私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

【珍公衆電話レビュー】ハリー・ポッターの世界から飛び出した公衆電話

私の名前はジロギン。

 

珍しい公衆電話、略して「珍公衆電話」を日々探し求めている私。

情報を集める中で、東京都練馬区の豊島園駅近くに、超レアな珍公衆電話があると知り、足を運んでみることにしました。

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この地には「としまえん」という遊園地があったのですが、今は昔。としまえんはすでに無くなっており、「豊島園」という駅名だけが残っています。

実は私、保育園児から大学生になるまでを練馬区で過ごし、としまえんにもよく遊びに行っていました。特にプールが有名で夏は大盛況だったのですが、私が成人する頃には遊園地があるとは思えないほど静まり返っていましたね。確か18時には閉園していた記憶があります。きっと近隣住民や門限があるちびっ子のことを考えて、静かに運営し、早めに閉園していたのでしょう(白目)。

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現在、としまえんの跡地には映画『ハリー・ポッター』の世界を体験できる施設『メイキング・オブ・ハリー・ポッター』が建っています。

悲しき娯楽施設・としまえんは、『ハリー・ポッター』という世界的名作をテーマにした施設に生まれ変わりました。そして私のお目当てである珍公衆電話も、その副産物的な存在として生み出され、豊島園駅前に設置されているのです。

それがこちら!

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『ハリー・ポッター』の舞台であるイギリスにありそうな公衆電話BOX!!

縦横に走る赤いラインと、上部に刻まれた「TELEPHONE」の金文字が特徴的です。

日本ではまず見られないタイプの電話BOXだと思います。

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中にある電話機本体も、日本でよく見かける緑色のものとは全然違います。

これがイギリスで実際に使われている電話機を模したものなのか、『ハリー・ポッター』の世界オリジナルのものなのかは……分からん!イギリスに行ったことがないの……

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足元にはカバンが置かれています。電話を使った誰かの忘れ物でしょうか?

こういう革製のカバン、ハリーたちがホグワーツに行くとき使ってましたよね。まさに『ハリー・ポッター』の世界から飛び出してきたって感じです。

あの何もない練馬区の、寂れ切ったとしまえんが『ハリー・ポッター』に染まるなんて、幼少期の私に話しても絶対に信じないでしょう。

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BOX内部には、ハリーたちが買い物をするダイアゴン横丁にありそうなお店のチラシや、指名手配書、魔法のお祭りの案内などがチラホラ。

本当の『ハリー・ポッター』の世界なら、写真やイラストが動くのでしょうね。

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緊急連絡先(EMERGENCY CALL NUMBERS)も、魔法界ならではの有事を想定したものになっています。現実だとかける必要はなさそうです。

もしかけるとしたら「1」ですかね。私たちが生きる世界には、魔法生物以上に危険な「人間」というモンスターがいっぱいいますから……

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なお、この公衆電話BOXには入れません。

無理やり入ろうものなら警備員さんに捕まって、許されざる闇の呪文「クルーシオ」で拷問されることでしょう。

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電話BOXの近くには、牡鹿と雌鹿の像がありました。

ハリーのお父さん・ジェームズと、スネイプ先生の守護霊です。

おっと失礼。ジェームズと、ハリーのお母さん・リリーの守護霊でしたね。

 

私は珍公衆電話だけを見て満足して帰宅しましたが、多くの人は『メイクキング・オブ・ハリー・ポッター』のほうにこそ見たいものがあると思います。私が言うまでもないと思いますが『メイクキング・オブ・ハリー・ポッター』、ぜひ行ってみてね!