私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

【ハンターハンター】クロロは旧アニメスタッフからも愛されていた!やっぱりクロロモテ過ぎ!

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久しぶりにハンターハンターに関する記事です。
今回のテーマは


「改めて考えると旧アニメ版ハンターハンターのスタッフに対するクロロへの愛情はかなり強かったなぁ。クロロモテすぎだなぁ。」


ということですね。


旧アニメ版のクロロは非常に力を入れて描かれている気がします。
代表的なのはクロロvsシルバ・ゼノの一戦ですね。もう15年以上前の作画のはずですが、今見ても色褪せない臨場感と迫力があります。

 

 

 

 

 

このシーンだけ見ても明らかにクロロはアニメスタッフから愛されてるなぁと思えますが、個人的にはもう一つクロロが愛されてると感じたシーンがあります。


正確に言うとアニメではなくOVA版になるのですが、ゼノ・シルバ戦終了後、オークションの宝を手に入れた旅団がクロロに「ラブリーゴーストライター」の能力で占ってもらうシーンです。
各団員の占い結果から、ヨークシンシティを離れるか、ヨークシンシティに残りクラピカを探し出すかを決める大事な場面です。


各団員の中には死を彷彿とさせる予言が出た者もおり、本来ならクラピカを負わずヨークシンシティを去れば誰も死なずに済んだ可能性が高かったのですが、ヒソカはクラピカと手を組みクロロと戦いたかったので、ヨークシンシティに旅団を足止めするよう占いを改ざんするんですよね。


ヒソカの嘘の占い結果に翻弄される旅団ですが、クロロはヒソカの占いと幾つかの質問からクラピカの能力を割り出します。
その際のクロロのセリフが、原作だと以下のようになっています。


原作クロロのセリフ

「赤目の客…鎖野郎は…最低でも2つの能力を有する敵だ。1つはウボォーを捕らえた時の能力。もう1つはヒソカの言動を縛っている能力。
後者の能力は『掟の剣』という表現から察するところ、相手に何らかのルールを強いるものだろう。
『オレにウソをつくな』と『オレに関して一切説明するな』といったところか、鎖野郎がヒソカに与えた『掟』は。


ここからはさらに想像に依るが、ヒソカの体内には敵が仕掛けた何かが埋まっている。
『物々交換』で『差し出す』とあるにもかかわらず『攫う』のでは前後の文意が食い違ってしまう。これは『掟の剣』がヒソカを攻撃するという予言を暗示させるため差し出すと刺し出すを掛けたものだと思う。」

 

というセリフです。
この時のクロロの鎖野郎とヒソカに対する推察は正解でもあり不正解でもあるんですよね。


クラピカの能力が最低でも2つというのは正解で、この時点でクロロが想像したのは「チェーンジェイル」と「ジャッジメントチェーン」の存在。確かに両方ともクラピカの能力です。


さらにジャッジメントチェーンの能力を「相手にルールを強いる能力」とまで推察しています。ヒソカが肝心なことを喋らないので、クロロはジャッジメントチェーンの能力を推察することができました。これも正解です。


しかし、「ヒソカの体内に何かが埋まっている」というのは正解でもあり不正解でもあるんです。確かにジャッジメントチェーンは対象者の心臓に掟の剣を物理的に刺す能力ですが、この時のヒソカには刺さってはいませんでした。
さらに「掟の剣がヒソカを攻撃する」という想像から「ヒソカの体内に何かが埋まっている」と推察するのは少し強引といいますか、飛躍している感じがあるんですよね。
もしかしたらヒソカがウソをついたらその場から存在が消えてしまうとか、どこからともなく弾丸が頭を撃ち抜くとか、そういう念能力である可能性も考えられるのです。


結果的にジャッジメントチェーンは体内に鎖をつけ埋め込む能力なのでクロロの想像した通りになるので正解でもあるのですが、いかんせんヒソカの体内に何かが埋まっているとという想像は強引というか蛇足感が否めません。
「ウソをつくと攻撃される」だけでも「ジャッジメントチェーンは相手に能力を強いる」という推測は可能だと思うのです。

 

 

 

 

 

そんな私のようなひねくれた読者の要望に、アニメスタッフは答えてくれていました。
OVA版の同じシーンでのクロロのセリフは、


「赤目の客…鎖野郎は…最低でも2つの能力を有する敵だ。1つはウボォーを捕らえた時の能力。もう1つはヒソカの言動を縛っている能力。
後者の能力は『掟の剣』という表現から察するところ、相手に何らかのルールを強いるものだろう。
鎖野郎がヒソカに与えた『掟』は、『オレにウソをつくな』と『オレに関して一切説明するな』といったところか…」


となっており、「ヒソカの体内に云々」のくだりはカットされていました(ちょっと記憶違いの可能性もありますが、確かそうだったと思います)。
これはたぶんクロロの推測を100%正解にするためのアニメスタッフからのクロロへの気遣いではないかなと思います。クロロの株を落とさないための。

 

実際のところ、OVA版はかなり原作からカットされているシーンが多く、このクロロの推測ののちにある、ナレーションによるヒソカがウソの占い結果を用いた理由とその内容に仕組まれたトリックを種明かしするシーンなども丸々カットされ、視聴者に「汲み取ってね!」みたいになっています。一回見ただけじゃわからないですけどね。


単純に制作費を掛けないために、できるだけ短くするために余計な部分は排除しようとしていたのかもしれませんが、私は何となく当時のアニメスタッフはクロロがお気に入りで、「完璧なクロロ」を描きたかったんじゃないかなと思います。

 

 

 


ハンターハンター再開でついにヒソカvsクロロ戦が描かれた際も、やはり未だにその人気は健在でしたからね。戦闘には賛否両論でしたが。
旅団メンバーはクロロが大好きですし、ヒソカも付け狙ってますし、アニメスタッフにまで愛されているなんてどこまでモテるんだよ…
クロロになりたいなぁ〜

 

 

 

 


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頭の重さは7〜8kg!ヒソカもバンジーガムで振り回してたけど…

気がついたら首がかなり凝っていました。
いてて…ただ痛いだけなら良いんですけど、首が凝ると体調も悪くなってきますよね。
吐き気がするというか、頭に血が回っていないような、圧倒的不調に陥ります。


何気なく生活していますが、首が支えている人間の「頭」は割と重いんですよね。
ちょいとネタバレになってしまいますが、ハンターハンターの最新話でクロロと戦ったヒソカは、バンジーガムで人間の頭部をヨーヨーのように使うことで武器にしていました。
その際の説明で、


「成人男性の頭部で大体7〜8kg、これはボーリングの球と同じくらいか上回るくらいの重さ」

 

 

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って書かれていました。
7〜8kgの頭を首は支えているんですよね。こんな細い首が。7〜8kgほどのものをずっと支え続けてるんですから、それは筋肉も凝りますよね。
立ってても、座ってても首は頭を支えているわけですから、寝てるのが1番ですね。たくさん寝ましょう。


それか、なんか肩に取り付けて頭を支えることができる柱みたいな機械が編み出されたりとかすれば、楽になるかもしれませんね。
ちょっとダサいですし、めちゃくちゃガチャガチャいってうるさそうですが。


首が凝ったとき、私は自分が耐えられるギリギリの温度のお湯を湯船に入れて、首まで浸かり、しばらくしたら湯船から出る、そしてまたしばらくしたら湯船に浸かる、これを繰り返します。
理屈としては、お湯に浸かると筋肉が緩んで血管が開く、そして湯船から出ると筋肉が寒さで縮んで血流がポンプの要領で加速する。これを繰り返すことで血流を良くし、凝りをほぐします。


はい、我流のやり方ですので、効果があるかどうかは不明です。なんとなく良くなる気持ちがします。病は気からです。

 

 

 


ちなみに話は変わるんですけど、
さっきヒソカが人間の頭部をヨーヨーのようにして武器に利用したと書きましたが、

 

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ヒソカは幻影旅団の腕相撲ランキングで3位に入るほど力があるはずなのですが、7〜8kgの頭を武器にするのはどうなのかと思うのです。
キルアのヨーヨーは50kgでしたので、その後ヒソカが人間の頭部を振り回していても見劣りしてしまいますよね。


その後は人間5人を振り回していましたけどね、もっと最初からやってれば良かったんじゃないかなと思います。結局勝負は…おっと結果は言わないほうが良いかな。


こうして起きているだけで首には負担がかかっているので、早く寝ましょうね。

 

 

 

 

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【ハンターハンター】ツェズゲラさんのような「良いおっさん」になりたい!!

