ハンターハンターにおける戦闘は、単純な戦闘力や念の技術によって勝負が決まるわけではありません。
能力の相性や使い手の体調、精神状況、戦略など様々な要素が絡んでくるので、一概に強いキャラクターを決められないところに面白さがあります。
その上で「どのキャラクターが強いのか?」を考えるのが非常に面白いのです。
正直なところ、作中通して登場している主人公のゴン・キルアはストーリーの進行に合わせてどんどん強くなるので、全キャラを含む「強さランキング」でも上位に入り込んでおかしくないと思います。
そんなメキメキ成長する機会の与えられた主人公格たちと比較するのは他のキャラクターたちが哀れです。
そこで今回は、ゴンたちメインキャラクターですらまだ未熟だった287期ハンター試験最終試験出場者の強さランクを考えたいと思います。
ハンター試験全体に出場したキャラクターではなく、287期ハンター試験の最終試験まで進んだキャラクターでのみ強さランキングを考えてみようと思います。
287期ハンター試験最終試験とは?
(引用:HUNTER×HUNTER 4巻130P/冨樫義博)
ゴンが受験し、合格したハンター試験の最終試験です。
試験内容は毎年試験官によって決められるため毎回異なるのですが、287期の最終試験は会長ネテロの計らいで、「1対1のトーナメント方式の決闘」となりました。
ルールは、対戦相手を殺害した場合即失格で、勝利条件は相手に「参った」と言わせること。1対1といえども殺害してはいいけない上、最終試験まで勝ち進んだ強い意志を持つ受験者の意志を折るように「参ったと言わせなければならない」という逆の意味で難しい試験となったのです。
受験生は最終試験前にネテロとの面接で
- ハンターの志望理由
- 注目している他の受験生
- 最も戦いたくない受験生
を聞かれ、これらによって身体能力値、精神能力値、印象値が決められ、トーナメントの位置が決められています。
トーナメントのうち、1勝でもすればハンター試験合格となり、負けるとトーナメントの順位が上がっていき、最終的に1名のみが脱落する負け上がり式のシステムでした。
すなわちネテロとの面接でハンターとしての素質が高いものほどトーナメントで戦う回数が増え、合格の可能性が上がっていくことになるのです。
最終試験参加者のプロフィール
次に最終試験参加者の大まかな情報を書いていきたいと思います。
ゴン=フリークス
(引用:HUNTER×HUNTER 4巻154P/冨樫義博)
まずは主人公のゴンです。ハンター試験初挑戦ながら最終試験まで進みました。
野生の中で育ったため高い身体能力や嗅覚、鋭い勘、気配を消す能力(のちに無意識に「絶」を使っていたことが判明します)などを有し、自由自在に釣竿を操り、試験を切り抜けていきました。
ハンター試験の時点では念能力は使えず、ほとんど身体能力とひらめきのみで課題をクリアしていました。
しかし、当時でも並の人間では歯が立たないほどの強さを有しており、他の受験生に対して劣っていたというわけではありませんでした。
最終試験ではハンゾーと対戦。3時間以上ひたすら殴られ続け、左腕を折られるも、絶対に参ったと言わないゴンにハンゾーが根負け。さらにハンゾー自身もゴンを気に入り、自ら対戦を辞退したことで、戦いという面ではにハンゾーの圧勝でしたが、精神を折られることのなかったゴンが勝利し、ハンター試験に合格しました。
キルア=ゾルディック
(引用:HUNTER×HUNTER 4巻180P/冨樫義博)
暗殺一家ゾルディック家において才能は抜群と期待されているゴンの友人です。
ハンター試験には腕試し程度に参加するものの、最終試験までほとんど苦戦することなく試験を楽しみながら突破していました。
ゴン同様キルアも当時は念を使えませんでした。ゾルディック家では執事も含めほとんどが念能力者で、キルアより年下の弟(?)のカルトですら念を使えているのにキルアは存在すら知らないというのはハンターハンターにおける屈指の謎なのですが、この謎については別記事で触れています。
ただキルアの戦闘技術は既に念能力者並で、大量殺人鬼・ジョネスの心臓をすれ違いざまに抜き取ったり、歩きに緩急をつけて自身を分身してみせる暗殺者の技術「肢曲」にネテロが感心したりしていました。
