私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

【ハンター×テニプリ】青学レギュラー陣の得意な念系統を予想する

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厳しい修行の末、習得できる「念」。その念によって使用される能力のエネルギーは、体内を流れるオーラです。

『ハンターハンター』に登場するプロハンターなどの念能力者と呼ばれる人々は、このオーラを自在に扱います。

 

しかし、オーラを扱うのは念能力者だけではありません。『テニスの王子様』に登場するテニス選手たちも、テニスを極めることで「無我の境地」に到達し、オーラを操れるようになります。

ということは、『テニプリ』に登場する選手たちも念の素質を持っており、水見式をやったら念系統が分かるかも……?

 

そこで今回は、『テニスの王子様』の青学レギュラーが水見式をやったら、それぞれどの系統になるか、プレースタイルや性格、必殺技などからガッバガバに予想してみようと思います!

念系統についての説明は、こちらの記事でまとめてます!

www.g913-jiro.com

桃城武→強化系

トップバッターは、青学のムードメーカー、桃ちゃんこと桃城武(ももしろたけし)くん!

人間離れした跳躍力やパワーを持つ桃ちゃんは、ほぼ確実に強化系でしょう。強化系に共通している性格(ヒソカ談)である「単純・一途」というのも、桃ちゃんに当てはまっています。

「曲者」と呼ばれ、巧みな試合運びをする桃ちゃんですが、本質はパワープレーヤー。もし念能力者だったとしたら、やはり身体能力を強化する方面で修行したほうが、強くなれるでしょう。

……もちろん、桃ちゃんは一般の中学生なので、念能力者さながらのリアルファイトはいけません。ですが、桃ちゃんは作中で何回かリアルファイトしようとしてた描写があるので、もしオーラを使いこなせるようになったら、今まで以上にパワーをセーブする力もつけないと、えらいことになりそうです。

桃ちゃんの新技「NEO・ブラックジャックナイフ」がすでに、直撃したら⚫︎にそうな破壊力…

海堂薫→操作系

続いては、桃ちゃんと同じ2年生で永遠のライバル、海堂薫(かいどうかおる)くん。

海堂くんは操作系ではないかと予想します。

理由は、海堂くんの放つ打球。海堂くんはフォアハンドだけでなくバックハンドでも大きく曲がるショットを打てます。作中で海堂くんが見せた曲球は、プロでも再現できないでしょう。

バックハンドでトップスピン気味の曲球を打てるのマジすごい。スライスならできなくもないけど…

それだけでなく、海堂くんはほぼ同じフォームから直球のショット「レーザービーム」を打つことも可能。曲球と直球、性質が真反対な2種類のショットを自在に打ち分ける海堂くんは、まるでボールそのものの軌道をコントロールしているかのよう。ならば、操作系に分類されるのではないかと思いました。

河村隆→放出系(強化系寄り)

ここからは3年レギュラーに移ります!まずは、中学生トップクラスのパワープレーヤーとなった、タカさんこと河村隆(かわむらたかし)くん。

タカさんの必殺ショット「波動球」は、ラケットを吹き飛ばしたり、ガットを突き破ったり、フレームにヒビを入れたり、鉄柱をぶち折ったりするほどの威力。

打球が手元から離れてなお強大な破壊力を維持している点は、まさに放出系の性質に合致します。なんなら、タカさんが放つ百八式波動球は、『ハンターハンター』の世界でも通用しそうな威力です。キメラ=アントの兵隊長くらいなら余裕で吹き飛ばしそう。

『テニプリ』のパワープレーヤーたちは、ガチでバトル漫画に片足突っ込んでます

そんなタカさんの波動球は、彼自身の身体能力(パワー)があるからこそ打てるショット。パワーを向上させる強化系に近い技術でもあるといえます。

放出系と強化系は隣り合う属性のため、もしタカさんが念能力者なら双方の中間地点あたりに位置する能力者になりそうです。

菊丸英二→具現化系

青学ゴールデンペアの攻撃の要・菊丸英二(きくまるえいじ)くん!彼の特徴は、やはり猫のような敏捷性でしょう。特に「菊丸印のステップ」による高速移動は、残像で分身を作り出すほどのスピードです。

英二くんの身体能力の高さだけを見ると強化系のように思えます。が、全国大会では2人分身して、分身には別の動きをさせることで1人ダブルスを実現していました。もはやただの高速移動ではなく、分身を生み出している領域に達しているといえるでしょう。

すなわち、分身を具現化し、操作している……天空闘技場の闘士・カストロが披露した「分身(ダブル)」そのもの!

ということで、英二くんは具現化系と予想します!(英二くんの性格は強化か変化っぽいですけどね)。

分身を「操作する」能力も必要ならば、英二くんは操作系という線もあるかと思いますが、それだど青学レギュラーが操作系まみれになってしまいそうなので、筆者都合により具現化系ということで。

英二くんの中の人は、フジテレビ版アニメだとヒソカ、日テレ版だとパリストンをやっています

乾貞治→変化系(強化系寄り)

元青学No.3、収集したデータに基づくテニスを得意とする乾貞治(いぬいさだはる)くん!