グリードアイランド編に登場するツェズゲラさん。

昔はツェズゲラさんのことを「なんかウザいおっさん」くらいにしか思っていませんでしたが、大人になってツェズゲラさんの年に近づくにつれて(ツェズゲラさんが何歳から知りませんが)、段々と彼の良さがわかってきました。


今回は嫌味な男に映りがちなツェズゲラさんの良いところを紹介しようと思います。

なんだかんだでツェズゲラさんは良いおっさんだと思うのです。

ツェズゲラさんとは?

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「グリードアイランド」という、念能力者にしかプレイできないゲームのクリアを目論む大富豪・バッテラ氏に雇われたハンターの1人。

ツェズゲラさんはバッテラ氏にもかなり信頼されており、グリードアイランドクリアに名乗り出たハンター達の能力を査定する役割まで与えられていました。


一つ星ハンター(シングルハンター)の称号を持つハンターであり、当時のゴン、キルアより総合的な能力は上(自称)とのことでした。

 

しかし、キルアに「練(修行の成果)を見せろ」と言われた際に、突如上空に飛び上がり、「垂直跳びの自己ベストは16m80cm」と自慢しだすという謎の実力の示し方をし、すごいのかイマイチわからないキャラクターとなりました(その直後ゴンとキルアにもっと高く飛ばれていました)。

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 段々と良い人になるツェズゲラさん

最初はゴンとキルアを査定する側として「練を見せろ」と偉そうだったツェズゲラさん。

さらにゴンとキルアが言葉の通り、オーラを練る「練」をすると、ツェズゲラさんは、

「何普通に『練』やってんの?言葉の意味も理解してないやつらにグリードアイランドクリアなんて無理だから帰れ。」

 というような態度を取り、ゴンとキルアを苛立たせました。

 

この後からです、ツェズゲラさんが段々と良いやつになるのは。


ゴンとキルアに出会った数日後、再び選考会で2人を査定することになったツェズゲラさん。

2人はたった数日で「発」を体得しており、

「あり得ない…たった数日で『発』を体得するとは…」

とゴンとキルアの才能に気圧されていました。

 

その後、ツェズゲラさんがグリードアイランド内でゴン達に出会ったのは、レイザーとの戦いを乗り越え「一坪の海岸線」を手に入れるためでした。

お互いに手に入らずにいたカードであったため、行動を共にすることに。


ドッジボール戦でのツェズゲラさんは、ゲーム序盤にレイザーと念獣達との連携パスに翻弄され、ボールがぶつかる瞬間にオーラの攻防力移動で防御し、威力を軽減するものの肋骨などを骨折し、早々にリタイアしてしまいました(そのあとヒソカに「一度外野(念獣)をパスが経由すれば威力が落ちる」と言われてしまいます)。


なんとも見せ場のないツェズゲラさんですが、ここからさらに良いおっさんぶりを発揮するのです。


ゲームから外れ休息をとるツェズゲラさんは、ゴンとキルアのオーラの攻防力移動を見て「美しい」と評価します。あれだけ2人を見下していたツェズゲラさんからは想像もつかない言葉です。

さらにそんな2人のひたむきさを見て、「総合的な力は自分の方が上」と感じながらも、何年も怠っていた基礎修行をしなければと考え方まで改めます。若い世代の才能を見て、嫉ましく思うのではなく、むしろ自分を見直す機会とする、これはおっさんの鑑でしょうね。

気を遣えるツェズゲラさん

さらにツェズゲラさんは気まで遣えるおっさんです。


ゴンの「ジャン拳グー」で打ち出すボールでなければレイザーには敵わないことがわかったゴン達ですが、グーでボールを打ち出すためには、ボールを素手で支える必要がありました。

その役割を負ったのがキルアでしたが、ゴンの邪魔にならないよう手をオーラでガードしていなかったキルアの手は、元に戻らないと思えるほどグチャグチャになってしまいました。

そんなキルアの様子に最初に気がついたのがツェズゲラさんでした。そしてツェズゲラさんは、

「自分の超高速の攻防力移動ならばゴンの邪魔をせずボールを支えることができる」

と不調のキルアの代わりを務めようと名乗り出ます。

自分の実力を「超」をつけてまで美化するのはどうかと思いますが、何歳も年下の子供にすら敬意を払い、代役を務めようと気を遣えるのがツェズゲラさんの良いところなのです。


しかし悲しいことにこの後ツェズゲラさんは、ゴンに

「お前じゃ無理。キルアじゃなきゃダメ。」

というようなことを言われ、せっかくの提案も却下されます。

 


ゴンに無下に扱われたツェズゲラさん。

普通子供に自分の提案を真っ向から拒否られたら普通のおっさんならブチギレていることでしょう。

しかし、最後のゴンとレイザーの一騎打ち。

オーラを使い果たし気絶してしまったゴン。

真っ向からレイザーを倒さなければ意味がないと言い放ったゴンですが、結局は気絶してしまい、もし本当の戦闘ならこの時点でゴンの負けと言っても過言ではないでしょう。


けれどもここでさらにツェズゲラさんの良いところが発動!

気絶してレイザーの返したボールを避ける形になってしまったゴン。しかしこのままボールは場外に出てレイザーはアウトになり、ゲームとしては勝ち。勝負としては負けたと言えるゴンに対してもツェズゲラさんは

「ゴン、お前の勝ちだ!」

とゴンを賞賛しました!

確かに今回はドッジボールのルールで勝てば戦いに勝ったことになります。まるで課題をクリアした小学生を褒める先生のようにゴンを勝者認定してくれました!


条件を満たせば、どんなに自分に歯向かってきた子供に対しても賞賛し、しかもその基準が結構甘いという、優しさ!これもツェズゲラさんの良いところです!優しいおっさんツェズゲラさん!

 

しかしこの後ヒソカがアウトになるはずのレイザーのボールをバンジーガムで弾き返し、

「完璧に勝つ、だろ?ゴン」

とレイザーをアウトにし、ゴンの意向をしっかりと全うしてくれた上に、せっかくのツェズゲラさんの優しさを崩してくださいます。

…ツェズゲラさん…

ツェズゲラさんみたいなおっさんになりたい

咬ませ犬感の拭い去れないツェズゲラさんですが、徐々に丸くなり、作品が進むごとに随所に良さが見られるようになります。

最初は厳格で無粋な人だと思いましたが、そんな厳しさの中にしっかりとした人間性、優しさを持っている。それがツェズゲラさんだということです。


一見怖い上司も、実は自分のことをよく見てくれていて、評価してくれていて、上司自身も我が振り直しているかもしれません。

そんな人が自分の周りにいることは幸せなことですし、逆に自分がツェズゲラさんくらいのおっさんになった時には、ツェズゲラさんのようなおっさんになっていたいですね。


…本当はモラウみたいなおっさんが良いんですけど。

 

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【ハンターハンター】幻影旅団の実力は暗黒大陸でも通用するのか?

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ハンターハンターがまた良いところで休載となってしまいました。
暗黒大陸にたどり着くことすらせず休載というのはハンターファンにとっては生殺しみたいなものですね…


一応クロロvsヒソカという多くの人々が待ち望んだバトルは描かれましたが…なかなか腑に落ちない結果になってしまった気がしないでもないです…


ストーリーは進捗したものの、あともう10話くらい描いて欲しかったなという感じです。
そうすれば暗黒大陸の触りくらいまでは見れたのかなと思います。冨樫先生も展開を考えるのに苦労しているのかもしれません。
冨樫先生の頭の中でも暗黒大陸は謎な状態なのかも。

 


クラピカを始めとする各キャラクターたちが暗黒大陸に向かっています。
あの幻影旅団も暗黒大陸に向かっているようですが…


幻影旅団の実力は暗黒大陸で通用するのか?


