私の名前はジロギン。

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明治大学博物館でギロチンやアイアンメイデンを見てきたよ!

私の名前はジロギン。

今日は暇だったので午前中から、

明治大学博物館にある拷問や処刑器具の展示を見てきた。
御茶ノ水駅から徒歩5〜6分ほど。
明治大学のキャンパス内に併設されている。

開館時間は10:00〜17:00
常設展の入館料は無料で、誰でも入れる。
私でも入れる。
建物の地下2階に常設展がある。


正直最初は「ブログのネタになるかな」くらいの気持ちで見に来たが、
すぐにその気持ちは消え去った。

なにここすげぇおもしれぇぇっ!!!
となってしまった。
意外にも私はこういう展示が好きなんだなと思った。
それとも「拷問器具」というジャンルが好きなだからだろうか。
私はどちらかというとM気質なのだが、「拷問されたい欲」がどこかになるのだろうか・・・
そこまでハードじゃないぞ!




まぁそんなことはどうでもいい!
いくつか写真を撮ってきたので紹介したいと思う。


「拷問器具展」や「処刑器具展」というより、展示の名前は「刑事部」となっている。
理由は展示のテーマが「江戸時代の警察や刑罰の歴史」を紹介するというものであるためだ。
拷問器具だけでなく、犯人の捕獲用道具や、刑罰の方法、死刑方法まで展示がある。



でもまずはやはり拷問器具から紹介していこう。
これらは江戸時代に使われた拷問器具だ。

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こいつは石抱拷具(いしだきごうぐ)というもの。
罪人をギザギザの板の上に正座させ、太ももの上に石板を乗せていくというイカれた拷問器具だ。
石板の枚数を次第に増やしていくと罪人のスネがどんどんギザギザにめり込み苦痛を与えていく。
編み出した人間の脳内がどうなっているのか、疑問になる器具だ。





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こいつは海老責(えびぜめ)に使われた器具。
罪人の腕を背中で組ませ、ロープで縛り、前傾姿勢のまま釣り上げる。
罪人を次第に精神的にも身体的にも追い込んでいくのだ。
そのまま罪人をボコボコに殴っていた。





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これがその叩くための棒。長さ57cm。
親の仇のように、太鼓を叩くように、叩いたのだろう。





これらが江戸時代の代表的な拷問器具だ。
基本的にこれらの拷問器具はたびたび使われるようなものでもあなかったそうだ。
理由は罪人の口を拷問しなければ割れないということは、尋問していた人間の能力が低いからとされたため、
拷問はできる限り使いたくない最終手段だったかららしい。
無能とされた尋問人はクビにされてしまうのかもしれない。
やる側もやられる側も命がけだったと見える。


しかし凄まじい器具だ。
まぁあらゆる尋問に耐えた究極のどMの口を破るためのものだから、
正直死刑器具と変わらないくらいえげつない器具になっている。




次に処刑道具
これらは完全に罪人を殺害するために編み出されている。
命を刈り取る形をしている。
江戸時代の処刑器具だけでなく、あの有名な海外の処刑器具もあった。




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これは江戸時代の処刑器具の一つで、罪人を磔にして槍で突き刺す道具
イエス・キリストも磔にされて槍で刺されたそうだが、それを彷彿とさせる。
ちなみに、磔にしたキリストが死んだかどうかを確かめるために刺した槍のことを
「ロンギヌスの槍」と呼んだと聞いたことがある。エヴァンゲリヲンに登場するあれのモチーフだ。





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これは罪人を火であぶり殺すための処刑器具
特に放火犯がこの刑に科されたそうだ。
自業自得というか、自分がやったことがそのまま帰ってくるという、
まさに地獄のような処刑方法だ。






ここからは海外の処刑器具

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はいコレ、ギロチン。断頭台というやつだ。
罪人の首を固定し、上から大きな刃を落として切断した器具。
ヨーロッパで編み出された有名な処刑器具だ。
首を切られたら即死しそうなものだが、人間はしばらく首だけで生きていることもあるそうだ。
恐ろしすぎるぜ・・・






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これは見ものだろう・・・
「鉄の処女」こと「アイアンメイデン」だ!
恥辱罪に処された罪人に執行された刑とされている。
アイアンメイデンの中には幾多の鉄の針が施されており、中に罪人を入れ、アイアンメイデンを閉じると、
針が全身に刺さるという代物だ。処刑された罪人は、アイアンメイデンの底が開き、下に処理されたという。
異様だ・・・異様な冷たさがある・・・
まさに命を刈り取るために作られたもの・・・不気味の一言が脳裏をよぎる。
この感じは実際に見た方が味わえると思う。





あまり趣味の良い展示ではないもの、ある意味こういう歴史もあったのではないか?という観点でみれば、
充分見る価値のある展示だと思う。じっくり見ても10分程度ですべて見られるので、
少し時間があるときにはオススメだ。




ちなみに、明治大学博物館内には刑事部の他にも旧石器時代〜古墳時代に使われたとされる器具の
出土品やレプリカの展示もある。
少しだけ紹介しておく。



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旧石器時代の黒曜石を加工した尖頭器
これを槍の先につけて武器にしたりした。





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土偶さんのレプリカ。
土偶は人の身代わりとされ、災いを避けるためのものだったなんて言われている。
ちょっと詳しくはわからないが。





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土器だ。
こういうツルッとしたタイプは弥生時代の土器って習った気がするなぁ。





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青銅の剣
私のような厨二病たちはこういうのだ好きなはずだぜ!
古墳時代初期くらいには青銅を加工して武器にしたり祭器にしたりしていたそうだ。
ドラクエの青銅の武器や防具もこんな感じだったのかな。結構脆そうだぜ。





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古墳時代の終盤にはもう人間は鉄を加工する技術を備え、がっつり鉄でものを作っていたとのこと。
青銅の剣からの進歩が凄まじいな。





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最後に埴輪さん
はにわ・・・どうぶつの森を思い出す・・・たぬきちさんのお店で828円で売れた記憶があるなぁ。





こんな感じだった。
じっくり見て回っても30〜1時間で全部見られると思う。
こじんまりしているが、他にはない展示物が多くて私としてはオススメのスポットだ。
ぜひ足を運んでみてほしい。


ここからは個人的な話になるが、私がこういう展示物が好きだとは自分でも思わなかった。
新しい自分を見つけられたような気分だ。
一応以前にも展示会に入っていたが、

www.g913-jiro.com

今日改めて行って、より楽しさを感じられた。
週末の趣味として、博物館や展示館巡りをするのもいいかもしれない。
お年寄りのような趣味だが、結構楽しいなこれ。



新装版 世界の処刑と拷問 (サクラBooks)

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