私の名前はジロギン。
Amazonのサイトを見ていたら、喉から手が出るほど欲しいフィギュアが、お手頃な価格で出品されていました。
そう、伝説の暗殺者
シルバ=ゾルディック
ゼノ=ゾルディック
新アニメ版のデザインです。
旧アニメ版の2人のフィギュアは生産すらされていないと思われます。
中古フィギュアショップに行っても、なかなか見かけるこのないシルバとゼノのグッズ。
もしかしたらこの先買える機会はないかもしれない…と不安を感じ、即ポチッとしてしまいました。
今回はシルバとゼノのフィギュアを、作中での活躍も入れつつレビューします。
「親父気をつけろ…奴は他人の能力を盗む」シルバ=ゾルディック
最初はシルバのレビューから!
キルアのお父さんにあたり、現在のゾルディック家を支える大黒柱です。
5人(4人+1人)の子供をもうけていることから、奥さんであるキキョウともラブラブであることが伺えます。
台座を含めたフィギュアの高さは、およそ20cmほど。
もしフュギュアケースに入れるなら、少し大きめのものを用意した方が良さそうです。
原作でもシルバは2m近い大男という設定なので、フィギュアも大きくなってますね。
では、いろんな角度からシルバを見ていきます。
まずは正面から。
このポーズは、幻影旅団の暗殺のため十老頭に雇われた殺し屋たちが集まる部屋に入った時のものですね。
凄まじい貫禄。並みの殺し屋では気圧されてしまっても仕方ないでしょう。
唯一対抗できそうなのは…団長の手刀を見逃さなかった人と、隣の刺青の人くらい。
そして腰の位置にも注目!スタイル抜群ですね。体のほとんどが足です。
殺し屋ではなくモデルとしても世界を狙えるレベルではないでしょうか。
イルミも高身長でスタイルがめちゃくちゃいいことを考えると、シルバの体型は子供たちに伝承されているようです。
やがてはキルアもシルバのようなスタイル抜群イケメンになるのかも…?
左からシルバ。
見てください、この腕!筋肉バキバキ!
シルバはクロロにナイフで切りつけられた時「俺の肌に傷をつけるとはなかなかいいナイフだな」と評価していました。
確かにこんな大木のような腕、普通の攻撃ではビクともしないでしょう。
微量のオーラをまとうベンズナイフだったからこそ切れた。シルバの尋常ではない防御力の高さもこのフィギュアを見れば納得です。
私が思うシルバの最もすごいところは、毛量です。
5人の子供がいるお父さんで、長男であるイルミは20代中盤。シルバ自身もかなりお年を召していると思われます。
普通なら髪が薄くなり、お風呂に入るたびに抜けた髪の本数が気になるところでしょう。
しかしシルバは剛毛中の剛毛!背中を覆い隠すほどの毛量です。
いや、爆毛と表現した方がいいかもしれません。
髪が抜けるのなんて気にならない。むしろ梳かなければ寝癖が爆発してしまいそうなほど、若々しい髪の毛を保っています。
作中でシルバは腕を髪の毛で縛り、クロロが使った「0.1mgでクジラとか動けなくする薬」が体に回らないよう止めていました。
この爆毛だからこそ、シルバの筋肉モリモリ腕を縛れたのでしょう。
最後に右からシルバ。
ゾルディック家の面々を比べると、シルバは体の鍛え方が異常ですよね。
かなり細身なイメージのゾルディック家(それでもキルアは試しの門を軽々開けてしまうくらいのパワーがありますが)。
中でもシルバはガチガチの武闘派っぽい体つきをしています。ビスケやウボォーギンに近いですね。
本来「暗殺者」は一方的にターゲットを狙い、隙をついて殺すのが仕事。相手と面と向かって戦う機会は少ないと思われます。
経験が浅かったキルアは、修行でビノールトと戦った時に暗殺と戦闘の違いを痛感していました。
シルバもキルアと同じような体験をし、暗殺だけでなく戦闘もこなせるよう体を鍛え上げたのかもしれませんね。
地味に色々と謎の多いシルバ。
キルアの旅立ちを許可しながらも、必ずゾルディック家に戻ってくることを確信しているなど、動向が気になる人物の一人です。
個人的にとても好きなキャラなので、もっとフィギュアやグッズも出て欲しいな…なんて期待しています。
「3割引で請け負うぞ?」ゼノ=ゾルディック
続いてはゼノのレビュー!
