私の名前はジロギン。
今回のオカルト考察は、当ブログの制作を手伝ってくれているカケル=ウォンツテルミさんのお母さんが経験した話をテーマとしました。
ただ、最初にお伝えしておくべきことがあります。
今回の話は人の死が関わるセンシティブな内容です。考察のテーマとして扱うべきか迷いましたが、表現に配慮した上で記事にしようと決めました。
ご不快な思いをされた場合は申し訳ございませんが、事前にご理解の上、読み進めていただけると幸いです。
あいさつを無視した人が亡くなった
ある日、カケル=ウォンツテルミさんのお母さんが道端で知り合いの女性とすれ違いました。
女性は自転車に乗っていたそうです。
友人というわけではありませんでしたが、顔を合わせればあいさつを交わす程度の仲だったため、お母さんはあいさつをしました。
いつもなら相手も気さくにあいさつを返してくれるはずなのですが、この日は完全にスルー。
見向きもせず走り去ってしまいました。
お母さんは少し複雑な気持ちになりましたが、「声が聞こえなかっただけだろう」と考えることに。
それから数日後、女性が事故で亡くなったという話を聞いたとのこと。
女性の様子がいつもと違っていたために、彼女の死があの日の行動と何か関係していたのではないか考えてしまった、とのことでした。
考察
今回考えたいポイントは、
という部分です。
お母さんが考えるように因果関係があったのか、はたまた偶然だったのか。
考察を進めます。
女性は何か思いつめていた?
私がまず思いついた可能性としては、女性は何か思いつめていてあいさつにすら気づけないような精神状態だった。
注意散漫な状態が続き、事故に巻き込まれてしまったのではないか、ということです。
あいさつに反応しないという点を事故と結びつけるなら、このようなケースが考えられるのではないでしょうか。
考えごとをしながら歩いたり、自転車に乗ったりすると何かとぶつかってしまう恐れがあります。
もしぶつかった相手が自動車だとしたら、命に関わる事態に発展しかねません。
特に最近はエンジン音が小さく、普通にしていても接近がわからない車種もあります。
女性は考えごとをしすぎるあまり、自動車などの接近に気づかず事故に遭ってしまったという可能性は高いのではないかと思います。
亡くなっていた女性の姿を見た?
カケル=ウォンツテルミさんのお母さんは、事故の詳細については知らないとのこと。
いつどのような形で発生したかは知らず、人伝てに聞いただけのようです。
お母さんの話の通りの時系列ならば、
あいさつを無視される→女性が事故に遭う
という順番で物事が発生しているはず。
しかし、お母さんが女性の事故を知ったのが人伝てだったとすると、時系列が異なっている可能性も考えられないでしょうか。
女性が事故に遭う→あいさつを無視される→事故をお母さんが知る
この場合、お母さんがあいさつした女性は既に亡くなっていた姿、つまり幽霊だったと考えるべきでしょう。
亡くなってしまったため、お母さんの声などは届かずそのまま走り去ってしまった……
亡くなった方の魂は、生前と同じ行動を繰り返すという話を聞いたことがあります。
女性も事故の直前と同じ行動をしていたのかもしれません。
偶然タイミングが重なっただけ?
お母さんがあいさつしたときと事故が偶然にも近いタイミングで発生してしまっただけという可能性もあるでしょう。
人間は衝撃的な出来事があると、その予兆がなかったかと探ったり、無理やり因果関係を作ったりしがち。
大きな出来事だけでなく、ささいなことでもこのように考えてしまうものです。
例えば、「大切な打ち合わせがある日に寝坊してしまった。星座占いを見たら最下位だった」など。
本来全く関係ない出来事なのに無理やり紐づけてしまい、さも関係があると考えてしまった経験は誰でもあるのではないでしょうか。
お母さんがあいさつをしたタイミングと事故は全く関係がないという可能性も考えるべきだと思います。
まとめ
今回の考察を、現実的な視点とオカルト的な視点の2つに分けてまとめます。
- 女性はあいさつに反応できないほど思いつめていて、不注意で事故に遭ってしまった
- あいさつの件と事故は全く関係なく、無理やり紐づけてしまっただけ
詳細不明な部分が多いため、どの考察が正しいのか断定はできません。
また、人の命が失われている話ということもあるので、これ以上の調査・深堀りは控えておこうと思います。
最後に、お亡くなりになった方にご冥福をお祈りいたします。