と疑問に感じてしまいます。
キメラアント編で旅団が登場した22巻あたり。
確かに個々に凶悪な力を持つ蟻と、今まで強い強いと言われていながら実力がベールに包まれていた旅団。どちらが強いのか読者としては気になるところでしたが、冨樫先生は一部描いてくれました。


しかしそれがマイナスになってしまいました…
蟻との戦いが描かれたのは旅団メンバーのうち


フェイタン
シズク
フィンクス
ボノレノフ
シャルナーク
カルト


の6名。

 


「苦戦しても仕方ない」というメンバーと、「あなたには圧勝して欲しかった」というメンバーがいますね。

 

 

 

 

「仕方ない」というメンバー


シズク


シズクの相手はパイクという蜘蛛型のキメラアントでした。パイクは護衛軍、師団長の下に位置する兵隊長です。通常の戦闘兵より強い上位種と言えます。


一方シズクは、旅団内では戦闘担当ではなく情報処理担当。もちろん並みのハンターでは敵わない実力を持ってはいますが、能力的にも戦闘特化型ではありません。
そんなシズクはパイクを仕留めるのに、無傷で達成したもののそこそこ苦戦を強いられます。
戦闘タイプでないことを考えると、まぁ仕方ないですね。

 


シャルナーク


シャルナークもシズク同様の情報処理担当。しかも敵のキメラアントは操作系。同じく操作系のシャルナークは「携帯する他人の運命(ブラックボイス)」の能力でアンテナを敵に刺せば勝ち確定ですが、相手が既に操作されている場合はアンテナを刺しても無効になるという唯一と言っていいほどの弱点を突かれました。


シャルナークは自らにアンテナを刺して、強制的に戦闘力を向上させる能力で敵を瞬殺しましたが、弱点を突かれた上に実質2対1だったことを考えるとまぁ苦戦しても仕方ないかもしれませんね。

 

 

 

「あなたには圧勝して欲しかった」


以下のメンバーには圧勝して欲しかったメンバーです。うーん、なかなか擁護するのも難しい…

 

フィンクス


強化系で、明らかに戦闘特化した念能力を持つフィンクス。敵のキメラアントは、兵隊長のさらに下のキメラアント。特に名前もないです。
その蟻にフィンクスの念を込めたパンチは効いておらず、発を使って倒しました。
戦闘兵レベルの蟻はキルアが何体も瞬殺してますので、発を使うまでもないはずなのですが…
どうしたフィンクスさん。手を抜いていたのかな?手抜いてたんだよね?

 


カルト


カルトの敵も戦闘兵。同じく発を使って倒しました。カルトは「獲物をなぶる悪い癖」があるらしく、わざと戦いを長引かせていたようですが、お兄ちゃんは一発で命を獲りにいっていました。暗殺一家なのだから獲物をなぶってちゃダメなんじゃないかな…?

 


フェイタン


フェイタンの相手は師団長のザザン。旅団が戦った蟻の中では最も強い蟻でしたし、師団長の中でも事戦闘に関しては最も強い種だった様な気がします。ウェルフィンやヂートゥよりは強そう。
この時のフェイタンは腕が鈍っていたらしく、本調子でなかった様子。とはいえザザンの念弾(弱っちいやつ)で服が破けて吐血するほどのダメージをくらい、腕も折られてしまいました。
フェイタンの発からしてあえてダメージを受けなければ発動出来ないもののようですが、その割にはマジギレしてましたし、不本意にダメージを喰らっていた様でした。


同じく師団長と戦ったモラウはヂートゥ、レオルと2体を倒しています(ヂートゥは命は奪っていませんが、念能力を封じたので実質勝ちと言えるでしょう)。モラウは「もし全力ならばプフを倒せた可能性もある」くらい強いことも考えられますが、蟻編で突如現れたモラウに、それまで最強格だった旅団メンバーが実力的に下回るというのはちょっとショックでしたね。

 

 


ボノレノフ


個人的にボノレノフさんが結構ヤバイかも…
ボノレノフさんの相手は全身針まみれのキメラアント。ポンズを銃で撃ち殺したとされている蟻です。名前もないので恐らく戦闘兵、ゴン、キルアが瞬殺していたレベルの敵です。


ボノレノフは最初の攻撃から発を使いましたが、まさかのノーダメージ。
「所詮は獣の戯言、俺の心には響かない」とカッコいいセリフを残しましたが、ノーダメージ!ちょっとカッコ悪い状態でした。
結局、「木星(ジュピター)」で倒しましたが、正直戦闘兵1匹倒すのにこれほどまでの技を出す必要があったのかと思うほど、オーバーキル感が否めませんでした。
それほどまでに強力な技はあるにはあるのですが、戦闘兵に発が全く効かなかったという事実はかなり厳しいと思います…

 

 


このほかのメンバーの実力はまだ未知数ですので、今後活躍する可能性はありますが、キメラアント編での旅団たちの戦闘は彼らの評価を下げる結果になってしまったと思います。


少なくとも、全員師団長と戦っていればまだイメージダウンには繋がらなかったかなと思います。
それか、キルアの活躍をもう少し抑えるべきでしたね。キルアは戦闘兵複数体を、数日間寝ずに走り回った状態で惨殺。兵隊長のイカルゴ、オロソ兄妹と連戦し勝利。さらにはゴンのジャジャン拳にも念なしで耐えるほどの硬度を持つ兵隊長ラモットの頭を一瞬で千切り、握り潰すという圧倒ぶり。つい数ヶ月前まで旅団にビビりまくりで戦闘を避けていたはずのキルアが明らかに旅団を上回る功績を立てています。
このキルアの活躍が旅団の評価ダウンにつながっていると思います。

 


暗黒大陸における「強さ」は単純な戦闘能力だけではない様ですが、キメラアントレベルの生物がゴロゴロいて、最強の念能力者であった若い時のネテロが引き返すほどの暗黒大陸を、旅団は乗り切れるのでしょうか?


本当にこのまま乗り込んで大丈夫?
個人的には旅団に好きだからまだまだ活躍して欲しいですが、瞬殺パターンはちょっとなぁ…
事実今もヒソカにやられちゃったメンバーいるし…
しかし、私がいくら祈ろうとも、旅団がどうなるかは、冨樫先生次第…

 

 

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ハンターハンターのレオリオ流「出世街道」は現実社会にも通じる?

仕事をしていると必ず付きまとうのが


出世


という現実問題。
新卒のうちは「そこそこ働いていればそこそこの地位に就けるだろう」程度に考えがちですが、いやいやそうもいかないのが厳しいところ。
やはり優秀な人ほど良い地位を得ますし、年々差がついてきます。あー、考えたくないですね。


しかもただ優秀な人が出世するとも限らないというのも、難しいところ。
マシーンのように仕事をこなしていれば良いわけではないのです。人間関係だったり、ちょっと怪しい関係だったりがあって出世する人もいます。

 


ハンターハンターのレオリオの「出世街道」はなかなか面白いものがあります。
レオリオは決して優秀ではなかったはずが、現在はとても高い地位を勝ち得ています。


今回はレオリオ流の出世街道を紹介していこうと思います。

 

 

レオリオとは?

 

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本名レオリオ=パラディナイト(カッコよすぎ!)


主人公・ゴンが受けたハンター試験に同じく受けていた19歳の男(現在20歳くらい)。
身長は193cmと大柄で(ヒソカより大きいです)サングラスにスーツ姿の男で、謎のおっさんみたいなキャラクターでした。19歳ですがかなりおっさんに描かれていましたね。明らかに19歳ではないです。


念の系統は放出系。パンチを遠距離に飛ばしたり、エコーなどで目に見えない対象物の位置を把握したりできます(エコーに関してはレオリオが使用したわけではなく、レオリオの技を真似たジンが応用して使用しました)。


ハンター試験を乗り越えて以来、ゴン、キルア、クラピカとは友達となり(キルアには名前を覚えてもらえていなかったり、おっさん扱いされたり、クラピカには連絡を無視されたりして、ゴンくらいしかまともに接してくれていませんが)、お互いが困った時には連絡を取り合って、協力し合える関係となりました。

 

 

 

 

レオリオの出世街道


ハンター試験〜ゾルディック家


もともとレオリオは「医者になるため」にプロハンターを目指しました。
友人がとある病気にかかってなくなってしまいましたが、原因は「高額な手術費が払えなかったため」で、決して治らない病気ではありませんでした。
レオリオは医者になり、友人と同じ病気にかかった子どもを治療し、医療費や手術費を取らない医者になりたいと考えていました。


しかし、医者になるためにもお金が必要なのはハンターハンターの世界も現実世界も同じ。そこでレオリオはプロのハンターになれば国立医大の授業料が免除になることを知り、プロのハンターを目指したのでした。

 