ゼノはキルアのおじいちゃん、シルバのお父さんにあたります。
70近い年齢ですが、いまだに現役。作中ではシルバと一緒に暗殺の任務に就いているシーンがありました。
自主的に「生涯現役」を掲げているゼノですが、孫たちの中で家業を受け継ぎしっかり仕事をしているのはイルミくらい。どの道まだまだ引退できなさそうです。
台座を含めたフィギュアの高さは13cmほど。
中腰の姿勢ということもあり、シルバよりは少し小さめです。
ゼノもいろんな角度から見ていきましょう。
ポーズはクロロ戦のものと思われます。
「龍頭戯画(ドラゴンヘッド)」を発動させる直前、手にオーラを集中させている時ですね。
クロロほどの使い手でもガードし切れないと思わせる、ゼノの強さを裏付けたシーンでした。
ただ、クロロが「不思議で便利な大風呂敷(ファンファンクロス)」を発動させたことで中距離戦に切り替えたため、集中させたオーラでの接近戦は見られませんでした。
クロロが時間稼ぎをせずガチで戦いにいってたら、ゼノの突きによるゾルディック家の伝統芸能「心臓盗み」が見られたかもしれません。
左からゼノ。
お腹には「一日一殺」の札が下げられています。ゼノの目標みたいなものです。
他には「生涯現役」という札もありました。
「一日一殺」なんて怖い格言のように聞こえますが、ゼノはヒソカのようにむやみやたらと人の命を奪う殺人鬼ではありません。
仕事でしか人を殺したことはなく、不手際で一般人のコムギを負傷させてしまった時はめちゃくちゃへこんでいました。
明らかに自分を敵視しているヂートゥにボヤくほどだったので、かなりショックだったのでしょう。
もし殺し屋ではなかったら、心優しく気のいい、普通のおじいちゃんだったのかも?
後ろからゼノ。
右手にオーラを集中させる裏で、左手は握りこぶしを作り腰に当てています。
戦闘のための構えではあるのでしょうが、ゼノの場合は腰の負担を減らすための構えだったのかも…?
現役バリバリでクロロとも互角以上に戦うゼノですが、やはり年は誤魔化せません。
中腰の体勢は腰に響きます…これから先も働き続けるために、ゼノには体に気をつけてもらいたいところです。
最後に右からゼノ。
キメラ=アント編では、最強のハンターと名高いネテロから仕事を依頼されていました。それだけゼノは信頼されているのでしょう。
ゼノ自身はネテロとの実力差を感じていたようですが。
シルバもそうですが、ゼノもまだまだ強さの底を見せていないキャラです。
クロロとの戦闘で実力が五分であることをほのめかしていましたが、実際のところどうなのか…
また息子であるシルバとのお仕事シーンが描かれることを期待!
ジルバ・ゼノの親子暗殺者
シルバとゼノを並べて撮影しました。
最後に写真をいくつか紹介して終わりにします。
様になりますね…本当にこの2人はかっこいい…
私はハンターハンター以外の作品でも「暗殺者」「殺し屋」という肩書きのキャラが好きなのですが、確実にこの2人の存在が影響しています。
どんな相手であっても冷静沈着。確実に息の根を止めるべく、無駄のない行動をする…ターゲットを始末するために淡々と仕事をこなすシルバとゼノに憧れたことで、私は暗殺者キャラが大好きになりました。
ハンターハンターのストーリーに関わってくることの少ないシルバとゼノ。
今後も登場するかどうかは不明ですが、何らかの形で参戦して欲しいなと思います。
その時は新しくグッズも出ることでしょう。作中で登場が少ない2人だからこそ、グッズはレア!見つけたら即買いですね!!