私の名前はジロギン。
私は現在、東京都の23区内に住んでおり、23区内にある会社で働いている。毎日都会のビルと喧騒にまみれながら暮らしていることになる。こんな生活を送っていると、たまには自然に囲まれた中で時間を過ごしてみたくなってくるものだ。
ということでこの度、東京23区内にある自然の多い公園に行ってみることにした。場所は東京都練馬区にある
光が丘公園
非常に木々が多く、夏場などは遊んだり体を動かしたりするのにうってつけの場所となりそうなので、紹介しようと思う。
自然に富んだ公園
光が丘公園は都営大江戸線の「光が丘駅」から歩いて5分ほどで到着できる。最寄りの光が丘駅は都営大江戸線しか通っておらず、少々アクセスは悪いかもしれない。私の住むところからは近いので、今回は朝一の始発で向かうことにした。時刻は朝の5時半である。・・・眠い・・・が、驚いたことに既に公園内にはたくさんの人がいた。おいおいおい、休日の早朝だってのに、なんてバイタリティなんだろうか、この公園内にいる人々は。いやむしろ、朝の涼しい時間帯だからこそ運動などにいそしむ人がやってくるのかもしれない。光が丘公園の周りは住宅街なので、毎日たくさんの人が公園を利用するのだろう。走ったり歩いたり、いたるところで運動をしている人がいた。
駅の出口の場所にもよるが、ずっと一直線なので迷うことはほぼないと思う。秋になるとこの道は銀杏でいっぱいになる。銀杏の匂いは好き嫌い分かれるだろうが、季節を感じられるロードだ。
公園の入り口付近は地面がタイル状になっている。よくスケボーの練習をしているお兄ちゃんお姉ちゃんたちがいる。私はスケボーをしている人たちとは真逆の生き方をしているので、多分馬が合わないだろうなと思いつつ、ここら辺を通り抜ける。
ここまでだと自然がある公だとは思えないだろう。もう少しの我慢、ここを抜けると・・・
この自然感!草木が生い茂る光が丘公園の真の姿が現れる!
公園内にはジョギング用の道がずっと通っているのだが、その両脇に草木が生い茂っている。入れないところもあるが、こう言った脇道に入ればちょっとした探検気分も味わえる。季節と時間帯によってはカブトムシやクワガタもいるかもしれない。
ちなみにカブトムシやクワガタを捕まえるために必要な道具に関してまとめた記事があるので、ご参考までに。
この切り株・・・もともとはかなり大きく太い木だったと思うが、誰かによって断ち切られてしまったようだ・・・おそらく極めれば素手で大木をも切り落とせる体術「虎咬拳」の練習をしていた者がいたのではないだろうか。
あきらかに一箇所だけ色の異なる地面・・・間違いなく罠だろう。誰が何のためにこんなことをしているのかわからない。そもそも罠かどうかもわからない。が、怪しいので触れないでおくのがベストだろう。触らぬ神に祟りなしだ。
小高い丘。ここでキャンプなどはできないが、ちょっと登るくらいならできる。こういう高いところに来ると「はーはっはっはっ!この世界は俺のものだぁーっ!」みたいな感情を抱いてしまいがちだ。でも気分がかなり晴れるので、気分転換にはなるだろう。
このように光が丘公園は23区内とは思えないような、自然に囲まれた公園なのである。もちろん、ただ木々が生い茂っているだけではない。
アクティビティもある
光が丘公園内には子供から大人まで楽しめるアクティビティやスペースもたくさんある。
小さな子供向けの遊具もある。これは滑り台だ。お子さんを遊ばせるのにはいいだろう。昔こういうの好きだったなぁ。さすがに今年で25歳になるので遊ぶわけにもいかないが。
変わった形のジャングルジムもある。上の方までは5mくらいあるだろうか?かなり高い。子供たちならサクサク登れると思うが、大人になると体力も落ちて、結構厳しいと思う。無理に挑戦しない方が身のためかもしれない。
その他にもこんなに広いトラックがあったり、
野球場もあったりする。あとはテニスの壁打ち用スペースがあったりもするので、スポーツを楽しみたい人や、大人でも楽しめるスペースは多い。デートに来てもいいかもしれない。彼氏彼女とフリスビーなんかをするのはさぞ楽しそうだ。あー、羨ましい限りだ。
広すぎて迷子に注意
光が丘公園は広大な敷地を誇る。ゆっくり歩いていても公園内を巡れば1時間はかかっててしまいそうなくらい広い。それゆえにジョギングをしている人たちにとっては走りがいのあるコースになるわけなのだが、初めて行くと迷子になってしまうかもしれない。
実は私は子供の頃によくこの光が丘公園には足を運んでしたため、今でも大体の地理は把握している・・・把握しているはず・・・
・・・あれ?この切り株、見覚えがあるぞ・・・あっ!さっきの、誰かが「虎咬拳」の練習をしていたと思われる切り株だ!もしかして私は、同じところをぐるぐると歩き回ってしまっていたということか・・・?