試験で知り合ったゴン、キルア、クラピカとともに協力し合いながら試験を突破していきますが、どちらかというとレオリオはみんなの足を引っ張りがちでした。
当然と言えば当然で、ゴンは父親が伝説のプロハンターで、自然の中で培った驚異の身体能力を持っています。
キルアは殺し屋一家のエリートで幼い頃から暗殺や拷問の訓練を積んだ天才です。
クラピカは幻影旅団のウボォーギンが「あいつら強かったな」と評価するほどの力を持つクルタ族の一人。
こんな超人たちの中でレオリオは「背の高い人」くらいのイメージしかなく、男気はあれどもギャグキャラクター感を払拭出来ずにいました。


ただ、ヒソカはこの頃からすでにレオリオの素質を見抜いており、試験中はいつでも殺せる状況にありましたが、あえて殺さず生かすことを選びました。さすがヒソカさん。

 

周りの協力と強運でハンター試験を合格したレオリオ。ここまではあまりレオリオの良さは見えてきません。しかし、プロハンターになったことから、レオリオは完全に出世街道を歩み始めていたのです。

 


ハンター試験をリタイアしたキルアは実家に帰ってしまいます。
キルアを取り戻すため、ゾルディック家に乗り込んだレオリオ、ゴン、クラピカ。
ゾルディック家に入るには「試しの門」と呼ばれる数トンの重さがある門を開ける必要がありました。
厳しい特訓の末、レオリオはゴン、クラピカが開けた以上に重い門を開けることに成功しました!
もともと背が高いので、同じくらいトレーニングを積めば当時のゴンよりパワーがあったのです(今はさすがにゴンに負けるでしょうね)。
戦闘力はほぼないに等しかったレオリオですが、試しの門を開けるほどのパワーをつけたことで、少し強キャラ化しました!これもひとつの出世です!

 

 

 


ヨークシンシティ


しばらく忘れ去られていたレオリオですが、ヨークシンシティでゴン、キルアと再開します(この時キルアにも名前を忘れられていました)。
手始めに「ビートル07型」というカブトムシの形をしたケータイを値切る「値切りオヤジ」と化して、ゴンとキルアに安くケータイを買わせていました。


医大に受験するため勉強中だったはずのレオリオですが、この時すでに念を習得していると語っていました。
しかし念といっても「纏」という念の基本のひとつのみしか使えず、その他の技術については全く知らない様子でした。
この時、ゴンとキルアには呆れられていましたが、レオリオが念のことを詳しく知らなかったことを考えると、恐らくレオリオは独学で念を使えるようになったと考えることができます。


ゴン、キルアはもちろん、クラピカですら師匠のもと念を学びました。それでも急激な成長速度に周りは驚いていましたが、いやレオリオの方がすごいですよ!一部のみではありますが独学でマスターしてますからね!
そこから1年以内に「発」も習得してますから、もし独学でマスターしたとしたらゴンとキルアなんて比較にならないほどのポテンシャルがあったと見て間違いないでしょう。

 


そして、レオリオはヨークシンシティを去る際に、クラピカの同僚センリツから「ヨークシンシティで会った人の中で一番良い心臓の音をしている」との旨を伝えられ、「医者や学校の先生に向いている」とも言われます。
一連の事件の中でレオリオの周囲からの評価はかなり上がったようです。
決して敵と戦ったわけではなですが、仲間をサポートし続けるレオリオは縁の下の力持ちとしてみんなに評価されたのでしょう。


…まぁヨークシンシティでセンリツか会った人って大半はマフィアですし、クラピカは復讐心に駆られてますし、ゴンは根っからのヤバい奴ですし、キルアは元殺し屋ですし、幻影旅団は言わずもがな危険な連中ですしで、この中で一番って言われてもレオリオ的には喜んで良いのかどうか…

 

 

 


選挙〜暗黒大陸


ここでレオリオは急激に出世します!
まさに出世街道のピークと言えるでしょう!


約1年ほどの勉強を経て、医大生になったレオリオ。それもすごいですね!1年の勉強で普通医大生になれないですよ。しかも色々と遊んでいたようですし、それでもなれるってどんだけ要領良いんだ!?さすが独学で念を習得するレオリオだけはありますね。


キメラ=アントとの戦闘後、瀕死の重症に陥ったゴン。にも関わらず見舞いにすら行かないゴンの父・ジンに対してレオリオはブチギレ!
大勢のハンターの目の前でジンを殴り飛ばします!
ジンは好き勝手やり過ぎてハンター協会からは嫌われているようで、レオリオの株が急上昇!行われていた新会長選挙で候補者ランキング第3位に突如としてランクインしてしまいます!

 

結局会長になることはありませんでしたが、(レオリオは不本意ながら)最終候補4人に残る大健闘を見せ、一気にレオリオの名はハンターの中で知れ渡りました。


新人ハンターで、ハンターとしての活動というよりはただの受験勉強をしていたレオリオが、ハンター達のトップに君臨しかけるという事態。まさかの超出世です!
レオリオに殴られたジンからも「あいつは伸び代デケェ」と評価されるほど、これでもないほど株が上がりました。もうストップ高でしょうね。

 


さらに選挙後、「十二支ん」を抜けたジンと元副会長・パリストン。十二支んとは、会長の下くらいに位置する12人のハンターによって組織された、協会の幹部みたいな組織のことです。
ネテロが選んだメンバーで、どのメンバーも曲者ぞろい。高い洞察力と実力を持っているとされています(その割にはジンとパリストンに振り回されっぱなしで、ヒソカからは、ヒソカ的に77〜90点くらいの実力だとされているメンバーがいますが。イルミは95点です。)。


抜け番が出たことで、選挙で一躍有名となったレオリオがその影響力などを買われてまさかの十二支ん入りを果たしました!
新人がいきなりハンター協会の幹部になってしまいました!


会社で言ってみれば、去年入社した新人が取締役になっているようなものです。
これは島耕作もビックリな出世スピードでしょう。

 

 

 

 

ということで、ハンターになってからわずか1年ちょっとで十二支んまで上り詰めたレオリオ。
自分の実力というよりは、運や偶然、周囲の助けという部分が強めの出世でしたが、そういった自分を取り巻く環境を利用するというのも、ある意味実力だとわたしは思います。
もはやレオリオは出世に特化した念能力でも作ってたのかも知れませんね。


現実の世界でも、そんなに仕事の成績は良くなくても、上司に気に入られたり、ポイントポイントで成果を残したことが評価に繋がってポンポン出世する人もいます。
レオリオは完全にこのタイプでしょうね。
仕事が出来るに越したことはないのですが、仕事だけが上に登る方法とは限りません。
このタイプは汎用性が高いので、どういう組織でも上に上がれます。

 


ちなみにクラピカも十二支ん入りしていますが、その出世街道はレオリオとは逆で、完全に仕事を頑張ってきたタイプです。
また今度別途記事にしたいなと思います。


レオリオのような出世の仕方はかなり向き不向きがあると思います。
私にはちょっと向いていないかなと思う方法です。運任せになってしまいますからね。
ただレオリオは意識的に人に取り入ろうとしたのではなく、ありのままに振舞ってきた結果繋がった出世だと思います。作為的に出来ることでもないということも意識しなければなりません。

 

ひとまず出世したければ目の前の課題を一つずつ、余計なことを考えずにこなしていくしかないのかも知れません。
私は仕事が増えるので、出世とかあまりしたくないですけどね。

 

レオリオの大出世が始まるのがハンターハンター31巻!

 


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ハンターハンターが来週号のジャンプをもって休載⁉︎再開はいつになるのか?

恐れていた事態が起きてしまいました…
いつかは来ると思っていましたが、やはり実際体感するとかなりショックです…
今週の木曜日に情報が舞い込んで来ました。
それは…


来週月曜日発売の週刊少年ジャンプをもって
ハンターハンター休載!!!!


………フフフ……フフハハハ………


いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!


また休載!!
しかも多くの方が楽しみにしていた暗黒大陸が描かれることなく休載となってしまうなんて!!!いやだぁ!!


(ちょっとネタバレですが)ヒソカvsクロロも「これじゃない」感がすごかったし、幻影旅団がどうなったのかもわからないし、カキンの王位継承戦も中途半端だし!!!
全部解決しないで休載になってしまったではないか!!!

