキャラクターといえばそう、
クロロ=ルシルフルさん
ですよね。クロロはイケメンかつ頭も良くて戦っても強いという非の打ち所のないキャラクターです。私も前々からクロロに憧れており、先日はこんな記事まで書いていましました。
関連記事:【ハンターハンター】クロロのようなモテる男になる方法を真剣に考えてみた! - 私の名前はジロギン。
見よう見まねという言葉がありますので、まずはクロロの持ち物から真似してみてクロロのような完璧な男に近づいていこうと思うっております。クロロの持ち物と聞いて私が最初に思い浮かべたものは・・・
ベンズナイフ
ですかね。クロロがベンズナイフを使ってシルバに傷をつけていたのが印象的で、クロロの持ち物といえばベンズナイフのイメージです。でもベンズナイフなんて現実には売ってないですから、持ちようがないですよね(しかも危ないですし)・・・
ないならば作ればいい!ということで今回は
ダンボールでクロロのベンズナイフを作ってみました!
ベンズナイフとは?
(引用:HUNTER×HUNTER 11巻99P/冨樫義博)
ハンターハンターの世界にかつて存在したベンニー・ドロンという刀鍛冶が作り出したナイフのことです。ベンニーは殺人鬼でもあり、人を殺した時の記念として1本ずつナイフを作っていきました。その数288本。殺人鬼が作った作品ということで世の中の評価はそれほど高くないようですが、マニアやコレクターが多く、物によっては数百万〜数千万ジェニーで売買されることもあるそうです。キルアの父、シルバもベンズナイフのファンです。
クロロが使ったナイフはベンズナイフの中でも中期型。形状はナイフとは思えないほどいびつですが、クロロは刃の部分に0.1mgで鯨なども動けなくなる毒薬を塗って攻撃に使用していました(シルバには効きませんでしたが)。
今回はクロロが使っていたベンズナイフになるべく近いダンボールナイフを作ってみようと思います。
用意するもの
用意するものは
ハサミ 1本
カッター 1本
ポスカ(銀) 2本(写真だと1本ですがそれについては後述します)
シャーペン 1本
黒いテープ 1つ
ダンボール 1つ(あれば十分ですが念のため2つあると安心)
これらの道具を用意しましょう。銀色のポスカなんて今後使うことはないとは思いますが、この銀のポスカがあるか否かでダンボールナイフの出来がかなり変わってくるのです。それでは作っていきましょう。
刃の部分
まずはダンボールからカッターを使って刃の部分を切り抜きます。
すっっっっごく見づらいのですが、刃の形が書いてあります。シャーペンで下書きしましょう。11巻99ページのクロロが持つナイフを参考にしてください。
もし11巻をお持ちでなければどうぞ笑
カッターで切り抜くのですが、かなり切りにくいですし、手を切る可能性があります。お子さんはお父さんお母さんにやってもらいましょう。大人の方は注意してやるか、プライドを捨ててお父さんお母さんにやってもらいましょう 。意外にもベンズナイフを扱えるくらいのナイフさばきを要求されます。
下書き通りに切り抜くと、こんな感じになります。
刃の部分の完成です。右側の真っ直ぐに伸びている部分は持ち手と刃部分を組み合わせる際に使いますので、余裕を持って伸ばしておいてください。長さはお任せですが、15cmもあれば十分かと。
持ち手部分
次に持ち手部分を作ります。クロロのベンズナイフはナックルガードが付いているので、細いナックルガード部分をうまく作るのがかっこいいナイフを作るコツだと思います。
さらに超わっっっっかりずらいですが、持ち手の下書きです。切り取った部分を見た方がわかりやすいですね。
こんな感じでまたカッターで切り取ります。持ち手部分についてはこれと同じ形のものを2つ作ってください。刃部分を挟み込むようにしてナイフを作るので。1つ切り取ったらそれを型に下書きをし、同じ大きさの持ち手部分をもう一つダンボールから切り抜いてください。
ここまでに切り取ったパーツを並べるとこうなります。
パーツが全て揃いましたので、これを組み合わせていきます。
