私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、ウォーキング(散歩)の記録などを書いている趣味ブログです!

「ほん怖」のようなホラー再現ドラマの方が「YouTube垂れ流し番組」より怖いし面白い!

f:id:g913:20160820184455j:image

 

 

本日は夜9時よりフジテレビにて

 

「ほんとにあった怖い話 2016」

 

が放送予定です!
私のようなオカルト好きには、こういうホラー系番組は夏の楽しみの一つです!
ホラー=夏というような認識が世間的に根付いており、ホラー番組は夏限定で放送されます。別にお化けだって夏を選んで出現しているわけではないと思いますが、ゾッとするなら夏が良いという人間の都合上、ホラー番組はほとんどが夏に放送されますね。

 


「ほんとにあった怖い話」は、今はかなり少なくなってしまいましたが、ホラー再現ドラマで、最近よく見かけるホラー番組とは少し異なるテイストの番組です。オムニバス形式でほんとにあった(とされている?)恐怖体験を俳優さんを起用してドラマ化しています。昔はこの形式が多かったんですけどね。
最近よく見かけるホラー番組っていうのは、要すると

YouTubeの動画垂れ流し番組」

のことです。


YouTubeにアップされている、一般の方が作った動画をメインに、「ほんとにあった呪いのビデオ」などから転用した動画を放送し、それに対して芸能人たちがリアクションをとるみたいな、そういう番組です。

 


正直こういう番組で流れる動画って、もうどれも1回は見たことがあるような使い回された動画ばかりで、「何年同じことやってるんだよ…」って感じで、あまり好感は抱けません。
初めて見る方もいらっしゃるでしょうが…ってどうなんでしょう?有名な動画なんて至る所で放送され過ぎて、知らない人すらいないレベルになっているんじゃないでしょうか?


おそらく制作サイドが楽で、それなりに視聴率が取れるため、このような番組を作ってしまうんでしょうね。動画を見つけて編集して、あとは本番でプロの芸人さんなどにリアクションしていただけば、番組の形にはなりますから。
コストも多くは芸能人に払うギャラくらいで済みそうですし。安く作れて高い反響がある、それはビジネスにおける理想の形ですから、テレビ局が利潤追求の民間企業である以上、然るべき判断でしょうね。

 

 


ほんとにあった怖い話、通称「ほん怖」は、ほんとにあったと銘打ってはいますが、まぁシナリオライターが脚本を考えて、しっかり撮影までして出来上がっています。一作一作が短編ドラマではありますが、完成まで数ヶ月はかかるのではないでしょうか?それを考えるとコストがかかり過ぎてしまいますね。より高視聴率が取れなければ採算取れないでしょう。
テレビ番組を見てもらえるか否か、それはやってみなければわからない面が強いので、一か八かの勝負をするくらいなら、安く作れて元を取りやすい「YouTube垂れ流し番組」にしてしまった方が、賢明な判断かもしれませんね。

 


けれどホラー系が好きな人は、結構ホラー番組もチェックしている熱心なファンが多いです。
バラエティ番組みたいに「何となく面白い」という理由で見ている層だけではないので、何度も放送されている動画を使い続けるのには限界があるでしょう。
ホラーファンとしては、たとえフィクションであっても、新規のホラーを求めています。
多分ほん怖の方が支持を得ていると思いますよ。やっぱり見たことのないホラー番組は、どこで幽霊が出てくるかわからないので怖いですもん。直視出来ないですよ。
私もホラーファンとしては、ほん怖のようなホラー再現ドラマの方が楽しいし、純粋に怖がらる気がします。ごく稀に幽霊がチート能力持ち過ぎて、「時空間忍術」を使ってるんじゃないかってくらいのスピードで逃げる人間を先回りしちゃってるようなやり過ぎた作品もありますけどね。

 

 

 

オカルト評論家の山口敏太郎氏がTBSの「マツコの知らない世界」で話していましたが、ホラー動画って1本数万円〜数十万円で取引されていて、めちゃくちゃ売れるそうです。やはりテレビ局などが購入するんだと思います。
しかもホラー動画は、スマホで撮ったような雑な動画の方がリアリティが増しますので、そんなに編集が必要なく、出演者に演技させれば、CG加工なんてしなくても幽霊を出現させられますから、制作費も全然かからないのだとか。ゆえに最近ホラー動画が増えていると聞きます。
多くの人がホラーファンになっているのは良いことだと思いますが、こうするとまた垂れ流し番組が増えてしまうからなぁ…

 

 

ホラーファン、そしてオカルト好きとしてはほん怖のようなホラー再現ドラマを作って欲しいなと思います。まぁお金がかかるので、無茶な要求なのかもしれませんが…


ちなみに本日のほん怖、明日新居の契約をする私としては、中島健人さん主演の「押し入れが怖い」という作品を見るのがもう…ブルブル状態です。
主人公が安いアパートに引越しするお話で、その部屋の押し入れに何かがいる…的な恐怖を描くようですが、本当にタイムリー過ぎてマジで怖い!
もし私の新居の押し入れにも何かいたら…
イヤァァァァァ!!!!


こんな風に怖かる人もいるので、ホラー再現ドラマの力はかなりのものだと思います!
ドンドン作ってもらいたいです…引越し系のホラーは来年の夏以降にしてくださいね。

 


こちらの記事もどうぞ!!!