 

うーん、冨樫先生、もっと万全の状態で書いた方が良かったのでは?いろんな人から急かされるのはわかりますが、ヒソカvsクロロ戦なんて無理矢理頭脳戦を描こうとして、ヒソカが攻撃力の無い人になり、クロロがただの卑怯者になってしまったように感じます。
お互いの良さを殺しあってしまったような。
クロロにはゼノ、シルバと戦った時のような戦闘をして欲しかったんだけどなぁ。あんな姑息な戦闘にしてしまったのか…

 

 

 

 

 


何より今回の連載中に愕然としたのが、


冨樫先生、クロロの書き方忘れちゃったのかな?


ということです。
クロロの顔がおかしいことになってました。

 

これが昔のクロロ

 

 

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うん!イケメン、作中屈指のイケメン!

男でも惚れ惚れしてしまうくらいのイケメン、それがクロロだったはずです!

 


これが最新のクロロ

 

 

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どうしたんですか冨樫先生!!
クロロってL'Arc-en-Cielのハイドさんをモデルにしたって聞きました!
ハイドさんってスゲーイケメンなのに…

今のクロロはもうただの…カピバラじゃないですか!!!完全にカピバラのような鼻をしてますよ!カピバラさんをモデルに書いたんですか?

 

 

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2ちゃんでは、2ちゃんの創設者「ひろゆき」さんに鼻が似ているとも言われています。

 

 

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絶対冨樫先生まだ腰の調子悪いですよ!!
イケメンだった頃のクロロはどこに行ってしまったのか…それとも冨樫先生のイメージのクロロはこういう顔だったのか…あるいは何らかの誓約でこのような顔になってしまったのか…

 

 

また2〜3年も間が空いてしまったらと思うと、残念でなりません。また一つ1週間のうちの楽しみが減ってしまった…
また先が気になるところでの休載ですし、早く再開してもらうことを祈るばかりです。


休載中は私も微力ながらハンターハンター記事を書いて、世のハンターハンターファンが楽しめるように貢献していこうと思います。
頼みますよ!冨樫先生!必ず帰ってきてください!!

 

はぁ…マジでショック…

 

 


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【ハンターハンター】ヒソカは身長と体重的にパワー勝負もした方が良い!

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自称最強?のヒソカさん。
ヒソカさんの戦いはトランプや念能力の「伸縮自在の愛(バンジーガム)」「薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)」を駆使した心理戦や頭脳戦で敵を追い詰めます。
それは「奇術師」であるヒソカらしい戦い方と言えます。相手を欺き、意表をつくのは奇術師の十八番ですね。

 

もちろん頭脳戦を仕掛ける頭の良さや戦略を練るセンスは、ハンターハンターの戦いにおいて重要です。頭脳戦を制することで実力が上の敵でも倒すことが出来るからです。


しかし作中で幾度か言及されているように、こと戦闘に関しては、「念能力は強化系が最強」とされています。自らの体を強化して攻撃力を上げる強化系が何だかんだで戦闘を得意としていると。パワータイプが戦闘では純粋に強いのです。


ヒソカは強化系ではありませんが、それに匹敵するほどのパワーを持っているはずなのに、あまり活かすことがありません。
頭脳戦のみならずパワーを使って戦ったらもっと強いのではないかと思います。


そこで今回は、ヒソカがパワーを駆使して戦った方が良いという根拠を紹介しようと思います。

 

 

 

 

ヒソカの身長と体重


キャラクターブックによると、ヒソカ


身長 187cm
体重 91kg


となっています。
ええ、ものすごく体格良いのですよ!
めちゃくちゃガタイ良いのですよ!
実際に側で見たらかなり恐いくらいのガタイですよ。
身長187cmというのはかなり高身長です。
スポーツとかやったらかなり重宝されるでしょうね。


そして身長187cmの人の標準体重は76.9kgとされています。ヒソカは標準体重から15kgほど体重が思いです。これは太っているからではなく筋肉が付いているからです。
実際77kgくらいの人ってかなり体格が良く見えますが、ヒソカはその人たちより15kg分も筋肉が付いているということです。完全にパワーファイターの体格と言えるでしょう。


この体格を活かさないわけにはいきませんよね。念を使えれば強化系でなくてもある程度パワーは上がりますが、もちろん力のある人の方がパワーは出ます。
ヒソカほどの体格があれば念での殴り合いでも早々負けることはないでしょうね。

 

 

 

 


強化系は比較的得意なはず


ヒソカの念系統は「変化系」です。
系統図では強化系の隣に位置しています。
隣に位置する系統は習得しやすく、使いやすいとされています。


変化系に属するキャラクターは強化系も高い精度で使えるので、ヒソカも強化系もある程度使いこなせると考えられます。
しかし、ヒソカの発に強化系のものはなく、バンジーガムは変化系、ドッキリテクスチャーは変化または具現化系の能力です。
変化系の隣は強化系ですが、もう一方は具現化系です。ヒソカは具現化寄りの変化系かもしれません。
そうなると強化系は若干苦手ではあるでしょうが、全く出来ないということもないのではないかと思います。
もしかしたらヒソカの新しい能力で、強化系の発を繰り出す…なんてこともあるかも!

 

 

 

 

 

旅団腕相撲ランキング3位


単行本の中で、幻影旅団メンバーの腕相撲の強さランキングが発表されました。

 

 

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1位はウボォーギン。258cmという圧倒的な身長と筋肉、そして強化系というパワーオブパワーみたいなウボォーギンですから、1位は納得です。


2位はフィンクス。フィンクスも作中では明言されてませんが、キャラクターブックでは強化系とされていますので、パワータイプでしょう。また腕を回すほどパンチの威力が増す「廻天(リッパーサイクロトロン)」という発を持っていることからも、パワーに自信があると見えます。

 

その次がヒソカです!
強力な念の使い手である旅団内でも3位に入るパワーの持ち主です。
ランキング12位のシズクですら、まだ未熟とはいえ強化系のゴンと利き腕と逆の手で同等だったことを考えると(ゴンは念習得前にゾルディック家の試しの門4トンほどの扉を開けています。さらに念も習得しているのでさらにパワーは上がっているはず)、ヒソカが旅団内で腕相撲3位というのは化け物じみたパワーを持っているのだということがわかります。

 

ちなみに強化系とされているノブナガさんですが、なぜこの順位なのかちょっと疑問です。
まぁ強化系も様々ですし、単純に肉体を強化するだけとも限りませんからね。刀の切れ味を強化できるとかかもしれませんからね。

 

 

 

 

 

数トンはあろう石版を蹴り飛ばす


天空闘技場でのゴンとの一戦。
闘技場の床は石版にのような5m四方くらいのタイルが敷き詰められています。
ゴンはこの石版を素手で引っぺがして持ち上げ、相手に投げつけるという戦法を得意としていました。
ヒソカ相手にもこの石版剥がしを実践し、ヒソカの隙を作ることで顔面に一発パンチを入れることに成功しました。
本来この石版は軽く持ち上げられるようなものではなく、数トンはあろう大きさです。元からパワーがあって、さらに強化系のゴンだからこそできた戦法でした。


しかしヒソカはゴンから攻撃を受けた直後、ゴンの石版剥がしを模倣するかのように、石版を蹴りだけで50m先くらいの観客席まで吹き飛ばすパフォーマンスをして見せました。腕より足の方が日々体重を支えている分パワーがあるとはいえ、不安定な足だけで数トンの石版をうまく蹴るなんて先ず出来ません。
さらに飛ばした距離も数十メートルに及びました。ゴンが石版を投げたと言っても、5〜10m弱ほどがせいぜいでしたので、この時点ではヒソカの方が圧倒的にパワーで上回っていたと考えて間違いないでしょう。


まぁゴンは12歳くらいの子供ですから、大人のヒソカと比較するのもおかしな話ですが、仮に比較対象がなくても、数トンの石版を蹴り飛ばすパワーは異常です。

 


それからちょっとネタバレになりますが、ヒソカは成人男性5人、ですから総重量約300〜400kgをバンジーガムでつないで片手でブンブン振り回すこともできます。今までのヒソカのパワーを考えると、300〜400kgを振り回すのなんてわけないでしょうね。ていうかこれくらいならハンターハンターのキャラなら振りまわせる人たくさんいそうです。ですのでこれはヒソカのパワーの証明になるかどうかは…微妙ですね〜。

 

 

カストロ戦やゴトー戦などは、ヒソカはパワー勝負をせずに、策を弄して勝ちました。
戦闘の傾向としてヒソカ


トランプを使うときは頭脳戦重視


トランプを使わないときはパワー勝負重視


みたいな印象です。この限りでもないですけどね。クロロ戦はトランプなしで頭脳戦してますし。


どちらにせよ、こういう風にヒソカは相手に合わせて戦い方を切り替えている気がします。戦法をスイッチできるというのも強みのひとつだとも思います。


でもゴトーはコインを飛ばす中距離型の戦闘をしていたので、懐に入り込んで接近戦でパワー全開の一撃を見舞えばもっと楽にヒソカは勝てた気がします。
まぁ、ヒソカは戦いを楽しむタイプなので、ただ楽勝な戦いをしてもダメなんですけどね。

 


高い知能と高いパワー、両方を持ち合わせているのでヒソカは最強ということでしょうか。
頭脳戦もハンターハンターならではなのですが、たまにはヒソカのガチの殴り合いも見たいかななんて思います。

 

 

 


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電話の相手はシャルナーク?知らない電話番号に出るのは恐いよね?