乾くんは、対戦相手のデータを集めてプレーをほぼ正確に予測するという、念能力者なみの芸当を素でやっているのですが、今回の考察で注目するのは、乾くんの高速サーブ。

元々スピードのあるサーブを得意としていた乾くん。大会を勝ち進むごとにサーブを進化させ、全国大会で披露した最高速サーブ「滝(ウォーターフォール)」は、アニメだとボールから大量の水を放っていました。これはおそらく、オーラを水に変える、変化系だからこそできる技……ということで乾くんは変化系と予想!

ただし、超高速サーブ系の技自体は、乾くんの身体能力アップによって実現しているので、変化系でも、隣り合う強化形寄り変化系ではないかと妄想します。

変化系はウソツキが多いらしいけど、データはウソをつかない…

大石秀一郎→操作系

英二くんをサポートする、青学ゴールデンペアの守りの要・大石秀一郎(おおいししゅういちろう)くん!青学テニス部の副部長でもあります。

青学レギュラーの中で、特にコントロールの良さに定評がある大石副部長は、ボールを自在に操作する操作系念能力者っぽい気がします。

……やばい、大石副部長は青学の中だと割と常人に近いので、あまり書くことがない……

では、『テニプリ』あるあるを1つ。大石くんの得意技「ムーンボレー」でベースライン上を狙う難しさは、テニスプレーヤーにしか伝わらない

不二周助→操作系(後天的に特質系になりそう)

青学No.2で、天才と称される不二周助(ふじしゅうすけ)くん。

「白鯨(はくげい)」や「星花火(ほしはなび)」など、風を操る技を駆使する不二くんは、操作系だと予想します!

さらに不二くんは、脳から筋肉への指令伝達速度をも操作し、周囲の人間が反応できないスピードで動くことで実質的に時を止める「光風(ひかりかぜ)」をマスター。時を止めるのは、『ハンターハンター』でもまだ登場していない能力。そのため、「光風」を系統分けするなら、どの系統にも当てはまらない特質系に分類されそうです。

操作系は後天的に特質系になる可能性がある系統ということを考えると、不二くんは特質系に目覚め始めている……そんな状態ではないかと思います。

不二くんの中の人がクラピカを演じているというのも、一時的に特質系になれるのと共通してる…ってのは強引ですかね?

手塚国光→特質系

青学を全国優勝に導いた頼れる部長・手塚国光(てづかくにみつ)くん。別名、クニミツ・手塚氏。

クニミツ・手塚氏は、『テニスの王子様』中盤まで、相手が打ったボールの回転を自在に操る操作系っぽい戦い方をしていました。が、作中後半で「無我の境地」、そしてその奥の扉を開いたことで、ありとあらゆる能力が爆伸び。

特に「百錬自得の極み」は、どんなショットでも、同じ球種で倍返しにできます。つまり、相手の技をさらに威力を高めて打てるということです。念能力で例えるなら、どの系統も100%の精度で扱える「絶対時間(エンペラータイム)」状態。

さらに『新テニスの王子様』では、無我の最後の扉「天衣無縫の極み」に達し、全ての身体能力を最高レベルまで高めることが可能になりました。現在のクニミツ・手塚氏は、世界最強中学生と称されるほど。

「天衣無縫の極み」が効果を発揮するのは、身体能力の面だけではありません。どんなデバフ技でも無効化します。作中では、立海大の部長・幸村くんの五感剥奪を無効化していました。

あらゆる技を無力化してしまうというのは、現状、念能力のどの系統にも当てはまりません。すなわち「天衣無縫の極み」に達したクニミツくんは、特質系のような状態と言えるでしょう。

もともと操作系だったのが、後天的に特質系になったのがクニミツ・手塚氏で。やはりクニミツ・手塚氏は不二くんの先を行く存在だった…?

越前リョーマ→特質系

最後は生意気なルーキー・越前リョーマ!

リョーマもクニミツ・手塚氏と同じ特質系だと思われます。やはりリョーマも「天衣無縫の極み」に達し、身体能力の超強化、そしてあらゆるデバフ技の無効化が可能。

しかし、クニミツ・手塚氏とリョーマには違いがあります。

元からリョーマは相手の技を見ただけで真似することが得意なプレーヤー。まるで、幻影旅団団長・クロロの特質系念能力「盗賊の極意(スキルハンター)」のように、相手の技を吸収していきました。実際に「盗賊の極意(スキルハンター)」と近いのは、リョーマの兄・リョーガの能力ですね。そういえばリョーガとクロロは声優さんが同じ……これは偶然でしょうか?

リョーマは「盗賊の極意(スキルハンター)」というより、元から常時「絶対時間(エンペラータイム)」な特質系だったと考えるべきかもしれません。

リョーマとクニミツ・手塚氏は同じ特質系でも、成長過程が異なるイメージ。リョーマは天性の特質系

ガバガバ念系統考察なのは否めない

『ハンターハンター』にも『テニスの王子様』にも、オーラという概念が登場するため、無理やり当てはめてみました。ですが、同じオーラでも作中での設定は別物。やはりピッタリと当てはめることは難しく、かなりガバガバな考察になってしまったことは否めませんね……

 

でも、本当に個人的になのですが、この記事書くの、想像以上に楽しかった……

記事の頭からお尻まで完全な妄想。でもその妄想を吐き出すのがこんなに楽しいなんて…

めちゃくちゃ快楽に浸れたという個人的な理由で、青学だけでなく他の学校の選手たちの念系統も予想して、別の記事にまとめてみようと思います。