まだ未熟ではあったものの受験者の中ではトップクラスの実力であったことは間違い無いでしょう。
最終試験では初戦のポックルは気分が乗らないという理由で棄権。
次のギタラクル戦では、ギタラクルが実の兄・イルミが変装している姿だとは知らず、イルミのプレッシャーに押し負けて棄権してしまいました。
最終的にキルアはレオリオと戦うはずだったボドロを殺害し、試験失格となりました。
クラピカ
(引用:HUNTER×HUNTER 4巻17P/冨樫義博)
ゴンがハンター試験に向かう船の中で出会った青年です。17歳でゴンよりも5歳ほど年上。
幻影旅団によって壊滅させられたクルタ族の同胞の仇討ちと、闇の市場で売買されている「緋の眼」を取り戻すために、プロハンターになる目標を持っていました。
ハンター試験中はゴンとレオリオ(レオリオとは試験中ほぼすっと一緒)に行動を共にし、協力し合いながら最終試験まで勝ち上がりました。
豊富な知識と冷静な判断でm熱くなりがちなゴンとレオリオをまとめていました。
しかしクラピカも幻影旅団絡みになると見境なくなってしまうところがあるので、その時はゴンとレオリオが制するというような関係になっています。
クラピカも試験当時は念を使えず、ロープで繋がれた2本の木刀で戦っていました。
旧アニメだと木刀には真剣が仕込んであって、最終試験ではヒソカと戦いました。結構善戦してたんですよね。
しかし、ヒソカが幻影旅団の情報を教え、自ら棄権したことでクラピカの勝利となり試験に合格しました。
レオリオ=パラディナイト
(引用:HUNTER×HUNTER 5巻15P/冨樫義博)
クラピカと同じくゴンとハンター試験へ向かう船であった長身でスーツの男。見た目おっさんですが、当時は19歳。
背は高いものの、基本的には一般人となんら変わらない身体能力で(パワーはかなりあった模様)、多くの危機的場面をゴン、クラピカ、時々キルアに助けられるような形で切り抜けてきました。
熱血漢で優しい人間なのですが、ゆえに突っ走りすぎてしまうこともあり、試験中はクラピカにバカにされまくっていました。
ハンター試験を受けた目的は、最初は金目的と言っていたものの、実は、とある病気にかかった友人が法外な手術代を払えずに亡くなっており、自身が医者になる決意をしたため、医大に通う学費などが免除されるハンターライセンスが欲しくてハンター試験を受けたとのことでした。
もちろん当時のレオリオも念能力は使えず、ナイフと素手で戦うスタイルでした。
最終試験は、対戦相手のボドロがキルアによって殺害されたため、レオリオが繰り上がりで試験合格となりました。
かなり運に助けられた部分も多いレオリオですが、運も実力のうちなのです。
ハンゾー
(引用:HUNTER×HUNTER 4巻140P/冨樫義博)
スキンヘッドが特徴で「隠者の書」という謎の書物を探すべくハンターを目指す忍者です。
忍者は隠密行動が基本であるはずが、ハンゾーはべらべらおしゃべりをしたり、ゴンたちに名刺を渡したり、忍者らしからぬ部分が見受けられました。
反面ビジネス面での交渉などはうまそうなので、個人事業主であるハンターには向いているかもしれません。ネテロから見たハンターとしての素質も受験生の中でトップでしたし。
生まれた時から忍法の修行をしており、18年の人生ほとんどすべてを修行に使ってきたという、キルアに似た人生を歩んできています。
ゴンと同じ12歳くらいにはすでに人も殺しているとのこと(キルアはもっと前から殺しています)。
ハンターとしての素質だけでなく戦闘技術も高く、ゴンを一方的にボコボコにされてしまった上、後述しますがキルアもハンゾーの強さは認めていました。
ポックルと戦った際にもどうやら一方的な試合展開になったようですので、試験当時から非常い強いとみて間違いないでしょう。
クラピカが王子の護衛メンバーとして集めてますし。
武器として手首に仕込んだ刀をゴンに対してちらつかせていましたが、使うことはありませんでした。ハンゾーも当時は念を使えなかったものの、ゴンと同じくらいの時期に修行を始め、ゴンたちよりも早く体得していました。
ちなみにハンゾーは雲隠れ流の上忍です。
雲隠れといえば・・・「NARUTO」のキラービーや、子供の頃の日向ヒナタを誘拐し、白眼の秘密を探ろうとした雲隠れの忍頭を思い出します。
ポックル
