ハンターハンターの記事です。
ハンターハンター序盤、特にハンター試験らへんは念能力の概念が説明されておらず、人間離れした技を使う人たちは、「なんかそういう特殊技能を持った人たち」みたいに描かれていました。
ヒソカとイルミ(ギタラクル)については恐らく念能力をある程度駆使していたような感じでしたが。
ハンターハンターの作品全体でで私が1番好きな技は、念能力ではなくこのハンター試験編に登場する技術のひとつです。何かというと、
ゴンの親友・キルア=ゾルディックの爪
です。
キルアの爪がめちゃくちゃかっこいい!
シンプルなんですけど、ゆえにかっこいい!
キルアは暗殺技術を向上させるために手に肉体改造のようなものを施し、爪を鋭利にする能力を手に入れたとみられています。
キルア曰く「ナイフより切れる」ということで、序盤に登場した割には後半まで割と重宝されていました。
何と言ってもかっこいいのはキルアの代表的なシーンとなった、死刑囚・解体屋ジョネスの心臓をすれ違いざまに抜き取ったシーン。
自慢の爪を使い、音もなくジョネスの心臓を盗み、握りつぶしました。私はこのシーンを幼い時アニメで見ましたが、すごく衝撃的だったのを今でも覚えています。
ちなみにキルアの父、シルバはキルアよりも上手く、血を一滴も出すことなく心臓を盗み出せるとのこと。どうやってやるんだよ…
さらに幻影旅団で団長のクロロ以上のパワーを誇るマチの胸を貫きました!
マチの胸…ゴクリ…
キメラアントとの戦闘の際にもこの爪を使いました。まだキメラアント達が念を使えるようにる前のこと。蚊女と戦った場面です。
キメラアントは念を纏わなくても非常に硬い皮膚を持っています。兵隊長クラスのラモットですら、ゴンのジャンケングーが直撃しても意識を失うことなく生きていました。キメラアント達の硬さはどの種にも当てはまるようです。
キルアが戦った蚊女もそれなりの硬さはあったはずですが、キルアは爪を使って顔面を簡単に引き裂いてしまいました。
キルア自身も念のコントロールができるようになり、普通の攻撃力をハンター試験編の時とは比較にならないと思いますが、それでもキメラアントの皮膚を引き裂く爪の鋭さは健在といったところでしょう。ナイフより切れますね確かに。
念能力ではないので目立たないキルアの爪ですが、個人的には1番好きな能力です。もし私がハンターハンターのキャラクターの能力が使えるとしたら、間違いなく選びますね。だってかっこいいから!
シンプルイズベスト!そんなことをキルアの爪からは感じさせられました!
こちらの記事もどうぞ!!!