見知らぬ電話番号から電話が…
携帯電話からかかってきているからネットで調べようにも調べられない…
昨日からかかってきているんですが、折り返すと


「只今電話に出ることができません」


のアナウンスが流れるのみ。
しかもアナウンス流れるの早すぎ!!
コール時間が0.2秒くらいしかありませんでした。
こんな速度で普段も電話に出ている人なのか…
0.2秒という速度で動け、かつ携帯電話を持っている…
この電話の主は間違いなく


幻影旅団のシャルナーク


ですよ!!

 

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「携帯する他人の運命(ブラックボイス)」
で電話をかけてきているのでしょうね。
幻影旅団のメンバーは1秒未満のスピードにも
反応することができます。


例えば音が届くより前に耳を塞いだり、
運転中の車から一瞬で飛び降りたり。
シャルナークなら0.2秒で受電することも
出来るのではないでしょうか。
…とかいう妄想をしてみる。

 

 

 

それにしても知らない番号からの電話というのは何とも怖いものがあります。
私は男ですが、知らない電話番号に対して恐怖心がないかと言われると嘘になります。恐いですね。
ストーカー的な怖さというよりは、
どこかで自分のカードが不正に使われていて、
請求が私に来ているんじゃないかというような恐怖です。マジで怖いです。そういう請求系は。


しかも今回の電話は昨日から来ているので、
間違いなく何か起こってるんですよね。
何か起こっていて誰かが何かを私に伝えようとしている。けれど、私は番号をしりませんし、
身に覚えもないのです。
良いことであってほしいです。

 


でも今回はもしかしたら知っている人からの
電話という可能性もなくはないのです。
何故かと申しますと、
私はほとんどの人を電話帳に登録しておらず、
いま電話帳に登録している人数は
家族含めて9人しかいません。
少ないですかね?たぶん想像を絶する少なさでしょうね。


昨年ケータイの機種変更を行った際に、
電話帳が消えてしまって、
本来ならばバックアップを取っておくべきだったのですが、


「まぁ今LINEで連絡とることがほとんどだし、まず私から誰かに電話することって99%ないから登録しなくてもいっか」


という判断から電話帳に再登録は
しませんでした。
家族と会社の人くらいしか
電話番号を知りませんね。
友人の電話番号は知りません。
…自分で書いていて思ったのですが、
私は本当に寂しい人間ですね。

 

電話は便利なものですが、
もう電話すらも必要とされなくなった昨今。
そして機能が進歩する中で
人間同士がコミュニケーションを必要としなくなり、私のような寂しい人間が生まれていく…
電話番号を聞くなんてことし無くなりましたよね。

 

それだけで一つコミュニケーションの場が失われていたんだなと改めて実感しました。
でもLINEとかはアドレス交換するか…
たぶんその必要もなく連絡が取れるSNSができるようになるかもしれませんね。
誰かが作ってくれるでしょう。

 

 


しかしまぁ、こうも連絡先を登録していないと
知っている人からの電話か
知らない人からの電話かも分からないですからね、疑心暗鬼になってしまいます。
全て登録していない自分が悪いのに、


「この電話番号は知らないな…
何か怪しいところからの電話かもしれない!」


と疑うのは、直接迷惑は掛かっていなくても
やはり失礼な行為には変わりないですし、
自分の行為で自分が困っているなんて
愚かしいことですよね。かっこ悪い。


ちょっと反省してきちんと登録するようにしようと思いまいした。
ちなみに今回お電話をいただいたのは転職の面接を受けた企業からの連絡でした。
うん、なーんにも怪しいことはない!
普通の次回面接に関する連絡でした!
…まぁ面接受けた企業まで電話帳に登録しておくわけにはいきませんが…

 

 

 

電話連絡することは少なくなりましたが、
電話が全く消えるということはないと思います。きちんと登録しておかねばなりませんね!


皆さんは知らない電話番号からかかってきたら出ますか?
私も一応出るんですけど、どうしても出られないことはあります。
留守電が残っていればかけ直すのですが、そうでなければかけ直しません。
また連絡してくれるのを待ちます。

 


一時期間違い電話で、謎の外国人がピザか何かの注文を私の電話にしてきた時期がありまして。
折り返したらピザの注文、電話に出ればまたピザの注文という謎の流れに飲まれてしまいました。
そんな経験があり、電話番号だけ残っていると折り返すのがちょっと怖いです。
本当に、向こうは外国人で何を言っているのか分からないですし、
こちらの言語も通じていないので、注文が止まらないんですよね。
とりあえず「ピッツァ」だけは聞こえたのでピザを注文していることは分かりましたが、
その注文は届くことはないのです…


何回かかってきたかな?5回はかかってきましたね。冷酷なまでに着拒しました。
仕方ないです。お互いの為です。

 

   

 

 

電話っていうのは恐いですよ本当に。
恐いイメージがありますよ。
なんだか恐い経験って電話に関係したことが多いですね私の場合。

 

以前、夜0時過ぎです。
大学の後輩から連絡が入りました。
その後輩は数少ない電話帳に登録している後輩です。
電話に出ると何も聞こえないのです。
周りの音も全く、本当に静寂という感じ。
「もしもし」と話しかけていたのですが、
一向に音が聞こえません。

 

電波が悪いのかな?と思いこっちから切りました。すると5分も立たずに同じ後輩からまた連絡が。出るとまた静寂。何も聞こえません。
何だろう、喋れないくらいの悩みを抱えていて私のところに電話してきたのか?
と思って話しかけても返事はなし。

 

分かったぞ、こいつはイタズラだな!
飲み会か何かでふざけて電話かける流れになったんだろ!…にしてはあまりにも静か。
居酒屋とかってもっと騒いでるよな…
もしかして自発的に一人でイタズラしてるのか?だとしたらヤバ過ぎるだろ!
と思い、とりあえず電話を切りました。


その10分後、またまた後輩から電話が!
一体なんだろう?そろそろ何か言葉を発するだろうと思っていたのですが、また無言、いや無音。いやもう訳が分からんと思って切りました。

 

数日後にその後輩と会う機会がありまして、
この前夜中に電話かけて来ただろう?と聞いたところ、かけていないとのこと。
飲み会もやってはいないとのことでした。
私は恐くなると同時に、この現象の理由が分からず、今でも謎のままです。
何気に恐いことだなと思って、この体験も電話に対する恐怖心の要因になっています。

 

 

まぁ昼ならいいんですけど、夜かかってくると恐さ20倍マシですよね。
特に私は誰かから連絡があるということがまずないので、めちゃくちゃビビります。
街中で着信にビビっている人がいたら、それはたぶん私です。

 

 

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【ハンターハンター】フランクリンとブロヴーダの念弾はどっちが強い?