(引用:HUNTER×HUNTER 5巻54P/冨樫義博)
未確認生物を見つけ出す「幻獣ハンター」を目指す青年です。
作中の活躍としてそれほど目立った場面はありませんでしたが、最終試験までたどり着くくらいの実力はありました。
しかし基本的にレオリオ以上に貧弱扱いされていたキャラクターでもあります。
でもポックルは単独で行動していたと思われるので、かなり高い実力はあったと思うんですけどね・・・。
武器は弓矢を使っていました。
試験当時も念は使えなかったようで、念の体得にもかなり苦戦していたようです。
キメラ=アント編で再登場した時は、元々の武器であった弓矢をモチーフにした念能力を開発していました(弱いキメラアントにしか効いていませんでしたが)。
最終試験では初戦のハンゾー戦ではあっさり敗北。次のキルア戦ではキルアが戦闘開始後即棄権したため、そのまま試験合格となりました。でもポックルは下手に合格しない方が良かったと思います。後にピトーに脳みそをいじられ、キメラアントに念能力の詳細を教えちゃいましたから・・・
(引用:HUNTER×HUNTER 19巻168P/冨樫義博)
ヒソカ=モロウ
(引用:HUNTER×HUNTER 4巻19P/冨樫義博)
ゴンのライバル(?)的存在になったヒソカも287期のハンター試験を受けていました。
受験理由は「プロハンターになると殺人を犯しても免責になる場合が多いから」という,
実に快楽殺人鬼らしいもの。
ヒソカは前年の試験も受験していたそうですが、無限四刀流の人を半殺しにしてしまい、失格処分となっていました(287期の試験で無限四刀流の人はきっちり殺害した模様)。
試験中は「試験官ごっこ」と称し、ヒソカは大量の受験生を影ながら殺害していました。
当時のヒソカは周りの受験生からも非常に警戒され、「出会ったらおしまい」くらいの危険な存在と認識されていました。まぁその通りだったのですが。
ゴンの潜在能力をハンター試験中に高く評価し、以降ゴンの行く先々に現れて、時には敵として、時には味方として奇妙な関係が築かれていきます。
試験当時は主にトランプを投げる斬撃にて戦っていましたが、ヒソカは当時から念が使えており、他の受験生より大分有利な状況で試験を受けていました。
最終試験ではクラピカ戦を棄権するものの、のちのボドロ戦ではボドロをボコボコにした後、ボドロに何かを耳元でささやき、ボドロを棄権に追い込みました。ささやいた内容は不明です。
この時のヒソカは本当に怖かったなぁ・・・この時は。
イルミ=ゾルディック(ギタラクル)
(引用:HUNTER×HUNTER 4巻185P/冨樫義博)
ゾルディック家の長男でキルアの兄にあたります。
暗殺の仕事の関係でハンターライセンスが必要となり、ハンター試験を受けに来たところ偶然にも家出したキルアに遭遇。母親からキルアの様子を見てくるようにとも頼まれていたので、試験を受けつつキルアの動向も監視していた様子でした。
試験には「ギタラクル」という偽名と、自らの顔に針を刺して骨格を変えて身分を偽って受験していました。これはキルアにバレないようにするためなのか、他に事情があったからなのかわかりません。
イルミもヒソカ同様に念を使え、最終試験ではオーラでキルアを萎縮させ、降参させていました。
イルミは基本的に、針を投げて急所をつくという方法で戦います。
イルミが試験中も戦闘で念を使っていたかは不明ですが、ハンター試験参加者は念能力者じゃない人が多かったので、イルミやヒソカレベルの使い手ならば念なしでも余裕で倒せたことでしょう。
一応最終試験でイルミに注意を促した審判・マスタを針で骨格を変えてゴンの居場所を吐かせようとしましたが、念というか発を使ったとみられる描写はここくらいでしょうかね。
ちなみにヒソカとイルミはハンター試験が初顔合わせで仲良くなり、以降ビジネスパートナー的な関係になったようです。
イルミがヒソカに「短い付き合いだけどヒソカの好みはわかった」と言っていますので、ハンター試験中に知り合ったものだと思われます。
ボドロ
(引用:HUNTER×HUNTER 5巻25P/冨樫義博)
謎のおっさん・ボドロ。
最終試験まで残るということはそこそこの使い手のはずです。
が、ネテロの評価では「戦闘経験はあるけど格闘能力はレオリオ以下」とのことでした。どうしたボドロ!?
