私の名前はジロギン。
ブログのネタを探す散歩として、先週はJR中野駅から石神井公園まで歩きました。
今回はオタクの聖地・中野から約1km南下した場所にある新中野駅から、京王線が通る久我山駅まで歩いてみます。
正直、久我山はこれといった特徴のない住宅街。しかし私には、久我山に行かなければならない目的があるのです。
その目的と、道中気になったものの写真や歩いた歩数・距離などを本記事にまとめます。
丸の内線・新中野駅を出発
AM5:22
陰キャらしく陽が昇る前に、今回の出発地点に定めた新中野駅に到着しました。
新中野駅は丸の内線しか通っていない、久我山に負けずを劣らず特徴のないエリアです。いや、久我山より何もない。中野駅に行くか、新宿駅に行くかしないと、喜怒哀楽の感情が一切芽生えない街です。
この時点ですでに1,000歩近く歩いていますが、誤差ですね。身長169.5cmの人と170cmの人くらいの誤差です。
では、ここからは道中で興味をひかれたものの写真をまとめていきます。
道中で興味をひかれたもの
丸の内線の車両基地?っていうんですかね。これから仕事へ行く丸の内線くんの姿を撮影しました。
電車は休みなく働いているんですよね……もし生まれ変われるとしたら、絶対に電車にはなりたくない。
獣医さん「動物単体で診察に来てっけどさぁ、これ『ドクター・ドリトル』の撮影じゃないのよぉ〜」
めっちゃ分かる……今日が終わってほしくないという気持ち。明日を迎えたくない気持ち。金曜日の夜という、明日も明後日も休みで、時間にも気持ちにも余裕がある日を終わらせたくない気持ち。
お酒を飲まない人でも、同じように感じるのではないでしょうか。
「いざ」と「居酒屋(いざかや)」がかかってるのも面白い。
こういうダジャレを言い合える友達がいたら、人生幸せなのかもしれませんね。
共食い系看板2連チャン
道を歩いていたら突然現れた、額縁に飾られた写真。写っているのは女性の上半身ですかね?
ライトアップまでされてかなり目立っていましたが、なぜこの写真が飾られているのか、目的がよく分からない……
道沿いに同じような写真が一定間隔で飾られてるシリーズ系の街中アートというわけでもなく、この写真が単体で存在していました。
服はミッ⚫︎ーらしき生物が野性を取り戻している攻めたデザイン。
何の写真なのだろう……気になる……調査して「オカルト考察」として別途記事にするのもありかもしれない。
美容室に行くたび、毎回「美容師さんと何の話をしよう……」と悩む私。ここだけの話、美容室や床屋でのコミュニケーションが本当に苦手過ぎて、高校生までママンに髪を切ってもらっていました。いや、ママンも髪を切るのが面倒だったようで、ほぼ切ることなく伸ばしまくっていました。そんじょそこらの女子よりロングヘアでした。
そんな美容室ネガティブシンキングな私にとって、この看板は見逃せません。店名が「トーク」なのだから、このお店の美容師さんはきっと常人離れしたトーク力で、散髪する間の気まずい時間を保たせてくれるのでしょう。そうに違いない。
私が知るサミットは、スーパーというかデパートのイメージですが、このサミットは明らかに一般消費者向けに商売をしている施設ではありません。オフィスビルって感じです。
不思議に思い、近づいて見たところ……
少し見づらいですが、サミットの本部でした。
ここまでの道中サミットを3〜4カ所見かけて「なんかめっちゃサミット多いな」と思っていたのですが、本部があるエリアだからだったようです。
そう、ここはサミットに支配された街・杉並区。
通りかかった名所
意図せず名所っぽいところも通ったので、簡単に紹介します。
電柱に沿うように生えているこの木、「鞍掛の松(くらかけのまつ)」と呼ばれているそうです。
説明文をざっくりまとめると、平安時代に生きていたとされる武将・源義家(みなもとのよしいえ)が、この松の枝に馬の鞍をかけたことから「鞍掛の松」と呼ばれるようになったとのこと。
ただ、いま生えている松はオリジナルではなく代替わりしたものだそう。
これは源義家さんのイメージイラストですかね。
松は代替わりしたといえど、高さは10メートルくらいありそうです。長い歴史を感じます。
鞍掛の松から10分ほど歩いた場所には、大宮八幡宮がありました。
オカルト界隈ではパワースポットとして有名ですね。私も名前は聞いたことがありましたが、実際に来たのは初めてです。
敷地内を歩いてみたところ、パワーがみなぎってくる……ような気がするようなしないような……
京王線・久我山駅に到着
そんなこんなで、久我山駅に到着。
私が久我山駅に来た目的には、この北口も大きく関係しているのです。
しかし、まずはかかった時間や歩数を確認します。
到着した時間はAM7:38
およそ2時間20分のウォーキングになりました。
歩いた距離は11.1km、歩数は14,660歩。体に大きな負担をかけない、ちょうどいい感じの運動になったと思います。
ただ、私は1日2万歩を目標にしているので、あと5,000〜6,000歩ほど「追いウォーキング」が必要です。
さて、冒頭で少し触れた「私が久我山駅を目指した目的」についてお伝えして、この記事を締めくくりたいと思います。
その目的とは……私の好きな漫画ランキングトップ3に入る『スキップとローファー』の主人公・みつみちゃんと志摩くんたちが通う、つばめ西高校。そのモデルである都立西高校を見るため!
『スキップとローファー』については、ぜひこちらの記事をお読みいただければと思います。
作中でつばめ西高校は高偏差値高校と言及されており、実際の都立西高校も偏差値70オーバーの超進学校です。立地や校舎の配置、周辺の様子からしても、つばめ西高校のモデルは都立西高校で間違いありません。
先ほどの久我山駅北口も、第1話でみつみちゃんと志摩くんが利用しているシーンがあります。
西高校の脇にあるこの道も、作中でみつみちゃんが登校する際によく歩いている道にそっくり……
そう私は、いわゆる聖地巡礼をするために久我山駅を目指していたのでした。
もちろん、西高校の敷地内には入ってませんよ。私は十数年前に高校生活を終えたオジサン。そんなオジサンが、青春真っ盛りの学生たちが通う学校に入ろうものなら、ブタ箱行きですからね。
悲しいかな、いくら歩いても若かった高校時代に戻ることはできないのだ……