ククク・・・ようやく気が付いたようだな間抜けめ!
き、貴様は!?
俺の名は「セミ次郎」!お前はこの公園に入った時から俺の能力によって、幻覚にかかっていたのだ!
迷宮狂詩曲
(ラプソディー・イン・ラビリンス)
セミ次郎の念能力。「恋は盲目」などというがそれはセミも同じ。本来求愛に使うセミの鳴き声(羽音)にオーラを込めて人間に聞かせることで五感を麻痺させ、方向感覚を狂わせ迷子にさせることができる
まさか念を使えるセミがいるなんて・・・
お前はこの公園から二度とでることはできない!しかばねになるまで歩き続けるのだ!
ふん!しかし所詮は虫!考えが甘いぜ!音を出しているのならば、音源を逆探知してお前の居場所をたどればいい!
なにっ!?こいつ、朝っぱらから公園をうろつくような暇人だと思っていたが、ただの暇人ではないのか!?
見つけたぜ・・・ここだ!
これはまさか・・・ぬ、抜け殻!?セミの抜け殻だ!
死体はフェイク❤︎
・・・っていう感じでね、迷っても焦らず、迷っているその状況を楽しもう。迷っていたら大体セミの念能力のせい。でも落ち着いて、スマホでグーグルマップを開いて、出口を目指そう。
科学の力は人間の力!貴様らセミに能力を使うまでもないわっ!
このクソ暇ブログ野郎がーっ!!!
(冗談抜きで私は30分くらい迷った)
早朝はカラスが多かった
おそらく朝の時間だったからだろうか、異様にカラスが多かった。人間と同じくらいカラスがいた気がする。昼間の、人がたくさんやってくるピークの時間帯はカラスにとっても危険が多いと思うので、どこかに潜んでいるのだろう。が、比較的人の少ない朝早くはカラスの天下という感じだ。私が近づいたところで全然逃げるそぶりをしないカラスもいた。
こればかりは防ぎようがない。カラスの侵入を防ごうと思ったら人間まで公園に入れなくなってしまう。小さな子にとってカラスは怖いと感じるだろうから、お子さんと来る場合はカラスが少ない時間帯、朝早くなどを避けた方げいいと思う。
念のために私からもカラスに一言言っておこう。
HEY!YO!カラスYO!
夜闇のような黒い羽!
威圧感がハンパねぇ!
子供にちょっかい出さないでYO!
俺の心配はせんといてYO!
俺は東京生まれ!HIPHOP育ち!
悪そうなカラス大体友達!
YEAH!
・・・これで少しはカラスへの牽制になっただろうか。ベンチなどで食べ物を食べるときはカラスに食べ物をとられないよう十分注意してもらいたい。
圧倒的センス
光が丘公園の豊富な自然や遊び場としての楽しさが伝わっただろうか。
最後にもう一つだけ伝えたいものがある。これは公園内をあるている時に見つけた看板なのだが・・・
なんだこの圧倒的センスはっ!?
「ダメ」とだけ書かれているが、何がダメなのかがわからない。絵では少年がわるだくみしてそうな顔をしながら、何らかの鳥に何かをしようとしているが、これだけではわからない。なんらかの注意喚起をされていることは間違いないのだが、何を意図している看板なのかはわからない。
ダメ・・・「ダメなものはダメ」ということだろうか。私も何を言っているのかわからないが、とにかく「ダメなことをしてはダメだ」ということを伝えたいのだろうか。何だか深読みさせられてしまう、圧倒的センスの注意喚起看板だった。確かにこれは目に止まるなぁ。でもメッセージが読み手に伝わるかは甚だ微妙である。
光が丘公園内のどこかにあるので探してみてね。
私が歩いた光が丘公園はこんな感じだが、これはほんの一部に過ぎない。非常に広い公園なので、体を動かすにも散歩をするにもベストな公園だと思う。
これだけ木々が生い茂っていると、日陰も多くて夏でも比較的涼しい。運動すれば汗をかくが、それでもちょうどいいくらいに感じられるかもしれない。ただ本当に広い公園なので、長時間歩くことは必須。暑い日は飲み物を持ち歩くようにしたほうがいいだろう。
夏休みや少し暇が出来た時に、遊びやデート、森林浴、気分転換、ジョギング、その他スポーツをしに、光ヶ丘公園を利用してみるといいだろう。