(引用:HUNTER×HUNTER 5巻36P/冨樫義博)
またネテロはボドロに対して「キャラが被ってる」とも発言していました。
これは単純にジジイだからではなく、ネテロ自身、格闘家としての限界を46歳時点で感じ取っていたことから、冴えない格闘家として同じ匂いをボドロにも感じ取っていたのかもしれません。
その後ネテロは1日1万回感謝の正拳突きで最強の念能力者になりましたので、もしかしたらボドロも鍛錬次第ではネテロ並に・・・いや、それはないか。
(引用:HUNTER×HUNTER 25巻90P/冨樫義博)
ボドロは最終試験でヒソカにボコボコにされた挙句、キルアに殺害されるという悲運な運命をたどります。なんだったのか?と言われがちなキャラクターです。
以上の各キャラクターの情報や単行本の内容をもとに、この9名の強さランクを考えていこうと思います。
287期ハンター試験最終試験出場者の強さランク
実は上位の力関係に関しては、作中でキルアがある程度言及してくれているんですよね。
キルア自身は適当と言っていましたが、かなり合っている気がします。
(引用:HUNTER×HUNTER 5巻175P/冨樫義博)
(引用:HUNTER×HUNTER 5巻176P/冨樫義博)
ヒソカとハンゾーが僅差。それにはるかに劣る形でゴンが位置しています。
どのように書き記しているかわかりませんが、画像のキルアの位置的に
ハンゾー>>>ヒソカ>>>>>>>>>>>ゴン
のように直線的に書いてそうなんですよね。そうなるとなんだか一番左のハンゾーが一番強そうに思えますが、ハンゾー自身戦いたくない人物としてヒソカを挙げていおりましたし、ハンゾーは念能力の心得がなかったことを考えても
ヒソカ>>>ハンゾー>>>>>>>>>>>ゴン
のような関係だと思います。ヒソカが1番、次にハンゾー、だいぶ離されてゴンという関係ですね。
さらにキルアの自己評価はハンゾーの次あたり(平常モードかつ謙虚に考えて)だそうなので、
ヒソカ>>>ハンゾー>>キルア>>>>>>ゴン
という感じになるかと。
しかし当時のキルアはイルミの針が刺さっていたにもかかわらず妙に自信ありげなので、平常モードではハンゾーより下と言っていましたが(そもそも平常モードと本気モードの差がいまいちわからないですが)、実際に本気でもハンゾーより少し弱いか同じくらいだったのではないかと思います。
ハンゾーの方が年上で18歳ですからね。12歳の少年より身体能力が高くて当然です。
キルアは兄のイルミに対しだいぶビビっていたので試験時点ではイルミの方が圧倒的に強かったと言えます。
さらにヒソカが会長選挙の時にイルミを評価したところ95点でした(何をもって95点なのかわかりませんが、おそらく戦って面白そうかどうかを評価しているのだと思います)。
もしヒソカ自身の力が100点としてイルミが95点なのだとしたら、ヒソカとイルミの強さ関係はほぼ互角かと。とすると
イルミ=ヒソカ>>>ハンゾー>>キルア>>>>>>ゴン
という感じになります。上位層はこんな感じでしょうね。
そしてそこに準じるランクとして上がってきそうなのがクラピカ。
ハンター試験当時のクラピカには群を抜いた身体能力などはなかったものの、頭脳戦などが得意そうなので、策を張れば身体能力を十分カバーできたかと。