ハンターハンターの念系統のひとつに「放出系」なるものがあります。

放出系とは、「オーラを飛ばしたり、体から離してもオーラを維持することが得意」な系統です。

オーラを弾丸のように飛ばしたり、念を遠隔操作する際にはこの放出系の能力を必要とします。

 

この放出系のメインの攻撃、というよりおそらく最もシンプルな使い方とされるのが先述の「オーラを弾丸のように飛ばす」という使い方。

このようなオーラの使い方を「発」としている、代表的なキャラクターが2名位ます。

この2名の念弾の強さを考察します。

フランクリンの「俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)」

1人目は幻影旅団の「フランクリン」

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幻影旅団の団員で、フランケンシュタインのような大柄の男です。

初登場時はノブナガとケンカするような、ちょっと頭の弱そうなキャラクターでしたが、ヨークシン編終盤には冷静に団員をまとめる立ち位置になっていました。

 

そんなフランクリンの能力は、「俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)」。

両手の指から念弾をマシンガンのように発射する能力です。

さらにフランクリンは指を切り落とすことで、威力を増加させています。

ブロヴーダの念弾

2人目、というより2匹目は「ブロヴーダ」

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写真でお分かりかと思いますが、人間ではなくキメラ=アントです。エビのようなザリガニのような見た目をしています。

キメラ=アントの中でも「師団長」という相当高い地位に属していますが、自分の実力は十分理解しているようで、さらに上位にあたる護衛軍などに対して歯向かったりする様子はありませんでした。

最終的に同じ蟻のレイナとともに人間たちの村で暮らしたような描写で終わりました。

 

ブロヴーダの念能力には名前はありませんでしたが、「両手のハサミから念弾を飛ばす」能力を備えていました。

 

両者ともに念弾を飛ばす能力ですが、果たしてどちらが強いのか、私なりに考察してみました。

作中の各々の能力の描写をから考えてしみます。

フランクリンの念弾の威力

フランクリンのダブルマシンガンは、おそらく数百人いたであろうマフィアを全員蜂の巣にしてしまいました。

さらに元クラピカの同僚「トチーノ」の念能力「縁の下の11人(イレブンブラックチルドレン)」によって生み出した風船の黒子人形を貫き、トチーノに、「俺の風船黒子を突き破るとは、1発1発がなんで威力だ!」と言わしめています(トチーノも死にました)。

マシンガンとは銘打っていますが、フランクリンの指の大きさからしても、1発が対戦車ライフル並みの威力があったかもしれません。

 

また、これは旧アニメでのみの描写なのですが、武装したマフィアが飛ばしていたヘリコプターを地上から墜落させていました。

距離があってもヘリコプターくらいは破壊できるということは、相当威力が高いかと思われます。

ブロヴーダの念弾の威力

ブロヴーダは念弾で、トラックの運転席を吹き飛ばしていました。おそらく数発撃っただけでしょうが、トラックを大破させるということには至っていません。

 

また、ブロヴーダがイカルゴと戦った地下施設の防護壁を念弾で撃ったときも、表面が焦げる程度で破壊はできていませんでしたし、装甲車も壊せませんでした。

多少走行を妨げることはできていましたが、全く破壊できていませんでした。

 

ブロヴーダが念弾で壊したものはトラックの運転席くらいなもので、ほとんど破壊できていませんでした。このことから、フランクリンとブロヴーダの念弾の威力を考察していこうと思います。

どっちの念弾が強い?

素直に描写から判断すると、フランクリンに軍配があがるのではないかと私は思います。

単発での威力はわかりませんが、ブロヴーダの発射口は2個なのに対し、フランクリンは10個。発射できる数と、その念弾全てを1カ所に集めた時の破壊力を考えると、フランクリンが有利なのではないかと思います。

 

しかし、この議論は正確な答えは出せません。理由は2つ。

 

ひとつは「ブロヴーダの念弾が『発』とは限らない」ということ。

ブロヴーダの念弾には名前がありません。正直放出系でなくてもある程度念を放出することはできます。

わざわざ連射しているところを見るとブロヴーダは放出系なのでしょうが、念弾を飛ばすことは必ずしも発ではありません。

そのため、ブロヴーダはさらに強力な念弾を飛ばす能力を持っている可能性もあります。

 

もうひとつは「フランクリンもまだ能力を隠している可能性がある」ということです。

幻影旅団はお互い奥の手を見せていません。

例えばパクノダは、「相手に触れて記憶を読み取る能力」については団員全員が知っていますが、「具現化した銃に念を込めると相手に記憶を伝えることができる」という能力は団長のクロロ以外知りませんでした。

このように幻影旅団の団員は普段明かしている能力とは別の能力を隠している可能性が高いです。フランクリンも別の能力を隠していると思われます。

大砲みたいな念弾を連射できるとかだったら脅威ですよね。

 

このような不確定要素があるため、確実なことは言えませんが、作中の描写から考察すると、私としてはフランクリンの念弾の方が強いのではないかなと思います。

この議論が解決するようなストーリーは本編で描かれ…ないだろうなぁ…

 

 

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【ハンターハンター】クロロのベンズナイフが強すぎる理由をまとめた!

ハンターハンターで、好きな私が特に好きなシーンがあります。

それは、コミック11巻
クロロ=ルシルフルvsゼノ=ゾルディック&シルバ=ゾルディック
のシーンです。
ヨークシンシティ編で最大の見せ場ではないかと思っておりますし、ハンターハンターファンの中でもベストバウトとして挙げられることの多い一戦です。
 
間違いなく最強クラスのキャラクター達が戦うシーンとあり、原作で見ても、旧アニメで見ても臨場感がヤバいです!
新アニメは…賛否分かれるようですね。旧アニメのこのシーンの力の入り方が桁違いでしたから仕方ないですね。
 
この3人の戦いは、当時のハンターハンターで最高峰の戦いでしたが、お互いまだ様子見に過ぎず、全力を出していないという事も面白い点のひとつでした。
これから先、彼らの本気の戦いが見られることを読者に期待させるシーンだったと思います。
 
作中の描写でも、この3人が本気を出していないと思われる部分があります。
その代表的な描写が、クロロが毒を塗ったベンズナイフを使ったことです。
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クロロは自身の能力「盗賊の極意(スキルハンター)」でゼノ・シルバの念能力を盗もうと試みました。
スキルハンターで相手の念能力を盗むには複数の条件があり、かつ盗んだ相手が生きていないと能力を使えなくなってしまいます。
そのため、ゼノ・シルバを少なくとも生け捕りにしなければならなかったのです。
 
そのためにクロロは毒を塗ったベンズナイフで、シルバの動きを止めようとしていました。
クロロは完全に手を抜いてますね。命を賭けた戦いの中、生け捕りにしようとしているのですから。
ゼノも「毒ナイフでの威嚇」と称して命を奪うための攻撃ではないことを見抜いていました。
ですが…私はこの毒を塗ったベンズナイフは威嚇とかに使うものではなく普通に最強の武器なんじゃないかとさえ思えます。
 
クロロさん使いどころ間違っていませんかと思うのです。
そこで今回は毒を塗ったベンズナイフ最強説の理由を紹介したいと思います。

まずベンズナイフって何?

 ハンターハンターの世界の刀鍛冶兼殺人鬼のベンニー・ドロンという人物が作ったナイフのことです。
殺人を犯すたびに1本ずつナイフを作り、合計288本のナイフが生み出されました。
 
殺人によって得たインスピレーションが、ベンニー・ドロンに独特なナイフを作るヒントになっていたそうで、そのナイフ達は皆不思議な形状をしています。
世界的にコアなファンがおり、シルバもコレクションしているそうです。
 
クロロが使っていたベンズナイフは、コレクターのシルバ曰く「中期型」。
形状から、ナイフそのもので刺して殺傷を狙うものというより、毒などを塗って相手に大なり小なりの傷を負わせることで動きを止めるタイプと見られます。

シルバの肌に傷をつけた

シルバはクロロのベンズナイフで左腕を切りつけられました。

シルバはその際に「俺の肌に傷をつけるとは、なかなか良いナイフだな。」と語っていましたね。

 
おそらくシルバは念で体を強化していますし、ただでさえシルバは屈強な肉体を持つ大男です。普通の攻撃ではまず通じないんでしょうね。
 
そんなシルバの肌に傷をつけるベンズナイフの切れ味は相当なものだと思われます。
並みの相手に使っていたら、致命傷になっていたかもしれません。
毒を塗って使うこと前提のナイフなのに、攻撃力が高すぎませんかねぇ…?

塗ってある毒が強力すぎ!

クロロがベンズナイフに塗った毒は「0.1mgでクジラとか動けなくさせる薬」というレベルの猛毒でした。
 
対人用の武器にクジラを動けなくさせるレベルの毒を塗り込むという鬼畜なクロロさん。常人なら死んでるんじゃないですかね?
 
