私の名前はジロギン。
先日、いとこの家で飲み会をしました。
いとこは3人兄弟で、この日は、真ん中のいとこの家に全員集まりました。
みんな私と同じ20代後半です。
話したことといえば、やっぱり仕事について。
まだまだ一人前になり切れない年代なので、つい不満を吐き出したくなってしまいます。
お酒が入ると、お口のブレーキが壊れてしまい、ブログにすら書けないことも言ってしまいますね。
真ん中のいとこの家には、奥さんと娘さんもいました。
彼は、私と同世代の親戚の中で唯一結婚しています。
娘さんは今年で4歳。
最年少の身内が増えたことで、ようやく、親戚で集まった時に2〜3回くらい会ったことある気がするおばちゃんから
「もっと食べな!肉!肉食べないと!そんなガリガリじゃダメよ!食べ盛りなんだから!」
って言われる対象から外れそうです。
私は30手前で、食べ盛りなんてとうの昔に過ぎています。
いくら食べても筋肉にならず、ぜい肉になる一方です。
しかし、親戚の中で私は、二十数年間も年少の方でした。そのせいか、周りの人たちも感覚がバグってしまったのでしょう、いつまでも私を「中高生の食欲を持つ男」扱いしてきます。
いとこに娘さんが成長してきて、「もっと食べな!」のベクトルがそちらに向いてくれるとありがたい……なんて思います。
そんな娘さんは最近、絵を描くのにハマっているとのこと。
私たちの仕事の話なんて、よほど興味がなかったのでしょう。ご飯をひとしきり食べたら絵を描き始めました。
飲み会の様子を描いてくれたようで、見せてもらい、写真も撮ってきました。
娘さんに聞いたところ、これはお父さん(真ん中のいとこ)とお母さん(奥さん)。
これは娘さん本人と、3兄弟の1番上のいとこと、1番下のいとこ。
これが私。
で、私の隣にある黒いのは……?
娘さんに聞いてみると「その人」と言って、私の肩あたりを指さすのです。
もちろん、私の肩には何も乗っていません。
オウムとか、タカとか乗っていたらかっこいいのですが、もうそんな厨二じみたことはしません。
娘さんには何か見えていたのでしょうか……?
子どもにしか見えない何かが私の近くにいた……?
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いやいやいや、そんなわけない!
これ「本当にあった怖い話」でよくあるパターンのやつ!!
この後、私の身の回りで不可解な現象が起き始めて、ある夜、寝ていたらこの黒いモヤみたいなのが実は幽霊で、襲ってくるパターンのやつ!!
「うわぁぁぁぁ!」って叫んで気がついたら病院のベッドの上にいて、「アレは一体何だったのでしょうか?」ってナレーションが入るパターンのやつでしょこれ!?
こんなできた話が現実にあるわけないです。
「本当にあった怖い話(本当にあったとは言ってない) 」なんだから。
あるわけないですよ。
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飲み会が終わってから数日は、こんな感じで強気でいたのですが、だんだんと怖くなってきました。
念のため、自分の写真を撮ってみましたが、特に変なところはないですよね?
(ガスマスクとニット帽は変なところじゃないです)