さらにクラピカは緋の眼発動時にはオーラの絶対量が増えますし(当時その設定はなかったと思われますが)、念の修行から半年足らずでウボォーギンを仕留めるレベルにまで念の力を高めています。潜在的な力を考えても試験時のゴンと同等程度の実力があったと思います。
クラピカとレオリオならさすがにクラピカが勝つでしょうね。武器性能差と潜在能力の差もありますし。
レオリオの潜在能力は、人を扇動したり、強運にあると思いますので、クラピカとはベクトルが違いますね。
次が問題で、レオリオとポックルはどっちがついのかという点です。
どちらもそれほど強い描写は見られませんでした。ただ武器の性能を考えるとポックルは弓矢、レオリオはナイフであったため、遠距離から攻撃できるポックルの方が有利なはず。
弓矢の弱点としては、矢が切れてしまうと使い物にならなくなるという点。
そうなるとレオリオ有利です。レオリオは2週間でゾルディック家の試しの門を2の門(総重量8トン)まで開けるほどの筋力の持ち主ですので、ポックルもぶん殴られれば流石にヤバイでしょう。
レオリオはゴン、クラピカと同じ船に乗り合わせたところから、会長候補、そして十二支んに選抜されるにいたったほど強運を持つ男。弓矢は当たらない気がします。ということでレオリオとポックルはレオリオが勝ちそうです。
残るはポックルとボドロですが・・・ボドロさんはレオリオとは逆に運がない男ですので、ポックルの矢で貫かれるでしょう。作中公式の雑魚キャラですので・・・なんだかかわいそうになってきたなボドロさん。今度考察記事書いてあげよう!
という感じです。
さらに付け加えると、私の中では念能力者に対して非念能力者では太刀打ちできない問いう考えがあります。「発」が戦闘用の念能力でなくても、オーラを込めたパンチを当てるだけで常人は耐えられないという描写が作中にあるからです。
しかも最終試験で念能力者だったヒソカとイルミは殺人鬼と暗殺者というバリバリの戦闘タイプですから、ハンゾーがいかに力があっても、戦闘にオーラを使われたら勝ち目は無かったでしょう。
以上のことから考えると、
ハンター試験最終試験出場者の強さランクは
Sランク:ヒソカ、イルミ(ほぼ同等)
Aランク:ハンゾー、キルア(ハンゾーの方が若干上)
Bランク:ゴン、クラピカ(ほぼ互角)
Cランク:レオリオ
Dランク:ポックル
Eランク:ボドロ
となると私は考えました。
あくまで個人的な意見ですので、皆様の考え方があるかとは思います。
主人公のゴンはハンター試験時、まだまだ上がいるという感じでしたが、キルアに関しては、強さはある程度高い水準だったかなと。
天空闘技場では6歳で200階にたどり着いてますし、ヨークシンシティでも不意打ちとはいえ幻影旅団メンバー・パクノダの腕を折り、マチ胸を突き刺し(羨ましい)、グリードアイランドではサブを両手が使えない状態で圧倒し、キメラ=アント編では兵隊長を多数倒し、ユピー、プフを翻弄するという具合にどの章でも安定して強キャラですね。なかなか優遇されています。
ヒソカとイルミの実力のそこは未だにわからないのでそろそろ冨樫先生に描いて欲しいところです。ハンゾーは再登場したので、そろそろ能力が判明するかなと思います。
ポックルとボドロ以外まだ作中に登場しているのが、結構意外ですね。