おそらく体を麻痺させる神経毒だと思われます。
神経毒は体を動けなくさせるだけというイメージがありますが、むしろとても危険な毒です。
体が麻痺するというのは心臓などの生命維持に関わる器官まで麻痺してしまうということです。
つまり生命活動が止まってしまうこともあります。ヤバいです。
 
さすがのシルバも切られた瞬間に毒抜きをし、腕を髪の毛で縛り毒が回るのを防いでいました。
その直後、シルバは「問題ない」って言ってましたけど、あんたも何なんだ!?
 
ゾルディック家は全員が暗殺者の家庭です。
そんな中で育ったキルアは、万が一捕まって拷問を受けた時の対策に幼い頃から拷問に耐える訓練を積んでいます。
 
その訓練のひとつとして毒への耐性をつける訓練を受けていたようです。下剤やキメラアントの毒ですら全く効いていませんでした。
 
ゾルディック家の当主であるシルバもおそらく同様の訓練を受けているどころか、キルア以上に毒への耐性があるかと思われます。
そんなシルバでも問題ないとは言いながら毒抜きが必要な毒ですから、他のキャラクターなら死んでいるでしょうね。
 
クロロさん、クラピカに捕まった時もベンズナイフがあれば余裕で逃げられたんじゃないのかな?
ナイフ投げ捨ててたけど拾わなかったのかな?勿体無い。すごい高いナイフなのに。

ヒソカも警戒

 新アニメの劇場版「ハンターハンター 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」で、ヒソカは作中最大の敵である「オモカゲ」が作り出した幻影旅団の人形と戦います。
 
オモカゲはヒソカが幻影旅団に入団する前に団員No.4を務めていた人物で、ヒソカは殺したかと思っていたけど、死んだように見せかけていただけだったというかなり都合の良いキャラクターです。
 
というかオモカゲの登場によりヒソカの雑魚専呼ばわりが加速してしまいました。
何で止めささなかったのなぁ…?
 
オモカゲが作り出したクロロの人形とヒソカが戦った際に、クロロ人形はベンズナイフを使いました(この人形は対象者の念能力や所有物まで再現できるというかなりチートじみた能力です)。
その際にヒソカは「そのナイフは厄介だ」とベンズナイフの危険度を表しています。
 
自称作中最強?のヒソカが警戒するほどのナイフですから、その危険度は確かなものです。うん、ヒソカが言うんだから間違いない。

毒自体がハンターハンターの世界で最強説

 キメラアントの王・メルエムはネテロが死の瞬間に発動する「貧者の薔薇(ミニチュアローズ)」によって死にました。
 
ミニチュアローズはただの強力な爆弾であるのみならず、爆心地の近くにいた者、またその者の近くにいた者に感染する毒をばら撒く非人道的な悪魔兵器でした。
 
メルエムはその体の硬さから打撃はほぼ効かず、身体能力の高さはダントツで作中トップ。
頭も切れ、爆発に巻き込まれ復活した後には、岩山を粉々にする念弾、相手の心を読む力、光の速度で移動できる円、国家戦力並みの戦闘力を保有する最強の生物です。
1対1で勝てるキャラクターはまずいないと思われます。
 
そんなメルエムが死ぬほど毒はハンターハンターの世界において脅威的なものなのです。
この毒がゾルディック家にも効くのかどうかはわかりませんが、ハンターハンターの世界の毒に対する価値観として、相当強力であることが作中では度々描かれています。
 
そのためクロロのベンズナイフに塗られた毒もかなり強かった、いや最強の毒だった可能性があるのです。

まとめ

まとめるとベンズナイフの最強説の理由は
・屈強なシルバに傷をつける切れ味
・毒の効かないゾルディッグ家でも毒抜きが必要なほど強力な毒が塗ってある
・あのヒソカも警戒する
・ハンターハンターの世界観的に毒は最強
といったところです。
 
毒を塗ったベンズナイフはかなり厨二病全開の武器で、私のような厨二人間にとっては大好物です。
冨樫先生は厨二病の好みを外しませんね。
 
ちょっと話が変わりますが。 
私が高校生の時に、国語の漢文の授業の時に、何ていう作品だったかなぁ…?
忘れてしまったんですけど、男2人が王様?を暗殺しようと企てる作品で、ナイフに毒を塗って鍛え、また毒を塗って鍛えと繰り返していくと、やがて毒を塗らなくても無限に毒を発する毒ナイフが出来上がるという作品を読みました。
 
当時の私は「これベンズナイフ!クロロのベンズナイフじゃあないか!!!」と興奮していた覚えがあります。
 
高校の時はまだ厨二病、そして今でも厨二病、治らない病…まぁこのままでいいや。
 

ハンターハンターに関する記事を書いたら思わぬ反響が…

今回の記事は疑問分析というより、私自身が驚いたことについて書いていこうと思います!



今朝このような記事を書きました!



人気マンガHUNTER×HUNTERに関する記事です。しかも私が好きなキャラクタートップ3という誰得な記事でした。

ハンターハンターは有名なマンガとはいえども読んだことのない方も多いと思います。
しかも私の好きなキャラクターなんて、知ったところでどうでも良いことです。
本当に、寝起きのノリで書いてしまった記事でしたので、「あー、どうでも良いこと書いてしまったなぁ…」と反省してました。

…という割に5000字弱という過去かつてないほどの文字数になってしまいました!本当に私は反省していたのか!?途中で気がつかなかったのか!?疑問が残る記事になっております。

全く見向きもされないのではないかと思ってました。

しかし!
嬉しい誤算!

なんと普段の記事以上に多くの方からスターやブックマーク、コメントなどを頂きました!
読者の方全てからというわけではありませんでしたが、本当に数多くのお声を頂き感謝感激です!

おそらく今回評価をしてくださった方々は、ハンターハンターファン、少なくともハンターハンターをご存知の方なのではないかなと思います。
まさかこれほど多くの方にハンターハンターが浸透していたとは…改めてハンターハンターの人気ぶりを実感しました!

この度頂いたお声の中に、「このようなハンターハンターの記事を今後も書いて欲しい!」というご意見もありました!

もうね、喜んで書いちゃいます!
自己満足も甚だしいかと思いますが、書きまくっちゃいますよ!リクエスト、ありがとうございます!






本当にハンターハンターが大好きな、熱狂的なファンの方には及ばないかと思いますが、私もハンターハンターファンとしては中の上くらいには位置しているのではないかと思います。

フィギュアとかまでは集めませんが、単行本とアニメはかなり見聞きしました!
特に私がハンターハンターを知るきっかけとなったアニメ(旧アニメの方)はアホみたいに見てます。一時期アニメを見るのが生きる楽しみになっていたこともあります。

とりあえず一晩中ハンターハンターについて語り続けることは余裕でできると思います!
そんな私ですから、ハンターハンターに関する記事は遅かれ早かれ間違いなく書いていたと思います。





正直なところ、ブログはなるべく皆様に「役に立つ」情報をと思っておりました。
何ていうんでしょう、日本テレビの「ヒルナンデス」みたいな、生活に役立つ情報や日常の疑問を解決する情報をお届けするのが「役に立つ」ことだと思っておりました。

故に当ブログは日常の疑問などを解決したり考察したりする内容重視で記事を書いてきました。

しかしそれだけが「役に立つ」ということではなかったようですね。
悩みが十人十色でそれぞれ異なるように、役に立つということも様々な形があるようです。

私がハンターハンターについて書いたことも、ハンターハンター好きにとっては役に立つ(ちょっと微妙だけど)情報だったのかもしれません。


だとしたら、不定期ではありますが、ハンターハンターの記事も書いていこうじゃありませんか!

今まで記事にちょくちょく入れていたハンターハンターネタが今後は全開になります!





ただ問題はハンターハンターの内容ばかりになってしまう恐れがあることです。
私は本当にハンターハンター大好き人間なので、ヒートアップしてしまうと当ブログをハンターハンター専門ブログにしてしまいかねません!

冒頭で述べた通り、現在の読者の方々全てがハンターハンターを好きだというわけてはありません。
これまでのような疑問解決系の記事を所望してくださる方々もいらっしゃいます。

読者の方みなさんが楽しめるように、バランス良く記事を書いていこうと思います。
どちらかに偏りすぎないよう頑張りますので、
どうかお付き合いいただけると幸いです!




…とか言っておいて、早速ハンターハンターの記事書きたくなっている自分がいる…

やっぱりハンターハンターは良いよ…♡
興奮しちゃうじゃないか…♡

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