刃部分を挟むように作る
まず2つの持ち手部分でダンボールに刃の20cmほど伸ばした部分を挟みます。まさに本物のナイフのように、持ち手部分の中から刃が繋がっている感じに作るのです。
そして持ち手部分をぐるぐると親の仇のように黒いテープで巻いていきます。刃の部分は巻きません。持ち手の部分全てを巻き巻きし2つの取っ手と刃の部分をがったしさせます。するとこんな感じになります。
やはりテープは黒のほうがいいですね。黒のほうがかっこいいです。赤とかでもいいですが、まずは黒で作った方がいい感じです。
テープはビニールテープでもいいのですが、私は製本テープという、資料をまとめるために使うテープを使用しました。触り心地がサラサラしていて気持ちいいってだけですけどね。
刃の色を塗る
ここまできたら完成まであと少しです。最後に刃の色を塗ります。やはり刃は金属ですから、銀色が一番それっぽく見えるでしょう。ということで銀色のポスカの出番です。
なるべくムラなく塗っていきましょう。ムラのない方が本当の刃っぽくなります。
注意:実はこの時、1本のポスカで塗っていたのですが、片面だけ塗ったらポスカのインクがなくなってしまいました。そしてもう1本買いに行くことになりました。幼稚園の先生でも1日に銀色のポスカを買うことはないのではないでしょうか。しかも同じ文房具屋さんに買いに行くと店員さんと気まずい感じになるので予め2本買っておいたほうがいいです。
銀色のポスカで塗りまくれば、ついに完成となります!
完成!
これにて全行程終了!ダンボールで作ったベンズナイフ、いや、
ジロズナイフ
の完成です!
いかがでしょうか?ダンボールで作った割にはまずまずのクオリティのような気がします。形に関してはクロロが使ったベンズナイフそのものです。感じ方は様々でしょうが、いや、結構かっこいいんじゃないですか?私の中二病は反応しまくりですよ!
手に持ってみるとこんな感じです。ちょっと大きかったかな?でも作中のベンズナイフも40〜50cmくらいありそうだったので、これくらいでもいいのかなと思います。
若干刃の根元部分がぐらつくので、そういう時は・・・そうですね・・・セロテープなどで補強しましょう!
逆手持ちするとこんな感じ!なかなかイカすじゃないですか!命を刈り取る形ですねぇ。逆手持ちの方がかっこいいかも!
中二病かつ中二の時の美術の時間レベルの作品ではありますが、結構満足と言いますか、想像に限りなく近い出来になりました!
制作時間1時間30分(サイドポスカを買いに行った時間を含む)。いやはや、ジロズナイフの第1作としては素晴らしいものができました。
思い出しますね、幼かった時のことを。ダンボールを使って作品を作るとか、小学生のことにやってました。ただ、あの時に「ハンターハンターのクロロのベンズナイフ作りましたぁ〜えへへ」なんて言ってこれを先生に提出したら、すぐに親が学校に呼び出されるか、緊急の親子面談が開かれちゃいそうですね。ゆがんでます。心がゆがんでます。まるでベンズナイフの刃のように。
ちびっこたちは学校の課題でベンズナイフを作って提出するのはやめておきましょうね。家で作って満足しておきましょう。
ただ注意点として、作る時に怪我をしないようにすること、危ない時は親に作ってもらうこと、作った作品も結構尖っている部分もあるので人に向かって振り回したりしないこと、これらを守りましょう。
今年のゴールデンウィークは初日からだいぶ飛ばしております。ブログを書くだけでなく、それ以外の創作についても頑張っております。朝はトランプゲームを考えて実践し、昼はダンボールでベンズナイフを作りと、右脳が活性化しているのがわかります。ブログ以外にもこういう創作的な趣味が持てると楽しいですね。
ハンターハンターのグッズってそんなに実現されていないものが多いから、こうやって自分で作って遊ぶのも悪くないなぁと思います。
ん?私?大卒の社会人ですけど何か?
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